花粉の時期は、アレルギーをお持ちの方にとってとても辛い時期ですよね。少しでも花粉症の対策として、マスクやメガネを取り入れている方もいますが、今使っている布団は大丈夫ですか?今回は、意外と忘れがちな布団への花粉対策をご紹介します。
【目次】
花粉対策として、マスクやメガネはもちろん、家に入るときに花粉を払うようにするなど、さまざまな対策方法がありますが、布団に関する対策はできていますか?
元々布団や枕などの寝具には、ダニやホコリなどが発生しやすいので、常に清潔さを保っていたいものです。
しかし、清潔さを保つために布団を干していても、花粉が付着すれば意味がなくなってしまいますよね。
睡眠中に花粉を吸い込むことで、鼻や喉を刺激することになるので、睡眠中に花粉症が発生したり、眠れなくなったりしてしまうことも……。
布団を花粉から守ることは、快適な睡眠や質の良い睡眠に繋がるので、布団への花粉対策はとても重要になります。
花粉が布団に付着しないようにするためには、まず寝室に花粉を持ち込まないことがポイントになります。
干し方などに注意していても、普段の行動で花粉を持ち込んでしまっては意味がなくなってしまいますよね。
疲れている日は、ベッドにすぐ行きたくなってしまうかと思いますが、花粉が気になるならちょっと待って!
■寝室に花粉を持ち込まないようにするポイント
・家に入る前に髪や服に付着した花粉を落とす
・玄関にブラシを置いておき、洋服の花粉を落とす
・帰宅したら最初にメイクを落として洗顔をしてしまう
・玄関で服を抜いで部屋着に着替える
・換気のときは、窓は小さく開けて短時間にし、レースカーテンは使用する
・花粉モード付きの空気清浄器をつける
日頃から持ち込まないことを意識すれば、布団への付着を最小限にすることができます。
布団への花粉対策を徹底するなら、花粉対策用のシーツを使うことがおすすめです。
もこもこしたシーツや毛布だと、花粉が入り込みやすくなってしまいます。
その一方で花粉対策用になっているシーツは、凸凹がなく、花粉の侵入を防いでくれるのです。
その他にも、花粉クリーン加工や花粉対策繊維を使用したカバーなども多く販売されているので、その中から自分好みのデザインや肌触りのシーツを見つけるといいですよ。
サラッとしたシーツなら、お手入れも簡単です。
洗濯機で洗える布団に買い替えることも、花粉対策として効果的だと言われています。
他の花粉対策を行っていても、布団への付着をゼロにすることは難しいので、こまめに洗えると便利ですよ。
清潔な状態も常にキープしやすくなるので、花粉対策だけでなくダニ対策などをしたい女性にもおすすめです。
最近では軽くて暖かいのに丸洗いができるという布団も多いので、ぜひチェックしてみてください。
布団を洗濯したあとに重要なのが、干し方です。
花粉の時期は基本的に、部屋干しを徹底することがおすすめ。
屋内干し用のスタンドがあると、部屋でもしっかり布団を干して乾かすことができますよ。
ない場合は、直射日光が当たる場所に椅子を置き、そこに立てかけるようにして乾かすといいでしょう。
しかし、乾きにくかったり、どうしても天日干しをしたいときもありますよね。
そんなときは、花粉飛散予報をこまめにチェックしてみてください。
そして花粉が多い日は天日干しを控え、比較的に少ない日に干すようにするといいですよ。
少ないと言っても花粉は舞っているので、そのまま外に干すのは禁物。
最近では、花粉除けのための布団干し袋などがあるので、便利なグッズを使って外に干すようにしてみてください。
布団乾燥機は、温風を吹き出すことによって布団を温め、乾燥させる家電製品です。
外に干したくないときや、室内干しでは乾きが悪いと感じたときにおすすめで、布団をふわふわにしてくれますよ。
最も効果的な花粉対策は「布団を外に干さないこと」なので、ダニ対策にもなる布団乾燥機を使って布団を乾燥させてみてくださいね。
もしも外で布団を干した場合は、掃除機をかけましょう。
丁寧に掃除機をかけることで、かなりの量の花粉を吸い込むことができると言われています。
ただし、布団を干したときに布団たたきを行ってしまうと、花粉を布団の中に押し込む形になってしまうので吸い込みにくくなってしまう可能性があるので注意してください。
布団カバーやシーツなど、花粉対策に便利なグッズが増える中、最近ではスプレーを使った対策方法も人気があります。
花粉対策ができるスプレーには、静電気の発生を抑えて花粉の付着を最小限にしてくれるものや、花粉を残さない抗体成分が入っているもの、花粉を撃退してくれるものなど、さまざまなタイプがありますよ。
干す前や外出前など、使うタイミングもさまざまなので、自分に合った花粉対策スプレーをゲットしてみてください。
布団だけでなく衣類に使えるものもあるので、服や部屋全体に使えば花粉の侵入や付着を最小限にすることが期待できますね。
花粉の時期に心がけたい布団への対策方法をご紹介しました。
いつでも清潔にしておきたい布団は、花粉が付着しないように配慮することも重要になります。
ぐっすり寝て一日の疲れを取ったり、花粉症状を悪化させないためにも、ぜひ取り入れてみてください。