暑くなる夏の時期に増えるマスカラの悩み。気づいたら汗で目元がパンダ目に……なんて経験は誰にでもあるのではないでしょうか。そこで今回は、汗に強いマスカラのおすすめをご紹介。汗に強いマスカラの選び方や正しい塗り方などもご紹介します。
【目次】
大人女子のアイメイクに欠かせないアイテムの一つが「マスカラ」。そんなマストアイテムのマスカラですが、暑い夏に汗をかいたり皮脂が出たりすると、にじんだり目の下に落ちたりしてパンダ目に……なんて経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
そこで今回は、汗に強いマスカラのおすすめをご紹介。汗に強いマスカラを選ぶ時のポイントや、汗で落ちるのを防ぐマスカラの正しい塗り方などもご紹介します。
マスカラは汗や皮脂に強いものを選んだり落ちにくいやり方で塗ることで、ぐっとにじみにくくなってパンダ目になるのを防ぐことができます。特に汗をたくさんかく夏のアイメイクなどで、ぜひ参考にしてみてください。
マスカラが落ちやすくなるのは、特に汗をかいたり皮脂がでやすくなる夏のシーズン。あと、泣いて涙が出たりまつ毛が下まぶたに触れたりした時もパンダ目になることがあります。要するにマスカラが落ちるのは、以下の3つが原因と考えられます。
①水分
②油分
③摩擦
ここからは、なぜマスカラは汗や水で落ちてしまうのかについて、上の3つのポイントでそれぞれの原因をご紹介していきます。
マスカラが落ちたりにじんだりするのは、汗や涙といった水分が主な原因。マスカラは、汗をたくさんかく暑い夏の時期に特に落ちやすくなります。
そもそもマスカラは水分に弱いという特徴があるので、水分に触れるとにじんだり落ちたりする原因になってしまいます。ですから、汗をたくさんかく夏の時期や海やプールなど目元が濡れるようなシーンには、ウォータープルーフ処方などの水に強いマスカラがマストになります。
気温が高くなる夏は目元の皮脂も分泌されやすくなるので、その皮脂が原因でマスカラがにじむことがあります。特にオイリー肌の方や夏は肌がテカるという方は、皮脂による油分でマスカラが落ちている可能性が高いです。
ウォータープルーフ処方のマスカラは、汗や涙などの水分には強いですが油分には弱いという特徴があります。ウォータープルーフ処方のマスカラでもパンダ目になるという方は、油分にも強いタイプのマスカラを選ぶ必要があります。
マスカラが落ちる原因の3つ目は摩擦。まつ毛がビューラーでしっかり上がっていなかったりすると、下まぶたに触れた時の摩擦でマスカラが落ちてしまいます。
摩擦が原因でマスカラが落ちる場合は、ビューラーの使い方やカールキープ力に優れたマスカラを選ぶことがポイントです。これからご紹介するマスカラの塗り方などで、まつ毛のカールをキープする方法を参考にしてみてください。
マスカラが落ちるのは汗や皮脂が原因と言っても、夏はどうしても汗もかきますし皮脂も出てきます。そこで対策となるのが汗や皮脂に強いマスカラを使うこと。ただマスカラにはさまざまな種類があるので、どれを選んだらいいのかわからないという方も多いと思います。
そこで汗に強いマスカラを選ぶ時にポイントにしていただきたいのが以下の3つ。
【1】種類
【2】仕上り
【3】成分
ここからは、この3つのポイントについてそれぞれ詳しくご説明していきます。
マスカラは、その液の特徴によってウォータープルーフやフィルムタイプなどの種類に分かれます。汗に強いマスカラを探す時は、まずこの種類を目安にして選んでみましょう。それぞれの種類の特徴をチェックして、自分の目的や使用するシーンに合ったマスカラを選んでください。
汗や涙などの「水分」に強い特徴を持つのが、ウォータープルーフタイプのマスカラ。海やプールなどの水に濡れるレジャーシーンに欠かせないマスカラです。
ただしウォータープルーフタイプは、水分には強いですが皮脂などの油分には弱いという特徴があるので、皮脂が原因の場合はマスカラが落ちてしまう可能性があります。さらに、クレンジングだけでは簡単に落ちないという難点もあって、専用のアイリムーバーなどを使う必要があります。
ウォータープルーフタイプとは逆で皮脂などの「油分」に強いマスカラが、オイルプルーフタイプ。目元の皮脂が出やすい方は、このオイルプルーフタイプが最適です。オイリー肌の方はもちろん肌がテカりやすい真夏の時期のマスカラにも適しています。
ただし、こちらもクレンジングだけでは落ちにくいという特徴があるので、アイメイク専用のリムーバーが必要です。
「水分」と「油分」どちらにも強いという特徴を持つのが、スマッジプルーフタイプ。汗にも皮脂にも強いので、ウォータープルーフとオイルプルーフどちらを使ってもマスカラが落ちてしまうという方におすすめです。
スマッジプルーフは、クレンジングや専用のリムーバーを使わなくてもお湯で落とせるのも魅力です。
フィルムタイプは乾くと耐水性のフィルム状に変化するマスカラで、スマッジプルーフと同じように「水分」と「油分」どちらにも強いマスカラ。お湯で簡単に落とすことができるので、汗に強いマスカラは落としにくいのが面倒という方におすすめのマスカラです。
ただしフィルムタイプの中には、気温が高いと落ちやすいという難点があるものもあります。
マスカラは、塗った時の仕上がりに応じても種類が分かれています。
<マスカラの仕上がりの種類>
・ロングタイプ:まつ毛を長く見せてくれる
・カールキープタイプ:まつ毛を上向きにカールしてキープ力に優れている
・ボリュームタイプ:まつ毛のボリュームを出してくれる
パンダ目になるのを防ぐのにおすすめなのは、カールキープタイプ。カールキープに優れたマスカラは、まつ毛が下まぶたに触れてパンダ目になるのを防ぐのに効果的です。
汗に強いマスカラを選びたいけど、デリケートな目元やまつ毛にやさしい成分のものを使いたいという方も多いと思います。汗に強いかどうかだけでマスカラを選んでしまうと、まつ毛が抜けたり目元に負担をかけたりする場合があります。
マスカラを選ぶ時は、まつ毛や目元をケアする効果が高い美容成分や保湿成分が入ったものを選びましょう。マスカラに含まれる美容成分や保湿成分の代表的なものには以下のものがあります。
<マスカラに含まれる美容成分や保湿成分>
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・グリセリン
・スクワラン
・はちみつ
・アルガンオイル
・ホホバオイル
・ツバキオイル
・パンテノール
・白金
ヒアルロン酸やコラーゲンなどは美容液などでもよく知られる保湿力に優れた成分。オイル配合のものも保湿力に優れています。ただしオイル配合のマスカラの中にはにじみやすいものもあるので、パンダ目になりやすい夏の時期の使用は注意しましょう。
せっかく汗に強いマスカラを選んでも、塗り方次第ではにじんだりパンダ目になることがあります。ここからは、汗で落ちない方法やポイントをおさえたマスカラの正しい塗り方をご紹介していきます。
マスカラがにじむ場所が必ず目の下だったり、マスカラが下まぶたに触れる感覚がある方は、まつ毛がしっかりカールアップできていない可能性大。
マスカラを塗る前に、ビューラーでしっかりまつ毛をカールアップさせましょう。ビューラーでまつ毛を上げる時は、まず根元にしっかり当ててからカールさせていくのがポイントです。
ビューラーだけだとすぐにまつ毛が落ちてくるという方は、ビューラーの後にホットビューラーを使うのもおすすめ。ビューラーとのW使いでまつ毛をしっかりくせ付けしてみてください。
マスカラはカールキープ力に優れたものを選ぶのがおすすめですが、マスカラ下地を使うのも効果的です。
マスカラ下地は、マスカラが落ちるのを防いでくれたりマスカラのカールアップ力を高めてくれる効果もあります。マスカラを塗る前のこのひと手間で、マスカラの落ちをぐっと減らすことができます。
マスカラの塗り方のポイントは、最初にまつ毛の根元にしっかり押し当てること。根元にしっかり液をつけることで、カールアップ力を高めてまつ毛が落ちてくるのを防ぐことができます。
あとは毛先に向かってひと塗り。まつ毛の中央と目尻側、目頭側に丁寧に塗っていきましょう。
マスカラを塗ったら、仕上げにトップコートを塗れば完璧です。トップコートは、マスカラを落ちにくくしてくれるだけでなく、カールキープ力もアップしてくれます。
トップコートによっては、マスカラの仕上がりにツヤ感やうるおいをプラスしてくれるものもあります。
マスカラが落ちたりにじんだりするのを防ぐためには、正しい塗り方も大事ですがNGになるような塗り方にも気をつける必要があります。ここからは、誰もが失敗しがちなマスカラのNGな塗り方をご紹介していきます。
マスカラでパンダ目になる原因は、マスカラの塗り方というよりビューラーの使い方に問題がある場合もあります。
ビューラーでまつ毛をカールさせるのが十分でなかったり、そもそもビューラーを使わなかったりすると、マスカラの重みでまつ毛が下がって、下まぶたにマスカラが落ちる原因になってしまいます。
ビューラーは必ず使用して、まつ毛の根元からしっかりカールアップさせましょう。
マスカラを塗る際は、事前に余分な液をしっかりオフしておくことがポイント。マスカラに液がつき過ぎていると、余分なマスカラ液がにじんだり下に落ちやすくなってしまいます。
マスカラがダマになったら、マスカラが乾く前にコームでとかして余分な液を取り除くことも大切です。
マスカラで長さやボリュームを出したいからと、何度も重ね塗りするのもNG。マスカラ液がつき過ぎて毛先が重くなったりダマになったりすると、まつ毛が落ちてきてマスカラがにじんだり落ちたりする原因になってしまいます。
まつ毛を長く見せたりボリュームを出したい時は、ロングタイプやボリュームタイプのマスカラを選んだり、マスカラ下地やトップコートを併用するのがおすすめです。
ウォータープルーフやフィルムタイプなど落ちないマスカラはたくさんありますが、どれを選んだらいいのか迷う方が多いと思います。ここからは、プチプラ・デパコスの優秀マスカラの中から「汗で落ちない」というポイントで選んだおすすめのマスカラをご紹介していきます。
ヒロインメイクの「ロング&カールマスカラ アドバンストフィルム」は、ウォータープルーフ処方の油分には弱いという難点を、フィルムタイプの長所を掛け合わせることでクリアした新世代のマスカラ。汗や皮脂、こすれに強く、お湯と洗顔料でオフできる手軽さもポイントです。
上向きのまつ毛を長時間キープしてくれて、短いまつ毛も長く美しいまつ毛に仕上げてくれるマスカラ本来の機能も優秀。プチプラなのにマスカラに必要な要素をしっかりおさえたコスパ抜群なマスカラです。
ヒロインメイク ロング&カールマスカラ アドバンストフィルム / ¥1,320
MAJOLICA MAJORCA(マジョリカ マジョルカ)の「ラッシュエキスパンダー ロングロングロング」は、海やプールなどのレジャーシーンにおすすめのウォータープルーフ処方のマスカラ。水にとにかく強いので、汗をたくさんかく真夏日にもおすすめです。
短いまつ毛も長く美しいまつ毛に仕上げてくれて、カールキープ力も長時間持続。ダマにならずつややかな仕上がりになるのもおすすめポイントです。
MAJOLICA MAJORCA(マジョリカ マジョルカ) ラッシュエキスパンダー ロングロングロング / ¥1,320
FASIO(ファシオ)の「パワフルカール マスカラ EX (ロング)」は、ウォータープルーフにオイルプルーフを掛け合わせることで、汗や涙だけでなく皮脂にもにじみにくいマスカラ。
4種のファイバーがまつ毛をコーティングして上向きのカールをキープ。極細ブラシは、1本残らず根元からキャッチして長く上向きに固定。短かい下まつ毛にも塗りやすいマスカラです。
FASIO(ファシオ) パワフルカール マスカラ EX (ロング) / ¥1,320
FLOWFUSHI(フローフシ)の人気アイテム「モテマスカラ」の進化版が、UZU(ウズ)の「MOTE MASCARA」。最新技術の「WP Film」を採用しているので、汗にも皮脂にも強くお湯で簡単にオフできる手軽さを実現しています。
「MOTE MASCARA」の魅力は、好みの仕上がりや色で選べる11種類のバリエーション。ブラックはロングタイプやセパレートタイプ、ボリュームタイプなどから好みのものをチョイス。調色師とともに絵画の技術を応用してクリエイトされたカラーマスカラも、おしゃれなニュアンスカラーが揃っています。
UZU(ウズ) MOTE MASCARA / ¥1,980
MAYBELLINE NEW YORK(メイベリン ニューヨーク)の「ボリューム エクスプレス フォルス ラッシュ EVラスティング」は、オイルプルーフ×ウォータープルーフで皮脂にも汗や涙にも強いマスカラ。まつ毛にしっかりつくラスティングシール処方でこすれにも強いので、摩擦によるパンダ目も防いでくれます。
長短をミックスさせたファイバーが使われているので、ボリュームを出しながら長さもアップ。まぶたの形に合った弓型のブラシは、目頭から目尻までしっかりフィットしてふさふさのまつ毛に。
MAYBELLINE NEW YORK(メイベリン ニューヨーク) ボリューム エクスプレス フォルス ラッシュ EVラスティング / ¥1,320
汗にも皮脂にも強いのにお湯で落とせる今どきマスカラの一つが、スマッジプルーフタイプ。スマッジプルーフタイプの落としやすさは、まつ毛や目のまわりの負担をぐっとおさえてくれます。
HELENA RUBINSTEIN(ヘレナ ルビンスタイン)の「ラッシュ クイーン フェリン エレガンス」は、スマッジプルーフ処方で落としやすいだけでなく、ホホババターやシアバターが配合されていて保湿力や美容効果も高いマスカラ。もちろん名品マスカラ「ラッシュ クイーン」らしく、ボリューム・長さ・黒さの全てを叶えてくれます。
HELENA RUBINSTEIN(ヘレナ ルビンスタイン) ラッシュ クイーン フェリン エレガンス / ¥5,830
LANCOME(ランコム)の「ヴィルトゥーズ ドールアイ」は、にじみにくい疎水性ポリマーを従来のものより多く配合。にじみにくさがよりアップして、お湯で簡単にオフできるスマッジプルーフ処方のマスカラです。
日本女性のために開発された「ファイバーシャインフォーミュラ」でまるで人形のような長くぱっちりとした上向きのまつ毛をメイク。スリムブラシなのでまつ毛をとらえやすく塗りやすいのもポイントです。
LANCOME(ランコム) ヴィルトゥーズ ドールアイ / ¥4,400
優れたカール&キープ効果で人気の高いCANMAKE(キャンメイク)の「クイックラッシュカーラー」からセパレートタイプが登場。超極細ブラシで自まつげのような繊細なまつ毛に仕上げてくれるマスカラです。
汗や涙、皮脂に強く、蒸し暑い真夏でもにじまないスマッジプルーフタイプ。プチプラなのにマスカラ下地・マスカラ・トップコートの3役をこなしてくれるコスパ抜群なマスカラです。
CANMAKE(キャンメイク) クイックラッシュカーラーセパレート / ¥748
今どきのマスカラの条件として、汗や皮脂で落ちないのと同じくらいマストなのが落としやすさ。フィルムタイプのマスカラは、乾くと耐水性のフィルム状になって皮脂にもにじみにくく、お湯で簡単に落とせるので人気です。
OPERA(オペラ)の「マイラッシュ アドバンスト」は、速乾フィルムマスカラでにじみにくいのにお湯で簡単にオフ可能。繊維なしの独自処方でナチュラルな美まつ毛に仕上がります。
OPERA(オペラ) マイラッシュ アドバンスト / ¥1,046
自まつ毛が伸びたかのようなナチュラルな仕上がりと、にじまずに簡単にお湯でオフできる手軽さで人気のMAYBELLINE NEW YORK(メイベリン ニューヨーク)の「ラッシュニスタ N」。まるで空気のような軽いファイバーで、上向きの長いまつ毛が一日持続します。
日本人のためにコンパクトに設計されたブラシは、目頭や目尻の細かい部分や根元にも届きやすく塗りやすいのもポイントです。
MAYBELLINE NEW YORK(メイベリン ニューヨーク) ラッシュニスタ N / ¥1,320
THREE(スリー)の「アトモスフェリックディフィニションマスカラ」は、ラスティングポリマー配合で汗や涙、皮脂に強い皮膜を形成。フィルムタイプのウォータープルーフ処方でお湯で簡単に落とすことができます。
長さの異なるファイバーがまつ毛にボリュームと長さを出して、配合されたポリマーがまつ毛を根元から立ち上げてセパレート。植物オイルや油脂、エキスなどが配合されているのでトリートメント効果の高さもポイント。今っぽいニュアンスのあるカラー展開も魅力です。
THREE(スリー) アトモスフェリックディフィニションマスカラ / ¥4,400
カールキープやボリューム、セパレートなどマスカラ本来の機能の優秀さと、汗や皮脂でにじまないロングラスティング効果、さらにお湯でオフできる手軽さでロングセラーを続けるのが、CLINIQUE(クリニーク)の「ラッシュ パワー マスカラ ロング ウェアリング フォーミュラ」。
コンパクトなフットボール型のブラシで、短いまつ毛や細いまつ毛に塗りやすいのも◎。重ねてもダマにならずにナチュラルな美まつ毛に仕上げてくれます。
CLINIQUE(クリニーク) ラッシュ パワー マスカラ ロング ウェアリング フォーミュラ / ¥3,850
汗をたくさんかく暑い夏に多いマスカラの悩み。そんなマスカラの悩みも、汗や皮脂に強いマスカラを選んだり塗り方を工夫することで一気に解消することができます。今回ご紹介したマスカラやそれぞれの特徴も参考にしていただいて、自分に合った「汗に強いマスカラ」を見つけてください。