紫外線が気になる季節は美白ケア対策が欠かせません。美白効果が期待できる化粧水に変えて、色白肌を目指しませんか。今回は美白化粧水の選び方やおすすめのアイテムなどをご紹介します。プチプラやデパコス、韓国のアイテムをチェックしましょう。
【目次】
美白肌は白くて綺麗な明るい印象を与えます。
対して、赤み・黒み・色素沈着がある肌は、顔全体が暗く見え、疲れた印象を与えてしまいますよね。また、毛穴の黒ずみは、日焼けによって増えたメラニン色素が影響している可能性が高いといえます。
顔の暗さや黒ずみでお悩みの方におすすめなのが、美白化粧水でしっかりケアをすること。
美白化粧水とは、美白有効成分が配合された化粧水のことを指します。メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすの発生を防ぐ効果が期待できるアイテムです。
美白化粧水を使うことで、シミや肝斑、日焼けした肌、そばかす、肌のくすみやニキビ跡、毛穴の黒ずみにアプローチできます。
化粧水は肌のコンディションを整える大切な役割があります。目的に合ったアイテム選びが重要です。
とはいえ、美白化粧水はさまざまなブランドから発売されているので、どれがいいか迷ってしまうことでしょう。
ここからは選ぶときの5つのポイントをご紹介。選び方を押さえ、自分にぴったりの美白化粧水を見つけましょう。
美白化粧水に配合されている美白有効成分から選ぶのもおすすめです。成分によって、自分の肌質に合う合わないが変わってくるので、どのような効果が期待できるのか確認しておきましょう。
■ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は、ビタミンCに備わっている色素沈着の防止とメラニン色素抑制効果があると言われています。肌の角質層まで行き渡り、皮脂の分泌を抑えてくれるでしょう。ニキビ肌やオイリー肌向けに嬉しい成分ですが、乾燥肌や敏感肌には向いていないかもしれません。
■トラネキサム酸
人工アミノ酸の一つ。抗炎症作用があり、メラニン色素の活性化を抑制します。シミや肝斑などをできにくくしてくれるでしょう。高保湿タイプや低刺激タイプの美白化粧水などがあります。
■アルブチン
アルブチンはハイドロキノン誘導体ともいわれています。メラニン色素を生成する酵素の働きを抑える効果が期待できます。
■コウジ酸
コウジ酸は「麹」のことを意味し、天然由来成分のひとつです。メラニンを生成する酵素の働きを抑えるだけでなく、くすみにもアプローチしてくれます。
■4MSK
資生堂が独自に開発した美白成分。メラニンを生成する酵素の働きを抑え、シミに溜まったメラニンを排出してくれる役割があるといわれています。
■フラーレン
エイジング効果も期待できる成分です。強い抗酸化効果を期待できるため、シミの原因である活性酸素の働きを抑制し、メラニンの生成を防止してくれるでしょう。
■カモミラET
カモミールが原料の成分。メラニンを生成するメラノサイトの増殖や活性化を抑制してくれるとされています。
ぜひ、美白化粧水を購入する際は、パッケージの成分に上記の美白有効成分が含まれているか見てみましょう。
美白化粧水には美白成分がいろいろと配合されていますが、肌質によって向き不向きがあります。
例えば、ビタミンC誘導体。ニキビ跡などに有効的と言われており、皮脂コントロール効果を期待できますが、オイリー肌向けです。そのため、乾燥肌の方だと刺激を感じることもあるので注意したいところ。
肌質によっては高保湿や低刺激性の美白化粧水の方が適していることがあるので、自分に合う美白成分が配合された化粧水を選ぶようにしましょう。
特に、乾燥肌の人はセラミドやアミノ酸、グリセリンなどが配合された美白化粧水がおすすめです。敏感肌の人は、肌荒れを防ぐためにも低刺激性タイプを選ぶのがベターです。
医薬部外品とは、医薬品と化粧品の間の存在。国が決めた成分の配合率や処方に従って、効果や安全面をクリアしているアイテムのことを指します。
医薬部外品の美白化粧水は、「メラニンの生成を抑え、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ」ことが国から認められているので、より高い効果を期待できるでしょう。
化粧水は毎日使うものなので自分好みのテクスチャーや香りで選ぶのがいいでしょう。
化粧水のテクスチャーは、さらっとしたものからしっとりしたものまでさまざまです。可能であれば、店頭で実際にテクスチャーを試したり、お試しセットを購入して確認したりするのがいいでしょう。
また、美白化粧水には香り付きのタイプもあります。独特な香りがするアイテムもあるので、使い続けられるか事前にチェックしておくことをおすすめします。
美白化粧水を使って美白効果を得るためには、継続して使うことが重要です。
化粧水は毎日使うので消費が早いアイテム。そのため、無理せず定期的に購入できる価格帯のものを選ぶことをおすすめします。
あまり美白化粧水にお金をかけられない方は、プチプラで医薬部外品のものを選ぶと効果が期待できるでしょう。
美白化粧水の効果を高めるためにも正しい使い方を押さえておきましょう。
まずは洗顔後、時間を置かずになるべく早く美白化粧水をつけるように意識することが大切です。なぜなら、洗顔後の肌は乾燥しており、肌の水分がどんどん失われてしまうから。
また、化粧水は手でつけるのがおすすめです。特に敏感肌の場合、コットンの繊維で肌を傷つけてしまう可能性があります。手を使って化粧水を浸透させましょう。
そして、美白化粧水をつける前は石鹸で手を洗い、清潔な状態にしてから使用するようにしましょう。
<美白化粧水の正しいつけ方>
①適量を手に取り、手のひらで軽く温めます。
②顔全体になじませます。
③乾燥しやすい目元や口元に重ねづけします。
④肌全体がもっちりしたら完了です。
美白化粧水を使用した後は、3分ほど時間を置きましょう。美白化粧水の成分がしっかりと肌に馴染んでから乳液やクリームを使用してください。
美白化粧水の正しい使い方を知った後は、より効果を高めるポイントもチェックしましょう。
■美白化粧水は適量を守る
高い美白化粧水などを購入した際、もったいないからと用量よりも少ない量を使用している方は多いのではないでしょうか。反対に、高い効果を得たいからとたっぷり使う方もいるでしょう。
しかし、美白化粧水は適量を守らないと、肌を乾燥させる原因になってしまいます。
必ず適量を守り、手のひらで温めてから優しくハンドプレスして浸透させましょう。
■ピーリングで毛穴を定期的にケアする
毛穴の角質が除去されるピーリング後は、美白化粧水の浸透率が高まります。美白成分が肌の奥深くまで届くことが期待できます。
また、ピーリングとホットタオルを併用して毛穴を開きやすくすることもおすすめ。電子レンジで温めたタオルを顔に当てることで毛穴が開き、ピーリングの効果を高めてくれます。
■シェービングで顔の産毛をカットする
顔の産毛はスキンケアの浸透を防いでしまいます。美白化粧水の効果をしっかり得るためにも、シェービングで顔の産毛をカットしましょう。ただし、高頻度でシェービングすると肌を傷つけてしまうので注意が必要です。
■美顔器と併用する
美顔器にはEMSや超音波、LEDなどといったさまざまな機能が備わっています。美白化粧水の効果を高めるなら、美白化粧水を塗る時に美顔器も一緒に使うのがおすすめです。より美白成分が肌に浸透することでしょう。
では、実際におすすめの美白化粧水をご紹介していきます。
最初にピックアップしたのは、プチプラの美白化粧水7つ。どれもコストパフォーマンスが高いものなので、お気に入りのものを見つけてくださいね。
メラニンの生成を抑え、シミやそばかすの発生を防ぐ薬用美白化粧水です。薬用美白有効成分である高純度アルブチンを配合しているだけでなく、うるおい成分や肌を整える成分もたっぷり含まれています。
もっちりとした使用感ですが、べたつきは感じられません。プチプラ価格なのでパシャパシャとたっぷり使えるところもポイント。夏の時期は美白化粧水を冷やして使用するのがおすすめです。
高浸透ビタミンC誘導体が配合された美白化粧水です。シミやニキビ跡が気になる肌にうるおいを与えて肌を整えてくれるでしょう。
爽やかな柑橘系の香りも気持ちいいですよ。乾燥肌や秋冬の時期におすすめのしっとりタイプも登場しています。
美白有効成分であるトラネキサム酸を配合した薬用美白化粧水。医薬部外品で、くすみ感のないみずみずしい肌に導いてくれます。
他にも、潤いを保つ米ぬかエキスや乾燥肌を守る米ぬかセラミドも配合。安全かつこだわりの農法で生まれた米を使用した米ぬかシリーズの美白化粧水は、さまざまな肌質・世代の方から支持されています。
美容液から作られた美白化粧水です。乾燥や毛穴の目立ち、肌あれ、シミ予防を同時にケアできるところが魅力。
透明美肌が目指せると好評を得ています。みずみずしいタイプが好きな方はⅠを、しっとりタイプが好きな方はⅡを選びましょう。
美白成分アルブチンと安定型ビタミンC誘導体のダブル美白成分を配合した薬用美白化粧水です。浸透力が高く、肌にすっと馴染むでしょう。
しっとりタイプなのにベタつかない使用感もポイント。みずみずしい肌へと整えてくれます。
岩手県釜石の天然水を使用した薬用美白化粧水です。ビタミンC誘導体が配合されており、日焼けによって生じるシミやそばかすを防いでくれるでしょう。
無香料・無着色・無鉱物油・弱酸性・パラベンフリー・アルコールフリーなところが嬉しいポイント。
低刺激性の敏感肌シリーズなため、さまざまな肌質の人が安心して使えます。200mlと400mlがあり、高保湿タイプや携帯用サイズも別売りされているので、お好みの容量を選んでくださいね。
有効成分トラネキサム酸と多彩なうるおい成分が配合された薬用美白化粧水です。日焼けによって乾燥した肌の角層までアプローチし、シミやそばかすを防いでくれるでしょう。
さっぱりとしたテクスチャーで、ほのかな天然ローズの香りがします。同シリーズの薬用美白乳液とライン使いするのがおすすめです。
続いてご紹介するのは、ドラッグストアで購入できる美白化粧水です。
ニキビ対策をしながら美白効果を得られたり、乾燥対策をしながら美白を目指せたりと、美白と一口で言ってもさまざまな効果が期待できるものがあります。
ぜひ自分に合ったものを選んでくださいね。
高純度ビタミンC配合の薬用美白化粧水。繰り返しできる大人のニキビ対策をしながら美白ケアもできます。
肌美精の薬用美白化粧水を使う前に、コットンで古い角質を拭き取っておくと、より浸透力がアップするでしょう。
乾燥性敏感肌向けの美白化粧水。アスコルビン酸2-グルコシドの美白有効成分がメラニンの生成を抑えてくれるでしょう。また、ユーカリエキスが角層まで行き渡り、うるおいたっぷりの肌に導いてくれます。
美白化粧水は3つ展開されているので、好みの使用感で選んでみてください。Ⅰはみずみずしく潤う使い心地、Ⅱはしっとり潤う使い心地、Ⅲはとてもしっとり潤う使い心地です。
シミ予防、ハリ、乾燥を丸ごとケアしてくれる薬用美白化粧水。美白有効成分のm-トラネキサム酸配合で、シミやそばかすを防ぎつつ、透明感のある肌へと近づけるでしょう。
みずみずしいしっとりタイプとコクがあるしっとりタイプがあります。どちらもトロッとしたテクスチャーですが、ベタつかないのでオールシーズン気持ちよく使えるでしょう。
シミやニキビ、肌荒れを防ぐ薬用美白化粧水。顔全体の印象が暗くなりがちな肌トラブルにアプローチして、明るい透明美肌に導いてくれます。
低刺激設計なので敏感肌の方も使えます。さらっとしたテクスチャーではありますが、使用感はしっとりもっちりしているのが特徴です。
美白ケアとエイジングケアが叶う薬用美白化粧水です。美白有効成分4MSK配合で、シミやそばかすの発生の元であるメラニンの生成の抑制に働きかけてくれます。
また、頬のトップに光るみずみずしい「つや玉」を作り、なめらかで均一な肌に導いてくれます。加齢によるシミやくすみのお悩みも軽減するかもしれません。
種類は3つあり、さっぱりタイプ、しっとりタイプ、とてもしっとりタイプから選べます。季節や肌の状態でタイプを変えるのがおすすめです。
30代〜40代の肌向けの高保湿美白化粧水。美白有効成分がシミやそばかすの発生を防ぐだけでなく、ケラチン保水処方が角層を柔らかくしてくれるので、うるおいたっぷりの肌へと近づけるアイテムです。
また、高保湿状態をキープしてくれるので、みずみずしい状態が続きます。普段より乳液やクリームの浸透率がよくなる効果も期待できるでしょう。ほのかな花雫の香り付きです。
続いては、デパコスブランドのおすすめ美白化粧水をご紹介します。
高級感があり、使っていて気分が上がるものばかりです。
ローションマスクのような使用感が特徴の美白化粧水。有効成分のコウジ酸が配合されています。くすみがちな乾燥肌もしっかりうるおい、透明感のある肌を叶えてくれます。
使用する際は、コットンに染み込ませてパッティングするのがおすすめ。美容成分が角層の奥まで届くので、ハリと輝きを取り戻せるでしょう。
透明感のある肌へと整えてくれる薬用美白化粧水です。美白成分でシミや色むら、くすみのない明るい肌へと導きます。
また、水分や油分のバランスを整える効果も期待できるので、ベタつきやテカリで悩んでいる方におすすめのスキンケアアイテムです。
メラニン色素やくすみなど肌色の変化に着目した薬用美白化粧水。ビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの美白有効成分が角質の隅々まで巡り、シミやそばかすの発生を防いでくれるでしょう。
みずみずしくまろやかなテクスチャーで、キメを整えてくれます。使い続けることで、ピンとハリのある肌へと導いてくれるはずです。
どの肌タイプの方でも使用できる薬用美白化粧水です。インフィニット ブライト テクノロジー搭載で、シミや色むらの原因である紫外線の肌荒れにアプローチしてくれます。
肌の内側から輝く透明感のある肌を目指せ、キメの乱れも整えてくれるでしょう。肌に吸い付くモチっと感も実感できるはずです。独特な香りがするので、気になる方は店頭で確認してみるのがおすすめです。
日本で10年ぶりに新成分として認められた美白有効成分PCE-DPが配合された美白化粧水。メラニンの蓄積を防ぎ、シミやそばかすができるのを抑制します。
テクスチャーはまろやか。肌に溶け込むように馴染むので、時間が経っても肌の奥まで潤いが続いている感じを体感できるはず。無香料なのも嬉しいですね。
リッチな美容成分をたっぷり配合した美白化粧水。皮膚科でシミ治療に使われる美白成分・ハイドロキノンを改良した成分「新安定型ハイドロキノン」が配合されていることが特徴です。
また、トリプルセラミド、浸透型コラーゲンプラセンタエキスの保湿成分とAOカプセル、グリチルリチン酸2Kの整肌成分がぎゅっと一滴に詰め込まれています。
とろみ系のローションは春夏秋冬、季節問わず気持ちよく使えることでしょう。カモミール系の優しい香りに、スキンケアしながら癒されること間違いなし。
最後に、韓国コスメブランドからおすすめの美白化粧水をご紹介します。
みずみずしく明るい土台を作ってくれる美白化粧水。美白有効成分(Lーアスコルビン酸 2ーグルコシド)がメラニン生成の初期段階から働きかけてくれるので、紫外線によるダメージを軽減してくれるでしょう。
また、保湿成分が角質層まで届くことで美白ケアの効果をより高めてくれます。
とろみのあるテクスチャーで土台を整えた後は、ホワイトメラパーフェクト エッセンスで集中ケアすると、より美白効果がUPすると言われています。
韓国コスメブランド・KLAVUU(クラビュー)の美白化粧水。ホワイトケアとエイジングケアを同時に叶えてくれる優れものです。
また、真珠と33種海草類コンプレックスがハリのある肌へと蘇らせてくれるでしょう。ハリの低下に悩んでいた方にもおすすめのスキンケアアイテムです。
韓国コスメブランド・NACIFIC(ナシフィック)の美白化粧水。美白有効成分のナイアシンアミドが5%配合されています。透明の水のようなテクスチャーが乾燥した肌に潤いを与え、肌の内側からアプローチしてくれるでしょう。
美白効果と乾燥で悩んでいる方にぴったりなアイテムです。コットンに馴染ませて拭き取り、手で優しく馴染ませて使いましょう。
韓国コスメブランド・arayun(アラヨン)の美白化粧水。自然由来成分がたっぷり配合されており、肌の浄化や鎮静、肌の強化、肌トラブル防止に効果が期待できます。
PM2.5や強い紫外線を浴びたダメージ肌にも最適なアイテムです。
低刺激設計は韓国の食品医薬安全庁で承認されているので、敏感肌でも安心して使えます。肌トラブルで悩まされていた方も、マシュマロみたいなもちっと肌を目指せるでしょう。
おすすめの美白化粧水について、効果や選び方、使い方などをご紹介しました。理想の色白肌はすぐに手に入るものではありません。継続して美白化粧水を使うことで、徐々に効果を実感できるでしょう。諦めずにコツコツとスキンケアを続けることが大切です。もし、美白化粧水選びに迷った際は、ピックアップしたアイテムを参考にしてみてくださいね。