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2020.04.25

洗濯の正しい仕方は?ウイルスや花粉対策法と布マスクの洗い方も

洗濯の正しい仕方は?ウイルスや花粉対策法と布マスクの洗い方も 洗濯の正しい仕方は?ウイルスや花粉対策法と布マスクの洗い方も

毎日欠かせない洗濯。間違った洗濯の仕方をすると衣類がダメになってしまいます。今回は正しい洗濯の仕方について基本からご紹介します。あわせて、ウイルスの感染リスクを下げる洗濯の仕方やマスクの洗濯方法なども見ていきましょう。

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<基本>洗濯の仕方【1】洗濯前の準備

洗濯前の準備

洗濯する前にいくつか確認しておくべきポイントがあります。

間違った洗濯の仕方をしてしまうと衣類が着れなくなってしまうこともあるので、事前準備を怠らないようにしましょう。

洗濯前の準備【1】洗濯表示を確認

洗濯機は何でも洗濯できるとは限りません。
果たして洗いたい物が洗濯機に入れることができるかどうか、まずは洗濯表示を確認しましょう。

洗濯表示は衣類の裏面にタグ付けされていることがほとんどです。この表示を見れば、どのように洗濯すればいいかがすぐわかります。

しかし、この洗濯表示、2016年12月に新表記に変更されました。
持っている衣類の中で旧表示と新表示に分かれているものがあると思いますので、何を示しているかわからない場合はきちんと検索して意味を調べましょう。

なかでも、洗濯機マークと手洗いマークが紛らわしく、読み取り方を間違える方が多いので要注意。

洗濯時、一番最初に洗濯表示を見て、自宅の洗濯機で洗えるか洗えないか見てくださいね。

洗濯前の準備【2】洗濯物を色で分ける

洗濯物にはいろんな色がありますよね。無地の色もあれば濃い色もありますが、これらを一緒に洗ってしまうと色移りしてしまう可能性があります。

色の濃い衣類と薄い色は分けて洗濯するようにしましょう。

洗濯前の準備【3】ポケットやボタンをチェックする

たまにポケットの中にティッシュが入っていたことを忘れ、洗濯機がティッシュまみれになってしまった……なんて経験はありませんか。

悲惨な目に遭わないためにも、ポケットがある衣類は中が空かどうか一着ずつ確認してください。

また、ボタンやファスナーがある衣類は、ボタンやファスナーを閉めて洗濯すると、衣類の劣化を防ぐことができるでしょう。

洗濯前の準備【4】洗濯ネットを活用する

洗濯表示に「ネット使用」と書かれている衣類は洗濯ネットに入れてください。衣類のシワやほつれ、色移りなどを防いでくれますよ。

洗濯前の準備【5】予洗いする

洗濯前からあまりにも汚れが目立つ衣類は、その箇所に液体洗剤を塗っておくのがベスト。洗濯した際の汚れ落ちが良くなるでしょう。

<基本>洗濯の仕方【2】洗濯のやり方

洗濯のやり方

事前確認が済んだら、早速洗濯を開始しましょう!
ここでもいくつかのポイントとやり方がありますよ。

洗濯のやり方【1】洗濯機のコースの選び方

洗濯機に洗濯物を入れたら、電源を入れましょう。
洗濯機にはいろいろなコースがありますが、基本的に「標準コース」で問題ないでしょう。

■標準コース
ボタンを押すと自動的に洗濯が開始します。普段着の洗濯はこれで十分でしょう。

■念入り(つけおき)コース
汚れが目立つ衣類が綺麗になるでしょう。洗濯機によっては念入りに2回洗ってくれるものがあるので、1回だけでは落ちにくい汚れも元通りに近づけるかもしれません。

■ドライ(手洗い)コース
デリケートな衣類を洗濯する際に活用します。水流が優しく、脱水時間も短いので衣類が傷つきにくいです。

■スピードコース
洗濯する時間がない時におすすめ。標準コースの半分の時間で済むでしょう。

■毛布コース(大物)
毛布やタオルケットなど大きな物を洗いたい時に使いましょう。

洗濯のやり方【2】洗剤の選び方

洗濯するコースを選ぶと、洗濯機が洗濯物の量を測って必要な洗剤の量を教えてくれます。

しかし、洗剤にもいくつか種類がありますよ。主に使うのが「洗剤」と「柔軟剤」です。

■洗剤
主に衣類についた汚れを落とす際に使用します。
衣類をより白くしたい際は「蛍光増白剤」、除菌消臭の効果を得たい際は「漂白剤」入りを選びましょう。

■柔軟剤
衣類を柔らかく洗い上げたり、静電気などを防ぐ効果が期待できるでしょう。香り付きの柔軟剤もあり、臭いを防ぐ効果もありますよ。

どちらも蓋にメモリが付いているので、必要な量を蓋で測り、専用の投入口に入れて洗濯しましょう。

洗濯のやり方【3】洗濯機の場合

<用意するもの>

・洗剤(適量)
・柔軟剤(適量)

<正しい選択の仕方>

①洗濯機を使う前に、洗濯機のホースが蛇口に繋がっているかチェックしてください。ホースが繋がっていなかったり、蛇口が閉まっていると洗濯できません。蛇口はゆるめておきましょう。

②洗濯機に洗濯物を入れます。満杯に入れるのではなく、8割程度にしてください。

③洗濯物にあうコースを選びましょう。

④分量に従って洗剤を洗剤の投入口に入れます。柔軟剤も専用の投入口に入れてくださいね。

⑤洗濯機のスタートボタンを押しましょう。後は、洗いやすすぎ、脱水など洗濯機が作業を終えるまで待つだけです。

洗濯のやり方【4】手洗いの場合

<用意するもの>

・洗濯おけ(1個)
・洗剤(適量)
・柔軟剤(適量)
・水(適量)

<正しい選択の仕方>

①洗剤と水を混ぜて、洗濯おけに洗剤液を作りましょう。洗剤の注意書きをよく読んでくださいね。

②洗いたい洗濯物を畳み、洗濯おけに沈めます。手で洗濯物を押すように優しく洗いましょう。だいたい10回位繰り返したら終了してOKです。

③洗濯おけの水を取り替えて、洗濯物をすすぎましょう。洗濯物を優しく押し、何度か水を替えて洗剤の泡が出なくなったらすすぎを終了して大丈夫です。

④柔軟剤は使用したい時は、すすぎ後に入れましょう。洗濯物を軽く押し、柔軟剤の成分が洗濯物に行き渡るよう、少し時間をおきます。

⑤最後に洗濯機で軽い脱水をかけてください。

洗濯のやり方【5】残り湯を使う場合

残り湯の洗濯とは、湯船に使用した水を再利用して洗濯に用いることです。
水道よりも温度が高いので、洗剤が溶けやすく、汚れ落ちもいいですよ。水道代も抑えることができるのでメリットがたくさんですね。

やり方は、風呂水ポンプなどを使って風呂の残り湯を吸い上げましょう。

洗濯のやり方【7】クリーニングに任せる手も

自宅の洗濯機で洗濯できないものや洗っても洗っても汚れが落ちない衣類があったりしますよね。
そんな時は、自宅で洗うのではなく、クリーニングに任せましょう。

コートや毛皮製品、スーツなど、クリーニングに任せた方が綺麗に仕上がります。

一度に大量の衣類を持ち込む際、クリーニング店に持ち込むのが面倒臭い……と感じる方は、宅配クリーニングを利用するのもおすすめです。

<基本>洗濯の仕方【3】洗濯の干し方

洗濯の干し方

洗濯機で洗濯物を洗い終えたら、次は干して乾かしましょう。

洗濯の干し方【1】基本の干し方

衣類の正しい干し方がわからない時は、洗濯表示を見るとわかることがありますよ。
「吊り干し」や「平干し」「陰干し」「ぬれ干し」などどれがいいのか確認しましょう。

その他にも洗濯の干し方にはいくつかポイントがあります。

■しっかりと伸ばしてから干す
綿や麻などの素材はシワになりやすいです。肩などの縫い目をおさえて、衣類を振りさばきましょう。シワが伸びてシワになりにくくなりますよ。気になる部分はパンパンと手で叩くといいでしょう。
また、しっかり振りさばくことで空気が入り、乾きやすくなります。

■裏返して干す
衣類の縫い目やポケットは裏側にありますよね。これらは乾きにくい箇所なので裏返して干すと乾きやすいですよ。
色の濃い服の場合だと、裏返すことで日光による色あせも防ぐことができます。

■洗濯物同士の間隔をあけて干す
洗濯物同士を近くに置いて干すと風通しが悪くなり、乾きにくくなります。できるだけ等間隔をあけて干し、風が通るようにしましょう。

ズボンやスカートは「筒干し」がおすすめ。パーカーなどフード付きの衣類はフードの部分に隠れた背中付近が乾きにくいので、裾を上にして干すと乾きやすいでしょう。

正しい干し方で洗濯物を乾かせば、衣類の傷みを防ぐことができますよ。

洗濯の干し方【2】部屋干しのやり方

曇りや雨の日、女性の一人暮らしの場合だと、外に干せず部屋干しせざるを得ない時もありますよね。
しかし、部屋干しすると臭いがこもってしまうことも……。この嫌な臭いの原因は、雑菌の繁殖によるものです。

部屋干しで嫌な臭いを防ぐには、早く乾かすことが大切になります。
空間をあけて干し、扇風機やサーキュレーターなどを使って室内の空気を循環させましょう。洗濯物の間に風が流れるように意識してくださいね。

また、洗い終わった洗濯物を洗濯機の中に入れっぱなしにしておくのはNG。
湿気が多い洗濯機の中は雑菌が繁殖しやすい環境が整っています。洗い終わったら素早く干すようにして嫌な臭いを防ぐようにしましょう。

他にも、漂白剤を併用したり、アイロンをかけてから干すなどの裏技もありますよ。

洗濯の干し方【3】乾燥機を使う

干すのが面倒だと感じる方は、乾燥機を利用しましょう。最近は、乾燥機がついた洗濯機も登場しています。

洗濯から乾燥まで一通り済ませてくれるのは楽ですが、型崩れやシワがついてしまうこともあります。事前に乾燥機が使える衣類かどうか、洗濯表示をチェックしましょう。

また、大事な衣類は乾燥機を使わない方が安心かもしれませんね。

<基本>洗濯の仕方【4】洗濯した衣類のたたみ方

洗濯した衣類のたたみ方

洗濯して綺麗に洗い、乾かした後はたたむだけです。

せっかく洗った洗濯物がシワにならないよう、Tシャツやワイシャツ、ズボン、ブラジャー、パンツ、靴下など、それぞれに適したたたみ方で収納してくださいね。

衣類からウイルスは感染する?

衣類からウイルスは感染する?

新型コロナウイルスが日本だけでなく、世界中に蔓延して、いつ自分の身に降りかかるか心配な方も多いのではないでしょうか。

政府などが提唱する三密(密閉・密集・密着)を避け、外出を自粛したり、独自のウイルス対策をしている方もいるはず。

しかし、どんなに対策しても意外な所が感染源である可能性があります。
代表的なものが「衣類」。

生活必需品の購入や仕事などで外出する際、なるべく人との関わりを避け、触れないように気をつけていても身につけている衣類に知らずのうちにウイルスが付着している可能性があるかもしれませんよね。

例えば、誰かがくしゃみを近くでした際、服に多少なりとも飛沫が付いているかもしれません。もしかするとウイルスがすでに付着している地下鉄などの椅子やポールに触った際、衣類に触れることで家に持ち帰ってしまう危険性も無きにしも非ずでしょう。

ですが、専門家曰く、衣類からの感染リスクは懸念する事柄ではないそうです。
アメリカ疾病管理予防センター(CDC)は、「ウイルスなどの伝染は、モノや素材を通してよりも飛沫を介しての方がはるかに一般的に起こりやすい。」と言っています。

一方で、ジョン・ジェイ・カレッジの生物医学研究者で病理学の教授であるアンジェリーク・コータルズ氏は、「通常の衛生習慣の一環で、家に入る時に靴を脱ぐことと同様に外で着た服を着替えることは一般的にいい考えである」と語っています。

なので、外出して帰宅した際は、着ていた服をすぐ脱いで着替えるのが感染の予防にいいのかもしれません。

ウイルスを防ぐ洗濯の仕方は?

ウイルスを防ぐ洗濯の仕方は?

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によると、衣類やタオルの洗濯はお湯で洗い、高温による乾燥がいいと推奨しています。

もしデリケート素材の衣類でお湯や高温が耐えられない物は、「ウイルスが気になる時期での着用は避けるべきかもしれない」とも述べています。

洗濯する際、もし手元に使い捨ての手袋がある場合は、なるべく衣類に触れないよう着用しながら行うのがベストでしょう。ですが、大事なのは手を洗うこと。手袋の着用問わず、洗濯物の取り扱いが完了したら手を洗うよう心がけましょう。

そして、洗濯物は振り回してはいけません。もしウイルスが付着していた場合、振り回すことで空気中に拡散させてしまうかもしれないからです。

洗濯完了時には、洗濯物入れやかご、バッグなどを消毒するのもおすすめです。
もしくは、洗濯物入れの内側に使い捨ての袋を被せれば、洗濯物完了時にその袋を捨てるだけでいいですね。

ウイルスを防ぐためにも避けたい洗濯の仕方とは?

コインランドリー

新型コロナウイルスなどウイルスの危険性がある時代、必要最低限の行動以外は避けるべきですよね。

洗濯についても同様で、洗濯はできる限り自宅で行いましょう。

しかし、洗濯機が家になく、コインランドリーなどを活用しなければいけない方もいますよね。
その際は、混雑している時間帯は行くのを避けましょう。事前に混雑状況を確認したり、人がいない時間帯を選んでください。

もし、コインランドリーに自分以外の誰かがいた際は、他の人と少なくとも約1.8mほど間隔をあけましょう。洗濯物の分別や乾いた衣類の取り込みなどの作業は自分で行ってくださいね。

また、コインランドリーは自分以外の誰かも洗濯機を使用していますよね。モノに触れずに作業するのは難しいので、手の消毒や手洗いするまで、顔などに手を触れないように徹底しましょう。
そして、可能であれば洗濯中はコインランドリー内にいるのではなく、外や車の中で待つのがベターです。

その他にも、クリーニング店や洗濯代行サービスなどもありますよね。

クリーニング店は、今本当に必要なのかどうか自問自答し、利用回数を減らすなど検討してみてください。

洗濯代行サービスは、誰が洗濯物に触るのかわからないので、自分の健康状態がいいのであれば、できる限り自分で洗濯するようにしましょう。

ウイルスに感染した人の衣類と一緒に洗ってもいい?

パジャマ

恋人や家族と暮らしている場合、もしかすると自分や身近な人がウイルスに感染してしまうこともありえますよね。

もしウイルスで陽性の方がいる際、病人には自宅で特定の部屋に居てもらう必要があります。また、着用する衣類はパジャマなど簡単に洗えるものを着てもらいましょう。
そして、汚れた衣類は使い捨ての袋に入れてもらうようにしてください。

恋人や家族でその衣類を洗濯する人は、できる限り使い捨ての手袋を着用して病人が着た衣類の袋を持ちましょう。
手で触れないように洗濯機に直接袋の中身を入れてください。ポイントは衣類が人の肌に触れないようにすることです。

そして、最高温度の設定で洗濯して乾燥させましょう。洗濯が完了した際は手袋の着用に関わらず、手を洗ってくださいね。

アメリカ疾病管理予防センター(CDC)によると、「病人とその他の人の衣類を同時に洗濯することは可能」と述べていますが、「できる限り汚染された衣類を別な洗濯物と分けて洗濯することを推奨する」と言っています。

新型コロナウイルスに感染した人が家庭内にいる際の注意事項

家族

厚生労働省は、公式HPにて新型コロナウイルスの感染が疑われる人が身近にいる場合の注意事項をまとめています。

洗濯時のポイントも記載してあるので、下記を確認しておきましょう。

①感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける

②感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする

③できるだけ全員がマスクを使用する

④小まめにうがい・手洗いをする

⑤日中はできるだけ換気をする
⑥取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する

⑦汚れたリネン、衣服を洗濯する

⑧ゴミは密閉して捨てる

花粉症対策に最適な洗濯の仕方は?

花粉症

春になると花粉症で悩まされる方が多いですよね。
鼻がムズムズしたり、目が痒くなったりとかなり辛いですよね。

外に出るのも億劫になりますが、花粉症の方で一番悩まされるのが洗濯ではないでしょうか。

外で洗濯物を干すと花粉が服について、くしゃみが止まらない……なんて経験をした方もいるはず。かといって部屋干しすると臭いが気になりますよね。

ここでは花粉症対策におすすめしたい洗濯の仕方をまとめていきます。

<花粉症対策>洗濯の仕方【1】外で洗濯物を干すコツ

外干し

洗濯で外干しする方が多いと思いますが、花粉をできるだけ付けにくくするコツはあるのでしょうか。

■柔軟剤を使う
柔軟剤は衣類の繊維を柔らかくして静電気の発生を防ぐ効果があります。実は静電気は花粉症を吸い寄せて離さない力があるのです。花粉症で悩まされている方は、柔軟剤を使用するようにしましょう。

■風が強い日は外干ししない
風が強い日は花粉が多く飛んでいます。木が揺れるほど風が強い日は外干しを避けましょう。
外干しでおすすめの日は、雨上がりの晴れの日。雨で花粉が洗い流されているので、風が吹いても花粉が舞い上がらないでしょう。

■早朝に干すようにする
花粉は日中に舞い上がり、夜に地表に降りてくると言われています。そのため、花粉が地面付近にある早朝に洗濯物を干すのがいいですよ。
日中は空気中に花粉が飛び散っているので、午前中に干し、午後は部屋干しするのがおすすめです。

■乾燥機にかけてから干す
外干しでの時間を短縮することが花粉症対策に欠かせません。なので、洗い終わった後、10分間くらい乾燥機にかけておくのがいいでしょう。乾くのが早くなるので、午前中だけ外干しでも十分になります。

■取り込む際に服を振り落とす
外干しすると花粉が多少なりともつきます。洗濯物を取り込む際は衣類を軽く降り、花粉を落とすようにしましょう。家に持ち込む花粉の量が減りますよ。

■素材に気をつける
花粉がつきやすい素材が存在します。ポリエステルや綿などの素材は花粉がついても振り落とせば落ちやすいです。しかし、ウールやフリースなどのもこもこ素材は花粉が落としにくいです。
また、布団やタオルも花粉を吸収しやすいので気をつけてください。

<花粉症対策>洗濯の仕方【2】室内で洗濯物を干すコツ

部屋干し

花粉症があまりにもひどい方は、外干しはやめて部屋干ししましょう。
しかし、部屋干しだと臭いが気になるかと思いますので、少し工夫をしてみてください。

■風通しを良くする
部屋干しの嫌な臭いを軽減するには、短時間で洗濯物を乾かす必要があります。なので、扇風機や乾燥機、エアコン、除湿機、空気清浄機などを使って部屋の中の空気を循環させましょう。

■部屋干し用洗剤を使う
部屋干しの嫌な臭いが気になる方は、最初から部屋干し専用の洗剤を使用すると臭いが気にならなくなるでしょう。

■衣類用消臭スプレーを使う
衣類用消臭スプレーを半乾きの状態でつけると、臭い対策に効果が期待できるでしょう。

■アーチ干しする
洗濯物の干し方にも工夫してみましょう。アーチ干しは、アーチ状に洗濯物を並べる干し方です。洗濯物同士に間隔があくので、乾くまでの時間を短縮することができるでしょう。

■浴室干しする
部屋干しだと来客がある際、部屋に洗濯物があって恥ずかしいですよね。浴室干しにすれば周りの目が気になりません。しかも、湿気も臭いも部屋干しより気にならないですよ。

布マスクの洗濯の仕方は?

 

新型コロナウイルスや花粉症対策などでマスクを装着する方がほとんどですよね。

マスクにはいろんな種類がありますが、布マスクは洗濯すれば何度も使用できるので便利ですよね。

ここでは布マスクの洗濯の仕方をご紹介します。ぜひ正しい洗い方をマスターしてくださいね。

<ガーゼなどの布マスクの洗い方>

■用意するもの
・衣料用洗剤
・塩素系漂白剤
・清潔なタオル
・大きめの桶
・台所用手袋
・洗濯バサミ

【1】大きめの桶に衣料用洗剤を入れます。洗剤に書かれている使用量を確認しましょう。だいたい、水2Lに対して0.7gが目安になります。(小さいスプーンだと1/2位の量です)

【2】洗剤を桶に入れたら、混ぜて水に溶かしていきましょう。

【3】桶の中にマスクを入れて10分間放置します。

【4】10分間経ったら、マスクを軽く押し洗いしましょう。もみ洗いはNGです。繊維を傷めてしまいかねません。

【5】洗い終えたら桶に入っている洗剤を流します。

【6】桶に水道水をためて、マスクの洗剤をすすぎます。十分にすすげたら、水気を切ってください。

【7】マスクの汚れが気になる場合は、塩素系漂白剤を使用します。台所用の手袋をはめて、塩素系漂白剤を桶に入れます。水1Lあたり15mlほどを溶かし、マスクを入れて10分間浸しましょう。

【8】10分間経ったら、桶の漂白剤を流します。

【9】桶に水道水をためてマスクの漂白剤をたっぷりの水で2回すすぎましょう。

【10】桶からマスクを出して、清潔なタオルに挟んで水気を取ります。

【11】乾燥機は使わずに、陰干しで自然乾燥させましょう。形を整えて洗濯バサミで挟んでください。

布マスクは使用した度に洗うようにしましょう。洗濯によってマスクが縮んでしまうこともありますが、品質は変わらないので安心してくださいね。

基本的な洗濯の仕方とウイルスや花粉対策での洗濯のポイント、布マスクの洗い方などをご紹介しました。意外と知らない洗濯のポイントもあったのではないでしょうか。ぜひ今後の洗濯時の参考にしてみてくださいね。

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