ミュージカルを観に行く時はどんな服装がふさわしいの?どうせ行くなら、マナーや注意点を知っておいた方が安心ですし、楽しめますよね。今回はミュージカルを観劇する際の服装についてお伝えします。
【目次】
■演者の邪魔にならない服装で
ジャラジャラと音がするアクセサリーや、ラメのようにキラキラと反射するアイテムは、演技の邪魔になる可能性があるので控えましょう。
■窮屈な服装は避けた方がベター
長い間席に座ったままの状態なので、窮屈な洋服だときついです。立っている時にはゆとりがあっても、座ったら苦しいという可能性があるので要注意!
■快適な温度を保つ工夫も必要
夏はエアコン対策用の羽織りものが必要です。冬は厚着し過ぎて失敗することもあるので、インナーは薄めにして厚手のアウターで調節しましょう。
■普段着よりもおしゃれした方が気分も上がる
ミュージカルの観劇に、特にドレスコードは無いです。Tシャツや短パンでなければカジュアルでもマナー違反ではありません。しかし、ちょっとそこまでの普段着と、おしゃれをして行くのとでは気分的に違いますよね。
特に本場ニューヨークから来た作品や劇団四季など格式の高いミュージカルは、小綺麗な服装の人が多いです。せっかくなので、きれいな格好で気分を盛り上げて出かけましょう。
無難な黒ワンピースならマナー的に問題ありませんが、何でもOKというわけではありません。華やかな場なので、喪服のような簡素なワンピースより、エレガントなシルエットの方がマッチします。
ドレープが美しいフレアスカートや、オーガンジーやフリルがあしらわれたワンピースも素敵ですね。
季節感を意識したファッションは、観劇のマナー的にも粋な演出です。特に季節の色が取り入れやすい秋は、ボルドーやブラウン系のアイテムを使ってみましょう。
ミモレ丈のフレアスカートにふんわりニットで清楚なイメージに。アクセサリーは控えめにして、深いレッドのリップで華やぎをプラスします。
ニットのワンピースやセットアップも、長時間座ったままのミュージカル鑑賞に向いているアイテムです。肌をチラ見せするデザインなら、イベント感がアップしますよ。
ゆとりがあるシルエットを選べば、快適な観劇時間を過ごせます。ヘアは低めの位置でまとめるのも大切なマナーポイントです。
ボウタイブラウスやフレアスリーブなど、女性らしいデザインのブラウスは、それだけで十分にエレガントな雰囲気を演出してくれます。
若者向けのミュージカルであれば、エレガントなブラウス×デニムにヒールでクールに仕上げても良いでしょう。
ミュージカルの内容にぴったりなコーデで出かければ、どっぷりと世界観に浸ることができます。例えば古き良き時代のヨーロッパが舞台のミュージカルなどは、上品なクラシカルコーデがぴったりですね。
首元のスカーフや、靴下+ヒールという小技を効かせたスタイルなら、物語の主人公になった気分で鑑賞することができるでしょう。
真冬の舞台鑑賞の場合、屋内は暖かくても外は寒さが厳しいので、アウターはマストです。しかし、分厚いロングコートだと鑑賞中に邪魔になることも。
そんな時に便利なのが、ショート丈で防寒性に優れたダウンジャケットです。ひざ掛けにもなりますし、丸めてコンパクトになるのもうれしいポイントですね。
暑い季節の場合、屋内はガンガンにエアコンが効いている場合も多いです。うっかりノースリーブで出かけると身体が冷えてしまうので要注意。
薄手のカーディガンを肩掛けしておけば、外ではこなれた雰囲気に、観劇中は羽織ることもできます。夏のエレガントアイテムであるレースボトムは、きれいめに仕上げたい時に便利ですよ。
テロンとした素材のオールインワンは、カジュアルにもオフィスシーンにもフォーマルにも使える便利なアイテムです。着心地が良いので、長時間座っていても疲れません。
また、アウター次第でオールシーズン着られるのも大きなメリットです。夏はカーディガンを肩掛けに、春秋はジャケット、冬はファーコートなどがよく合いますよ。
ミュージカル鑑賞の場合、反射して光る色ではない限り特にNGカラーは無いです。派手なショッキングピンクや真っ赤でも全く問題ありません。
むしろ鮮やかなカラーは、周りを華やかな気分にしてくれます。歩くたびにヒラヒラ揺れる裾が女性らしいフレアスカートなら、会場で注目の的になるでしょう。
楽しみにしているミュージカル鑑賞。何を着て行こうか迷ってしまうという方は、ぜひご紹介したようなアイテムや着こなしを参考にしてみてくださいね。