暑くて体力が落ちてしまいやすい夏は、夏バテしやすく、食欲もダウンしてしまいやすい時期です。夏バテ中にスタミナをチャージできるようなメニューはどのようなものがあるのでしょうか。
今回は、夏バテに負けないおすすめのレシピや、お弁当を作る際の注意点をご紹介します。
【目次】
夏バテ中は、お昼ごはんを食べるのも億劫になってしまいますが、しっかりとスタミナをチャージするのが午後を乗り切るポイント。まずは、夏バテの身体におすすめの食材や、お弁当を作るときの注意点を解説します。
夏バテで疲れが溜まっている元気のない体には、疲労回復効果が期待できるビタミンB1を多く含む豚肉やうなぎ、大豆食品を使ったおかずがおすすめです。ビタミンB1は、エネルギーの代謝にも欠かせない栄養素ですので、しっかり休んでいるのに体がダルくて力が出ない時にも、ビタミンB1を摂ることで活力をアップさせてくれます。弱っている胃腸も元気になりますよ。
そして、夏場は、汗をたくさんかきますので、ビタミン類やミネラル類が不足してしまいがちです。緑黄色野菜を意識して摂ることでビタミンやミネラルをチャージしましょう。
現代では、一年中手に入る野菜や果物も多いですが、旬の食材は、栄養価が高く、その時期に合った効果も期待できるのが魅力です。
例えば、夏野菜のトマトやキュウリ、ナスなどは、体を冷やしてくれる効果があると言われていますよ。カボチャやピーマンも栄養価が高いですよ。
夏バテすると食欲が落ちてしまう方におすすめしたいのが、食欲をアップさせてくれるカレーのようなスパイスを使ったおかずです。
その他にも、お酢やレモン、梅干しを使ったさっぱりとした味のおかずも、食欲がない時に食べやすいですね。
しょうがやシソなどの香味野菜もおすすめです。
夏のお弁当は、朝作ってからお昼に食べるまで高温多湿の環境にさらされてしまうと、傷んでしまうことがあります。
・お弁当やカトラリーは、しっかり洗って乾かしてから使用する
・ご飯やおかずなどは一度加熱して冷ましてからお弁当箱に入れる
・生野菜は避けるか、ヘタを取ってよく洗い、水気を切ってから入れる
・フルーツはご飯やおかずとは別に入れる
・おかずの味付けは少し濃くする
・保冷剤や保冷バックを使用する
・混ぜご飯は避ける(海苔や乾物はOK)
・マヨネーズは使用しない
・ジャガイモやサツマイモなどのデンプンを多く含むおかずは避ける
・大根やもやしなど水分を多く含む野菜も避ける
などに注意しましょう。特に、お弁当箱の中で水気があると、雑菌が繁殖しやすくなり、お弁当も腐りやすくなりますので注意したいですね。ピクニックやレジャー、スポーツなど、野外のお出かけで高温多湿の環境に長時間お弁当を置く場合は、特に注意しましょう。
padouの日本製の固くならない保冷剤は、その名の通り、保冷剤特有のカチカチに固くなってしまう現象を起こさないアイテムなので、お弁当の保冷に使いやすいところが魅力。持ち運びやすく変形させやすいので、取り入れてみてはいかがでしょうか。
三好製作所のGEL-COOLランチボックスは、保冷剤一体型のお弁当箱。フタに保冷剤がついているので、お弁当をしっかりと冷やして傷ませません。フタを冷凍庫で凍らせるだけで使える気軽さも魅力といえるでしょう。
アットファーストの保冷ランチバッグは、がま口タイプの保冷バッグ。お弁当の出し入れがしやすいうえ、ペットボトルも立てて入れられる大容量なので、しっかりとお弁当も飲み物も冷やしておける優れものです。外側にもポケットがついているため、小物も一緒に入れておけるところがポイントといえます。
今回は、夏バテに負けない美味しくて元気がアップするお弁当レシピをご紹介します。
作り置きおかずでおすすめしたいのが、殺菌効果のあるお酢を使ったレシピです。さっぱりとした酸味があるピクルスは、夏バテで食欲がない時でも食べやすい野菜のおかずですね。
ピクルスは汁気がありますので、ご飯やおかずと一緒にお弁当箱に入れるのは避けましょう。お弁当に入れる際には、ピクルスだけを小さいパックに入れるのがおすすめですよ。
ビタミンや鉄分を含む夏が旬のゴーヤと、殺菌効果に優れている梅を混ぜた和え物も、夏バテ中のお弁当におすすめのおかずです。
短時間で作ることができますし、梅の酸味とおかかのうま味が、苦みのあるゴーヤを食べやすくしてくれますよ。
シャキシャキとした食感が楽しいきんぴらごぼうは、あっさりとした味で、夏バテ中でも食べやすいお弁当のおかずです。
きのこを使ったヘルシーなきんぴらは、ごま油が食欲をそそる一品です。
夏バテ対策として効果的とされているのが、うなぎを使ったレシピです。
緑黄色野菜のホウレンソウや赤パプリカを使っているので、夏バテ中に不足しがちなビタミン類やミネラル類も摂れるスタミナのアップできるお弁当のおかずです。
しょうがが効いた照り焼きハンバーグは、夏バテ中の体の疲労回復に効果的といわれている豚肉のこま肉を使ったレシピです。
ハンバーグは、子供も喜ぶお弁当の人気メニューですし、短時間で作ることができる時短レシピなので、忙しい朝も作りやすいですね。
大豆を使ったドライカレーは、トマトの酸味とカレーのスパイスが夏バテ中でも食欲をアップしてくれる一品です。
煮込まずササっと作れて、お弁当箱の隙間にも入れやすいですね。
カラフルな串焼きは、お弁当の彩りを良くしてくれる夏バテ中におすすめのおかずレシピです。
こっくりとした甘じょっぱいタレがご飯が進む一品です。
お弁当の人気のおかずの唐揚げは、トースターで作れるので、他のおかずを作っている間にできてしまう優秀レシピです。
甘酸っぱいジューシーな唐揚げは、夏バテ中でも食欲を掻き立ててくれますね。
暑い日のお弁当におすすめしたいのが冷やし麺です。冷やしぶっかけうどんは、夏バテ中でも食べやすいレシピですよ。
ゆでた麺と具材は別々にお弁当箱に入れます。つゆはスープジャーに入れて、食べる直前に具材を麺に乗せてからかけるようにすれば、麺が伸びてしまう心配もありませんし、くっついた麺をめんつゆでほぐすことができますね。
たっぷり保冷剤を持って行くか、保冷機能付きのお弁当箱を使用するのがおすすめです。
高温多湿の環境にさらされる夏場のお弁当は傷みやすいので、保冷剤を使用したり、傷みにくい工夫をすることが大切です。夏バテ中の体は、ランチタイムに食べるお弁当で元気をチャージしたいですね。本記事を参考にして、夏バテを撃退するお弁当で夏を乗り越えましょう!