体型や顔立ちに個性があるように、手の大きさも個人によって違いがありますよね。そこで今回は、手が大きい人のメリットや基準、性格の特徴をご紹介します。
身長や体重にそれぞれ違いがあるように、手の長さや脚の長さ、ウエストのサイズや顔立ちなども個人によって異なり、個性があるものです。
特に、「手の大きさ」は、統計学を参考にした手相占いでも用いられることが多いので、自分や他人の性格傾向を予想する際の1つの材料として利用するのがおすすめです。
今回は、手が大きい人の基準やメリット、性格傾向をご紹介します。
一言で「手が大きい人」と言っても、手の大きさを判断する基準が必要ですよね。
日本人の体のパーツのサイズの平均値は、洋服や生活用品、住居などを設計する際に用いられる人体寸法データを参考にするのがおすすめです。
人体寸法データは、機関によって多少差があります。一般的には、手の大きさは、男性よりも女性の方が小さい傾向があります。また、身長の高さに比例して手も大きくなっている傾向があります。ただし、遺伝も手の大きさを左右する重要な要因です。
例えば、手首のシワから中指の先までの長さを表す手の縦の長さは、
成人男性の手の長さの平均:約18.3cm
成人女性の手の長さの平均:約17.3cm
程度となっています。
一方、手の横の長さを示す手の幅は、
成人男性の手の幅の平均:約8.3cm
成人女性の手の幅の平均:約7.4cm
程度となっています。
手の長さや手の幅が、平均よりも長い場合は「手が大きい人」と判断できますね。
■物を掴みやすい
手が小さい女性は、華奢でか弱く見えるものです。したがって、手が大きい女性は、たくましく見える可能性がありデメリットだと感じてコンプレックスを抱いている女性もいます。
しかし、手が大きい人は、物を掴みやすいのがメリットです。重い荷物や大きな物もしっかり掴んで持ち運びできるので、仕事や家事の作業効率が良くなるというメリットがありますよ。
■楽器の演奏がしやすい
また、楽器の演奏についても、手が大きい人の方が有利に働きやすいですね。
例えば、ギターやピアノなど、指を広げて動かす楽器類は、手が大きいことで和音を奏でやすくなりますね。
■繊細な作業がしにくいのがデメリット
一方、手が大きいと、自然と指も大きくなります。したがって、スマホの小さなボタンの操作や、リボンを結ぶなどの一部の繊細な作業がしにくくなる可能性があるのが、手が大きい人のデメリットですね。
■市販品が合わない
また、平均よりも手が大きい人は、市販されている手袋やリングなどのサイズが合わないケースもあります。
■几帳面で真面目
手が大きい人は大雑把なイメージを持たれることもありますが、仕事や家事などにも真面目に取り組む性格の人が多いので、周囲から信頼されやすいものです。
そして、手が大きい人は、整理整頓が得意であったり、細かい作業にも根気よくこなす性格の人も多いですね。計画的にお金を使うので、無駄な物を買うことなく、節約上手な人も少なくありません。
しかし、真面目な性格が影響して、自分を甘やかすのがやや苦手な傾向がありますので、ストレスを溜めすぎてしまう人もいます。したがって、適度に自分を甘やかしたり、ストレス発散する必要があります。
■繊細で傷つきやすい
また、手が小さい人は、傷つきやすく繊細な性格の人が多い傾向があります。
真面目な性格が影響して、仕事でミスをすると、周囲の評価が下がってしまったのではないかと気にしすぎてしまいます。
また、感受性が強いので、他人に感情移入しすぎてしまうお人好しな一面も持ち合わせています。周囲の人のちょっとした一言に傷ついたり、影響されてしまうこともあります。仕事や人間関係のトラブルが起きると、気持ちがなかなか切り替えられない傾向もあります。
ただし、楽天的な一面もありますので、何かのきっかけで気持ちを切り替えることができれば、また元通りの真面目な性格に戻ります。
■他人に対しては寛容で優しい
手が大きい人は、自分が繊細な性格なので、周囲のちょっとした変化にも気づいて心配りができるので、周りの人からは気が利く性格だと思われやすいですね。
ルールやマナーを重要視する真面目な性格ではありますが、基本的には円満に物事を進めたいので、他人のミスに対しては寛容です。ただし、ルールやマナー違反ばかりするような非常識な人には嫌悪感を抱きます。
■恋愛にも真面目でマイペース
手が大きい人は、恋愛に対しても真面目で、一人の愛する人と穏やかに愛情を育んでいくような恋愛を理想とする傾向があります。
手が大きい人は、手を使う作業がしやすく、楽器を演奏しやすいメリットもあります。優しく繊細な性格の人が多い傾向があるのが、手が大きい人の魅力ですね。