肌寒い春先や寒の戻りで気温が不安定な時期に手放せないのがセーター。春物から夏物に切り替える時期はセーターを仕舞っていいのか迷ってしまいます。そこで今回は、春のセーターはいつまで着られるのか?や年代別のおすすめコーデをご紹介します。
春になると最初は肌寒かったり、暖かくなっても寒の戻りで寒くなったりと気温が安定しないのでセーターが手放せないですよね。ウールのセーターは暖かくなると暑くて着られませんが、コットン素材のものや薄手のものなら暖かくなっても着ることができます。
ただ、暖かくなってくると春物はクローゼットの奥に仕舞って夏物に切り替えたくなるので、セーターはいつまで着られるのか気になりますよね。
春の終盤5月は東京で平均気温が19度前後。昼間の気温は30度近くまで上がる日もありますが、朝晩は10度を下回る日もあります。日によってはウールのセーターを着る機会もありそうです。
6月に入ると東京で平均気温が22度前後。昼間の気温が30度を超える日も出てきて、朝晩の気温も15度前後まで上がるので、ウールのセーターを着るのは難しいでしょう。
コットン素材も厚手のものは×。サマーセーターと呼ばれるような薄手のものや半袖のものなら着られる日もあります。ただ、いわゆる春ニットと呼ばれるようなセーターは、6月に入ると着用するのは難しいと考えて良さそうです。
春のセーターは淡い色やきれい色のものが着たくなりますよね。20代の方にはきれい色もトレンドを意識したくすんだトーンのものが似合います。
くすみブルーのオーバーサイズのセーターは、ワイドパンツに合わせてゆるっと着るのが今の気分。セーターを前だけインして生地に表情を出すとより今っぽい着こなしになります。
リブ素材でボディラインにフィットするセーターは、ワイドなシルエットのパンツにインするのがバランス良く見えて旬なシルエット。
20代の方ならリブ素材のセーターをスカートに合わせて女性らしく着こなすより、デニムに合わせる甘辛コーデの方がマッチします。
人気ブランドのLACOSTEは、ワニのワンポイントが可愛いアイテム。控えめなデザインなのに、存在感があり一枚でクールに着こなせます。ガーリーに着たいときは、マーメイドスカートなどと合わせてもGOOD。
春先は寒の戻りもあって肌寒い日が多い時期。冬と言ってもいいような気温の日もあります。そんな日に活躍するのが冬にさんざん着回したケーブル編みのセーター。この時期にもまだまだ活躍してくれます。
30代の方なら甘いテイストのケーブルセーターは、色落ち感のあるワイドデニムに合わせてメンズライクに。フラットシューズで抜け感を出した足元の演出も◎。
タイトシルエットやサテン生地の光沢感が女性らしいマキシ丈ワンピにレイヤードするセーターは、デザインやシルエットがメンズライクなものを。テイストミックスが気分の今は、甘口と辛口を絶妙にブレンドすることで旬なコーデにまとまります。
春も終盤になってくると気温が上がって、薄手のものや素材感が涼しいセーターが重宝します。綿麻素材でナチュラルな色みのセーターには、ワントーンのベージュのショーパンを合わせて初夏まで着回せそうなコーデに。
オーバーサイズのセーターをゆるっと着てショート丈ボトムに合わせることで、大人の可愛いが演出できます。
春の肌寒い時期に冬物のセーターを着る場合、凝ったデザインのものや秋冬らしいカラーのものだと春コーデにマッチしないですよね。そんな時に使えるのが黒のベーシックなデザインのセーター。
黒のクルーネックセーターにはヘンリーネックのカットソーをインして襟元や裾からチラ見せ。春らしいライトな色みのパンツとも馴染みやすくなって、抜け感もプラスされます。
ラベンダーは甘さ加減が程良くて女子に人気のきれい色。40代の方らしい大人のきれい色コーデにもおすすめです。
サイドスリットのあるセーターはスカートにもパンツにも合わせやすく、使い勝手バッチリ。ベーシックなきれい色セーターは春にヘビロテ必至のアイテムです。
春本番になると薄手のものでコットンや麻といった素材のセーターが◎。40代の方なら色やデザインで大人の女っぽさを演出できるセーターがおすすめです。
ベージュのセーターは、シンプルなボトムに合わせても上品にコーデをまとめてくれます。綿麻混で涼しげな素材感のセーターは、春から初夏まで活躍してくれてこの時期頼れる一枚です。
セーターを扱う上で気をつけないといけないポイントの一つ。洗濯後の「干し方」です。
お気に入りのセーターが伸びてしまう、形が変形してしまうなどの心配を解消するアイテムのご紹介です。
物干しネット ランドリーネット 平置きネット
水を吸ったセーターをハンガーで干すと、生地が伸びてしまう恐れがあります。平置きネットを使えば、形を保ったままセーターを干せますよ。
セーターは春の肌寒い時期のマストアイテム。暖かくなっても寒の戻りで寒くなることを考えて、セーターを仕舞う時期を判断しましょう。気温に合った素材感のものを選んだり、スタイリングにトレンド感を取り入れたりして、春のセーターを使ったコーデを楽しみましょう。