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2018.09.17

醤油の染み抜き方法を徹底解説!時間が経ったシミを落とすコツ

醤油の染み抜き方法を徹底解説!時間が経ったシミを落とすコツ 醤油の染み抜き方法を徹底解説!時間が経ったシミを落とすコツ

洋服やカーペットについてしまった「醤油のシミ」は、どうやったら綺麗さっぱり落とすことができるのか、気になる方も多いはずです。そこで今回は、醤油の染み抜き方法について徹底解説します!染み抜きの注意点から正しい手順まで、ここで一気にチェックしましょう。

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自宅で簡単にできる!効果抜群の醤油の染み抜き方法を一挙ご紹介

醤油で汚れたシャツ

不注意で衣類やカーペット、壁についてしまった、醤油のシミ。浸透したしつこいシミはそう簡単には落ちませんし、時間が経ったらなおさら染み抜きをするのが難しくなります。

さらに、自己流の方法で染み抜きをしては、シミが悪化したり、衣類を傷つけたりする可能も。ここで正しい染み抜きの方法を知って、いざという時に備えませんか?

そこで今回は、絶対に知っておきたい醤油の染み抜き方法について一挙ご紹介します!注意すべきポイントから便利なアイテム、正しい染み抜きの手順まで徹底解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

応急処置なら!その場でできる醤油の染み抜き方法を解説

タオルを手にする人

「お食事中に醤油が洋服にハネて、シミができてしまった!」誰もが一度はそんな経験をしたことがあるでしょう。シミができて時間が経つとより落ちにくくなるため、その場ですぐに対処しなければなりません。そこでまずは、醤油のシミができてしまった時の応急処置の方法についてご紹介します。

■醤油のシミの応急処置の手順
1.生地の裏に汚れても良い布をあてる
2.水を含ませた布を用意し、表面から優しく押さえ込むようにしてシミをとる
3.乾いた布で水分をとり、乾燥させる

シミ取り剤があればそちらを使えば良いのですが、出先ではそうはいかないため、これらの手順で応急処置をしてください。これだけでもある程度は薄くなるので、帰宅したら本格的に染み抜きを行いましょう。

本格的に染み抜きをする前に!衣類の色落ちテストをしよう

色柄物の衣類

本格的に染み抜きをする前に、絶対にやらなければならないのが「色落ちテスト」。特に色柄物の衣類は色落ちする可能性があるため、お気に入りの洋服を長持ちさせるためにも、事前に色落ちテストを行いましょう。ここで、その手順をご紹介します。

■色落ちテストの手順
1.白い布に洗浄液をつける
2.衣類の目立たない箇所を、布でトントンと軽く叩く

この手順で布に色がついたら、自宅で洗濯をすると色落ち・色移りする可能性が高いという証拠です。したがって、ちょっとした染み抜きだからといって自分で対処せずに、クリーニングに出してください。基本的に一度色落ちをした衣類が元の色に戻ることはないため、ここは専門の業者に頼みましょう。

まず試すべきは「中性洗剤」!染み抜きの手順はこちら

中性洗剤とタオル

しつこい醤油の染み抜きをするにあたって、まず試すべきアイテムは「中性洗剤」です!最もおすすめできるのは台所用の中性洗剤で、中でも液体タイプが使いやすいのですが、基本的には何でも構いません。

注意すべきは、「アルカリ洗剤」を避けるということ。アルカリ性は色落ちしやすくなるため、十分に注意しましょう。ここで、中性洗剤を使った染み抜きの方法を解説します。

■中性洗剤を使った染み抜きの手順
1.洗剤を少量の水で薄め、布や歯ブラシにつけてシミ部分を揉みほぐす
2.シミ部分を軽く水ですすぐ
3.その衣類に合った方法で洗濯をする

デリケートな素材でなければ、洗剤を直接衣類にかけても問題ありません。しつこいシミには、洗剤をかけてしばらく放置すると効果的です。取れにくければ、何度かこれらの工程を繰り返すと良いでしょう。

洗剤で落ちないなら「漂白剤」の出番!醤油の染み抜きに効果抜群

漂白剤のボトル

中性洗剤を使っても落ちない、頑固な醤油のシミには「漂白剤」を使用しましょう!漂白剤は、洗剤だけでは落とせないしつこい汚れに、十分な力を発揮する優秀アイテムです。

漂白剤の使い方は簡単で、原液を布や綿棒、染み抜き棒などでシミ部分につけるだけ。あとはドライヤーでシミ部分を加熱し、取れたら衣類を洗濯すればOKです。

また、漂白剤は酸素系のもの、もしくは消毒用のオキシドールを使用してください。塩素系、還元系漂白剤は、衣類の繊維を傷めやすいため避けましょう。さらに、漂白剤を使用する際には、手につかないようにゴム手袋を着用してください。

醤油の染み抜きには「お酢」も効く!その方法を解説

お酢とリンゴ

醤油の染み抜きには、なんと「お酢」が効くと言われています。強い酸性のお酢が醤油の色素を分解することができ、化学反応によって頑固な醤油の染みを落とすのです。ここで、お酢を使った染み抜きの方法をご紹介します。

■お酢を使った染み抜きの手順
1.お酢の2倍の量の水で、お酢を薄める
2.薄めたお酢を布につけ、ポンポンと優しく叩きなじませる
3.中性洗剤でもみ洗いをし、水ですすいで乾かす

注意すべきポイントは、「お酢をそのまま使わない」ということ。お酢の酸性は非常に強く、衣類に大きな負担をかけるため、絶対に薄めて使用してください。また、洗剤でしっかりと洗い流すのもお忘れなく。

時間が経った醤油のシミには「重層」!気になる洗濯術とは

重層

日常の掃除で「重曹」を使用する方もいらっしゃるかと思いますが、醤油の染み抜きにも効果絶大!やや強いアルカリ性の重曹は、水溶性の醤油ジミを綺麗に落とすことが可能です。もちろん時間が経ったシミを落とすのにも有効ですので、諦めずにぜひ試してみてください!

■重曹を使った染み抜きの手順
1.重曹小さじ1に漂白剤小さじ3、中性洗剤3滴を加えて混ぜ合わせる
2.歯ブラシに液体をつけたらタオルの上にシミのついた衣類を起き、シミ部分をトントンと叩く
3.タオルに汚れが移っているのが確認できたら、水で綺麗に洗い流す

時間が経った頑固な醤油のシミも、たったこれだけで綺麗に落とすことができます。他にもミートソースのような油汚れにも効果的ですので、頭に入れておくといざという時に便利です。

炭酸水でも汚れが落ちる!醤油の染み抜き方法とは

炭酸水

さらには、「炭酸水」でも醤油のシミが落ちると評判。二酸化炭素には汚れを浮かせる性質があるため、炭酸水でつけ洗いした後に洗濯をすると、落ちやすくなるのです。洗剤やシミ落としがない時の、応急処置としても使える裏技だと言えます。

ちなみに炭酸水は、気が抜けた状態でも問題ありません。抜けていても水の性質はまだ弱酸性ですので、十分に効果があります。炭酸水を使って染み抜きをする際には、他の方法と同じような手順で問題ありませんが、軽く薄めて使用すると良いでしょう。その後は同様に、洗濯をして綺麗さっぱり汚れを落としてください。

ソファ・壁・じゅうたんの醤油の染み抜き方法を解説

じゅうたんの染み抜き

衣類だけではなく、「ソファ」「壁」「じゅうたん」に醤油のシミがつくケースもあるかと思います。これらも衣類と同様に、「中性洗剤」を使って染み抜きを行ってください!ついたばかりのシミであれば、基本的には洗剤だけで落とすことが可能です。

食器用洗剤は、必ずぬるま湯に溶かして薄めて使用してください。まずはキッチンペーパー等で醤油を軽く押さえて拭き取り、液体をスポンジなどの柔らかい素材のものに染み込ませ、優しく揉み込むようにしてシミを取りましょう。

ちなみに、直接洗剤をかけると、余計にシミになる可能性があるため十分に注意しましょう。

心配ならクリーニングへ!染み抜きには何よりスピード感が重要

クリーニング屋

大事な洋服や高級な洋服にシミができてしまった場合には、「クリーニング」に頼るのが無難です。自分で染み抜きをすると失敗する可能性もありますし、やり方を間違えれば生地を傷つける可能性もあるからです。とは言えシミがついた際には、何よりスピーディーな処置が重要となりますので、簡単な応急処置を施した後にクリーニングへ出してください。

大切な洋服にシミがつくと、焦って自己流の染み抜きを行う方もいらっしゃるかもしれませんが、それだけは絶対に避けてください。失敗した時のリスクは大きく、余計にシミが目立ってしまう事態を招きかねないため、クリーニングを頼るべきです。

いかがでしたか?今回は、醤油の染み抜きに効果的な方法を徹底解説しました。シミがついてしまった時には、何よりも「即座に」処置をするのが重要なポイント。すぐに染み抜きをすればそれだけ、シミが落ちやすいので、素早い対処を心がけてください!

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