LIFESTYLE
2018.10.30

台湾旅行におすすめの服装は?春夏秋冬、シーズン別コーデをピックアップ

台湾旅行におすすめの服装は?春夏秋冬、シーズン別コーデをピックアップ 台湾旅行におすすめの服装は?春夏秋冬、シーズン別コーデをピックアップ

近年ますます人気が高まる台湾旅行。LCCを利用すれば1泊2日(日帰りも可能!)などの短期間で安く行けるので、国内旅行の感覚で楽しめます。 そんな台湾旅行ですが、初めて旅行する人が困るのが、着ていく服装。時期によって気温も変わるので、自分が旅行する時期に何を着たらいいのか迷いますよね。 今回は、季節ごとの台湾旅行に最適な服装をご紹介します。台湾に興味のある方、興味はなかったけどこれを機会に行ってみたい方、今回ご紹介する服装やコーデをぜひ参考にしてください!

当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

台湾の季節別の気候について

台湾旅行を楽しむ女性たち

日本の沖縄よりさらに南に位置する台湾。南の島のイメージで年中暖かいと思う方もいるかもしれませんが、場所によっては日本のように四季があって冬は意外と寒いんです。

台湾は中央に北回帰線を挟んで、北が亜熱帯気候、南が熱帯気候になります。夏は台風が通ることも多く、湿度が高いので気温より暑く感じるかもしれません。

季節ごとの台湾旅行におすすめの服装コーデをご紹介

 

春と夏と秋は基本暖かく、夏は湿度も上がるのでかなり暑い台湾。春と秋は一日の気温の変化が激しいので、朝や晩は冷えることもあります。

暖かい時期だからといって半袖の服しかないと、冷えて体調を崩すことも考えられます。必ずアウターになるものや長袖の服も持っていきましょう。急な雨が降ったり、気候が不安定な時期もあるので、レインコートや折り畳みの傘はマストです。

ここからは時期ごとにおすすめの服装コーデをご紹介します。

春の台湾旅行におすすめの服装コーデ(3月):気温の変化に対応できる羽織りものはマスト

台湾の3月の服装

台湾の3月の気温はだいたい15℃から20℃の間です。月間の気温の変化が激しいので、旅立つ直前に現地の気温をチェックするのをおすすめします。

長袖のカットソーに薄手のアウターなら、平均的な3月の気温に対応できるコーデ。デニムジャケットやGジャンは、この時期に丁度良いアウターです。

雨が降る日も増えてくる時期なので、レインコートや折り畳み傘はマストアイテム。雨の日用のコンパクトにたためるウインドブレイカーがあると便利です。

春の台湾旅行におすすめの服装コーデ(4月):基本は半袖でOK!一応薄手の羽織りものを

台湾の4月の服装

台湾の4月の気温は、20℃から30℃くらいです。春から夏に切り替わる季節の変わり目なので、気温も不安定です。基本的に昼間は暑いのですが、急に雨が降ったり朝晩は冷えることもあります。

昼間はTシャツや半袖のトップスにデニム、足元はスニーカーが最適です。カジュアルなワンピースに足元はスニーカーではずす大人可愛いコーデもおすすめ。

朝晩の急な冷えや、突然の雨に対応できる小さくたためるウインドブレーカーのようなアウターがあると役立ちますよ。

春の台湾旅行におすすめの服装コーデ(5月):日本の夏の服装でOK!雨で足元が悪いので靴はサンダルで

台湾の5月の服装

台湾の5月の気温は30℃を超える日が多くなり、かなり暑くなります。梅雨入りして雨も降るので、雨に対応できる準備はしっかりとしましょう。

全身を黒でまとめたコーデは、暑さ対策をしつつもスタイリッシュで涼しげです。梅雨入りして雨が多く足元が悪いので、濡れてもいいサンダルはナイスチョイス。

全身黒でも暑苦しくないのは、スカートの丈感と足元の抜け感のおかげ。黒のシンプルなワンピースは、キャップやサンダルといったスポーツテイストとも相性が良く、夏の台湾旅行に最適な1枚です。

夏の台湾旅行におすすめの服装コーデ(6月):梅雨に加え台風も!晴れの日でも折り畳み傘はマスト

 

台湾の6月の気温は梅雨に加えて台風も通るので雨が多く、気温も35℃前後の日が多くかなり暑いです。

暑くて雨が多いこの時期、羽織るものは必要ないと思いがちですが、冷房が効いている建物も多いので、羽織りものは必ず持参しましょう。

ワンピースならカーディガンが最適です。濡れて体調を崩さないようにしましょう、

夏の台湾旅行におすすめの服装コーデ(7・8月):気温は夏本番!帽子を忘れずに

台湾の7月の服装

台湾の7月と8月の気温は真夏の暑さです。平均気温が30℃前後なのに加えて、台風も度々やってくるので雨対策も必ずしましょう。

とにかく暑いこの時期の台湾旅行には、涼しげな素材感のノースリーブのトップスがぴったり。ゆったりした柔らかい素材のワイドパンツは暑苦しさが半減できて◎

熱中症にならないように、帽子をかぶることをおすすめします。水分補給をまめにしましょう。台風の他にも、突然のスコールが多いので、雨対策は万全に。

秋の台湾旅行におすすめの服装コーデ(9・10月):雨の日が減るこの時期は観光日和!朝晩の冷え対策も

台湾の10月の服装

台湾の9月と10月の気温は、日中はまだ真夏の暑さが続くものの、だんだん暑さが落ち着いてきて朝晩冷えることも増えてきます。気になる台風は、9月の初旬に少し来る程度。雨の日も少なくなって過ごしやすくなります。

日中は暑いので、半袖のTシャツがちょうど良いアイテム。ただ秋っぽい日も増えてくるので、素材や色が秋を感じるスカートは、季節感が演出できて◎朝晩急に冷え込むことが増える時期なので、軽い羽織りものを持っておきましょう。

秋の台湾旅行におすすめの服装コーデ(11月):半袖トップスに冷え対策のアウターをプラスして

台湾の11月の服装

台湾の11月の気温は、平均で23℃前後。最低気温が17℃前後になる日もあり、雨の日も多くなってきます。

日によっては30℃を越えたりするので、基本は半袖のトップスで大丈夫です。朝晩は冷えたり、かなり涼しい日もあるので、軽めのアウターは必須です。

夜のお出かけなら、半袖のトップスにライダースジャケットを羽織るコーデがちょうど良い時期。雨用に羽織りと兼ねてウインドブレーカーのようなアウターもおすすめです。

冬の台湾旅行におすすめの服装コーデ(12月):長袖トップスにアウターをプラス、暑い日もあり

 

Eri Wangさん(@eriwang)がシェアした投稿 -

台湾の12月の気温は、平均で20℃前後です。気温の差が激しいので、暑さと寒さどちらにも対応できる服装を用意しましょう。

長袖トップスにトレンチコートなどの軽めのアウターを羽織るコーデが最適です。暑い日もあるので、半袖のトップスも持参するのをおすすめします。

冬の台湾旅行におすすめの服装コーデ(1・2月):一年で一番寒い時期、暑い日もあるので半袖も

台湾の2月の服装

台湾の12月の気温は、平均で15℃から20℃の間。10℃を下回る日もあります。最高気温が30℃近くまで上がる日がたまにあります。

台湾の短い冬の2ヵ月、しっかり防寒できる服装が必要です。ニットにパンツ、アウターをコーデ。ニット帽などの防寒小物も必要です。

その一方で、暑くて半袖トップスがちょうどよい日があるのが台湾の気候。1枚は用意しておきましょう。

地域による寒暖差に注意!

台北

南北に長い台湾。前述のとおり、北部は亜熱帯気候、南部は熱帯気候です。そのため、同じ台湾でも北部か南部かでも気温が異なります。平均気温は、台北・台東・台中・台南の順に高くなり、台北と台南の月ごとの平均気温は最大で4℃異なります。

また、時期によってもどの程度寒暖差があるかが異なります。5月から9月にかけてはほぼ地域による気温差はありません。しかし、10月から2月にかけては、最も寒暖差がある台北と台南では2~4℃異なります。特に1月から4月にかけての気温差は大きいので、この時期に台北と台南に同時に行くような場合は服装に注意しましょう。

台湾旅行であると便利なもの

龍虎塔

■折り畳み傘
亜熱帯・熱帯気候の台湾。南国によくあるように、突然雨が降ってくることがあります。また、日本に比べると雨の日の割合も多くなっています。折り畳み傘やレインコートなどの雨具は必携です。

■ポケットティッシュ
トイレにトイレットペーパーの備え付けがされていないことがかなりあります。トイレのためにポケットティッシュを持っていくようにしましょう。なお、台湾では使用後の紙はトイレに流さずに備え付けのゴミ箱に捨てますので、水に流すことができるものである必要はありません。

■ウェットティッシュ
台湾では屋台や夜市での食べ歩きが楽しいですよね。その際、手やテーブルを拭くのにウェットティッシュがあると便利です。また、飲食店でもおしぼりが出てくることが少ないので、食べ歩き以外でも役に立ちます。

■汗拭きシート
暑さ対策が必要な台湾。街歩きをしていると汗が噴き出してきます。ハンカチやタオルなど汗を拭くことができるものに加え、汗拭きシートがあると爽やかに過ごせますよ。

■Wi-Fiルーター
スマホがあるなら、ぜひレンタルしたいWi-Fiルーター。地図アプリが使えれば、街歩きがグンとしやすくなります。特に台北ではバスに乗ると行きやすい観光スポット・グルメスポットがあるので、バスの乗り方が分かるのは便利。

台湾でも日本でも借りられますが、1週間以上レンタルするのであれば台湾で借りた方がお得になります。

■モバイルバッテリー
スマホもWi-Fiルーターも電力が必要です。両方とも一日中使用するのであれば途中で電池切れになることがあります。モバイルバッテリーを持って行くようにしましょう。USB充電だけでなく、太陽光発電で充電できるタイプのものもありますよ。

■悠遊カード
台湾の主な交通機関がMRT(地下鉄)とバス。しかし、バスはお釣りが用意されていないことがあるため、運賃ぴったりの金額をその都度用意するのはなかなか大変です。そのため、MRTやバスで利用できる「悠遊カード」というSuicaのようなICカードがあると便利です。

MRTやバスだけでなく、TRA(台湾鉄道)やタクシー、コンビニの支払いにも利用できます。しかもMRTの運賃が2割安くなります。MRTの窓口やコンビニで100元のデポジットで作ることができ、チャージは駅の券売機やコンビニで行います。

チャージして使い切れなかった分は、払い戻しをすることができます。100元のデポジットも返却されますが、手数料として20元かかります。

■筆記具
英語が通じないことがあるものの、漢字が通じる台湾。タクシーなどで目的地を伝える際に、メモとペンがあれば漢字で書いて伝えることができます。

日本とは少し漢字が異なる部分があるので、できれば中国語表記を調べるとよいでしょう。また、宿泊先の住所の中国語表記はあらかじめメモを用意しておくと安心です。

■胃腸薬・風邪薬
暑くて冷たいものをたくさん摂ってしまったために胃腸の調子を崩すことがあります。また、台湾料理は脂っこいものも多いので、胃もたれを起こすことも。胃腸薬を準備しておきましょう。

また、日本との気温差により風邪をひくことがあるので、風邪薬もあるとよいでしょう。

台湾旅行で気をつけるポイント

台湾旅行

■水道水は飲まない
水道水は現地の人でも飲みません。コンビニやスーパーで飲料水を購入するようにしましょう。水道水をろ過して飲めるようにしたものも販売されていますが、心配ならミネラルウォーターを選ぶとよいでしょう。また、駅や空港、ホテルには冷水機やウォーターサーバーが置かれていますので、これを水筒やペットボトルに詰めて持ち運ぶこともできます。

■屋台では生ものは避ける
夜市や屋台の衛生状態はあまりよくはありません。よほど胃腸に自信がある場合をのぞき、火が通された料理を選ぶようにしましょう。

■道を渡るときは左右を確認
台湾の交通マナーはよくありません。信号を守って横断したのに事故に遭うこともあり得ます。信号だけでなく、車が来ていないかどうかしっかり確認してから道路を渡るようにしましょう。

■地下鉄のホームや電車内は飲食禁止
台湾では地下鉄のホームや電車内での飲食が禁止されており、監視員に見つかると罰金を支払うことになります。ガムや飴も禁止です。暑いのでのども渇きますが、水分補給は改札を通る前にすませましょう。

なお、台湾鉄道や新幹線では飲食の禁止はされていません。

■日本語が通じることがかなりある
日本語が通じるのは便利なように思えますよね。しかし、どうせ分からないと思って日本語で人を揶揄したり商品やサービスに対する文句を言ったりすると、トラブルに発展する可能性があります。日本で面と向かって言うのを避けるようなことは、台湾でも言わないようにしましょう。

台湾は南国ではありますが、雨が多く、冬はしっかり寒いので、時期に応じて服装を準備する必要があります。旅立つ直前に現地の気温をチェックしておくことをおすすめします。日本から気軽に行けて、異国文化を体感でき、食べ物も魅力的な台湾。最適な服装を準備して、素敵な旅を楽しんでください!

related articles