太っているわけではないのにぽっちゃりして見られたり、メイクが決まらなかったりするのは、もしかすると顎のラインが原因かもしれません。すっきりシャープな横顔美人になりたいですよね。今回は顎のラインを出す方法をご紹介します。
【目次】
ふとしたときに気づく顎のラインのなさ。
顎のラインがないだけで太って見えたり、老けて見えたりしてしまいます。
その原因はどこにあるのでしょうか。
■顎のラインがない原因
・体重が増え、脂肪も顔周りに付いている
・表情筋の衰えによってフェイスラインがたるんでいる
・不要な老廃物が顎のラインに溜まっている
・塩分や水分の摂りすぎでむくんでいる
主にこの4つが原因で、顎のラインがなくなってしまうようです。
特に現代人はスマホの使用時間が長く、下を向いた姿勢でいることが長いため、重力や表情筋の衰えによって顎のラインのシャープさがなくなってしまいます。
顎のラインをシャープにすることができれば、小顔に見えるだけでなく、横顔美人になることもできるので、顎のラインを出す方法を取り入れていきませんか?
顎のラインをキレイに出したいときは、顔周りのマッサージをすることがおすすめです。
マッサージをすることによって、老廃物を流すことができ、むくみをすっきりさせることも期待できます。
まずは、保湿クリームやフェイス用のマッサージクリームなどを用意して、マッサージによる肌への摩擦を軽減しましょう。
■顎のラインを出すマッサージ方法
①用意したクリームを両手のひらになじませたら、顎から耳の付け根に塗布していきます。
②余ったクリームは中指や人差し指の間にもしっかりとつけましょう。
③チョキの形にして第一関節を軽く曲げたら、顎の骨をチョキにした指で挟み、耳たぶの下にあるくぼみに向かって流します。
④痛気持ちいいくらいの強さで5回繰り返し、これを3セット行いましょう。
時間があるときは、耳の後ろから鎖骨に向かって流すようにマッサージをし、最後に鎖骨をチョキの指で上下から挟んで内側から外側に向かって流すといいですよ。
入浴中やお風呂上りなど、血行が良くなっているときに行ってみてください。
ホットタオルで顔を温めてから行うのもいいでしょう。
時間がないときや、ちょっとした時間を使って顎のラインをすっきりさせたいときは、ツボを押すこともおすすめです。
ツボ押しは直接神経に働きかける効果を持っているので、ツボを押す位置によってむくみをすっきりさせたり、フェイスラインをシャープにしたりすることができるそう。
おすすめのツボは、上廉泉(かみれんせん)というツボです。
顎の中心から首へかけての途中にあるツボで、顎の裏辺に刺激を与えることができ、小顔になると言われています。
また、顎の真ん中から1cm外側にある夾承漿(きょうしょうしょう)も効果的!
顔のむくみに効くそうなので、むくみやすい方はぜひ押してみてください。
あまり強い力で押さないように気を付けましょう。
表情筋の衰えによる顎のラインのなさを改善するなら、エクササイズで表情筋を鍛えることがおすすめです。
■顎のラインを出すエクササイズのやり方
①鏡を見ながら、「あー・いー・うー・えー・おー」と大きな口を開けてゆっくりと言います。
②一つ一つの言葉を丁寧に、そして顔や首の筋肉が使われていることを意識しながら繰り返しましょう。
■顎のラインを出すエクササイズのやり方
①上を向いて、口を大きく開けます。
②そのまま下を思いっきり突き出して、5秒ほどキープしましょう。
二重あごの解消に効果的です。
顎のラインを出す方法を取り入れていくなら、生活習慣にも気を付けなければなりません。
せっかくエクササイズなどを取り入れていても、下を向いた姿勢ばかりでは効果がなくなってしまうからです。
顎のラインのたるみを招かないために、背筋を伸ばして軽く顎を引いた正しい姿勢をキープしましょう。
スマホを使う場合は、正しい姿勢の目線の高さに持ち上げてから使用するようにしてみてください。
顎のラインをキレイに出すなら、顔ヨガを取り入れることもおすすめです。
表情筋を鍛えるために生まれたので、脂肪や老廃物を取り除き、すっきりした顎ラインへ導いてくれます。
■おすすめの顔ヨガ
①鼻から吸った息を口から吐きつつ、顔のパーツを中心に寄せるようにくちゃくちゃの顔にします。
②10秒ほどかけて息を吐ききったら、同時に「ぱっ!」と目と口を開いて、顔全体を伸ばしましょう。
顎のラインを出す方法についてご紹介しました。顎のラインがシャープに、しっかりと出てくることで横顔美人になれるだけでなく、顎のラインでカットされるボブヘアも今まで以上に似合います。たるみを招く生活習慣に気を付けながら、顎のラインをきゅっと引き締めていきましょう。