デニムの中でもきちんと感が強いワンウォッシュデニム。きれいめにもカジュアルにも便利なので、大人見せできるコーデポイントをチェックしましょう!
【目次】
名前の通り「ワンウォッシュ」してある、つまり1回洗ってあるデニムです。洗うことで縮みにくくなり、生地がほぐれて履きやすくなります。
自分で履き込み、さらに洗濯をするたびに味が出るので、経年変化を楽しめるデニムと言えますね。
ただし十分に色落ちはしていないので、白い靴下などを履くと色が移ってしまう可能性も。また、裾上げをする時はもう一度洗って縮みを少なくしてから行った方が良いでしょう。
■見分け方
そもそもデニムは何かしら加工されてから市場に出回ることが多いです。
ワンウォッシュデニムも一度洗ってから売り出されますが、それに対して全く洗わずに出回るのが「生デニム」「リジットデニム」と呼ばれるタイプ。
洗い加工がされておらず、糊付けされたままの状態。または防縮加工のみされたデニムです。縮むことを考慮して、少々大きめサイズを購入した方が良いでしょう。
■洗濯方法
水洗いOKの表示があれば、洗濯機で洗っても大丈夫です。ただし最初の方は色落ちが心配なので、デニムだけで洗いましょう。
裏返しにしてネットに入れて、漂白剤や蛍光増白材が配合されていない洗剤を使います。
上下ワンウォッシュデニムの春らしい軽やかなデニムオンデニムコーデ。カジュアル感が少ないのは、ワンウォッシュのリッチな質感のおかげ。
足元はヒールでランクアップさせるのが正解。デニムをエレガントに着こなす時に便利なスタイルです。
「Levi's(リーバイス)」のスタンダードなワンウォッシュデニム。老舗デニムブランドならではのデザインには、安定感があり落ち着きます。
春夏はガラッとテイストの違うフリルトップスでミックスコーデに。肌見せしても上品に仕上がるのは、ワンウォッシュデニムのおかげです。
ワンウォッシュデニムを夏らしく仕上げるには、メリハリがあるカラーリングが効果的。涼しげな白いブラウスとのコントラストで、爽やかな見た目を実現します。
シルエットにボリュームがあるトップスには、スリムタイプのデニムで細見えを狙って。濃いめカラーなので、より細く長く見えます。
ハイウエストのワンウォッシュデニムに、同じカラーのノースリーブで細長いIラインが完成。まるでセットアップのような見た目が、大人っぽさをアップしてくれます。
小物もネイビーと相性の良い黒でまとめてトーンダウン。あえてベルトをせずにハイウエストデニムを履くのが旬の着こなしです。
「UNIQLO(ユニクロ)」のワンウォッシュデニムは、スタンダードなデザインで履きやすい人気アイテム。合わせるトップス次第で雰囲気が変わるシンプルさが魅力です。
季節感を取り入れたい時は、秋カラーのカーキをとことん使って。裾を大きめに折り返してヒールを履くのが大人見せポイントです。
白いタートルニットは秋冬のモテアイテムですが、膨張色なので着膨れが心配。そんな時に便利なボトムが、ワンウォッシュのスキニーデニムです。
ウエストをインしてロールアップで足首を見せれば、かなりスタイルアップ。ヒールは年代に合うカラーにして、自分らしさをアピールしましょう。
ワンウォッシュのカラーと相性の良い黒のニーハイブーツにインすれば、秋冬のクールなスタイルが完成。
インパクトがあるイエローのざっくりニットを引き立てながら、下半身のきれいなシルエットもしっかりアピールできます。
ワンウォッシュのワイドデニムは、大人のデニムとして様々なコーデに重宝します。秋冬はワイドデニムよりも少し短い丈のロングコートで好バランスに。
アウターは、濃いめのネイビーを緩和する優しげなカラーがおすすめ。さらに小物でファーを投入して、ふんわりとした女性らしさを表現しましょう。
トーンを抑えた大人のデニムコーデに役立つワンウォッシュデニム。冬は黒トップス×黒アウター、さらに黒いドレスシューズでエレガントな表情に。
地味見えを防ぐのに効果的なのが、ブラウンバッグのアクセント。ワンウォッシュデニムだからこそ、差し色が映えますね。
品があってどカジュアルに陥ることがないワンウォッシュデニム。大人のラフコーデに華を添える優秀ボトムなので、効果的な取り入れ方でメリットを発揮しましょう。