ダイビングは海の中の様子を覗けると大人気のマリンアクティビティ。ここでは、ダイビングの持ち物とおすすめの服装をご紹介します。
【目次】
酸素ボンベを背負って海の中に入るダイビング(スキューバダイビング)は都会の喧騒を離れて魚や生物を見たり、無重力のような感覚を体験できたりすると大人気。
ライセンスを持った人が楽しめるファンダイブ以外に初めての人やライセンスを取得する予定がない人が楽しめる体験ダイビングも実施されています。
美しい海を訪れるなら「初めて体験してから人生観が変わった」という人がいるほど魅力的なダイビングにチャレンジしてみましょう。
ダイビングではマスクやフィン、ウェットスーツ、酸素ボンベなどの器材を使いますが、ダイビングショップを利用する場合は、これらの器材を貸してもらえます。特別な道具を購入する必要はないので、気軽に体験してみましょう。
まずは、ダイビングの基本的な持ち物をご紹介します。
■水着
ピタッとしたセパレートタイプの水着かビキニがおすすめです。背中に金具や大きい結び目があると、酸素ボンベを背負った時に痛みを感じるので、注意してください。
ウェットスーツは体にフィットするので、水着のデザインはひらひらとしたフリルやパレオが付いたものは避けた方が良いでしょう。ワンピースタイプでも大丈夫ですが、トイレに行きたくなった時は不便です。
■ラッシュガード
日焼けやけがを予防したい人や水着姿に抵抗がある人はラッシュガードを使いましょう。ラッシュガードは上からウェットスーツを着た時にごわつかないようにフードなしのタイプがおすすめです。
■ウェットスーツのインナー(寒いのが苦手な人)
保温性のあるホットカプセルやエアスキンをウェットスーツの下に着ておくと、体の冷えを気にせずにダイビングを楽しめます。
■Cカード、ログブック(ファンダイブの場合)
ライセンスを持っている人は忘れずに持参してください。
■着替え
基本的には、ダイビング終了後は着てきた服に戻るだけなので、下着だけで大丈夫です。
■バスタオル
大きめのタオルは海から上がった後の防寒にも役立ちます。
■日焼け対策グッズ
海は紫外線が強いので、日焼け止めやサングラス、つばが広い帽子などを持って行きましょう。
■その他
酔い止め薬、コンタクトレンズの予備、化粧品、シャンプーセット、ヘアゴムなどがあると便利です。
■生理の場合
タンポンやナプキンを使うと、生理中でもダイビングを体験できます。ただし、ウェットスーツは水を浸透させるので、海から出たら早めに生理用品を取り換えてください。
ボートにトイレがある場合は、中身が見えないビニール袋やウェットティッシュ、ティッシュなどを持参すると役立つでしょう。汚れが目立つのが心配な人は黒のトレンカタイプやスパッツタイプのラッシュガードを着ておくと安心です。
また、生理中は体が冷えるとおなかが痛くなりやすいので、パーカーなどの防寒具も持って行きましょう。
ダイビングをする時は水着とウェットスーツに着替えるので、基本的にはどんな服装でも問題ありません。着替えに時間がかかる服装は避けて、素早く水着になれる服装を心がけると良いでしょう。動きやすい服装を選べば、ダイビング後に海辺で遊べます。
ラッシュガードとショートパンツのコーデは海で遊びたい時に最適。ラッシュガードを着ておけば、強い日差しも避けられます。ダイビングに行く時は、下に水着を着ておくと、素早く着替えられるでしょう。
リゾート地でダイビングを楽しむなら、その場の雰囲気を満喫できる服装がおすすめ。ワンピース×カンカン帽は大人可愛く、ビーチでも視線を集められるでしょう。
ダイビング終了後、海から上がると、寒さを感じることがあります。体の冷えが心配な人はさっと体温調節できる服装を心がけましょう。長袖シャツを羽織ると、冷えを予防できて、大人っぽく見せられます。
オーバーサイズTシャツとデニムを合わせると、こなれ感のある旬のスタイリングが完成します。ダイビングに行く時は歩きやすいスニーカーを履くと、足が疲れず、楽でしょう。
ボーダー柄トップス×ヨット柄パンツの服装はマリンライク。広大な海でダイビングを楽しみたい時にぴったりです。かごバッグなどを持つと、さわやかなコーデを作れます。
ダイビングで海に潜ると、疲れやすいです。海から上がった後にリラックスしたい人はTシャツ×ロングスカートにぺたんこサンダルをコーディネートしましょう。ゆるめの服装でも、華やかな色のアイテムを使うと、ビーチで地味に見えません。
海では強い風が吹くこともあります。ボートに乗っている時やビーチで遊んでいる時に風を受けると体が冷えるので、涼しい日にダイビングをするなら、風を通さないマウンテンジャケットを羽織ると良いでしょう。
ダイビングは夏以外の季節にも楽しめます。半袖トップスやショートパンツでは寒い日はパーカーやスキニーデニムをコーデに取り入れると良いでしょう。大きめのパーカー×タイトなスキニーパンツの服装はメンズライクでカジュアルです。
秋冬のダイビングでは、寒さを感じることが多いです。寒いと体調を崩しやすいので、ブルゾンやスウェット、Tシャツなどを重ね着して防寒しましょう。重ね着すると、ダイビングで体を動かして暑くなった時に体温調節しやすいです。
ダイビングは海の中の景色を楽しめたり、無重力に似た感覚を味わえたりするアクティビティです。適切な服装でダイビングに行って思う存分、きれいな海を楽しみましょう。