喫茶店やカフェで働くバリスタにはどんな服装が適しているのでしょうか。ここでは、バリスタの服装選びのポイントと女性のバリスタにおすすめのコーデをご紹介します。
【目次】
バリスタは喫茶店やカフェでコーヒーを淹れる人。「バリスタになりたい」と思っている人の中には、働く時の服装が気になっている人もいるでしょう。バリスタの服装規定は喫茶店やカフェによって違いますが、私服の上にエプロンを着けることが多いです。
まずは、バリスタの服装選びのポイントについて確認してみましょう。
■きれいめ
喫茶店やカフェなどの飲食店で働くバリスタには清楚感が求められます。服装に迷った時はシャツやポロシャツにシンプルなボトムスを合わせてきれいめに仕上げるのが無難でしょう。
■汚れに注意
バリスタは仕事中、コーヒーの粉などで服が汚れてしまうことがあります。服にシミがあると、清楚感がなくなるので、汚れの目立たない服装を選ぶのがおすすめです。
■靴は疲れにくいもの
バリスタは立ち仕事。長時間、立っていると、足が痛くなったり、疲れたりしやすいため、足に合った靴を履くのが大切です。パンプスの指定がない場合は、クッション性の高いスニーカーが良いでしょう。
■アクセサリーは外す
指輪やネックレス、ピアスなどのアクセサリーは禁止されていることが多いです。服装規定で禁止されていない場合でも、コーヒーや洗剤などで汚れることがあるため、仕事中はできるだけアクセサリーを外しましょう。
春は薄手のカーディガン×ベージュパンツできれいめカジュアルコーデに仕上げましょう。黒のカーディガンやベージュのパンツを選べば、バリスタの仕事中にコーヒーの粉などが付いても目立ちません。
腕まくりをしたり、Vネックカーディガンでデコルテを見せたりすると、軽やかさを感じる服装になります。
さわやかなポロシャツは夏のバリスタコーデの定番アイテム。さらりとした肌触りで着心地が良く、動きやすいのにカジュアルすぎないため、バリスタにぴったりです。
店舗の服装ルールが厳しくない場合は、襟やボタンがワンポイントになっているものを着ると、おしゃれも楽しめるでしょう。ボトムスはチノパンでかっちりとした服装に仕上げるのがおすすめです。
秋は襟付きの黒シャツを主役にした服装でシックに決めて。黒の襟付きシャツはきちんと感があるので、老舗の喫茶店のバリスタにも良いでしょう。細身のベージュパンツをコーディネートすると、できる女性風のスタイリングが完成します。
黒やベージュはどんな色とも馴染むので、エプロンも組み合わせやすいでしょう。
冬はグレーのタートルネックで柔らかいイメージの服装に仕上げましょう。同系色のボトムスを穿くと、落ち着いたコーデができあがります。
最近はゆったりとしたトップスも人気ですが、バリスタは適度にボディラインにフィットするシルエットのタートルネックで上品さを演出するのがポイントです。
人気のカフェチェーンStarbucks Coffee(スターバックス コーヒー)はおしゃれなバリスタが多いイメージ。私服にエプロンを着けている印象ですが、細かいドレスコードが決まっています。
■スタバのドレスコードの例
・黒や白の襟付きシャツ、ブラウス、ポロシャツ
・黒や白のセーター、タートルネック、ベスト
・黒やベージュのパンツかスカート
・黒や茶色のローファー、革靴、スポーツシューズ
デニムやスポーツウェアは禁止で、膝上10㎝以上短いボトムスも認められていません。また、タトゥーが禁止されているなど容姿に関するルールもあるので、働く際はドレスコードをしっかりと確認しておきましょう。
アメリカのスタバはこれまで日本と同じようにバリスタの服装に関してルールを定めていましたが、最近、服装の自由度が上がりました。具体的には、グレーやデニムなどの濃い色のシャツが着用可能になり、セーターやワンピース、帽子などもOKです。
TULLYS COFFEE(タリーズコーヒー)のバリスタも服装に関してルールが決められています。具体的には、白か黒のシャツ×ダークカラーのパンツを基本に、ベルトは必須、デニムはNGなどの細かい規定があります。
タリーズの店員として働く人は面接などの際に詳しくチェックしておきましょう。
カジュアルな雰囲気の喫茶店やカフェはバリスタの服装に細かいルールが定められていないことが多いです。Tシャツやワイドパンツも認められているお店もあるので、働く店舗の雰囲気などに合わせて服装を選びましょう。
バリスタの服装に規定がない場合は、動きやすいワンピーススタイルがおすすめです。ストンと落ちるシルエットのワンピースは体を締め付けないので、長時間働いていても疲れにくいでしょう。
ダークカラーを選べば、コーヒーの粉の汚れも目立ちません。
バリスタの服装規定は喫茶店やカフェによって違います。バリスタとして働く人は店舗のルールをしっかりと確認しておきましょう。服装に関してルールがない場合は、汚れが目立たないコーデがおすすめです。