オレンジブラウンは、ふんわりした柔らかい雰囲気を演出する髪色。色の種類も豊富で、明るめと暗めでも仕上がりに違いあり。今回は、オレンジブラウンの髪色が似合う人や、参考にしたい髪型をご紹介します。
【目次】
オレンジブラウンは、普通のブラウンに比べて明るめで存在感を発揮できるのが特徴。
ヘアカラーとして使えば、重くなりがちな髪色もパッと明るく華やかな雰囲気に。他にも女性に嬉しい効果があるカラーです。
日本人は「黄色人種」と言われるだけあって、肌に黄色みがあります。
オレンジブラウンは、ブラウンの中でも黄色みが強い色。日本人の肌になじみが良く、きれいに見せてくれる効果があります。
特に、イエローベースの方はオレンジブラウンが得意。ただし、ブルーベースの方も、ブラウンの割合が多い落ち着いた色であればOKです。
オレンジもブラウンも、暖かみがあるカラー。黒や赤などのハッキリした髪色よりも優しげな雰囲気に仕上がります。
また、髪質まで柔らかく見える効果あり。女性らしいふんわり感が演出できるでしょう。
発色の良さも、オレンジブラウンの魅力。
そもそも日本人の髪の毛には、オレンジ系のメラニン色素が多く含まれています。おかげで、オレンジが出やすいという特徴あり。
ブリーチなしでも鮮やかなオレンジブラウンに染まり、ツヤ髪をキープできます。
■明るめのオレンジブラウン
オレンジブラウンは、明るめだとオレンジの発色も強めに。ヘルシーな印象が強くなり、顔色がワントーンアップします。
■暗めのオレンジブラウン
オレンジブラウンは、暗めでも表情は明るく見せることができて、柔らかい雰囲気が出せるレアなカラー。
肌なじみも良いので、普段はグレー系の暗い髪色がお好みの方でも違和感なく髪色をチェンジすることができます。
■グラデーションカラー
外人のような雰囲気がお好みであれば、オレンジブラウンのグラデーションがおすすめ。全体的に暖色のグラデーションになり、目立ちすぎることもありません。
毛先にかけて緩やかな明るいオレンジにすることで、しっかりした発色をキープできます。
オレンジブラウンの髪色が似合うのは、やはりイエベ肌の方。顔周りに柔らかい暖色があることで、イエベの黄色みが緩和されて透明感のある肌に。
イエベにもタイプが2つあります。
イエベ春タイプの方は、イエローやオレンジが強めのブラウン、ミルクティーブラウンなどの明るめがお似合い。
あまり暗いカラーだと、重めの印象になってしまうので要注意です。
イエベ秋タイプの方は、ブラウンが強めの上品なカラーがおすすめ。オレンジブラウンは暗めでもツヤ髪に仕上がるので、落ち着いた雰囲気をかもし出すことができます。
自分に合うカラーを見つけるポイントは、肌や瞳の色にトーンを合わせること。オレンジブラウンは種類が多いので、必ずぴったりのカラーが見つかるでしょう。
オレンジブラウンが苦手なイメージがあるブルべ肌。しかし、肌の白さを強調してくれる深いオレンジブラウンならOK。
避けたいのは、黄色やオレンジが強い髪色。そもそも涼しげな雰囲気を持っているブルべの印象とは真逆の暖色なので、悪目立ちが心配です。
ブルべ夏タイプの方は、アッシュ系のオレンジブラウンやライトブラウンがぴったり。クールな印象が緩和されて、親しみやすい印象に。
ブルべ冬タイプの方は、基本的にブルーや紫などの寒色が似合うので、オレンジブラウンはハードル高め。
ただし、インナーカラーで少しオレンジブラウンを入れて遊び心をプラスする程度なら良いでしょう。
オレンジブラウンは、明暗の振り幅が広いカラー。髪色の明暗を決めるブリーチの有無によって印象も変わります。
また、グラデーションを入れるのも新鮮。
それぞれの違いを確認して、お好みの明るさを選んでみてください。
ブリーチありのオレンジブラウンは、かなり明るめで外人っぽい仕上がりに。
太陽光が当たるとより明るさが増し、輝いて見える効果あり。夏のリゾートシーンにもぴったりの髪色です。
ただし、ブリーチによって髪の毛が傷んでしまうというデメリットも。ブリーチなしよりも傷みが気になるので、日々のトリートメントでケアしましょう。
発色の良いオレンジブラウンは、ブリーチなしでもしっかりとカラーが出ます。
ブリーチありの場合のような涼しげなイメージはなく、こっくりした深みが出るので秋冬にぴったりの雰囲気に。
柔らかい日差しに照らされると、オレンジの存在感が増してふんわり感もアップ。室内では目立たないので、ビジネスシーンでもOKです。
個性派の方におすすめな髪色が、オレンジブラウンのグラデーションカラー。
特にロングヘアーの場合は、巻き髪にして動きを出すとおしゃれ感がアップ。子供見えを防いで洗練された雰囲気をかもし出すことができます。
少々長めの前髪から、耳たぶの上あたりまでのサイドが緩やかにつながるナチュラルなショートヘア。
毛先にかけて絶妙なグラデーションが入ったオレンジブラウンが、ほど良いふんわり感を演出。
ショートヘアはメンズライクになりがちですが、暖かみがあるオレンジブラウンなら女性らしさを表現できます。
前髪は揃えてふんわりカール、サイドは耳にかけて小顔を強調するのがポイントのショートカット。
明るめのオレンジブラウンのワンカラーのおかげで、透明感のあるツヤ髪に。
ショートカットならではの柔らかさを存分に活かすには、ぴったりの髪色でしょう。
シンプルなボブカットは、黒髪だと子供っぽくなりがち。かといって、奇抜なカラーだと悪目立ちが心配。
その点、肌タイプにぴったりなオレンジブラウンなら、なじみが良く自然な仕上がり。
少々オレンジ多めの明るめカラーでも、ボリューム少なめのボブなら目立ちすぎることはないでしょう。
前髪ありのボブヘアは、清楚で可愛らしいイメージに。アレンジもしやすい髪型なので、様々な雰囲気が楽しめます。
明るめのオレンジブラウンなら、前髪が目にかかっていても気になることはありません。
オレンジメイクとの相性も良いので、ヘアメイクで全体的な統一感を出すことができます。
ウェーブありのミディアムヘアは、大人女子に大人気。無造作なスタイリングでもこなれ感が出る便利なヘアスタイルです。
動きがあるウェーブに合わせて、カラーにも変化をつけるのがおすすめ。インナーに明るめのオレンジを入れれば、揺れた時にチラ見せできる効果があります。
かっちりしたスタイルには、スタイリング剤で質感を整えて。カジュアルスタイルには、ポニーテールやお団子でワンポイントカラーを見せて楽しみましょう。
光が当たると輝きを増すアッシュ系のオレンジブラウンは、透明感のある肌にぴったり。
オレンジブラウンは、ふんわりパーマとの相性も○。部分的に色を入れることで、よりナチュラル感が増すうえに色落ちも気にならないので一石二鳥。
可愛い系に仕上げる時は前髪ありで、キレイ系なら前髪を上げてスッキリさせればギャップを演出できます。
ロングヘアーの場合は、明るくし過ぎないのが大人っぽく仕上がるポイント。オレンジにしたいけれど派手になりすぎると困る……という時に役立ちます。
特に、ウェービーなロングヘアーにはおすすめ。暗い髪色だともっさりして重たくなってしまいますが、オレンジブラウンなら心配なし。
アップスタイルにした時も、ナチュラルな雰囲気をキープできます。
オレンジブラウンの髪色にしたいけれど、忙しくてサロンに行く時間がなかったり、コストが心配。そんな時は、セルフで挑戦してみてはいかがでしょうか?
市販のヘアカラーはあらゆるカラーが揃っているので、きっとお好みのオレンジブラウンが見つかるはず。しかも、サロンよりかなりお手頃!
ただし、色ムラが出てしまったり、サロンでのカラーリングよりダメージが大きいというデメリットはあります。
慣れるまでは友人や家族に手伝ってもらったり、動画でセルフカラーリングのやり方をチェックするのもおすすめ。
ダメージに関しては個人差がありますが、最近のヘアカラーには髪の毛に優しい商品も沢山あり。基本的にカラーリングした髪の毛にはトリートメントでケアすることをおすすめします。
根元まで密着する濃密な泡でカラーリングできるので、セルフでもきれいな仕上がりに。初心者でも簡単にできるのが人気の理由です。
ナチュラル系のマシュマロブラウンは、ふんわりとした明るいカラーが魅力。日に当たるとオレンジが存在感を増して、透明感を演出。
濃すぎず、薄すぎない絶妙なオレンジブラウンをお探しの方におすすめです。
とろりとしたミルクジャム処方のおかげで、1本1本にしっかり密着して、内側までしっかりカラーが浸透。伸びが良く、サッと髪の毛に広がります。
落ち着いた雰囲気のオレンジブラウンなので、ブルべ肌でもOK。ヘアカラー特有の臭いが控えめで、ほのかに良い香りが残るのも○。
クシ型ノズルで直接髪の毛に塗り込むだけの簡単ステップで、手間いらず。ヘアケア成分が配合されているので、ダメージにも強いです。
どんな髪型にも合うオレンジブラウンは、優しげな雰囲気を叶える髪色。そろそろ髪色を変えたいと思っているなら、ぜひオレンジブラウンで気分転換してみてはいかがでしょうか?