大学生になると、これまでとは違って毎日私服で通学することに。できることなら手持ちの服を上手に気まわして、おしゃれな人だと思われたいですよね。
そこで今回は、大学生の着まわしコーデ術をご紹介。季節別などのおすすめのアイテムや曜日別のおすすめコーデをご紹介します。
【目次】
大学生になると、制服があった高校までとは違って毎日私服でコーデが大変!「大学に着て行く服がない」「何をどうコーディネートしたらいいのかわからない」など毎日の服装で悩んでしまいます。
学生のうちは一度に服を買うお金も限られているので、手持ちの服をいかに上手に着まわすかが大学生の私服コーデのポイント。服を買い足す際は、ほかのアイテムに合わせやすい着まわしが効くものを買うのがおすすめです。
そこで今回は、大学生の方におすすめの着まわしコーデ術をご紹介。着まわしが効くアイテムや季節別のおすすめアイテム、曜日別のおすすめコーデなど、大学生の毎日のコーデに参考にしてもらえるようなアイテム選びやコーデ術をご紹介していきます。
手持ちの限られた服で毎日おしゃれなコーデを楽しむには、着まわすアイテムの選び方やそのアイテムをどうコーディネートするかがポイント。ここでは、着まわしコーデのポイントを4つご紹介します。
大学生の着まわしコーデでは、まず基本となるアイテムに「定番」を選ぶのがポイント。ベーシックな定番アイテムは他のアイテムと合わせやすくて、季節を問わず一年を通して着まわすことができます。
例えば白Tシャツやブルーデニムなどオーセンティックなアイテムは、デザインがシンプルな分流行に左右されることがないので、飽きることなくコーディネートできます。
少ない服を効率よく着まわすためには、ワードローブの服を自分のスタイルに合ったものに厳選することも大切。服の系統に統一感がないと、合う組み合わせが限定されてしまって結局着る服がない……なんてことに。
まずは、自分のワードローブを好きなものや似合うものを残して断捨離していきましょう。そうするとだんだん頭の中が整理されて自分のスタイルが見えてくるようになります。
トレンドのアイテムはコーデがおしゃれになる反面、合うアイテムが少なかったり飽きがきてしまったりして、どうしても着られる期間が限定されてしまいます。大学生になって最初のうちは、合わせやすい基本アイテムを揃えて、トレンドは少しずつ取り入れていくようにしましょう。
服はシンプルでも小物使いが上手な人は、なんとなくおしゃれ上級者に見えるもの。服がベーシックな分、小物類はアクセントになる色や柄のものを取り入れて、コーデのおしゃれ見えを狙いましょう。着こなしに季節感が足りない時も、小物使いでプラスするのがおすすめです。
男子大学生とは違って女子大学生になると、一週間の間でコーデがかぶらないようにある程度の服の枚数が必要になります。では、一体女子大学生のワードローブには服が何着必要なのでしょうか。ここでは、女子大学生の着まわしコーデに必要な服はどのくらいあるのか検証していきましょう。
女子大学生のワードローブには、「定番」的な基本アイテムの他にワンポイントになるようなアイテムも必要。毎日定番アイテムばかりだと、いつも同じような恰好のイメージになってしまいます。
ワンポイントになるのは、きれい色などのカラーアイテムや花柄やチェック柄などの柄物のアイテム。一点投入するだけで印象ががらっと変わるので、コーデがマンネリになるのを解消してくれます。
ワンポイントになるカラーパンツのようなアイテムは、ミントグリーンのようなトレンドカラーを取り入れるのがおすすめ。ベーシックなカットソーやカーディガンを使ったコーデもぐっと鮮度がアップします。
女子大学生のワードローブには、基本アイテムの他にご紹介したようなワンポイントになるアイテムを加えて、トップスやボトムスそれぞれで以下のようなラインナップが必要になります。
■女子大学生のワードローブ例
・基本のトップス:Tシャツ、シャツ、ニット(プルオーバー、カーディガン)
・その他のトップス:色物や柄物のニット、シャツ
・基本のボトムス:デニム、チノパンツ、ギャザーやタイトなどシンプルなスカート
・その他のボトムス:カラーパンツや花柄などのスカート
・その他のアイテム:ワンピース、それぞれの季節のアウター
ワードローブがこのようなラインナップであれば、1週間から10日位はコーデがかぶることなく過ごせると思います。
服を揃える時にポイントになるのが、基本のアイテムとその他のアイテムは基本のアイテムの比率を多くすること。ワンポイントとして使う色物や柄物のアイテムは、ベーシックな無地の基本アイテムに合わせるのがおすすめです。
大学生の着まわしコーデでは、ベーシックな「定番」をコーデの基本アイテムにすることで、合う組み合わせが増えて日々のコーデがぐっと楽になります。コーデで悩まなくて済むようになれば、忙しい朝の時短にもなるという嬉しい効果も。
ここでは、大学生の着まわしアイテムの中で基本となる超「定番」的なアイテムを3つご紹介していきます。どれもオールシーズン活躍してくれる着まわし力の高いアイテム。それぞれのアイテム別に着こなし例もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
大学生のキャンパスコーデには、カジュアルでシンプルなデザインのアイテムが似合います。例えば白Tシャツやブルーデニムは、鉄板とも言える「定番」アイテムで大学生のキャンパスコーデにもぴったり。
白Tシャツは、トップスとしてはもちろんインナーにも使えて着まわし力抜群なアイテム。春夏は一枚でトップスとして、秋冬はインナーやレイヤードコーデの脇役として一年を通して着まわすことができます。
白のリブTシャツは程よいフィット感があるので、今どきのハイウエストのパンツにインしてもウエストまわりがもたつかずすっきり着こなせて◎。夏はボトムスとのワンツーコーデ、春や秋は季節に合わせた羽織りをプラスしてコーデが完成。冬もニットのインナーで裾からチラ見せすれば、おしゃれな抜け感の演出にもなります。
シンプルなハイネックTシャツは、1枚で着るのはもちろん、重ね着してもおしゃれに見せられるアイテム。
ちょうどよく二の腕をカバーできる袖丈のTシャツを選ぶのがおすすめです。
胸元にワンポイントが入った白のTシャツもおすすめ。先ほど紹介したものよりも袖丈が長く、カジュアルに着られるのが特徴といえるでしょう。白Tシャツはサイズ感によってカジュアルさの度合いが変わるので、その点を意識して選ぶことをおすすめします。
ボトムスの基本アイテムにおすすめなのは、ベーシックなデザインのブルーデニム。カジュアル派の方なら少し太めのワイドタイプ、フェミニン派の方ならきれいめに着られるスキニータイプなど自分のスタイルに合った一本を選ぶのがポイントです。
ハイウエストのワイドストレートデニムは、カジュアル派の方にぴったりなブルーデニム。デザインやシルエットの今っぽさで、白Tシャツとのシンプルなワンツーコーデでもさびしい印象になりません。ワイドタイプのデニムは、トップスをインしてコンパクトにまとめるのがバランス良く着るコツです。
ワイドなデニムパンツはシンプルなTシャツと合わせてカジュアルに仕上げるのがおすすめ。カーディガンを肩掛けするだけでコーディネートにアクセントを加えられます。夏らしいスタイリングにぴったりです。
きれいめコーディネートにも使えるスキニーデニム。ジャケットを合わせることでかっちり感のあるおしゃれなスタイリングに仕上がります。足元はショートブーツを合わせてクールさもプラスしてあげるといいでしょう。
春や秋の季節の変わり目は、大学生の方も毎日のコーディネートで悩む季節。特に一日授業が続く日は、寒暖差の中で体温調節できる羽織りものがマストアイテムになります。
クルーネックのカーディガンは、羽織りとしてはもちろん一枚でトップスとしても着られるアイテム。暑くなったら肩掛けしたりして着こなしのアレンジが効くのもポイントです。ベーシックカラーのクルーネックカーディガンは、寒くなってもインナーとアウターの間にはさむ中間着のアイテムとして重宝します。
ネイビーのカーディガンは、黒ほど締めすぎず柔らかく落ち着いた雰囲気を作るのにぴったり。ホワイトのスカートと合わせて大人フェミニンな着こなしに仕上げてみてはいかがでしょうか。
ベーシックな形のクルーネックカーディガンであれば、カラーを取り入れるのもおすすめ。それだけでコーディネートに彩りと華やかさが加わり、パッと明るく仕上がります。ブルーのカーディガンにはきれいめなセンタープレスパンツを合わせるといいでしょう。
大学生のキャンパスコーデでも、季節感のある着こなしはおしゃれ見えには欠かせません。着まわしアイテムの基本となる「定番」アイテムにプラスして、それぞれの季節に合わせたアイテムをプラスしていきましょう。
ここでは、そんなおすすめのアイテムをそれぞれの季節ごとにご紹介。シーズンライクな着こなしが叶って着まわし力も高いアイテムをご紹介していきます。
ボーダー柄のTシャツはインナーでチラ見えするだけで春らしさを感じるアイテム。その軽快で爽やかなテイストは、大学生のキャンパスコーデにぴったりです。
基本アイテムのブルーデニムとの相性も抜群。春はアウターのインナーとして、夏はトップスで一枚で着られます。スカートとも合うので服の系統を問わず着まわせるのも魅力。秋冬も抜け感のあるアクセントとして意外と使えるので、ワードローブに常備しておきたいアイテムです。
フェミニンな印象のワンピースもカジュアルに着られるものなら、大学生の着まわしコーデにおすすめのアイテム。時間がない朝などに一枚でコーデが完成するので、ワードローブにあると便利なアイテムです。
ワンピースの中でも着まわし力が高いのが、前開きで着られるシャツワンピース。ワンピースと羽織りの二役を一枚でこなしてくれる万能アイテムです。ブルーのボタンダウンシャツワンピースは、白T×ベージュチノのシンプルなコーデのアクセントになって爽やかにまとめてくれます。
大学生の春アウターといえば、カジュアルならデニムジャケット、きれいめならトレンチコートなどが人気ですが、着まわし力ならミリタリージャケットがおすすめです。
メンズライクなミリタリージャケットですが、デニムなどのパンツとはもちろんスカートとも相性◎でボトムスを選ばないのがおすすめポイント。ベージュなどの淡色なら辛口になり過ぎないので、スカート派の方でも着やすくなります。
夏の暑い時期の構内は、冷房が効いて意外と寒いので上に羽織れるアイテムが役立ちます。おすすめなのはベーシックな色やデザインの長袖シャツ。ブルーのボタンダウンシャツは、アイビーテイストのトラッドな雰囲気がキャンパスコーデにマッチ。ベーシックなデザインのシャツは季節を問わず着まわせるのもポイントです。
暑くなってくると、ボトムスはショート丈のものが夏気分にマッチ。カジュアル派の方はショーパン、フェミニン派の方はミニスカートなどで、夏の着まわしコーデに軽やかさをプラスしましょう。
ショーパンの脚見せに抵抗がある方は、ボーイッシュなハーフ丈がおすすめ。カーキのチノキュロットはメンズライクなテイストが今っぽい一枚。同系色のポロシャツなどととことん辛口に着たり、フェミニンなトップスと甘辛ミックスに着たりと意外と着まわしが効くアイテムです。
一枚でコーデが完成して着ていて楽ちんなTシャツワンピは、大学生の夏の着まわしコーデにおすすめのアイテム。夏休みの旅行やイベントなどさまざまなシーンで活躍してくれます。
パンツを合わせるレイヤードコーデは今っぽさも抜群。ロング丈のTシャツワンピはコーデがさびしい感じになりがちなので、シャツを斜め掛けしたりボディバッグを使ったりしてアクセントをプラスする着こなしがおすすめです。
シンプルな黒のタートルネックニットは、秋冬の大学生の着まわしコーデに使えるアイテム。秋はフリースやシャツなどの襟元からのぞかせるレイヤードコーデが今っぽくておすすめ。一枚で着るより着こなしに奥行きが生まれてぐっとおしゃれ感が増します。
冬も防寒を兼ねたレイヤードコーデで重宝するので、大学生の着まわしコーデの影の名脇役ともいえるアイテムです。
秋のキャンパスコーデに欠かせないマストアイテムといえば、程よく防寒にもなるスウェットトップス。特にシンプルなパーカーはこの時期の主役アイテムに使えます。
ブラウンカラーのパーカーは秋にぴったりなシーズンライクな一枚。ブルーデニムとのシンプルなコーデでも季節感あふれる着こなしに。
ベーシックな定番アイテムはオールシーズン着まわせる分季節感には欠けるので、ワンポイントになるようなアイテムを季節ごとに取り入れるのがおしゃれ見えのコツ。
チェック柄のパンツは、一枚で秋ムードを高めてくれてトラッドなテイストがキャンパスの雰囲気にもマッチ。ベーシックなニットを合わせてアクセントにしたり、秋色のカラーニットを合わせて季節感を満喫するのも◎。
ミドルゲージの素材感が冬らしいクルーネックニットは、大学生の冬の着まわしコーデで主役になるアイテム。ベーシックなデザインのクルーネックニットは、流行に左右されずに飽きずに着ることができます。
ざっくりしたクルーネックニットはインナーの白Tシャツを襟元や裾からチラ見せして、重い印象になりがちなニットコーデに抜け感をプラスする着こなしを。
大学生の冬の着まわしコーデで主役になるのは、第一印象が決まるアウター。今どきのオーバーサイズのコートには、下半身をすっきり引き締めて見せてくれる黒スキニーが相棒として欠かせません。インナーや小物類もモノトーンで揃えれば、大人っぽい印象のキャンパスコーデが完成。黒スキニーはトレンドのオーバーサイズニットの着こなしにも重宝します。
トラッドな雰囲気が冬のキャンパスにぴったりなフードコートは、ダッフルコートよりデザインが控えめでその分着まわし力の高いアウター。
特にネイビーのフードコートは、色の学生らしさと合わせやすさで大学生の着まわしコーデにぴったりなアイテムです。デニムなどのパンツはもちろんワンピースのようなフェミニンなアイテムにも羽織りやすいアウターです。
大学生のキャンパスライフは、終日授業の日やサークルがある日などほとんど毎日スケジュールがいっぱい。ワードローブの着まわしアイテムから、それぞれの日の予定に合うものをチョイスしてコーディネートしていきましょう。
ここでは、これまでご紹介した大学生の着まわしアイテムを使って、曜日別のコーデをご紹介。毎日のコーデにヒントになるような着こなしがあれば、ぜひ取り入れてみてください。
週の始まりの月曜日は、朝から一日授業で教室を行ったり来たり。講義を受けている間は椅子に座りっぱなしなので、ボトムスは穿いていて楽ちんなものがベストです。
ストレッチの効いた黒スキニーは、動きやすい上にスタイル良く見せてくれるのも女子大学生には嬉しいポイント。トップスはケーブル編みのクルーネックニットで学生らしいきちんと感を演出。授業が多めの日は、集中力を高めてくれるようなシンプルですっきりとした着こなしを。
放課後にサークルがある火曜日は、トップスにパーカーをチョイスしてスポーツテイストな着こなしに。子どもっぽくなりがちなロゴ入りパーカーも、黒ならぐっと大人っぽい印象になります。ボトムスは学生らしいショート丈のデニムスカートで軽快感をプラスして、重い印象にならないようにしましょう。
週中の水曜日の朝は、今日は何を着ようかとコーデで迷い始める頃。そんな朝の救世主になるのが、一枚でコーデが完成するシャツワンピ。シャツワンピは羽織りにもなるので、着こなしのアレンジも効きます。
ダンガリーのシャツワンピースは、素材のカジュアル感が大学生のキャンパスコーデにぴったり。スウェットの肩掛けや足元のスニーカーなど、学生らしいアクセントをプラスする小物使いがおしゃれ見えのポイントです。
放課後にアルバイトがある木曜日のコーデは、インナーに清潔感のある白のTシャツを使って好印象に。フロントボタンやスクエアネックなどデザインが効いた白Tシャツは、アウターを脱いでも様見えしてくれる万能アイテム。授業もアルバイトもあるような日に活躍してくれます。
サークルの新入生歓迎の新歓コンパがある金曜日は、いつものカジュアルなコーデにモテ要素をプラスした着こなしに。サークルの時とは違ったほんのりフェミニンな雰囲気に気になる彼の反応も上々。
着まわしアイテムのクルーネックカーディガンは、男子ウケのいい白をチョイスしてモテを意識。白のトップスはレフ板効果も手伝って美人見えも狙えます。セットアップのプルオーバーとアンサンブルで着るレディなコーデで、男子が好きなコンサバ感のある着こなしに。
授業のない週末の土曜日は、女友達と街でランチしたりショッピングしたりして週末を満喫。そんな日にはカジュアルでリラクシーな着こなしが似合います。
平日はインナーで活躍するボーダーTシャツをトップスに使って、ボトムスにはデニムスカートをチョイス。ボーダーTシャツの裾を前だけインして、こなれたおしゃれ感を演出。ボーダーTシャツは今ならオーバーサイズのものを選んで、ゆるっと着るのが正解です。
新歓コンパで意気投合した彼と初デートの日曜日は、お出かけ服のワンピースの出番。ドット柄のティアードワンピは、甘めのテイストなのに長めの丈感が子どもっぽくならないデートにぴったりな一枚。服選びが困る初デートには、男子ウケのいい白とワンピースのモテ要素を取り入れて彼の好印象を狙って。
大学生の私服コーデでは、手持ちの限られた服でもおしゃれ見えする着まわしコーデが鍵。「定番」を基本アイテムにして、トレンドや季節感をワンポイントでプラスするのがおすすめです。
自分らしい着まわしコーデを見つけて、おしゃれなキャンパスライフを楽しんでください。