すらっとした脚は女性なら誰もが憧れるもの。しかしふくらはぎの太さが気になっている女性も多くいるようです。ふくらはぎが太いのはどんな原因が考えられるのでしょうか。対処法もチェックしてすっきり美脚を目指しましょう。
【目次】
なぜふくらはぎが太いのか、まずは原因をチェックしていきましょう。
■脂肪がついている
太くなる原因として真っ先に思い浮かぶのが脂肪ではないでしょうか。
ふくらはぎは本来であれば筋肉が多い部位ですので、それほど脂肪はつかないようですが、運動不足や栄養過多で体全体に脂肪がつけば、当然ふくらはぎにも余分な脂肪がつき、太くなってしまいます。
■むくんでいる
体内に余分な水分や塩分、老廃物が溜まることで起こるむくみは、脂肪とは違うもののふくらはぎを太く見せます。
長時間同じ体勢で仕事をしていたり、体が冷えたりしているとむくみやすく、このむくみを放置するとセルライトの原因になるとも言われているので、気をつけたいところです。
■筋肉がついている
昔スポーツをしていた女性によく見られるタイプで、ふくらはぎの筋肉が発達していることによって太く見えます。
スポーツをしていた女性だけでなく、ふくらはぎばかり使うような歩き方をしていたり、ヒールを毎日履いてたくさん歩いている女性も、ふくらはぎの筋肉が鍛えられるので太くなってしまうことがあるようです。
ダイエットをしているのにふくらはぎがなかなか痩せないと感じているのであれば、もしかすると太い原因と対処法が合っていないかもしれません。
自分に当てはまる原因が分かったら、どのようなことを取り入れていけばいいのか見ていきましょう。
太い原因で挙げたすべてのタイプにおすすめしたいのが、マッサージをすることです。
マッサージには筋肉をほぐしたり、脂肪や老廃物などを流したりする効果があるので、毎日ふくらはぎのマッサージを取り入れることですっきりさせることが期待できます。
■マッサージ方法
①まずは湯船に浸かって体をしっかり温めます。
②お風呂上りにボディオイルやクリームを使いながら、足首からひざ裏に向かってさすり上げるようにマッサージをします。
③何度か繰り返した後に、ひざ裏のくぼみをクルクルと刺激しましょう。
強すぎる力でやるのはNG。
気持ち良いと感じるくらいの力加減で時間をかけて行いましょう。
むくみによってふくらはぎが太い場合は、脚を動かすことが大切です。
脚の血流やリンパの流れを改善できるように、エクササイズを取り入れていきましょう。
■エクササイズのやり方
①座った状態、もしくは立った状態で、つま先立ちをします。
②かかとをできるだけ高く上げて10秒キープしましょう。
③かかとを下げるときは、床すれすれまで下げて、完全にかかとがつく前にもう一度上げてキープしてください。
5回ほど繰り返すことでむくみ予防になります。
座ったままでもできるので、オフィスでもこまめに取り入れるといいですよ。
脂肪がついてふくらはぎが太い女性も、エクササイズを行うことがおすすめですが、一番は食生活の見直しと運動をすること。
脂肪を燃焼するためには運動が必須ですから、体全体の体脂肪を減らせるように有酸素運動を取り入れてみてください。
■おすすめの有酸素運動
・ウォーキング
・ジョギング
・エアロビクス
・スイミング
・縄跳び
・トランポリン
・フラフープ
1日30分でもいいので取り入れてみてください。
運動をする習慣がなかった方は、駅まで歩くようにしたり、階段を使って移動したりすることから心がけてみて!
脂肪タイプのふくらはぎ太りであれば、有酸素運動とともに適度な筋トレを行うことが効果的です。
筋肉量が増えれば脂肪を燃焼しやすくなりますし、程よい筋肉がつくことによってきゅっと引き締まったふくらはぎにすることが期待できます。
■おすすめの筋トレ
・スプリットスクワット
・ダンベルジャンプスクワット
・カーフレイズ
・ボックスジャンプ
ただし、筋トレをやりすぎると、今度は筋肉によって太いふくらはぎになってしまうこともありますから、週に3回ほどにしたり必ずマッサージをしたりして筋肉をほぐしましょう。
筋肉によって太いふくらはぎになってしまった方は、腓腹筋とヒラメ筋の筋肉のバランスを整えることで、細くすることが期待できるそうです。
特に注意してほしいのが歩き方。
横に広がるヒラメ筋に負荷がかからないようにすることが大切なので、背筋を伸ばして姿勢を整え、ひざをしっかり伸ばして歩くことがポイントです。
ふくらはぎが太い原因と対処法をご紹介しました。原因に合った対策を取り入れることで、少しずつふくらはぎをすっきりさせていくことが期待できます。今日から取り入れることができるので、ぜひ継続して取り入れてみてください。