JILL STUARTの春のコンセプトはBold Softness。「古着が大好きで、私服にも取り入れることが多い」と言うスタイリスト伊東牧子さんにご自身の私物と、ヴィンテージ要素を取り入れたJILL STUARTの洋服をミックスして、コーディネートして貰いました!
「大胆なプリーツがフェミニンな印象のブラウスには、ゆったりシルエットのボーイフレンドデニムを合わせてミックス感のあるコーデに。デニムは履いてみると形がきれいで気に入りました。ブラウスの短丈を活かして適度に肌見せをして、自分らしさを出しました。リボンの間からバンドゥのブラをチラっと見せて、重めのベルトやブーツなど、小物でエッジをつけたのがポイントです」
「1枚で着るとドレッシー過ぎるので、ブラウンのレザージャケットを羽織ってデイリー仕様にしました。大人っぽく、シンプルになりがちな黒いワンピースにゴツめなチョーカーで遊びを効かせたのがポイント。自分らしい癖を入れてみました」
「トップスの色がパキッとしたブルーでY2Kっぽい感じだったので、それに引っ張られるようにPVCのサンダル、キラッとしたバッグを合わせてコーディネート。ここでもシアー感のあるカーディガンの下に、バンドゥブラで適度に肌見せ。スカートのスリットから見える靴下合わせも好きです。Y2Kっぽいけど、ヴィンテージっぽさのある感じに仕上げました」
「スカートの花柄が可愛いので、足元にマニッシュな靴を合わせて甘辛にスタイリング。トップスのカーデは普通に着るのではなく、上を開けて肌見せをして、肩を落としてズルッと着ることで抜け感と自分らしさを出しました。バッグはあえて重たいものを選ぶことでヴィンテージ感を意識しました」
「クリーンな印象の綺麗目なパンツには真逆の何かを合わせたくて、ヒョウ柄のボディスーツを選びました。ドキッとする感じのギャップが好きなので、ギャップを意識しました。背中は大胆に空いていて、得意の肌見せです(笑)。厚底まではいかないけどニューバランスの重めなダッドスニーカーで、クリーンなパンツを着崩しました。古着のTシャツを合わせても可愛いと思います」
「主役級の赤のワンピは、シンプルに抜け感を作りたくて、パンプスと迷って、白のローテクスニーカーでシンプルに仕上げました。エルメスのキャンパスポーチを手に持って、カジュアルダウンと抜け感を心がけて組み合わせました。アクセもあまりつけず“抜け抜け”の感じが可愛いと思います」
Model &Styling:Makiko Ito
Photographer:Tomoya Takano
Web designer:Sugako Kobayashi(TOPLOG)
Editor &Writer:Naoko Hirose