エラボトックスが気になるけれど、「エラボトックスには効果がない」「後悔する」という噂を聞いて悩んでいる人はいませんか?
本記事では、エラボトックスは効果がない!後悔する!と巷で噂になっている8つのリスクをご紹介します。
エラボトックスとは、顔のエラ部分にボトックスと呼ばれるボツリヌス菌が作るタンパク質成分を使用した薬剤を注入することで、筋肉を緩めたり縮小させたりする美容施術です。
エラボトックスは、エラ張りの原因となっている筋肉に注射器でボトックスを打つことで、筋肉を委縮させてエラ張りを解消し、小顔効果が期待できます。
注射器でボトックスを注射するだけで、小顔になれるという手軽さや、ダウンタイムも短い点から、小顔を目指すエラ張りさんからの人気が高い美容施術です。
エラ張りの原因として最も多いのは、咬筋と呼ばれる耳の内側から顎にかけてある大きな筋肉が発達しすぎていることで、次に多いのは骨格、そして脂肪と続きます。
咬筋が発達しすぎる理由として「無意識に歯ぎしりをしている」ことや「歯を食いしばる癖がある」などが挙げられます。
また、固い食べ物を好んで食べる人も、長期的な目で見るとエラ張りの原因になることがあるので、定期的に咬筋をほぐすなどの対策が大切です。
本記事でご紹介しているエラボトックスで改善できるエラ張りタイプは「歯ぎしりが原因のエラ張り」「歯の食いしばりが原因のエラ張り」の2つです。
どちらのケースに関しても、咬筋にエラボトックスを打つことで、筋肉の動きを緩めることにより、改善効果が期待できます。
歯ぎしりは、咬筋を鍛えて発達させてしまう厄介な行為です。
起きているときは歯ぎしりをしない人でも、就寝中は「ギリギリ」と周囲に音が聞こえる程、強い力で歯ぎしりをしている人もいます。
通常、熟睡している状態の体は筋肉の動きを抑制されるので歯ぎしりをすることはありません。
ただ、熟睡状態でも「飲酒」「喫煙」「ストレス」などによって眠りが浅くなると、無意識に咬筋へ力が加わり歯ぎしりが発生しやすくなるのです。
歯の食いしばりは、歯ぎしりと同様、咬筋を発達させてエラ張りを悪化させてしまう行為です。
こちらも無意識に行っている場合が多く、ストレスや緊張でいつの間にか歯を食いしばっていたというケースが多いです。
ストレスがあると、交感神経と呼ばれる心臓の働きを促進し、血流を促進する神経が優位になるので、口周りの筋肉が緊張し食いしばりが発生しやすくなります。
エラボトックスは、2つのタイプのエラ張りに対して改善効果が期待できます。
しかし、インターネット上の口コミでは「エラボトックスは効果がない」「後悔する」とする噂があるので、施術しようか迷っている人もいるのでは?
ここでは、巷で噂されているエラボトックスのリスクを8つ挙げ、それぞれの噂の真相について解説していきます。
エラボトックスで期待できる効果は、施術から数日後から徐々に感じることができます。
そして、目に見えるフェイスラインの変化のピークはエラボトックスの施術後約2週間後からといわれているので、施術翌日に大きな変化は期待できません。
エラボトックスは、筋肉の働きを抑制し、緩める効果が期待できる美容施術です。
そのため、咬筋の働きが弱くなることで、一時的に普段よりも固い食べ物が噛みにくくなってしまった感じることがあります。
ただ、噛むための筋肉は咬筋以外にも「側頭筋」「内側翼突筋(ないそくよくとつきん)」「外側翼突筋(がいそくよくとつきん)」の3つの筋肉が存在しています。
エラボトックスで咬筋の働きが抑制されても、徐々に他の筋肉を咬筋の代わりにして噛むことができるようになりますので、安心してくださいね。
エラボトックスを注射すると、咬筋が委縮して小さくなるので、エラ張りが解消される分、本来あった皮膚が少々余った状態になります。
これは大抵の場合、小さくなる筋肉に合わせて皮膚も縮まるものですが、40代以上の場合、皮膚が縮まずにたるみとして目立ちやすくなることもあります。
エラボトックスは、必要以上の量を注射してしまうとまれに顎の筋肉が動かしくくなったり、表情筋がこわばってうまく動かせなくなったりすることがあります。
この症状は時間の経過で回復していきますが、エラボトックスは量を多く打てば期待できる改善効果がアップするわけではないので、適切な量を注入してくださいね。
実際に、エラボトックスを打った人の中には「エラボトックスを打ったら頬がこけた」「まるでムンクの叫びみたい!」と話す人がいます。
この現象は「もともと頬骨が目立っている人」や「目の周りにくぼみが出ている人」に聞かれることが多い口コミです。
原因として、エラボトックスによって咬筋が小さくなることにより、頬のこけが以前よりも目立ちやすくなったことが考えられます。
エラボトックスで期待できる効果は半永久的ではありません。
期待できる効果は、施術数日後から徐々に感じられるようになり、個人差はあるものの3か月~半年程度で切れると考えておくとよいでしょう。
長期的にエラボトックスで期待できる効果をキープしたい場合は、定期的に施術を受ける必要があります。
大抵の場合、エラボトックス施術から数日で徐々に期待できる効果を感じることができます。
いきなり目に見える変化があるわけではないので、人によっては「効果がない」と感じる人もいるでしょう。
また、期待できる効果を感じ始める時期には個人差があるので、期待できる効果のピークである2週間目頃から「あれ?」と感じ始める人もいます。
ただ、もともとエラ張りの原因が「骨格」や「脂肪」であった場合、エラボトックスで期待できる効果が発揮できない可能性もあります。
その場合、いくら待っても効果が期待できない可能性が高いので、1度施術を受けたクリニックで相談してみてください。
エラボトックスだけではありませんが、ボトックスを注射することで今までとは違う筋肉が働くことになります。
このとき、顔のバランスが変わることにより筋肉が疲労を感じて頭痛や倦怠感などが生じる可能性があります。
頭痛などの症状は、術後安静に過ごしていれば数日で治まっていくことがほとんどです。ただ、いつまで経っても治らないという場合は、1度施術を受けたクリニックへ相談しましょう。
せっかくエラボトックスにチャレンジするのならば、できれば期待できる効果をしっかり発揮してほしいですよね。
そこで、ここではエラボトックスで期待できる効果を高める方法を3つご紹介します。
症例経験数が豊富なクリニックは、エラボトックスでの失敗リスクを軽減させることや、アフターケアの充実性を確保するために大切なことです。
特に、症例経験数が豊富な医師はさまざまなエラ張りさんを診察し、施術を行っているので、1人ひとりに合った施術を提供してくれます。
症例経験数が豊富なクリニックに加えて、インターネット上での口コミも参考にするとより納得の行くクリニックを選ぶことができますよ。
エラボトックスで改善効果が期待できるエラ張りタイプは「歯ぎしりが原因のエラ張り」「歯の食いしばりが原因のエラ張り」の2つのタイプです。
残念ながら骨格や脂肪が原因のエラ張りは、エラボトックスで改善することができませんので、別の美容施術が適している場合があります。
自分が納得の行く施術を受けるために、まずは自分のエラ張りの原因を把握しておきましょう。
そもそもボトックスとは、アイルランドのダブリンに本社を構えるヘルスケア企業「アラガン社」が製造販売しているボトックスビスタ®シリーズの製品名のことです。
アラガン社のボトックス以外にも「ボツラックス」や「イノトックス」などさまざまなボトックス製剤はありますが、ボトックスと呼べるものはボトックスビスタ®のみです。
アラガン社のボトックスは、2002年にFDA(アメリカ食品医薬品局)から認可を受け、2009年には日本国内で唯一厚生労働省の認可を受けています。
高い安全性と有効性を承認されているボトックス製剤であるアラガン社のボトックスを使用した施術を受けることで、予期せぬ副作用リスクを回避することができます。
ここでは、本記事の内容から「これはどうなのかな?」と皆さんが気になる可能性が高い「エラボトックスで期待できる効果に関する質問」へ回答していきます。
エラボトックスは適切な間隔と、量を守って定期的に施術を受けるのであれば、特に問題はありません。
ただ、1回の施術で必要以上の量を注射したり、頻繁に施術を受けることは、笑いにくくなったり、頬のこけが目立ちやすくなるので注意が必要です。
いいえ。骨格が原因のエラ張りさんはエラボトックスで改善することは難しいです。
骨格によってエラ張りが気になる場合、エラ切りや骨削り手術が適している可能性がありますので、1度美容クリニックでカウンセリングを受けてみましょう。
ボトックスは熱に弱いので、マッサージを行うとボトックスが広範囲に広がったり、期待できる効果を発揮できなくなったりする可能性があります。
ただ、マッサージを控えるべきなのは施術から1週間以内の場合で、1週間以上経過した頃からマッサージOKです。
本記事では、エラボトックスでは効果がない!後悔する!と巷で噂になっている8つのリスクついて解説しました。
咬筋が原因でエラが張って困っている!という人にとって、エラボトックスは手軽に小顔を目指すことができる美容施術です。
本記事を読んで「エラボトックスを受けてみたい」「もっとエラボトックスについて知りたい」という人は、一度美容クリニックで相談・カウンセリングを受けてみましょう。