ニキビが気になる肌には、どんな美容液を使えばいいか気になりますよね。ニキビと一括りにしても、原因は人それぞれです。ニキビ肌に有効な成分や、ニキビ跡をケアするためのおすすめの美容成分についてご紹介します。
【目次】
ニキビの種類には、大きく分けて3つあります。それぞれの特徴や原因についてご紹介します。
■乾燥肌ニキビ
肌の乾燥からできてしまうニキビのことをいいます。肌が乾燥し、ターンオーバーが乱れることによって、肌の角質がどんどん厚くなっていきます。その影響により、毛穴が詰まりやすくなったことで、ニキビができている状態です。
肌の乾燥ケアはもちろん、角質ケアを定期的に行う必要があります。
■インナードライ肌ニキビ
肌の水分が少なく、油分が多いことが原因でできるニキビもあります。肌の水分量が減ってしまったことにより、肌を外部の刺激から守るために皮脂が過剰に分泌されている状態です。脂性肌と間違われることがありますが、実際には乾燥が原因となっているケースのニキビです。
■オイリー肌ニキビ
オイリー肌が原因で起こるニキビです。オイリー肌は、皮脂の分泌がもともと多く、毛穴の詰まりと皮脂が混ざりやすい環境にあります。正しいケアを行わないことで、ニキビが発生することがあります。
オイリー肌は、もともとの肌質が影響していることもありますが、ホルモンバランスの乱れやストレスによって、皮脂が過剰に分泌される場合もあります。
ニキビ肌におすすめの美容液成分について、詳しくご紹介します。
■肌荒れ防止成分
ニキビを予防するために、肌荒れ防止成分が配合されているものがおすすめです。グリチルリチン酸ジカリウムやサリチル酸などが挙げられます。まずはニキビの原因となっている、アクネ菌の働きを抑える必要があります。ニキビが多く、少しでも抑えたいという場合は、肌荒れ防止成分が配合されているものを使いましょう。
■美白成分
ニキビ跡に有効なのは、美白成分です。ビタミンC誘導体やトラネキサム酸などが有名で、肌の透明感をアップさせることに繋がります。メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐので、ニキビ跡になる前に取り入れるのがおすすめです。
■保湿成分
乾燥からきているニキビの場合は、しっかり保湿する必要があります。セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分がおすすめです。化粧水だけでは物足りない場合は、美容液でも保湿を行うようにしましょう。
■角質ケア
角質が厚くなってしまっている場合、角質ケアを行うのもおすすめです。角質を柔らかくするグリコールなどの成分もおすすめです。
ニキビ肌用美容液を選ぶ時のポイントについてご紹介します。
■ノンコメドジェニックがおすすめ
ニキビ肌に使う美容液は、できるだけノンコメドジェニックのものを選びましょう。ニキビは皮脂が原因となっていることが多く、その皮脂が何かと混ざり合うことでニキビができてしまいます。美容液などが原因でニキビに繋がってしまうことがあるので、できればニキビのもとになりにくいノンコメドジェニックのものを選ぶようにしましょう。
■べたつきにくいものを選ぶ
ニキビ肌に使う美容液は、比較的べたつきにくいものを使うのがおすすめです。べたつきを感じやすいものは、やはり油分の量も多いです。軽い質感でつけられるような美容液を選びましょう。
■できるだけ低刺激なものを使う
ニキビができている肌の状態は、刺激に敏感になってしまっているケースも多いです。そういった場合、できるだけ肌に優しく使用できるような低刺激なものを選ぶのがおすすめです。
特にニキビが酷く、炎症を起こしているような状態の時に、刺激の強いものを使ってしまうと悪化する可能性が高く、ニキビ跡になってしまう可能性が上がります。肌状態を見て、美容液を選ぶようにしましょう。
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ニキビ肌におすすめの美容液についてご紹介しました。ニキビ肌の原因はさまざまです。そのため、まずは自分のニキビが何が原因で起こっているかについて、知る必要があります。原因を追究して、自分の肌に合ったニキビ用美容液を取り入れることで、良くなることもありますので、ぜひ試してみてください。