スキンケアの正しい順番とは？朝と夜の違いや韓国式ケア方法もご紹介

スキンケアの目的

　

スキンケアとは、肌を保湿する役割と保護する役割の2つをになっています。もともと人間の肌には、バリア機能が備わっていて、細胞間脂質・天然保湿因子・皮脂膜の3つがバランスよく保たれている状態が、健康的な肌だといわれています。

しかし、クレンジングや外部からの刺激、加齢などにより、このバリア機能のバランスが崩れてしまいます。その結果、肌は乾燥を感じやすくなったり、皮脂が過剰に分泌したりします。

崩れてしまっているバリア機能のバランスを整えるために、外から保湿成分を補充するのが、スキンケアの目的です。

また、日本人の肌質は、もともと水分量が少なく皮脂の量が多い肌質の人が多いため、足りない水分を補って保湿することが大切です。

スキンケアの順番【1】朝

　

朝のスキンケアの順番について、ご紹介します。

■洗顔
朝のスキンケアは、洗顔からスタートします。洗顔料を使って洗顔をする人もいれば、ぬるま湯で洗顔をする人もいますが、自分の肌質に合っている方法を選びましょう。肌を触ってみてべたつきを感じる場合は、洗顔料を使ってみるのがおすすめです。

反対に肌が乾燥しやすい人は、できるだけ洗顔料を使わずに、ぬるま湯で洗顔するようにしましょう。

■化粧水
洗顔が終わったら、化粧水を乗せます。水分をたっぷりと補充することで、1日の化粧持ちにも繋がります。顔全体に均一になじませて、肌に潤いを与えていきましょう。

■美容液
化粧水の次は美容液です。自分の肌に合った美容液を使いましょう。メイク崩れをしないためにも、保湿力が高い美容液がおすすめです。また、ハリや弾力をプラスするエイジングケア美容液もおすすめです。メイクノリを良くするための美容液を使うのがおすすめです。

■乳液orクリーム
美容液が終わったら、油分をプラスしていきます。乳液とクリームを両方使う人もいますが、両方とも必須ではありません。アイテムが少ないほど、化粧崩れはしにくくなります。

皮脂がもともと多い人は、油分が少ない乳液やジェルタイプのものを使うと良いでしょう。乾燥が酷い場合はクリームを使って油分をプラスするようにしましょう。

スキンケアの順番【2】夜

　

夜のスキンケアの順番についてご紹介します。

■クレンジング
夜のスキンケアは、メイクを落とすところから始めます。自分のメイクの濃さに合わせて、洗浄力の合ったクレンジング剤を選ぶようにしましょう。メイクがしっかり落ちていないと、肌荒れや色素沈着の原因になるので注意しましょう。

■洗顔
W洗顔不要のクレンジングの場合は洗顔不要ですが、それ以外は洗顔を行いましょう。しっかり泡立てて、濃密な泡で顔を包み込むように洗顔をしていきます。

■化粧水
洗顔後、化粧水で水分を補充していきます。肌にしっかり浸透させて、1日酷使した肌を癒してあげましょう。

■美容液
美容液は、肌を労わる成分が入っているものを使うと良いでしょう。美白美容液や幹細胞美容液など、寝ている間に肌に働きかけてくれるような成分を選ぶと良いでしょう。

■乳液orクリームorオイル
乳液やクリーム、オイルなどを使って油分をプラスしていきます。寝ている間の摩擦から肌を守るように、自分の肌に合ったアイテムを使いましょう。

■アイクリーム
目元用のアイクリームなどを使っている場合は、最後に乗せていきます。もっとも乾燥しやすい目元にクリームを乗せて、部分的にしっかり保湿をしていきましょう。

スキンケアの順番【3】韓国式10ステップケア

　

美容大国韓国では、朝晩でアイテムを10個使う10ステップケアが人気です。しっかりケアしたいという人は、韓国式スキンケアの順番を真似してみるのも良いでしょう。

■朝のケア
朝のケアは以下の通りです。
①ウォータークレンジング
②角質除去
③化粧水
④エッセンス
⑤アンプル
⑥アイクリーム
⑦保湿クリーム
⑧日焼け止め

■夜のケア
①オイルクレンジング
②ウォータークレンジング
③角質除去
④化粧水
⑤エッセンス
⑥アンプル
⑦シートパック
⑧アイクリーム
⑨保湿クリーム
⑩ナイトクリーム

ここで注意が必要なのは、韓国人は比較的皮膚が厚い人が多いですが、日本人は皮膚が薄い人が多いです。角質除去を頻繁にやり過ぎると、必要な角質まで取り除いてしまうこともあるので、自分の肌を見て臨機応変に行いましょう。

あくまでも韓国で話題になったスキンケアの順番なので、すべてを取り入れる必要はありません。自分が気になる部分だけ取り入れるのもおすすめですよ。