自宅で手軽にできるホワイトニング方法7つとよくある質問を解説

自宅でできる「ホームホワイトニング」とは？

ホームホワイトニングとは、歯医者さんに通わずに歯のホワイトニングを行う方法です。

ホワイトニングは、道具があればどこでも行える点が魅力で、わざわざ歯医者さんに通う時間がない人でも、手軽に歯のホワイトニングができます。

また、市販のホワイトニング商品を使用したホームホワイトニングは、別名「セルフホワイトニング」とも呼ばれています。

ホームホワイトニングのメリット

ホームホワイトニングのメリットは、自分が好きなタイミングで歯のホワイトニングができる点です。

また、オフィスホワイトニング(歯医者さんで行うホワイトニング)よりも、費用を安く抑えることができます。

その他にも、ホームホワイトニングで使用されるホワイトニングジェルなどに配合されている「過酸化尿素」は、歯の内部にある色素を細かく分解させることができます。

加えて、この過酸化尿素は歯を痛めにくいので、歯に優しくホワイトニングができる点も、ホームホワイトニングのメリットと言えるでしょう。

ホームホワイトニングのデメリット

ホームホワイトニングのデメリットは、ホワイトニング直後は歯に色がつきやすいので、数十分～数時間は白以外の色がついたものを食べたり、飲んだりできない点です。

また、オフィスホワイトニングと比べると使用する薬剤の濃度が低いので、期待できる効果を実感するまでに時間がかかる可能性が高いです。

その他にも、マウスピースを使用したホームホワイトニングを行う場合、マウスピースを装着する時間が必要になることも、ホームホワイトニングのデメリットと言えるでしょう。

ホームホワイトニングで必要なものは？

ホームホワイトニングでは「漂白作用があるホワイトニング薬剤(ジェルなど)」「市販のホワイトニング商品」が必要です。

また、歯科医院を受診してホームホワイトニングを行う場合は、処方されたホワイトニングジェルを専用のマウスピースに入れて装着します。

ホームホワイトニングの持続期間

ホームホワイトニングの期間は、同じホームホワイトニングでも、歯科医院で処方されたホワイトニング薬剤とマウスピースを使用した場合と、市販のホワイトニング商品を使用した場合で異なるでしょう。

マウスピースとホワイトニング薬剤を使用したホームホワイトニングでは、持続期間は6か月～12か月とされています。

また、市販のホワイトニンググッズを使用した場合、歯を内部からホワイトニングする効果は期待できないので、持続期間は数日～1日程度でしょう。

ホワイトニンググッズの選び方

自宅で行うホームホワイトニングには、マウスピースとホワイトニング薬剤を使用する方法の他に、市販のホワイトニング商品を使用したセルフホワイトニングと呼ばれる方法があります。

ただ、セルフで行うホームホワイトニングには「歯磨き粉タイプ」「ジェルタイプ」など、さまざまな薬剤の種類があるので、どれを選べばよいか迷いますよね。

そこで、セルフで行うホームホワイトニンググッズの選び方のポイントをご紹介します。

使い続けられる価格か

セルフで行うホームホワイトニングは、使用するホワイトニング薬剤の濃度が低いので、オフィスホワイトニングよりも期待できる効果が表れるまで時間がかかります。

加えて、歯のマニキュアや消しゴムは、1回の使用で数時間～1時間程度しか効果が期待できません。そのため、歯のトーンを明るくしたいときに、何度も使用する必要があります。

そのため、長期的に継続して使い続けられる価格か、また1回の使用量と実感の度合いを踏まえ、コストパフォーマンスを考えて選ぶとよいでしょう。

使いやすいか

ホワイトニンググッズには、歯磨き粉やジェルなどを塗布し、日常的な歯磨きにホワイトニング要素を取り入れて一時的にホワイトニングができる商品があります。

同じように、一時的にホワイトニングを実感できる「歯のマニキュア」や「消しゴム」もありますが、歯に一本ずつ塗布しなければならないので、慣れないうちは塗りムラがでて使いづらいと感じる人もいるかもしれません。

一方、歯磨きに取り入れられる歯磨き粉やジェルは使い方が簡単で、気軽に続けやすいホワイトニンググッズです。

ホームホワイトニングはオフィスホワイトニングに比べて効果が出るまで時間がかかるので、続けられる必要があります。どんなホワイトニンググッズならば手軽に使用でき、続けられるかを踏まえて選ぶと良いでしょう。

風味が合うか

歯磨き粉やジェルなどのホワイトニンググッズは、日常的に使用し、長期間継続する必要があるので、自分が気に入った風味を選ぶことが大切です。

例えば、いつも使用している歯磨き粉やマウスウォッシュは「爽快感があるものが好み」という人は、同じようにスーッとするミント風味の商品を選んだり、口の中がピリピリする感覚が苦手な人は、低刺激のものを選んだりなど。自分に合った風味を選べば、より快くホワイトニングを続けられます。

医薬部外品か

市販では、さまざまなホワイトニンググッズが販売されていますが、ホワイトニング効果が期待できると認められているのは「医薬部外品のみ」です。

本記事で解説しているホワイトニンググッズの中で、医薬部外品として認められているもので最も効果が期待できるものは、歯科医院で処方されるホワイトニング薬剤です。次に、市販のホワイトニンググッズとして「歯磨き粉」や「ジェル」などがあります。

歯のマニキュアや消しゴムは医薬部外品ではなく、化粧品の分類になります。化粧品として分類されているものはブラッシングと併用することで効果が期待できるので、使用する歯磨き粉やジェルが医薬部外品かどうかチェックしてから選びましょう。

自宅で手軽にできる7つのホワイトニング方法

自宅で手軽にできる7つのホワイトニング方法は以下の通りです。

【1】歯のマニキュア
【2】歯の消しゴム
【3】ホワイトニングペン
【4】ホワイトニング用の歯磨き粉やジェル
【5】重曹
【6】電動歯ブラシ
【7】マウスピースとホワイトニングジェル

ここでは、それぞれのホワイトニング方法のメリットやデメリットも併せてご紹介します。

【1】歯のマニキュア

歯のマニキュアは、歯の表面に塗料を塗って歯のトーンを明るくするホームホワイトニング方法です。

歯医者さんで治療として歯のマニキュアを塗ってもらう方法もありますが、近年では市販でも購入できることから、なるべく安い費用で歯をホワイトニングしたい人に向いています。

ただし、安い費用で手軽に歯のトーンを明るくできるものの、歯に塗料を塗って歯を白く見せているだけなので、歯をホワイトニングする効果は期待できません。

そのため、外出時など、必要なときにその都度塗らなければならない点がデメリットと言えるでしょう。

【2】歯の消しゴム

歯の消しゴムは、歯の黄ばみが気になる部分に商品を擦るだけで、歯のトーンを明るくするホームホワイトニング方法です。

100円ショップやディスカウントショップで手軽に購入でき、歯をゴシゴシと擦るだけなので、ホワイトニング初心者さんに向いています。

手軽で簡単に使え、軽い歯の黄ばみならばすぐに落とすことができますが、歯のマニキュアと同様、歯をホワイトニングする効果は期待できません。

加えて、毎日使用すると、歯の消しゴムに含まれる研磨剤によって歯の表面にあるエナメル層も削ってしまう可能性があるので、注意が必要です。

【3】ホワイトニングペン

ホワイトニングペンは、ペン状の商品を使用して歯のトーンを明るくするホームホワイトニング方法です。

オフィスホワイトニングで使用される過酸化水素が配合されている商品が多く、歯に塗るだけで徐々に歯のトーンを明るくできる点がメリットです。

しかし、ホワイトニングペンは海外製か、日本製かによって配合されている成分の濃度が異なります。

海外製のホワイトニングペンは、歯のトーンを明るくする作用がある過酸化水素が高濃度で配合されているものが多く、期待できる効果は目に見えやすい反面、歯の痛みや炎症が起こる可能性が高くなるので、使用方法や頻度には細心の注意を払う必要があります。

一方、日本では、歯のトーンを明るくする程の過酸化水素を配合したホワイトニングペンを販売することは法律で禁止されています。

そのため、海外製と比べて日本製は歯のトーンを目で見てわかる程まで明るくすることは難しいですが、着色汚れの除去によって明るくなったように感じられる可能性はあります。

【4】ホワイトニング用の歯磨き粉やジェル

ホワイトニング用の歯磨き粉やジェルは、歯磨きの際に使用して歯のトーンを明るくするホームホワイトニング方法です。

スーパーやコンビニで手軽に購入でき、日常的な歯磨きにホワイトニングを取り入れられる点がメリットです。

歯磨き粉のペーストに研磨剤が配合されているので、歯垢や着色汚れを落としてくれます。

またジェルの場合、歯磨き粉代わりに使用するものと、歯磨き粉のケアとして使用するタイプがあり、どちらもエナメル層を傷つけにくく、歯に優しくホワイトニングができます。

ただ、目に見える効果が期待できるまでは時間がかかり、商品によっては化粧品として分類されている歯磨き粉やジェルもあります。選ぶ際は医薬部外品かをチェックしてくださいね。

【5】重曹

重曹を歯磨き粉の代わりとして使用し、歯のトーンを明るくするホームホワイトニング方法があります。

直接歯ブラシに重曹をのせてブラッシングを行うパターンや、重曹をペースト状にしてブラッシングするパターンがあります。

重曹とは、炭酸水素ナトリウムと呼ばれる薬品です。研磨作用があるので、歯磨き粉の代わりとして使用すると着色汚れを落として、歯のトーンを明るくしてくれます。

しかし、着色汚れを落として歯のトーンが明るく見えるだけで、さらなるホワイトニング効果は期待できません。

また、重曹を使用した歯磨きで力を入れてゴシゴシしたり、頻繁に使用したりすると、研磨作用によってエナメル層が削れ、傷がつく恐れもあるので注意が必要です。

【6】電動歯ブラシ

ホワイトニング用歯磨き粉やジェルと電動歯ブラシを併用し、歯のトーンを明るくするホームホワイトニング方法があります。

市販の電動歯ブラシの大半は、ホワイトニングに対応していません。しかし、人の手とは違う微細な振動で磨くため、歯の着色汚れを防ぐことができます。

ただ、最近ではLEDを使用してホワイトニングができる「ホワイトニング電動歯ブラシ」も販売されています。

もし、毎日電動歯ブラシとホワイトニング用歯磨き粉を使用しているのに、目に見える効果が期待できていない場合は、よりホワイトニングを意識した電動歯ブラシにチェンジしてもよいでしょう。

【7】マウスピースとホワイトニングジェル

歯医者さんで処方されたホワイトニング薬剤と型を取って作成したマウスピースで、歯のトーンを明るくするホームホワイトニング方法です。

オフィスホワイトニングよりも、歯のトーンが明るくなるまでの期間は長くなりますが、徐々に歯を内部から白くするので、歯への負担は少なくなります。

また、前述した歯のマニキュアや消しゴムのように一時的に歯のトーンを明るくするではないので、コツコツ継続すれば歯のトーンの明るさを維持できます。

ただ、マウスピースとホワイトニングジェルでホワイトニングを行う場合、1日30分程度マウスピースを装着しなければならず、さらにホワイトニング直後は着色を防ぐため食事制限が伴います。

満足のいく歯のトーンまでは続けなければならず、毎日忙しい人にとっては続けにくい場合が考えられるでしょう。

ホームホワイトニングにおすすめの歯磨き粉「ブレッシュホワイトニング(BREASH)」

 

「自宅でホームホワイトニングがしたいけれど、どの商品がよいかわからない」とお悩みの人には、「BIZENTOブレッシュホワイトニング(BREAH)」をおすすめします。

ブレッシュホワイトニング(BREAH)は、医療関係者331名への調査による「歯の黄ばみに不安がある方が選ぶ人気ランキング」などのホワイトニングジェル部門の3つのランキングで1位に選ばれています（日本コンシューマーリサーチ/2020年9月1日～9月11日）。

また、医薬部外品である点や、ホワイトニングジェルとして歯みがきに取り入れるだけで「歯を白くする」「歯石の沈着を防ぐ」「タバコのヤニ除去」を含めた9つの効果が期待できる点も魅力です。

ブレッシュホワイトニング(BREAH)は、定期購入のトクトクコースの申し込みなら、初回限定で通常価格の62%オフ「1,628円(税込)」で購入可能。お得に、しかも継続的にホワイトニングをしたいという人におすすめです。

自宅でホワイトニングを行う際によくある質問

自宅で手軽に歯のトーンを明るくできるのは魅力ですが、どの位で目に見えた効果が期待できるのかや、人工の歯でも効果は期待できるのか？など不明点も多いですよね。

ここでは、よくある質問や、ホームホワイトニング中の注意点についてご紹介します。

ホームホワイトニングはどの位で効果が期待できる？

ホームホワイトニングで目に見える効果が期待できる期間は、持続期間と同様、行うホームホワイトニング方法によって異なります。

個人差や生活環境にもよりますが、マウスピースとホワイトニング薬剤を使用したホームホワイトニングの場合、大体1か月～2か月でワントーン明るくなるくらいのイメージです。

市販のホワイトニング歯磨き粉やジェルの場合は、3か月～4か月の使用で、徐々に効果が期待できるでしょう。

できる限り早く歯のトーンを明るくしたいという人は、一時的ですが歯のマニキュアや消しゴムの使用を検討してみてください。

人工歯でもホームホワイトニングで効果は期待できる？

人工歯の「セラミック」や「インプラント」「差し歯」は、ホームホワイトニングで歯のトーンを明るくすることはできません。部分的な詰め物も同様です。

ただ、歯医者さんのクリーニングやエステサロンで行われるセルフホワイトニングなら、歯の表面にある着色汚れを落とすことはできます。

人工歯は歯本来の明るさを取り戻すことはできますが、天然歯と同じホワイトニングとその効果を実感できないので、注意してください。

ホームホワイトニング中の注意点は？

ホームホワイトニング中の注意点は以下の通りです。

1 決められた薬剤の量を守る
2 ホワイトニング直後の飲食は控える
3 食事のあとはしっかり歯磨きをする
4 グッズの使用方法や頻度を守る

この他にも、カレーや味噌、コーヒーやワイン、紅茶など色がつきやすいものは、極力控えるように気をつけましょう。

また、ホワイトニング後はしっかり口をすすがないと、ホワイトニング薬剤が残って歯に汚れがつきやすくなるので、注意が必要です。