大人女子のオフィスワークの中で、服装選びや身だしなみで最もきちんと感が求められるのが秘書のお仕事。服装はビジネスマナーを守って選ぶ必要があります。そこで今回は、秘書の服装コーデのおすすめや身だしなみのマナーをご紹介します。
【目次】
オフィスワークの中でも大人女子に人気が高いのが秘書のお仕事。ただその見た目の華やかさに反して、ビジネススキルの高さやコミュニケーション能力が要求されて意外とハードなお仕事です。
秘書の服装はオフィスカジュアルが基本ですが、他の職種よりきちんと感が求められるので、服装選びや身だしなみのマナーは他の職種よりも厳しめです。
そこで今回は、秘書の服装や身だしなみのマナー、おすすめの服装コーデをご紹介します。秘書の服装はイメージに反して、華やかさより清潔感や機能性がポイント。上司に信頼される秘書になるためにも、服装選びで失敗しないようにしっかりチェックしておいてください。
秘書の服装を選ぶ際は、身だしなみのマナーをしっかり理解しておく必要があります。ビジネスマナーでは基本的なことばかりですが、ついついおろそかになってしまいがち。これを機会に改めてチェックしておいてください。
■露出は厳禁
上司のお客様対応など目上の方との対面が多い秘書のお仕事。服装は品の良さを印象付けるものが最適です。肌を露出する服装は下品な印象になってしまうことがあるので避けましょう。スカートの丈感には気を付けて、真夏でもノースリーブやキャミはおすすめできません。
■カジュアル過ぎるものはNG
デニムでもきれいめなら他の職場ではOKの場合がありますが、秘書の服装としてはOKとは言えません。デザインがカジュアルなものも避けた方が無難です。
■清潔感がマスト
白いブラウスでもしわしわだったり、ニットが毛玉だらけだったりするとだらしない印象になってしまいます。安いものでもしわのない清潔感のあるものを着用しましょう。
■機能性が意外と重要
秘書のお仕事はデスクワークだけでなく、意外と動くことが多いお仕事なので動きやすいものが最適。ストレッチが効いているなど機能性が高いものがおすすめです。
■おしゃれよりシンプルを優先
オーバーサイズトップスなどトレンド感のあるものやおしゃれ見えするものは秘書の服装には必要ありません。業務に集中できるようにデザインが効き過ぎていないシンプルなものを選びましょう。
■メイクやネイル、アクセは控えめに
派手なメイクやネイル、大ぶりなデザインのアクセはNG。ただノーメイクや艶のない爪は印象が悪くなります。爪は整えてヌーディなネイルを塗るなど、お手入れはしっかりしておきましょう。
秘書のお仕事ではスーツの着用が必要になることがあるので、必ず1セットは常備しておきたいアイテムです。スーツのボトムはスカートでもパンツでもOKですが、フォーマル度の高いシーンではスカートが望ましいので、スカートのスーツがおすすめ。色は冠婚葬祭の雰囲気になってしまう黒より濃紺が最適です。
秘書のお仕事では取引先へ急に出向くことになったり、上司の会議に同席することになったりすることがあるので、そんな時にさっと羽織れるジャケットがあると安心です。
どんなトップス&ボトムにも似合うシングルのシンプルなジャケットがおすすめ。色は黒やネイビーがカラーコーデに困らないので◎。
秘書のお仕事で着用するトップスは、ブラウスやシャツのきちんと感があるものが最適。一枚で様になってジャケットのインナーとして合わせやすいものが◎。
淡いピンクカラーやとろみ感のある素材が女性らしい印象のブラウスなら、上司の好感度も間違いなし。清潔感のある白ボトムとの組み合わせは、秘書の服装コーデにおすすめです。
夏の冷房対策やちょっとしたお出かけの際にあると役立つのがカーディガン。トレンドのざっくりしたものやオーバーサイズのものはNGです。ハイゲージのものなどきちんと感があってシンプルなものを選びましょう。色はベーシックカラーがおすすめです。
秘書のお仕事で着用するスカートの選び方のポイントは第一に丈感。膝より上の丈のものは避けましょう。逆にロング丈のものも足さばきが悪くなって動きにくいので×です。
デザインはシンプルなタイトシルエットや女性らしい印象になるフレアデザインのものがおすすめ。ベージュの膝下丈タイトスカートは、女性らしく上品な印象になります。
今日は一日会議の準備でバタバタ……といった日は、スカートより動きやすいパンツが最適。パンツはストレッチの効いたものが動きやすくて◎。
デザインはクロップド丈よりフルレングスがベター。トレンドのワイドパンツなどデザインが効いたものは避けましょう。
取引先の接待の会食に同席することになった場合は、きちんと感があって女性らしい印象を与えるワンピースが最適です。色はダークカラーより柔らかい雰囲気のものが◎。ベージュのシンプルなワンピースなら上品な雰囲気になるので、目上の方にも好印象を与えることができます。
秘書の服装では意外と小物使いも重要。服はバッチリでもバッグや靴がマッチしていないとコーデの印象を下げてしまいます。バッグも靴もきちんと感があるものがマスト。革製のものがベターです。
今どきの秘書の方には機能性も必要。バッグは必要なものがしっかり入るものが選ぶポイントです。ただ大き過ぎるものはカジュアルな印象になるので避けましょう。
靴は程良い高さのヒールがあるパンプスを。ヒールが高過ぎるものや歩くとヒールの音が鳴るものはNG。サンダルやオープントゥのパンプスも避けた方が無難です。
秘書の服装は清潔感があって機能的なものが最適。その点では高級である必要はありません。普段オフィスで着る服は、安っぽくなければリーズナブルな価格のものでOKです。
通販で調達するならプチプラのUNIQLO(ユニクロ)やGU(ジーユー)を利用するのもあり。titivate(ティティベイト)は、秘書の服装で使えそうなコンサバなアイテムが見つかるのでおすすめのブランド。ポインテッドトゥのきれいめパンプスなども扱っています。
秘書の服装選びのポイントは、その華やかな見た目とは違って清潔感や機能性が優先されます。今回ご紹介したような基本のアイテムを一通り準備しておけば、日頃の業務の中で困るようなことはないでしょう。身だしなみのマナーはついついおろそかになってしまいがちなので、日頃からセルフチェックを習慣づけておきましょう。