耳元をおしゃれに見せるのが「イヤリング」や「ピアス」。どちらが良いのかお悩みの方も多いのではないでしょうか。
ピアスホールを開けるのに抵抗がある方は特に、イヤリングで気軽におしゃれを楽しみたいものの、「ダサい」と思われないか不安を抱いているのではないかと思います。
そこで今回は、イヤリングとピアスの違いをご紹介した上で、それぞれのメリットや見た目の違いをおすすめアイテムまで徹底解説します!ここでイヤーアクセサリーの基本知識を知って、ピアスホールを開けるべきか検討してみてください。
まずは、「イヤリング」についてご紹介します。イヤリングは、耳に挟むようにしてつけるタイプなので、穴(ピアスホール)を開ける必要がありません。体に穴を開けることに抵抗がある場合、イヤリングなら気軽に耳元のおしゃれを楽しむことができます。
ただし、イヤリングは「耳に挟んで使用する」という特性上、ピアスに比べると種類が少ないところが難点。「ネジ(バネ)式」「フープ式」「クリップ式」「ノンホール」などがありますが、どれも耳に挟むタイプですので、ピアスほどデザインが豊富だとは言えません。さらにコスト面では、イヤリングの方がやや割高となっています。
イヤリングの場合は後ろからバネが見えることもあり、スタイリッシュに見えないと感じる人もいらっしゃるかもしれません。ただ、近年はバネが目立たないタイプのものもたくさん出ているので、それほど心配しなくても大丈夫です。
さらに、耳に挟むタイプだからこそ、ピアスと比較した場合、落としてしまいやすいということもデメリットとして挙げられます。
一方「ピアス」は、耳に小さな穴(ピアスホール)を開け、そこに通して装着するタイプです。小さな穴とは言えど、体に傷をつけることになりますので、抵抗がある方も多いことでしょう。しかしピアスはイヤリングと比べると種類が豊富で、様々なデザインのものが販売されているため、おしゃれの幅を広げたい方におすすめできるタイプだと言えます。
ピアスの種類は、「スタッド式」「フープ式」「チェーン式」「フック式」など、様々。比較的リーズナブルな価格設定であり、さらにデザインも豊富であるため、その日のコーディネートに合わせて耳元のおしゃれを楽しみたい方にぴったりです。
穴に通しているため、イヤリングと比較すると落としにくいのもメリットです。
ただ、金属アレルギーがある人は、ネックレスやブレスレット、リングなどよりも反応しやすいのがデメリットです。金属アレルギー対応のピアスをつけるなどして、自分に合うものをみつけていきましょう。
ここからは、おすすめのイヤリングとピアスについて紹介します。まずは、おすすめのイヤリングを10選紹介します。
どんなコーディネートにもあわせやすいシンプルなイヤリングを探している人には、ミニフープイヤリングはいかがでしょうか。
ピアスのようなフォルムで、無駄のないデザインがポイント。オフィス用にもつかえるイヤリングを探している人にもおすすめです。
バネの部分も見えにくいので、「ピアスホールはあけたくないけれど、ピアスをあけている風に見せたい」という方の願いも叶えてくれるでしょう。
一曲あるフープイヤリングを探している方におすすめなのはこちら。3本のワイヤーをねじったようなデザインで、シンプルながらもデザイン性が高く、存在感のあるイヤリングです。
ゴールド・シルバー・ピンクゴールドと3色あるので、肌に馴染む色合いをチョイスしてはいかがでしょうか。
かわいらしく華やかなイヤリングを探している方には、シェルフラワーイヤリングがGOOD♡
天然素材のシェルは、光によって様々な色合いを見せてくれます。中央のストーンもキラキラ輝き、顔周りを明るくキュートに彩ってくれるでしょう。
スタイリッシュに決めたい方は、流行中のチェーンイヤリングはいかがでしょうか。小ぶりのチェーンは、激しすぎる印象ではなくさりげないおしゃれさをプラスしてくれます。
ゴールドとシルバーがあるので、コーディネートにあわせて使い分けたいですね。
耳元で揺れるネックレスを探している方は、ロングダブルチェーンイヤリングがおすすめ。
細めのチェーンのため、長めのデザインでもシンプルかつ上品にまとまります。さりげなくコーデを格上げしたい人にぴったりのアイテムです。
大ぶりのイヤリングを探している人におすすめのフラワーボールイヤリング。
インパクトのあるサイズですが、白一色のため派手になりすぎないことがポイントです。デイリー使いにも、パーティーシーンのアクセントにも使える万能なイヤリングだといえるでしょう。
かわいらしい印象を作りたいなら、ロングパールイヤリングで決まり!
ゴールドのチェーンに5連になったパールは、フェミニンさが漂いかわいらしい印象を演出してくれます。耳元でさりげなく揺れるのが、とても印象的ですよ。
アップヘアにもダウンヘアにもあわせやすい主役級イヤリングです。
軽くて使いやすいイヤリングを探している方は、樹脂製のパーツでできたイヤリングがおすすめ。金属アレルギーがある方も樹脂製のパーツなら使いやすいでしょう。
コットンパールなら重さが気になりにくくてさらにおすすめです。
ひとくせあるデザインで他の人と差をつけたい方は、淡水パールが中央にほどこされたマットフープイヤリングはいかがでしょうか。
幾何学的な模様と、マット感がおしゃれ度を高めてくれるでしょう。
イヤリングをつけていると耳たぶが痛くなりやすい方には、イヤーカフもおすすめです。耳に引っ掛けるだけなので、使いやすく、重さも感じにくいのが嬉しいポイントです。
イヤーカフを重ね付けしたり、手持ちのイヤリングとあわせたりなどレイヤードも楽しめます。
次に、おすすめのピアスを厳選10選紹介します。
どんな洋服にも合わせやすいピアスを探しているなら、フープのピアスがおすすめ。ぷっくりした形がかわいらしく特徴的です。
フェミニンな洋服にも、カジュアルな洋服にもあわせやすく、毎日コーデのアクセサリーとして大活躍してくれるでしょう。
大振りなパールのバックキャッチが華やかな、パールキャッチピアス。
つけるだけで、モードかつ上品に仕上げてくれるため、コーデを完成させる最後のアイテムとしておすすめです。
バックキャッチは小さめのパールにも変更できるので、好みのサイズを探してみてはいかがでしょうか。
一曲あるデザインのピアスを探している人には、スウィングパールのチェーンフープピアスがおすすめです。小さなパールとチェーンと使いやすいモチーフですが、フープ部分にチェーンが使われていてデザイン性が高いのが特徴。
華やかですが、モチーフ自体が小さいのでオフィススタイルにもあわせやすいピアスです。
デイリー使いにも、パーティーなどの華やかなシーンにも使いやすいパール。5連になったデザインは、小ぶりながらも存在感抜群。
縦方向にも横方向にもどちらのシルエットも楽しめるため、コーデにあわせて印象を変えられることもポイントです。
ゆれるピアスを探している人は、ロングチェーンピアスはいかがでしょうか。華奢がチェーンは、シンプルながらも上品さと大人っぽさを演出してくれます。
さりげないおしゃれ感を演出したいときや、シンプルなアクセサリーを探している方におすすめです。
チェーンをピアスに通すスタイルの「アメリカンピアス」。
K10のイエローゴールドと、ピンクの淡水パールで作られたピアスは、上品で高級感がありお呼ばれコーデのときにもおすすめのアイテム。
コーデを格上げしてくれるピアスを探している人におすすめのアイテムです。
華やかなピアスを探している方は、フラワーモチーフの揺れるピアスはいかがでしょうか。
花びらにはオーロラの加工が施されているので、角度によって虹色に輝き華やかな印象に。ゴールドとホワイトのシンプルなカラーなので、華やかではありますがどんなコーディネートにもマッチする使いやすいアイテムです。
ころんとした丸の中にドライフラワーが入った愛らしいピアスは、大きめで存在感のあるデザインです。
通常のピアス、樹脂タイプ、イヤリングタイプがあるので、好みにあわせてカスタマイズできるのも嬉しいポイント。
1つひとつ手作りされた世界にひとつだけのアイテムのため、愛着感もわくのではないでしょうか。
シェルのような光沢感が上品なフラワーピアス。ゴールドの縁取りがお花をより印象的にしてくれるだけでなく、ほどよいヌケ感を演出してくれます。
コーデをガーリーな印象にしたい、キュートな印象をプラスしたいときにおすすめのピアスです。
カッティングが美しいフランス風ピアスは、シンプルながらも高級感が抜群。金属アレルギーに対応しているシルバー925や、キュービックジルコニアを利用しているのも嬉しいポイントです。
フォーマルからカジュアルまでどんなコーディネートにも合うつけっぱなしのピアスを探している人におすすめしたいピアスです。
種類が豊富でコスパも良い「ピアス」ですが、耳に穴を開けることに抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。針を刺して開けるため痛みが気になりますし、何より恐怖感を覚えるはずです。そこで穴を開けるには、クリニックでピアッシングしてもらう、もしくはご自分でピアッサーを使う、という2つの方法が挙げられます。
クリニックでは、耳を十分に冷やし、消毒殺菌を行い、先生が穴を開けてくださるので安心です。痛みも一瞬で分からない程ですし、その後はジンジンとした軽い痛みを感じるかもしれませんが、生活の中でも支障がない程です。ただし、ご自分で開ける方法はおすすめできません。正しく開けなければ大きな痛みを伴いますし、何より不十分な消毒により患部にばい菌が入ってしまい、肌トラブルを起こす可能性があるのです。
ここで、ピアスとイヤリングの見た目の違いをご紹介します。まず、見た目がスマートなのは「ピアス」です。ただ穴に通して装着するタイプですので、どんな種類のピアスでもポスト部分(軸)は非常にシンプルなデザインとなっています。
一方イヤリングは、耳に挟んで使用するもの。つまり、耳に挟むための金属部分の面積が広いので、ピアスと比べるとスマートな見た目だとは言えません。というのも金具の主張が強く、デザインに違和感を覚えることもあるでしょう。特に「ネジバネ式」のものだと、横から見た時に金具が大ぶりで目立つところがデメリットだと言えます。
実際には、イヤリングよりも「ピアス」の方が着用率が高いです。ピアスが禁止されている学生さんにはイヤリングの需要が高いものの、大人の女性の多くはピアスホールを開けており、自由に耳元のおしゃれを楽しんでいます。アクセサリーショップを見ても分かるように、圧倒的にピアスの種類の方が豊富なところから考えると、需要の高さが伺えるでしょう。「ピアス=おしゃれなデザインが多い」という考えが浸透しているところも、人気の秘訣だと言えます。
さらに、耳への負担から考えても、「ピアス」の方がおすすめです。ピアスは開けた時のちょっとした痛みが負担になるだけですが、イヤリングは耳に強い力をかけて挟む分、着用時に痛みを感じ続ける可能性もあるのです。
耳に穴を開けたくないけど、イヤリングで耳を挟んで痛みを感じるのもイヤ、そんなあなたにおすすめなのが「ノンホールピアス」です!ノンホールピアスとは、耳たぶにフィットした形のタイプであり、樹脂タイプなら透明で目立ちにくいところがポイント。軽い付け心地で長時間つけても痛くないのも魅力的だと言えます。
ノンホールピアスなら、ピアスのようにスマートな見た目ですので、ネジバネ式イヤリングのようなゴテゴテとした印象がありません。ただし、イヤリングと同様に種類が豊富とは言えませんが、痛みを感じることなく気軽に耳元のおしゃれを楽しみたい方におすすめです。
「ピアスとイヤリングの併用はアリ!?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。ピアスとイヤリングの両方をつけるのは、全く問題ありません。ただしゴテゴテとした印象にならないように、組み合わせには工夫をする必要があります。例えば大ぶりのイヤリングを付けた場合には、シンプルで目立たないピアスをつけましょう。
また、ピアスの穴を開けているのにイヤリングをつけてもいいのか、お悩みの方も多いはず。もしもピアスホールが未完成であれば、穴と同じ箇所にイヤリングをつけるのは避けましょう。長時間着用しない限り問題ないかもしれませんが、もしかすると穴がふさがったり、肌トラブルを起こしてしまったりするかもしれません。
ピアスやイヤリングより軽いつけ心地で、かつノンホールピアスよりデザイン性が高いのが「イヤーカフス(イヤーカフ)」です!耳たぶよりも上の位置につけるタイプで、はさむだけなので痛さを感じにくいところがポイント。さらにデザインは華やかなものからシンプルなものまで、形はさりげないものから耳全体を覆う華やかなものまで様々です。
イヤーカフスにはもちろんシンプルなものもありますが、ビジューやパールを使った華やかで存在感が際立つものが多い印象。ピアスやイヤリングとはまた違った華やかさがあり、パーティーシーンにもおすすめです。
これまでそれぞれのアイテムについてご紹介しましたが、どれが良い、どれが優れているというわけではありません。ご自分に合ったものが、あなたにとって本当に「良い」ものです。もしも穴を開けるのに抵抗がないのなら、「ピアス」がコスパ・デザイン性どちらをとっても良いですし、それが嫌なら「イヤリング」で気軽におしゃれを楽しむのがベストです。
さらに、イヤリングより目立たず華奢なものがお好みなら「ノンホールピアス」、顔周りを華やかに見せたいのなら、耳に挟むだけの「イヤーカフス」を。それぞれにメリットがあるので、あなた自身に合ったイヤーアクセサリーを選んでください!