ダイエットを始めるにあたって、真っ先に思いつくのが食事の見直しではないでしょうか。
毎日のことになると、どうしても自分の好きなものに偏りがちな食事。仕事や育児で忙しく、パパッと済ませられる惣菜にする方もいれば、一人暮らしで栄養バランスの偏った食事が続いている方も少なくないでしょう。
美味しいものを好きなだけ食べている、なんて方も多いのではないでしょうか。
「食べるのが大好き!」という方の中には、自分の好きなものを好きなだけ食べている方も多いはずです。
しかし、いざ「ダイエットをしよう!」と思い立つと、野菜中心の食事や低カロリーの食材を選ぶようになるもの。ブログや雑誌のダイエット体験談を見ると、成功者の多くが食生活に気をつけているのが分かります。
一方、知識がないままに食事を見直していても、栄養の偏りやダイエットを十分に続けられないなどのトラブルが起こる可能性があります。いくら体重を減らしたくても、極端な減量や断食をすれば良いわけではありません。たとえ一時的に体重が減っても、ストレスによる過食でリバウンドしてしまった…という体験談をよく耳にします。
今回ご紹介するのは、健康的なダイエットに良い食べ物や、食べると逆効果になってしまう可能性がある食べ物です。
ダイエットにいいと積極的に食べていたものが、逆効果だったらショックですよね。
ダイエットに良いと思い込んで積極的に食べていた食べ物が、実は逆効果だった…とならないよう、参考にしてくださいね。
まずはダイエットを開始する前に、太ってしまった原因をチェックしましょう。これからご紹介する項目に当てはまるものが多ければ、今後の体重増加にも注意が必要です。
ダイエットを成功させたい方は、太る原因を無くすことから始めてみてくださいね。
運動や普段の生活で消費するエネルギーよりも、1日に食べ物から摂取するエネルギーが優っている場合は、余ったエネルギーが脂肪として蓄えられてしまいます。
1日中家にいるにもかかわらず高カロリーな食事を摂れば、エネルギー過多となるのは当たり前ですよね。
いつもより食べたり飲んだりした日は、運動量を増やしてエネルギーを消費しなくてはなりません。
座り仕事の多い方や、立ち仕事でもあまり動かない方などは、普段から運動の習慣を身に着けるのがおすすめです。一駅前で降りて歩いてみたり、早く帰れた日にはジョギングをしたり、無理のない範囲から始めてみてくださいね。
運動の習慣がなかなかつけられない人は、日々の生活の中で改善できるポイントを探しましょう。毎日使うエスカレーターを階段に変えたり、エレベーターを使わずに階段を使ったり、些細なことがダイエットの大きな第一歩になりますよ。
ダイエットの大敵というイメージの強い「甘いお菓子」。いわゆる糖質の摂りすぎも、太る原因の1つです。
甘いお菓子だけでなく、お米やパン、麺などの炭水化物も糖質となります。
スナック菓子やファストフードを減らすのはもちろん、ご飯の量を減らしておかずでお腹を満たしたり、お腹に溜まりにくく量が多くなりやすいラーメンやパスタを意識的に減らしたりといった工夫をしましょう。
糖質だけでなく、脂質を控えるのもダイエットにおける重要なポイントです。
脂質とは、いわゆる「油」のこと。エネルギーとして使われなかった分の油は皮下脂肪になり、結果として体重の増加に繋がります。
油をまったく使わない食事は難しいため、サラダ油の代わりにコレステロール値の低下が期待される亜麻仁油やえごま油を使うのがおすすめですよ。
体重を落としたいからといって極端に食事を減らすと、栄養不足になり効率的なダイエットができなくなってしまいます。
中でもビタミンやミネラルはエネルギーの代謝に大きく関わっており、不足するとなかなか体重が落ちない…という結果に。食べていないのに痩せられないという方
は、栄養不足に陥っていないか確認してみましょう。
肉や魚、卵はタンパク質を多く含み、毎日の食事に欠かせません。ビタミンやミネラルも豊富に含まれているため、炭水化物を減らした分は肉や魚で補うのがおすすめです。
ダイエットのために食事を見直すにあたって、「これを食べれば痩せる」という魔法のような食べ物があるわけではありません。規則正しい生活とバランスの良い食事で、痩せやすく太りにくい体を作ることが重要です。
そのためには、5大栄養素であるタンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラルは過不足なく取り入れましょう。筋肉を作り代謝を上げるタンパク質やビタミン、ミネラルはもちろん、エネルギー源である炭水化物や脂質も必要以上に避けてはいけません。
続いて、ダイエットに良い食べ物を見ていきましょう。積極的に食べたいものだけでなく、苦手な食べ物がある場合は何で補ったら良いのかも確認しておくと良いですね。
栄養バランスの整った食事に欠かせないのが野菜類です。
野菜類の中でも特にいいのが、色の濃いトマトやパプリカ、ほうれん草などの緑黄色野菜。ビタミン類も豊富なため、美肌や体内環境の改善も期待できます。
また、しいたけやエリンギなどのキノコ類は低カロリーでお腹に溜まりやすく、食事量が増えがちな方にぴったり。食物繊維を多く含むため、お通じを整える効果もあります。
ダイエットを始めるにあたって肉類を避ける方も多いですが、タンパク質の摂取は積極的に行うのが理想的です。
中でも牛肉や豚肉の赤身肉に含まれるタンパク質は代謝を上げるため、太りにくく痩せやすい身体を目指せるでしょう。
しかしむやみに肉を食べれば良いというわけではなく、種類や部位に注意しなければ脂質の過剰摂取に繋がることも。ダイエットでお馴染みのササミやムネ肉は低カロリーでタンパク質が豊富なため、生野菜と合わせて栄養バランスの良いメニューにするのがおすすめです。
マグロやサケ、イワシ、サバなどの魚介類に含まれるオメガ3には、コレステロールや脂質を抑える働きや代謝をアップさせる働きがあります。
また、脂肪燃焼効果の高い「タウリン」を含むイカやタコもダイエットにおすすめ。水に溶けやすい性質があるため、スープや鍋物に入れて汁も食べきるようにしましょう。
ダイエット中は栄養バランスの整った食事を心がけることが大切です。タンパク質の摂取を肉類だけに頼るのではなく、魚や卵など幅広い食品から摂り入れると良いですよ。
豆腐や納豆、豆乳などの大豆製品は、ダイエットにいい食べ物として有名ですよね。
大豆製品は低カロリーで消化も良く、女性ホルモンに似た働きをするため、美容効果が期待できる万能食材です。
味噌汁に豆腐を入れたり、冷奴にしたりとバリエーションが豊富なのも魅力の1つ。朝食に納豆を1パックずつ食べれば、無理なく大豆を摂り入れることができます。
わかめ、昆布、もずく、ひじきなどの海藻類にはフコイダンというぬめり成分があります。
フコイダンには脂肪の吸収をブロックする働きがあり、つい食べ過ぎてしまう人は積極的に摂りたい成分。水溶性のため、とろろ昆布のスープやぶっかけご飯などでサラッと食べるのがおすすめです。わかめや海苔などであれば、味噌汁に入れるのが手軽ですね。
そのまま食べられ、旬の美味しさを味わいやすい果物。特におすすめなのはいちごやグレープフルーツです。
いちごには血糖値の上昇を抑えたり、コレステロール値を下げたりする効果があり、1日に200g程度を目安に食べるのがベスト。グレープフルーツには脂肪の分解を促す作用があるため、食事の前に食べてみてくださいね。
また、グレープフルーツの香りは食欲を抑える効果が期待できます。夜遅くに小腹が空いてしまったときは、グレープフルーツを食べて食欲を抑えると良いでしょう。
これまで紹介した食べ物でバランスの良い食事を心がけていても、ついお腹が空いておやつを食べてしまう…と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ダイエットは絶対におやつを食べてはいけないというイメージがありますが、ゆで卵やナッツ類、ヨーグルトなどは栄養補給に最適なおやつになります。
タンパク質の少ないヘルシーな昼食をとった日のおやつには、コンビニでも売っているゆで卵がベスト!1個で約6gのタンパク質を摂取でき、1日に必要な量の10%ほどを補えます。
便秘やぽっこりお腹に悩んでいる方は、毎日ヨーグルトを食べる習慣をつけてみましょう。あらかじめ甘みのついているものではなく、無糖のものにお好みではちみつやジャムを加えてみてくださいね。
低糖質で腹持ちの良いナッツ類は、ダイエット中の暴飲暴食を防ぐのに効果的で
す。手軽に食べられてつい手が伸びてしまうため、1日の量を決め、小分けにしておくと良いでしょう。
積極的に食べたいものだけでなく、避けるべき食べ物を知っておくことも重要です。食事制限でストレスが溜まるとこれらの食べ物を食べたくなってしまうため、適度に息抜きをしながらダイエットを進めてみてくださいね。
砂糖や生クリーム、バターをたっぷり使ったケーキやお菓子は、ダイエットの大敵です。スイーツには想像以上に多くの糖質や脂質が含まれています。食べるのを我慢しすぎてストレスになると暴飲暴食につながるため、頑張った日のご褒美として少し食べるくらいに留めましょう。
また、メロンパンやクリームパンなどの甘い菓子パンや、デニッシュやクロワッサンのようにバターをたっぷり使ったパンもカロリーが高めです。糖質と脂質がたっぷり含まれている上、ダイエット中に摂りたいタンパク質や食物繊維はほとんど含まれていません。どんなに忙しい時でも、これらのパンだけで食事を済ませるのは避けましょう。
甘い物が食べたい場合は、脂肪分の多い洋菓子ではなく、和菓子がおすすめ。生クリームやバターが使われない分、カロリーが控えめです。あんこに使われる小豆は体を温める効果があり、食物繊維が豊富なのも嬉しいですね。
炭水化物やタンパク質が1g当たり4kcalなのに対し、脂肪はその2倍以上の9kcal。脂肪の過剰摂取は太りやすいだけでなく、太るスピードが速いのも特徴です。揚げ物は油を吸いやすくカロリーが高いため、食べすぎには注意しましょう。
しかし、完全に揚げ物を禁止してしまうと、そのストレスがリバウンドの原因になりかねません。メインではなく副菜として、少量ずつ摂り入れてみてくださいね。
揚げ物を食べるときには、食物繊維が豊富な野菜やきのこを同時に摂り、脂質の吸収を抑えるのがおすすめです。夕食よりも昼食の方が、摂取したカロリーを日中の活動で消費できるため体脂肪に変わりにくくなりますよ。
多くの油が使われがちなファーストフードも、カロリーが高く脂肪がつきやすい食べ物です。味が濃く含まれている塩分量も多いため、むくみの原因になることも。日常的に利用するのは避け、時々楽しむ程度に留めておきましょう。
付き合いなどでどうしてもファーストフードを食べるときは、前後の食事で野菜を多めに摂るのがおすすめ。ハンバーガーやポテトを食べる前にサイドメニューのサラダを食べ、血糖値が急激に上昇しない工夫をするのが大切です。
一般的なラーメンは1食500kcalほどであり、そこまでカロリーが高いわけではありません。しかし、麺には糖質が、スープには塩分が多く含まれています。具材に野菜があまり使われていないだけでなく、野菜を摂れるサイドメニューが少ないのもマイナスなポイント。
もしラーメンを食べるなら、野菜がたっぷりのタンメンがおすすめです。タンパク質が摂れるよう、煮卵やチャーシューをトッピングするのもよいでしょう。
お酒の〆に食べることも多いラーメンですが、夜遅くに食べると太りやすくなってしまいます。スープは全部飲み干さず、塩分や脂肪分の過剰な摂取を防ぎましょう。
食べるのはもちろん、作るのも手軽な丼物。しかし、ご飯の量が多く糖質が高めになりがち。牛丼や親子丼などは野菜が少なく、天丼やカツ丼などはカロリーが高めです。
丼物を食べるなら、野菜を多く摂れる中華丼が良いでしょう。親子丼は卵と鶏肉で良質なタンパク質が摂れるので、副菜に野菜がたくさん入った豚汁やほうれん草の胡麻和え等の小鉢を追加してダイエット向きの献立にしてみてくださいね。
外食の場合、ご飯の小盛りが選べる店舗を選ぶと糖質の摂取を抑えられます。
体を温める効果があるといわれるにんじんやごぼう、レンコンなどの根菜類。食物繊維やビタミンが豊富でダイエットには効果的に思えますが、糖質が多く太りやすいという一面があります。体に良い食べ物ではありますが、食べ過ぎないように注意しましょう。
中でもサツマイモやジャガイモ、サトイモなどのイモ類は特に糖質が高めです。一つひとつ覚えておくのは大変ですが、「甘みのある野菜は糖質が高い」と覚えておくと便利ですよ。
バナナやリンゴダイエットなどが有名なフルーツダイエット。果物に含まれる果糖は、糖質の中でも血糖値が緩やかに上昇するため、脂肪として蓄積しにくい成分です。積極的に摂るべきものではありませんが、「甘いものが食べたい!」というときにはスイーツの代わりとして役立ちますよ。
特にバナナはご飯1杯よりもカロリーの低い食材です。皮をむくだけで手軽に食べられるため、ダイエット中の間食にぴったりのフルーツといえるでしょう。
続いて、積極的に取り入れたい「痩せやすい食べ物」についてご紹介します。
タンパク質は、筋肉や臓器、ホルモンなどの材料となる栄養素の1つ。ダイエットによる食事制限でタンパク質が不足すると、代謝が低下するだけでなく抜け毛や肌荒れに繋がることもあります。
髪や肌も含めて健康的に痩せられるよう、次の食べ物でタンパク質を摂取しましょう。
■赤身肉
牛肉や豚肉のヒレやモモ、ミノ、タンなどは赤身中心で脂肪が少ない部位です。L-カルニチンやビタミンB群など、脂肪燃焼を促す栄養素が含まれているのが特徴です。
■鶏肉
鶏肉は低カロリー高タンパクのダイエットにぴったりの食べ物。特に、ササミやムネ肉は脂肪が少なく、さっぱりとしていて食べやすいですね。
■青魚
ほとんどの魚は低カロリー高タンパクでダイエットに良いとされています。中でも、サバやイワシ、サンマなどの青魚はEPAやDHAを豊富に含み、中性脂肪を減らしたり、脂肪の燃焼を促したりするのに役立ちます。
■大豆製品
「畑の肉」といわれる大豆製品にはタンパク質やイソフラボン、オリゴ糖、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。中でも高野豆腐は、タンパク質が多くダイエット中におすすめです。
登喜和冷凍食品の「鶴羽二重高野豆腐」は、1/8にカットされており、さまざまな料理に使いやすいところがポイント。だし汁の中に直接入れて調理出来るため、使いたいときにパッと使用できます。
登喜和冷凍食品の鶴羽二重高野豆腐は、1/8カットされているので、さまざまな料理に使いやすいところがポイント。戻さずだし汁の中に直接入れて調理出来るので、使いたい時にパッと使用できます。
穀物は太るイメージがありますが、種類によってはダイエット中に食べてもOKです。白米やうどんなどの白く精製されたものは血糖値が上がりやすいため、できるだけ避けておきましょう。
玄米や発芽玄米、全粒粉のパン、全層粉のそばなどは血糖値が緩やかに上昇する食材です。白くなるまで精製されていないため、ダイエット中に不足しやすいビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれているのも特徴です。
ベースフード株式会社の代表商品「BASE BREAD」は、2袋で1日に必要な栄養素の1/3を補えるパンとして話題になりました。お腹に溜まりやすく間食を防げるため、理想の体づくりの手助けをしてくれるでしょう。
野菜は芋類やカボチャ、トウモロコシなどの糖質の多いものを避けて緑黄色野菜などを摂りましょう。
■ブロッコリー
コレステロールを下げて脂肪の燃焼を促します。
■トマト
脂肪の燃焼を促し、中性脂肪を減らします。また、代謝アップにも良いとされています。
■セロリ
代謝を高めてむくみを予防します。
■玉ねぎ
脂肪吸収を抑制したり、脂肪燃焼を促したりといった効果が期待できます。揚げ物を食べる時は、玉ねぎを一緒に食べると太りにくくなりますよ。
■きのこ
低カロリーで食物繊維を多く含みます。また、ビタミンやミネラルが豊富なのもポイントです。
野菜は、たっぷり食べるためにもまとめ買いがおすすめです。そのまま食べるも良し、加工して使うも良し、使い道が幅広いのも嬉しいですね。
糖質は体や脳のエネルギー源です。健康を維持するために、ダイエット中であっても糖質を完全に避けるのはやめましょう。
糖質を摂るときは、白砂糖などの精製されたものを避けるのがポイント。未精製の黒糖やハチミツ、メープルシロップ、アガベシロップなどは脂肪が蓄積しにくい食材です。とはいえ過剰摂取が肥満の原因になるのは変わらないため、糖質を含む食べ物の食べすぎには注意してくださいね。
シェフズチョイスのオーガニックアガベシロップは、ダイエット中の糖質摂取にぴったり。クセが少なくしっかりとした甘さを感じられるのが特徴です。コーヒーに入れたり、料理に甘さを足したりとオールマイティに使えますよ。
果物には、脂肪の燃焼を促す酵素やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。果糖の糖質量に気を付けながら、ダイエット中の食事に取り入れましょう。ダイエット中におすすめの果物は、次の通りです。
■パイナップル
糖質をエネルギーに変換し、脂肪の蓄積を予防します。また、腸内環境を改善するため、便秘解消による代謝アップも期待できます。
■リンゴ
内臓脂肪の減少が期待できる、「プロシアニジン」というポリフェノールが含まれています。
■グレープフルーツ
脂肪の燃焼を促す働きがある食べ物です。また、代謝のアップにも役立ちます。
ドールの「フルーツパック スウィーティオパイナップル」は、砂糖・甘味料不使用なのが嬉しいポイント。100%の果汁に漬けており、果物本来の美味しさを楽しめます。おやつとして食べるのはもちろん、ヨーグルトなどに入れて食べるのもおすすめですよ
ドールのフルーツパック スウィーティオパイナップルは、砂糖・甘味料不使用のアイテム。100%果汁に漬けているので、果物本来の美味しさを楽しめます。おやつとして食べるのはもちろん、ヨーグルトなどに入れて食べるのもおすすめです。
続いて、ダイエット中に重宝する食べても太りにくい食べ物をご紹介します。
食物繊維が多く低カロリーの海藻は、ダイエット中におすすめの食べ物です。お腹の中で水分を吸収して膨張するため、満腹感も得られます。
さらに、海藻のぬるぬるした部分に含まれているフコイダンは、脂肪の吸収を抑えたり、脂肪の排出を促したりする効果が期待できます。
キャベツは150gで約3kcalとヘルシーな食べ物です。たくさん食べても太りにくく、満腹になるまで食べても良いのが嬉しいですね。
また、キャベツには食物繊維がたっぷりと含まれています。噛み応えがあるため満腹中枢が刺激され、食べすぎの予防にも役立つでしょう。さらに、キャベツに含まれる水溶性食物繊維が血糖値の急上昇を防ぎます。
タコは良質なタンパク質を豊富に含むダイエット向きの食べ物です。100gあたりの脂質は0.7g、糖質が0.1gと低カロリーのため、たくさん食べても太りにくいのが特徴です。
しっかりと噛んで食べることで満腹中枢が刺激され、食べすぎを防げるのもポイント。うまみ成分のグリシンやアラニンが含まれており、少量でも満足感を得られますよ。
ダイエット中に小腹が空いたら、おやつにゆで卵を食べましょう。糖質が少ないだけでなく、タンパク質やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれており、少量で効率的に栄養を補給できます。
ダイエット中にゆで卵を食べるなら、いつもより少し固めに茹でるのがポイント。消化までに時間がかかるため、腹持ちが良くなるというメリットがあります。
ダイエットに効果的な食べ物でも、食べ方を間違えてしまうと体重の増加に繋がってしまいます。下記の4つのポイントに注意しながら、効率的に栄養を摂取しましょう。
ダイエットの基本は、バランスのとれた食事を1日3食欠かさずにとることです。特定の食べ物だけを食べるダイエットは、同時に摂取する栄養が偏ってしまうため、一品ダイエットは控えましょう。
また、体重を減らしたいからといって夜ごはんを抜くのはNGです。しっかり3食食べるのに加え、毎日決まった時間に食事をとれるように心がけましょう。
ダイエットに効果的な野菜ですが、生のままでは身体を冷やしてしまうというデメリットがあります。
身体が冷えると代謝が低下してしまうため、温野菜やスープに入れて食べるのがおすすめです。冬は鍋に野菜をたっぷり入れ、汁も残さず食べると良いでしょう。
ナッツ類やドライフルーツ、グラノーラなどは小腹が空いたときにおすすめですが、添加物の有無によってはカロリーが高くなってしまいます。
保存料や着色料などの添加物が少ないものを選び、カロリー面だけでなく健康面にも気を遣ってみてくださいね。
ただ何も考えずにご飯を食べるのではなく、いくつかのポイントに注意するだけでダイエット向きの食事になります。野菜、肉や魚、炭水化物とカロリーが低い順に食べることを意識してみてください。
先にサラダを食べると、お腹が満たされるだけでなく血糖値の上昇を防ぐ効果も期待できます。食事量が多くなりがちな方ほど、なるべくたくさんの野菜を摂取しましょう。
ダイエットに効果的な食べ物であっても、食べすぎは禁物です。食事のカロリーを気にしながら、1つの食べ物に偏らないようバランス良く食べてくださいね。
ダイエット効果を高めるなら、食べ物だけでなく食べ方や食べる時間帯も意識するのがおすすめです。
カロリーの低い野菜やスープ類から食べ、米などの炭水化物を最後にとると、血糖値の急激な上昇を抑えられます。
また、ある程度お腹を満たしてから炭水化物に移行できるため、食べすぎの防止に役立ちます。
1日の中でもっとも太りにくい時間帯は14時から16時だといわれています。空腹感に耐えられなくなったら、この時間帯を狙って少しだけ食べるようにしましょう。
日中の活動時間に比べ、睡眠時間は消費できるカロリーに限りがあります。18時までに食べてしっかり消化した状態で眠ると脂肪が蓄積されにくく、胃腸が十分に休まりますよ。
どうしても食事が遅い時間になってしまう場合は、スープなどの消化しやすいものを選びましょう。
昼食やおやつを手軽に購入できるコンビニですが、実はダイエット向きのメニューも多数用意されています。
コンビニのヘルシーメニューの代表格であるサラダ。ただし、コーンがたっぷり入ったものは糖質が高めなので注意しましょう。レタスやキャベツ、トマト、玉ねぎなどを中心に作られたものがおすすめです。
蒸し鶏やゆで卵が入ったボリューミーなサラダは、脂質を抑えつつ良質なタンパク質を摂取できるお手軽メニューですよ。
ダイエット中でも麺類が食べたい!というときの強い味方がこんにゃく麺。こんにゃくは低カロリーな上に食物繊維も豊富であるため、ダイエットの定番食品としても有名ですね。中でも手軽に食べられるこんにゃく麺は、コンビニでも買える人気のダイエットメニューです。
いくら体に良いといっても、サラダだけでは満腹にならず、タンパク質の不足も気になります。タンパク質はきれいな肌や髪を作るのに不可欠な成分のため、ダイエット中でもしっかり摂取するよう心がけましょう。せっかく痩せられたのに肌や髪がボロボロであれば、不健康な印象になってしまいますよね。
そこでプラスしたい食品がヨーグルトです。タンパク質はもちろん、ダイエット中に不足しがちなカルシウムも摂取できるほか、乳酸菌の効果で腸内環境を整えてくれますよ。加糖ではなく無糖のものを選ぶなど、低糖質になるように気を配りましょう。
高タンパク・低カロリーで筋トレにも欠かせないサラダチキン。プレーンやハーブ風味、ガーリック風味、ほぐしたタイプなどバリエーション豊富なため、飽きることなく毎日のメニューに取り入れられますよ。
そのまま食べるだけでなく、サンドイッチの具材にしたり、チーズを乗せてオーブンで焼いたりといったアレンジもおすすめです。
ダイエット中でも罪悪感なく食べられるパンとして話題になったブランパン。極端な食事制限はリバウンドを引き起こしやすいため、サラダやヨーグルトなどと組み合わせて上手に取り入れていきましょう。
ブランパンは穀物の外皮であるブラン(ふすま)が使われており、食物繊維が豊富で低糖質なのが特徴です。チーズ入りのものやソーセージデニッシュなどもあり、味に変化を付けられるのが嬉しいですね。
ダイエット中とはいえ、食欲を常に我慢するのは辛いですよね。適度に間食を取り入れるのも、ダイエットを長続きさせる秘訣といえます。
とはいえどんなお菓子でも食べていいわけではありません。食べても良いお菓子のポイントを抑え、ダイエット中の楽しみを作りましょう。
ダイエットをするならば、食事制限は欠かせません。摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、消費しきれなかったエネルギーが脂肪として蓄えられてしまいます。
お菓子はカロリーが高い食品の代表格であるため、「ダイエット中は絶対にお菓子を食べてはいけない」と考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、お菓子を我慢しすぎてストレスを溜めるのも良くありません。ストレスが蓄積すると、ダイエットが続かなくなったり、食事制限の反動で暴飲暴食に走ったりすることも少なくないのです。
今は、ダイエットに適した低カロリーや低糖質のお菓子が多く発売されています。これらを上手く取り入れながら、無理なくダイエットを続けましょう。
糖質は脳や体のエネルギー源ですが、使い切れない分は脂肪として蓄積されます。反対に糖質が不足すると、エネルギーを生み出すために体内の脂肪が燃焼されます。なるべく体に溜まった脂肪を燃焼できるよう、食べ物から摂取する糖質の量を減らしましょう。
食事と同じように、お菓子を選ぶときも糖質量に注目するのが大切です。成分表示は初めに書いてあるものほど含有量が多いため、砂糖類が最初の方に書いてあるお菓子は避けると良いでしょう。
また、「果糖ブドウ糖液糖」と呼ばれる成分は、純粋な砂糖に比べ依存性が高いといわれています。一度食べるとやめられなくなるため、ダイエット中の摂取は避けるのがおすすめです。
一方、砂糖などの糖分が添加されていないドライフルーツやナッツ、糖分が少ないハイカカオのチョコレートは、ダイエット中に食べてもOKです。
食べ物を制限するダイエット中は空腹を感じやすく、ついお菓子に手が伸びてしまいます。小腹が空いたときは、しっかりと咀嚼できる硬めのお菓子を選びましょう。
するめやビーフジャーキーはしっかりと噛まなければならず、少量でも満腹感を得られます。塩分量に注意しながら、少量ずつ食べるのがおすすめです。
ダイエット中にお菓子を食べるときは、食べる時間や量に気を付けましょう。
いくら糖質が少ないお菓子でも、夜遅い時間に食べたり、一日中だらだらと食べ続けたりすると体重増加に繋がります。また、低カロリーのヘルシーなお菓子でも、大量に食べれば糖質や脂質が過剰になってしまうでしょう。
ダイエット中は、脂肪が付きにくい16時までに間食を済ませるのがポイント。お菓子の摂取カロリーは1日の摂取カロリーの1割を目安にしましょう。カロリーの高いお菓子はあらかじめ小分けにしておくと、量を調節しやすくなります。
また、お菓子と一緒に楽しむ飲み物にも注意が必要です。砂糖やミルクをたっぷりと入れたコーヒーや紅茶、甘いジュースなどは避けるのがベスト。お茶や水、白湯などを選び、お菓子本来の甘さを楽しむのがおすすめですよ。
食事を我慢し続けてしまうとストレスが溜まり、ダイエットが続きにくくなってしまいます。とはいえ、せっかくダイエットを頑張っているにもかかわらず、お菓子でカロリーを大量摂取してしまっては元も子もないですよね。
ストレスを感じることなくダイエットを続けるためには、適切なお菓子を適度に食べるのも大切。
ダイエット中でも罪悪感なく食べられる、おすすめなお菓子を7つ紹介していきます。
LOTTEの「ゼロシュガーフリービスケット」は、ダイエットの大敵ともいわれる「糖類」「砂糖」が含まれていないお菓子です。糖質抜きダイエット中の方にとっては、これ以上ないほど画期的なお菓子といえますね。
食物繊維3.6gも入っていて、さっくり香ばしく食べやすいビスケットです。
「SOY JOY」は、大豆に含まれる栄養素を手軽に摂取できるお菓子。ダイエット中に不足しがちなタンパク質をしっかり摂取でき、健康的に痩せたい人におすすめです。
同じく手軽に栄養を補給できる「カロリーメイト」と比べると糖分が少なく、糖質制
限ダイエットの心強い味方となるでしょう。
12種類の味が楽しめるセットも販売されており、日々どれを食べようか迷ってしまいそうですね。
食欲抑制や便秘解消など、健康や美容に欠かせない効果が盛りだくさんのチョコレート。上手に取り入れれば、ダイエットの強い味方となってくれるでしょう。
これらの効果を得るためには、カカオが70%以上含まれる高カカオチョコレートであることが条件です。カカオ70%以上のチョコレートは砂糖やミルクの使用量が少なく、甘さ控えめ。カカオ本来の風味を楽しめる一品です。
meijiの「チョコレート効果カカオ72%」は、苦みと酸味のバランスが良く、高級チョコレートのような味わいが特徴です。ビターチョコレートが苦手な方でも挑戦しやすい一品といえるでしょう。
寒天ゼリーはダイエット中の間食にぴったりのおやつです。植物由来のデンプンを原材料としており、食物繊維をたっぷり摂取できるのがポイント。便秘になりがちなダイエット中のお通じを整えてくれますよ。
みかんの花の「みかん寒天ゼリー」は、11種類のみかんの中から好きなものを選べるのが人気の秘密です。お気に入りの味を見つければ、おやつの時間が楽しみになりますね。
お皿に盛り付けるタイプのため、素敵な写真が撮れる点も魅力です。ダイエット中は気分が下がってしまいがちですが、見るだけで楽しいおやつを選び、モチベーションを上げていきましょう。
玄米製品は小麦粉や米粉に比べて糖質が少なく、ダイエットに適したお菓子です。食物繊維がたっぷり含まれており、便秘の改善も期待できるでしょう。
それほど腹持ちが良くないため、食べすぎには注意しなくてはなりません。甘いものが食べたくて仕方がないときのサポートとして活用すれば、辛い気持ちも少し楽になりますね。
Asahiの「玄米ブラン」は個包装で持ち歩きが便利なため、いざというときのために常備しておくと良いでしょう。
しっかりした食感で食べ応えがあるチョコ味のようかんです。ゼロカロリーのため、ダイエット中のおやつタイムにぴったりです。
いんげん豆の繊維を寒天で練り上げて作っており、人工甘味料を使っていないのも特徴。そのまま食べるのも良いですが、凍らせて溶かしながら食べるのもおすすめです。
低糖質でカロリーの低いドライフルーツは、ダイエット中にぴったりのお菓子。小腹が空いた時に食べられるよう、いくつか持ち歩くのがおすすめです。
ドライフルーツはついつい食べ過ぎてしまいがち。こちらのミックスナッツ&ドライフルーツは、個包装で食べきりサイズなのがポイントです。ドライフルーツとナッツを一緒に食べられるため、満足感が高いのも嬉しいですね。
「ダイエットをしよう!」と決意すると、痩せることに意識が偏りがちです。栄養バランスが崩れたり、質素なご飯になったりすることも少なくありません。
食べたいものを制限しているからこそ、飽きずに毎日美味しく食べられるレシピが必要不可欠です。ダイエット中でも食事を楽しめる、おすすめのレシピをご紹介しましょう。
野菜をたっぷり食べられるポトフは、溶け出た栄養分も全て摂取できるのが特徴です。ジャガイモを入れることも多いですが、ダイエット中は控えると良いでしょう。一度にたくさん作って小分けにしておけば、忙しい平日にも手料理を取り入れやすくなります。
ミネストローネはダイエット中のスープにぴったりです。野菜がたくさん食べられるだけでなく、トマトに含まれるリコピンの効果で、太りにくい体作りに役立ちますよ。ショートパスタを入れれば、メインとしても十分満足できます。
ダイエット中に肉を食べるなら、低脂質のササミがおすすめ。パサパサするイメージがありますが、調理方法を工夫することでジューシーに仕上がります。
フライパンではなくグリルで焼くことで、余分な脂が落ちてヘルシーに。柚子胡椒とマヨネーズを合わせた簡単なソースで、手軽かつ美味しいメニューが完成します。
生野菜よりも嵩が減るため、たくさん食べられる温野菜サラダ。体が冷えにくく、脂肪が燃焼しやすい状態をキープできるのもポイントです。
ダイエット中は飲み物にも気を配りたいもの。排出を促すため、水分の摂取は積極的に行いましょう。
水はカロリーがゼロであるため、ダイエット中でも安心して飲めます。中でもミネラルが豊富に含まれる、硬水のミネラルウォーターがおすすめです。1日に飲む水分量の理想は1.5~2リットル。水分をしっかり摂取することで代謝を促進すれば、老廃物の排出もスムーズになりますよ。
また、栄養が偏りがちなダイエット中は、便秘に悩む方も少なくありません。水分をしっかりとり、便を柔らかく保つのも大切です。
日本人におなじみの緑茶も、カロリーゼロの飲み物に該当します。加えて緑茶に含まれるカテキンには脂質の吸収を穏やかにする効果があり、食事と一緒に飲むのもおすすめですよ。脂質の代謝を促進する効果があるため、溜まった脂肪を減らしたい方にもぴったりです。
緑茶の中には、特定保健機能食品に指定された「高濃度茶カテキン」が豊富な商品があります。効率的にカテキンを摂取したい場合は、トクホマークの付いた製品を選ぶと良いでしょう。
コーヒーにはカフェインやクロロゲン酸などの成分が含まれており、脂肪燃焼に効果を発揮します。さらに、クロロゲン酸には食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果もありますよ。
カフェインは紅茶にも含まれていますが、クロロゲン酸を同時に摂取するならばコーヒーがベストです。紅茶とコーヒーで迷ったときは、ぜひコーヒーを選んでみてくださいね。
ただし、砂糖やミルクを入れるとカロリーがアップしてしまい、逆効果になりかねません。「微糖」の缶コーヒーにも糖分が多く含まれているため、ブラックコーヒーを中心に摂取するのがおすすめです。
プーアル茶には、健胃・消化改善効果、血糖値上昇抑制効果、コレステロール調整効果などの嬉しい効果が目白押しです。
重合カテキンが肥満を改善するほか、タンニンが血糖値の上昇を抑制し、インスリンの分泌を抑える効果もあります。インスリンは糖分を脂肪として蓄えるはたらきがあるため、結果として体重減少につながるでしょう。
食事中や食後に飲むと、さらなる効果が期待できますよ。
水分補給はダイエットに欠かせませんが、カロリーの高い飲み物はNGです。食べ物よりも気軽に摂取しやすいため、カロリー過多にならないよう注意しましょう。
コーラなどの炭酸飲料は糖質が高いイメージがありますよね。実は、炭酸ではないジュースやスポーツドリンクにもたくさんの糖分が含まれています。
また、カロリーゼロのジュースには糖分の代わりに人工甘味料が使用されていることがほとんどです。人工甘味料は中毒性や体への負担などが危惧されているため、健康を意識する上では避けた方が良いでしょう。
ジュースが飲みたい場合は、新鮮なフルーツを絞ったフレッシュジュースを選ぶのがおすすめですよ。
体に良いイメージがある野菜ジュース。ダイエット中に不足しがちなビタミンや食物繊維を手軽に補給できますが、中には糖質が高いものも存在するため注意しましょう。
糖質が高いのはニンジンやカボチャが入っているものや、飲みやすいようにフルーツを加えているもの。原材料や栄養成分表示を確認し、糖質量に注意しながら選んでくださいね。
飲む点滴とも呼ばれ、栄養価が高い甘酒。しかし、糖分が多く含まれているためダイエット中には不向きです。甘いものが欲しくなったときの栄養補給程度に留め、積極的に飲むのは避けましょう。
冷たい飲み物は内臓を冷やして代謝を下げるため、ダイエット中にはおすすめできません。飲み物の種類にかかわらず、常温またはホットで飲むと良いですよ。
ダイエット中は便秘になりやすいため、あらかじめ対策をしておかなければなりません。原因の種類とそれに応じた改善方法をチェックし、無理なくダイエットを続けてくださいね。
ダイエット中は食事量が減るため、食物繊維の摂取量も少なくなりがちです。便を柔らかくしたり腸の運動を促進したりする食物繊維が不足すれば、慢性的な便秘になってしまう可能性が高まるでしょう。
人気の糖質制限ダイエットも、便秘の危険性を秘めています。炭水化物には食物繊維も含まれているため、結果として食物繊維が不足してしまうのです。きのこや海草は低カロリーかつ食物繊維が豊富であるため、積極的に摂るようにしましょう。
ダイエットを成功させるために避けがちな油分。しかし、油分は便が腸を通るときの潤滑油としても重要な成分です。油分が不足しすぎると便を送り出すはたらきが鈍り、便秘になりやすくなってしまうのです。
オリーブオイルやグレープシードオイルには「オレイン酸」という成分が含まれ、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。これらの良質な油分を適度に摂り、便秘を防ぐよう心がけましょう。
ダイエットを効率的に成功させたい場合、食事制限だけでなく適度な運動も必要不可欠です。運動は腸を刺激し消化を活発にするため、食事制限の効果を促進することにもつながります。
運動が苦手な場合は、エスカレーターではなく階段を使ったり、一駅分歩いたりするなど、日常的な行動を変えるのがおすすめ。通勤・通学時の軽い運動は習慣化しやすく、健康的な体作りに有効ですよ。
糖質制限ダイエットをしている人は、糖質の代わりに何を食べたらいいのか悩んでしまいますよね。制限中でも気軽に食べられる、栄養満点の食材をご紹介します。
肉類は糖質が少なく、タンパク質が豊富。筋肉を落とさず、脂肪だけを燃焼するためには欠かせません。
また、豚肉や牛肉にはビタミンB群が、レバーには鉄分やビタミンA、ビタミンB群、鉄分、葉酸が多く含まれています。ビタミンやミネラルを効率的に摂取するためにも、肉類は積極的に取り入れてくださいね。
ただし、脂肪分が多いバラ肉やひき肉はカロリーが高め。赤身の肉やササミ、ムネ肉などを選ぶと良いでしょう。
肉類同様に、タンパク質が豊富な魚介類。毎日肉類ばかりを食べるのではなく、適宜魚介類を取り入れてバランスの良い食事を心がけましょう。
中でもタラや鮭、カレイなどの白身魚は低脂質で低カロリー。アジやサバ、サンマなどの青魚は良質な油分を含み、中性脂肪を燃焼させたり腸内環境を改善したりといった効果が期待できます。
完全栄養食と呼ばれる卵は、高タンパクかつ低糖質でダイエット向きの食材です。ビタミンCと食物繊維以外はすべて含んでおり、効率的な栄養補給にもってこいの食材といえるでしょう。特にビタミンB群は脂肪や糖質の代謝に重要な役割を担っており、ダイエットの力強い味方になってくれますよ。
ダイエット中は食事量を抑えがちになるため、付随してカルシウムも不足してしまいます。女性は男性に比べて骨粗鬆症になりやすいため、普段からカルシウムを意識して摂取しなくてはなりません。
カルシウムが効率的に摂取できる乳製品は、日頃の食事にも取り入れやすい食品。低脂肪のものは低カロリーかつカルシウムの含有量も多いため、低脂肪乳や低脂肪のヨーグルトを積極的に選ぶのがおすすめです。
なお、アイスクリームや生クリームは乳製品ですが、糖質も脂質も多く含むため注意しましょう。
ダイエット中だけでなく、摂取するタンパク質は「動物性」と「植物性」の両方をバランス良く摂るのがベストです。肉類・魚介類・卵・乳製品は全て動物性のタンパク質のため、これらばかり摂っているとバランスが偏ってしまいます。
植物性のタンパク質を豊富に含むのが、豆腐や高野豆腐、豆乳などの大豆類です。糖質も少なめで糖質制限ダイエットにもぴったり。ただし、飲みやすいように加工された豆乳は糖類が足されていることも多いため、「無調整豆乳」を選ぶのがおすすめです。
糖質が低くビタミンや食物繊維を豊富に含む野菜類は、糖質制限中だからこそ積極的に摂りたい食材です。特に体内で十分な量を生成できないビタミンCなどは、日々継続して摂取しなければなりません。
ゴボウやニンジン・レンコンなどの根菜類やサツマイモ・ジャガイモ・里芋などの芋類、カボチャ、玉ねぎは糖質が高めな野菜です。「野菜ならば何でも良い」というわけではないため、緑黄色野菜を中心に取り入れるよう工夫してみましょう。
糖質をほとんど含まない海藻類は、食物繊維やミネラルが豊富でダイエットに嬉しい食品です。味噌汁やスープ、サラダ、酢の物などで積極的に献立に取り入れましょう。
海藻類と同じように、糖質やカロリーがほとんどないきのこ類。ビタミンやミネラル、食物繊維が多く、腸内環境の改善に役立つ食品です。食物繊維には糖の吸収を穏やかにするはたらきもあり、糖質制限中にぴったりの食材です。
小腹が空いたときにおすすめなのが、ナッツ類です。糖質を抑えつつ、良質な油やビタミンEを効率的に摂取できるでしょう。
その反面、油分が多くカロリーが高い傾向にあります。しっかり噛んでお腹を満たすなど、食べ過ぎない工夫が必要な食品といえますね。
水分補給や食事のお供に飲むことが多いお茶は身近な存在ですが、実はお茶の種類によってダイエット効果が得られることをご存知でしたか?
一番の理由としては、ほとんどのお茶がノンカロリーなので、どれだけ飲んでも脂肪にはならないということ。甘いジュースを飲むことが多い方は、飲み物をお茶に変えるだけでも1日の摂取カロリーをカットすることができるのです。
また、お茶は脂肪を分解してくれると言われており、中でも「トクホマーク」の付いた特定保健用食品のお茶は、脂肪の分解をサポートする成分が含まれているので、運動やバランスのとれた食生活にプラスすることで、ダイエット効果が高まると言われています。「お茶で痩せる」という口コミがあるのも納得ですね。
ダイエット効果があるお茶には、どのような効果や特徴があるのか見ていきましょう。
温かいお茶を飲むことで身体が温まり、冷えを改善してくれます。すると、全身の血行が良くなり、脂肪燃焼に欠かせない代謝アップにも繋がります。
お通じが悪いと新陳代謝を低下させる原因になり、腸内環境も悪化してしまいます。ですがお茶によって便秘が解消されることで腸内環境が整い、代謝アップに繋げてくれます。代謝が上がれば、その分痩せやすくなるということ。
また、肌荒れの防止にも効果的ですよ。
血糖値が急激に上がることでインスリンの分泌が増え、血中の糖を脂肪として溜めこみやすくなってしまいます。しかし、お茶には血糖値を下げる効果があるので、食事の前に飲むことで脂肪の溜め込みやすさを抑えることが期待できます。痩せるためには、食事の前にお茶を飲むようにしましょう。
お茶にはリラックス効果や満腹感を感じさせる働きもあるので、暴飲暴食を防いでくれます。ダイエットをしていると空腹を我慢することが難しいですが、お茶を飲んでいれば食欲を抑制できるというわけです。
「水は飲めないけどお茶だったら飲めそう」「お水の代わりにお茶を飲んでもいいの?」と思う方は多いことでしょう。
お茶ダイエットは水に代用できるかというと、答えはNO。
お茶に入っているカフェインは利尿作用という働きを持っているため、飲むことによって水分を外に排出してしまい、水分不足を引き起こしてしまう可能性があるのです。
お茶だけでなく、他の方法で水分をとることも意識しましょう。
ノンカロリーでダイエット効果が得られるからと言って、お茶をガブガブ飲めば痩せるわけではありません。お茶ダイエットをやるときのポイントをチェックしましょう。
1日に必要な水分は、年齢や体重などによって異なってきますが大体1.5~2リットルだと言われています。
ただし、カフェインの場合は分解するときに水分が使われてしまうので、カフェインのお茶であれば、プラスαで常温水や白湯を飲むようにしましょう。
また、一気に水分を摂るとむくみの原因になってしまうので、1時間にコップ1杯など、こまめに飲むようにしてみてください。中には摂取量に注意しなければならないお茶もあるので、購入時は説明を読みましょう。
冷えたお茶だと体を冷やしてしまうので、ダイエットにならず逆効果になってしまうことも。できるだけ常温や温かいお茶にしましょう。
カフェインには脂肪分解効果があるので、気にならないようであればカフェイン入りのお茶でもOKですが、やはり良質な睡眠などに関係してくるので、15時以降はノンカフェインのお茶にするといいですよ。
ダイエット効果を感じ始めるまで個人差があるものの、お茶ダイエットは2~3ヶ月ほどかかると言われているので、コツコツ続けることが大切です。
あとは自分に合ったお茶を見つけましょう。
体質に合わないと下痢気味になってしまうこともあるそうなので、そのときは他のお茶を試してみてくださいね。
お茶の中には、パッケージに1日の摂取目安が記載されている場合があります。そのような場合、飲めば飲むほどダイエット効果が高まるというわけではありません。摂取目安を無視してたくさん飲んでしまうと、ダイエットの効果が出なかったり、体に不調をきたしてしまったりする可能性があります。摂取目安は守るようにして、健康的に痩せるようにしたいですね。
「お茶ダイエット」と聞くと、お茶を飲むだけで痩せられるように感じてしまう人もいるかもしれません。しかし、お茶はあくまでダイエットのサポートをしてくれるだけです。お茶を飲んでいるからと言って、運動を全くしなかったり、スイーツやスナック菓子を好きなだけ食べたりしていると、痩せないどころかかえって太ってしまいかねないので注意しましょう。
美しく痩せるための基本となるのが、バランスのよい食事です。ダイエットというと食事制限をするイメージを持つ人も多いでしょう。確かに、食事の全体量が多いと痩せにくいですが、ただ食事量を減らせばよいというわけではありません。野菜や赤身の肉など、ビタミン・ミネラル・タンパク質もバランスよく摂れるような食事が大切です。
まずは普段の食事を振り返ってみて、例えば朝食をパンとコーヒーだけで済ませているようなら、パンの量を減らしてヨーグルトやサラダ、卵料理を加えたり、コーヒーの代わりにオレンジやグレープフルーツなどを絞ったフルーツジュースにしたりなど、できるだけ1食の中で栄養バランスがよくなるようにしましょう。
健康的にダイエットを行う上でぜひ取り入れたいのが運動。痩せるには摂取カロリーを抑えて、消費カロリーを増やすのが基本なので、運動をすることで消費カロリーを増やしましょう。
脂肪の燃焼に効果的なのは、ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動です。また、筋トレを行うことで筋肉量が増えると、基礎代謝を上げることができます。基礎代謝が上がれば、運動をしていなくても体が消費するカロリーが増えるので、痩せやすく太りにくい体になります。そのため、有酸素運動と筋トレの双方を取り入れることでより効果的なダイエットができます。
お茶はドラックストアやコンビニで誰でも気軽に購入できますが、お茶を選ぶときには注意が必要です。
「お茶を飲んだのに太ってしまった」などとならないように、ダイエット中のお茶選びについてしっかりとポイントを抑えましょう。
ダイエットのためにお茶を買う際には、コンビニやドラッグストアで売られている「手が出しやすいお茶」を選びましょう。
コンビニやドラックストアで買うことができるお茶は、会社帰りやスキマ時間など手軽に購入できます。またCMなどで流れているものも多くあり、信頼できるお茶が身近で多く売られています。
手軽に購入できるお茶を選ぶことでお茶切れを防ぐこともでき、またダイエットを継続しやすい環境も作れます。そのため、ダイエット目的でお茶を購入する際には、手軽に購入できるお茶を選ぶことが大切です。
お茶ダイエットを始めたけど、モチベーションが続かなくて辞めてしまったとなったら残念ですよね。そのため、自分にとってモチベーションが上がるお茶を購入しましょう。
お茶にも色々な種類があり、価格が高いものから低いものまで様々です。
「お茶ダイエットで痩せたらラッキー」「とりあえずお茶ダイエットを始めてみよう」という方は値段が低いお茶から試してみるといいかもしれません。
反対に「本気でお茶ダイエットをしたい!」「絶対に瘦せたい!」という方には値段が高いお茶がおすすめです。価格の高いお茶は珍しい茶葉や有名な方がプロデュースされているお茶などもあり、飲むだけで特別感が出たり、ダイエットに対しての熱量も上がり、モチベーションを保ちやすいです。
ダイエットへの気持ちを高めたい方や本気で瘦せたい方は価格が高いお茶を飲むことを考えてはいかがでしょうか。
お茶を選ぶ際には低カロリーのものを選びましょう。ほとんどのお茶にはあまりカロリーがありませんが、中には美味しく感じるように砂糖などが加えられているものもあります。
高カロリーなお茶を飲んでしまうと、ダイエットのはずが余計なカロリーを摂取することになるため、お茶を購入する際にはカロリー表示をしっかりチェックしましょう。
人工甘味料の含まれるお茶は、できる限り避けましょう。人工甘味料は砂糖などに比べてカロリーは低いのですが、取り過ぎることには注意が必要だからです。
人口甘味料は摂取しすぎるとお腹を壊しやすくなったり、依存してしまう危険性もあるので、可能であれば低カロリーで人口甘味料を使っていないものを選んでください。
また、無糖と表記されているお茶にも人工甘味料が含まれていることも多いです。そういった商品を購入しないように成分をしっかりとチェックして、お茶ダイエットに取り組みましょう。
ルイボスティーはアンチエイジング効果のあるお茶として有名ですが、実はダイエット効果も期待できるお茶です。
ルイボスティーに含まれている「SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)」という酵素は、体内の毒素の排出を促してくれるので、痩せやすい体作りに繋げることができます。
美容もダイエットも重視したいという方にぴったりですよ。
ダイエットに効果的なお茶として、ルイボスティーと同じように人気なのが、脂肪の燃焼を助ける成分が多く含まれているプーアール茶です。
食前にコップ1杯飲めば満腹感を得られますが、脂質の多い食事と一緒に飲むことで脂肪の吸収を抑えてくれるので、食事に合わせて飲み方を変えてみてください。
また、カテキンやミネラルが豊富に含まれており、むくみ解消に効果的ですよ。
ノンカフェインのコーヒーとも言われているタンポポ茶は、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれると言われています。
そのため、妊婦さんからも人気が高く、ダイエット中の便秘を解消したい方におすすめです。
杜仲茶は、中性脂肪や内臓脂肪を減らすのに効果的なお茶だと言われており、飲むだけで1時間のウォーキング効果があると話題にもなったダイエット茶です。
杜仲茶に含まれるゲニポシド酸は、脂肪の分解を促進するだけでなく、脂肪の蓄積も抑えてくれます。さらに、利尿作用もあるので、むくみ改善にも効果的です。
ジャスミンティーは、脂肪燃焼を高める効果があると言われているので、運動する30分ほど前に飲むことで、運動による燃焼効果を上げることが期待できますよ。
また、ストレスを緩和する効果もあるので、ダイエット中のイライラを和らげることも期待できるでしょう。
飲食店やコンビニなど、どこでも飲める黒烏龍茶は、通常の烏龍茶に比べて脂肪を抑制する効果が強いと言われています。
食事と一緒に飲めば、血液中の中性脂肪の上昇を20%ほど抑えてくれるそうなので、1回の食事につき350mlを目安に飲むようにするといいですよ。
薬膳でもお馴染みのごぼうを使ったごぼう茶は、食物繊維とオリゴ糖が豊富に含まれているので、腸の働きを活発にしながら腸内環境を整えてくれます。
便秘で悩んでいる方におすすめですし、脂肪の分解を助けてくれるサポニンも含まれているのでダイエットにも最適。
ノンカフェインの黒豆茶は、飲みやすさからも多くの女性が愛飲しています。
黒豆茶に含まれるソフラボンやポリフェノールには、血液の流れを促進する効果があるので、体内の余分な水分や老廃物を排出し、むくみやダイエットをサポートしてくれますよ。
また、ダイエット中に起こりがちな便秘、肌荒れ対策にもおすすめです。
和名では蝶豆(ちょうまめ)、タイ語ではアンチャンと呼ばれるマメ科の花から作られた、タイ発祥のバタフライピーは、インスタ映えするとSNSでも話題になりました。
このバタフライピーには、見た目の美しさだけでなく、脂肪の蓄積を防ぐ効果もあるのです。
また、アントシアニンを多く含むので、疲れ目にも効果的ですよ。
続いては、実際におすすめのダイエット茶をピックアップしてご紹介していきます。
ルイボスビューティーラバーズは、美味しくダイエットサポートをしてくれるルイボスティーです。
ルイボスだけではなく、燃焼効果が期待できる成分やリラックスに効果的といわれている成分が配合されているのが特徴。9種類の自然素材が、女性特有の悩みにアプローチしてくれます。
ノンカフェインで体にやさしく、就寝前のリラックスタイムにもぴったり。スッキリとした飲みやすさが魅力です。
ダイエットプーアール茶 茶流痩々は、飲みやすさを実現したダイエットティー。まろやかな味で臭みがなく、初心者にもおすすめのプーアール茶です。
静岡県にある荒畑園のお茶の茶葉を使用し、丁寧に発酵させているのが特徴です。
山本漢方のたんぽぽ茶は、たんぽぽの根をベースにハトムギ・はぶ茶・ウーロン茶・月見草・チコリ・どくだみ・ギムネマシルベスタを加えたローカフェイン、ローカロリーのブレンドティーです。
健康が気になる人やダイエットをしたい人にぴったりの健康茶。アイスでもホットでもOKなので、季節に合わせて温かさを変えて飲むといいでしょう。
同じく山本漢方のダイエット杜仲茶も、健康的な身体を手に入れたい人におすすめのダイエット茶です。
杜仲葉を主原料に10種類をブレンドした杜仲茶で、飲みやすいところがポイント。季節問わず飲める製品なので、健康維持に活躍してくれるでしょう。
ジャスミン茶ティーバッグ2g×100包(台湾産)は、香料を使用せずに新鮮なジャスミンの花で香りづけをしているのが特徴。
ノンカフェインでいつでも飲みやすく、スッキリとした味わいが人気の秘密。コストパフォーマンスの高さも魅力のひとつといえるでしょう。
脂っこい食事が多いのにも関わらず、中国には太った方が少ないと感じませんか?
その理由のひとつとして、黒烏龍茶の存在があるといわれています。
e-漢方堂の黒の奇跡は、ルイボスティー・黒烏龍茶・サラシアレティキュレータと香り豊かな素材をブレンドしたダイエット茶です。
黒烏龍茶には独特の苦味や濃さがありますが、黒の奇跡はスッキリ爽快な味わいが特徴。飲みやすく、かつダイエット効果も期待できるところがポイントです。
オリヒロのダイエットごぼう茶は、ごぼうを100%使用したダイエットティーです。
野菜の皮にはポリフェノールなどの成分が含まれるといわれています。ごぼうの皮にも健康に役立つ成分が含まれているため、ダイエットごぼう茶にはごぼうを丸ごと皮まで使用されているのが特徴。
ノンカフェインなので、寝る前のリラックスタイムにもおすすめ。香ばしい味わいが魅力のひとつです。
黒千石大豆の北海道産 黒豆茶 200g×3袋セットは、黒豆茶ダイエットにぴったりのドリンク。
500ccの保温の効くポットなどに大さじ2杯の黒豆を入れ、沸騰したお湯を注いて3〜5分待つと黒豆茶が完成。飲み終わった黒豆はそのまま食べられるので、ダイエットの補助食品として活用できます。
黒千石は小粒の黒豆の品種。一般的な国産黒豆と比べると0.2%にも満たない希少な大豆といえます。小粒なので大さじ1杯で約200粒の黒豆を使えて、無駄なく栄養を取れるところがポイントです。
バタフライピーティーは、鮮やかな青色が特徴のハーブティー。東南アジアで人気に火がつき、日本でも飲まれるようになったといわれています。
タイ産の無農薬バタフライピーの爽やかな香りを楽しめます。抽出したハーブティーを練り込み、青い料理やデザートを作るのもおすすめです。
漢方屋のダイエットティー 七美茶は、腸内環境をサポートしてくれるお茶です。
こだわりの原料を漢方の黄金比率で実現しているので、ダイエット効果が期待できます。
マグカップで作る場合は、煮出す時間を調節して濃さをコントロールするのがおすすめ。おすすめされているのは5分間ですが、お腹が緩めの人は3分、より効果を高めたい人は10分と、状況に合わせて変えてみることをおすすめします。
毒素を排出する酵素に加えて、血行を促進するポリフェノールやむくみの解消に役立つカリウムが含まれたルイボスティーは、ダイエットにおすすめのお茶の一つ。リラックスにも良いと言われているので、食事制限中などのイライラ解消にもおすすめです。
Lipton(リプトン)のヘルシースタイル ピュアルイボス ティーバッグは、自然な甘みや香ばしい香りを堪能できるのが魅力。クセが少ないので、ルイボスティーを飲み慣れていない人にもぴったりです。
ノンカフェインなので、お茶ダイエット中のカフェインの摂取量が気になる人にも向いています。
プーアール茶には、中性脂肪を燃焼しやすい状態に変えるリパリーゼに加えて、脂肪の吸収を抑える重合茶カテキンなども含まれています。また、デトックスにも良いとされる成分も入っているため、むくみや便秘に悩む人にもおすすめです。
ORIHIRO(オリヒロ)の徳用プーアル茶は、丁寧に焙煎してお茶自体の味を引き立てているのが特徴。お得な60袋入りなので、ダイエット中にたくさん飲みたい人にもぴったりです。ティーパックタイプで簡単においしいお茶を飲めるのも嬉しいポイントです。
杜仲茶は、脂肪の分解を促すゲニポシド酸などの栄養成分がたっぷりと含まれたダイエットにおすすめのお茶。塩分や脂肪分、カロリーがゼロなので、体重が気になる時でも安心して飲めます。
小林製薬の濃い杜仲茶は、5月~8月に手摘みした生茶を茶葉に加工して作られたお茶。5月~8月の杜仲茶には、ダイエットに役立つゲニポシド酸がたっぷりと入っています。すっきりとした飲みやすい味わいもおすすめのポイントです。
ジャスミンティーに含まれるタンニンは、脂肪の吸収を抑える働きがあると言われています。また、香り成分のベンデルアセテートには、脂肪の燃焼をサポートする効果があると考えられています。
伊藤園(いとうえん)のRelax ジャスミンティーは、清涼感のある飲み心地が魅力のお茶。一般的なジャスミンティーよりも花の量が多いので、香りを楽しめます。カフェインが少なめなので、ダイエットのためにたくさんジャスミンティーを飲みたい人にも良いでしょう。
SUNTORY(サントリー)の黒烏龍茶は、脂肪の吸収を抑えるウーロン茶重合ポリフェノールを豊富に含んでいるお茶。食事の際に黒烏龍茶を飲むと、血中の中性脂肪の上昇を抑えられるため、ダイエット効果を期待できます。
飲みやすいオリジナルの茶葉から作られているので、毎日の食事に合わせやすいのも人気の理由。後味がすっきりとしていて、脂っぽい食事との相性も良いです。ペットボトルに入ったものは気軽に飲めるため、手間をかけずにダイエットしたい人にも向いています。
日本薬健(にほんやっけん)の葛花ごぼう茶は、体重の増加が気になる人におすすめのごぼう茶。内臓脂肪や皮下脂肪の燃焼をサポートする葛の花由来のイソフラボンが含まれていることが特徴です。
香料や着色料、甘味料に加えてカフェインも入っていないので、成分を気にする人にも良いでしょう。ほんのりとした甘さを感じる味わいで、どんなシチュエーションでも飲みやすいです。ティーパックタイプで、気軽に飲めるところも高く評価されています。
黒豆茶は、脂肪の吸収を抑えるサポニンを含んでいます。また、血流改善にも良いと考えられているため、代謝アップによるダイエット効果も期待できます。
無印良品(むじるしりょうひん)の穀物のお茶 国産大豆の黒豆茶は、じっくりと焙煎して黒豆の風味や香ばしさを引き出したお茶。優しい味わいで、ダイエット中にほっと一息つきたくなった時にもおすすめです。
煮出さなくてもおいしく味わえるため、手間をかけずにダイエットしたい時や時間がない時に良いでしょう。
FANCL(ファンケル) カロリミット茶は、食事に含まれる糖や脂肪の吸収を抑える成分が配合されたお茶。玄米茶のような香ばしい味わいで、どんな食事とも合います。毎日の食事のお供にすると、効率的にダイエットができるでしょう。
ダイエットに良いとされているルイボスティーやジャスミンティー、タンポポ根、黒豆など21種類のハーブをブレンドしたお茶。さつまいもの約20倍もの食物繊維を含んでいるキャンドルブッシュが入っているため、便秘に悩んでいる人にも良いでしょう。
濃度を調節できるため、体調に合わせて飲めるのも多くの女性から愛されている理由です。
サントリーの伊右衛門 特茶は、トクホの緑茶。脂肪分解酵素を活性化させるケルセチン配糖体の働きにより、体脂肪を減らすのを助けてくれます。クセは強くないため、食事と一緒に飲んだり日常生活の中に取り入れたりしやすいところがポイント。ダイエットの成功をサポートしてくれるでしょう。
ダイエットの方法の1つである「お茶」。色んな種類や効果の違いから、「ダイエットしたいけどお茶を買うのは難しい」と考えていませんか?そんな方が思うお茶に関する疑問にお答えいたします。
ダイエットする時に「お水の方が瘦せる」や「お茶の方が効果的」と必ずしも言い切ることはできません。
「お水のみでダイエット」「お茶をたくさん飲んで瘦せる」という間違ったやり方ではなく、「運動をし、汗をかきお水もしっかり飲む」、「油が多く含まれる料料を食べるときには脂肪の吸収を抑えるお茶を摂る」など、組み合わせながらお茶を飲むことが大切です。
お茶を飲むだけで、どんどん痩せるわけではありません。
お茶はあくまでも、脂肪の吸収や血糖値が上がるのを抑えたり、お通じを良くして腸内環境を綺麗にする役割です。痩せるためには、適度な運動を取り入れて身体の基盤を整えましょう。
妊婦さんや授乳中の方は飲まないようにと表記されているお茶もあります。またお茶によって異なるので、必ず注意書きを見てから購入してください。
もし分からない場合は、お店の中にいる薬剤師さんや登録販売者さんに聞いてから購入するか検討すれば間違いないでしょう。
薬を服用する際にはお水で飲むことが基本的には勧められています。
お茶の中に含まれている成分と、薬の成分が反応してお薬の効果が弱くなってしまうことがあるためです。お薬を飲んでいる方が新たにお茶を取り入れる際には、一度担当医師や薬剤師に相談してから飲み始めましょう。
カフェインが含まれているお茶の場合は、人によっては眠れなくなるケースがあります。
カフェインの中には覚醒させる成分があるためです。カフェインを摂取しても眠れる場合でも睡眠の質が下がることも多いので、夜にお茶を飲む際にはカフェインが含まれていないものを飲んでくださいね。
身長152cmの女性は、少し小柄で可愛らしく見えるのが魅力ですよね。実際、厚生労働省が公開している、平成29年の「国民健康・栄養調査」では、20歳以上の成人女性の平均身長は154.1cmとなっていますので、152cmの女性より少し身長の高い女性が多いことがわかります。
20歳以上の成人女性の平均体重は53.6kgとなっています。しかし、身長が低めのため、152cmの平均体重の女性は、ぽっちゃりして見えてしまうこともあります。
■身長152cmの女性の標準体重
そのような場合に役に立つのが、身長に合わせて標準体重や理想体重がわかる「BMI」です。BMIとは、「ボディ・マス・インデックス」の略で、世界的に使用されている、身長と体重から計算する値です。
BMIは「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で求めることができます。
BMIの値には誤差がありますが、一般的な標準体重はBMIの値が22とされていることが多いですね。
BMI22の値は「身長(m)×身長(m)×22=標準体重(kg)」で求めることができます。
したがって、身長152cmの女性の標準体重は
1.52×1.52×22=約50.8kgとなります。
平成29年の「国民健康・栄養調査」では、20歳以上の平均体重は53.6kgですので、平均よりも約3kg程度軽いのが身長152cmの女性の標準体重となります。ただし、20歳~29歳の成人女性の平均身長は157.5cmで平均体重は51.3kgです。152cmの標準体重の女性は、平均と比べると身長差が5cm以上あるにもかかわらず、体重が0.5kgしか変わらないことになり、ふっくらして見えてしまう可能性があります。
BMIの数値が22の標準体重は、医学的に見て病気にかかりにくい理想的とされている体重です。ちなみに、BMI値は18.5以下の人は「痩せすぎ」、BMI値が25以上29未満は「やや肥満」、BMI値が29以上が「肥満」とされる傾向があります。
しかし、スタイルが良く見えたり、ファッションをかっこよく着こなしたいという「美」に注目すると、理想とされる体重は変化します。
例えば、BMIを使用した体重には「美容体重」や「モデル体重」「シンデレラ体重」などがあります。
BMIの値には若干の誤差がありますが、美容体重はBMI18~20の範囲内の体重で、標準よりは痩せており、洋服をスタイリッシュに着こなせる、美しい体型になりやすい体重です。程よく肉づきもあるので、男性からも「女性らしさもあってスタイルもいい」と好印象を持たれやすい体重の目安になる値ですね。
一方、モデル体重はBMI17~18以下、シンデレラ体重はBMI18以下で、平均よりもかなり痩せており、芸能人やモデルさんなど、ファッション業界で人の目に触れる仕事をしているような方が理想とされるようなスマートな体型になりやすい体重です。一般人と比べるとかなり痩せすぎて見えることもあり、体調不良や免疫力低下、生理不順など、健康に害が及ぼされる可能性もある体重です。
身長152cmの女性の場合、
BMI20:1.52×1.52×20=約46.2kg
BMI18:1.52×1.52×18=約41.6kg
BMI17:1.52×1.52×18=約39.3kg
となります。身長152cmの女性の理想体重は約41.6kg~約46.2kgとされることが多いですね。
身長152cmの女性が、理想のスマートな体型を目指してダイエットをする場合、体重は46kg前後を目指すのがおすすめです。
しかし、無理な食事制限をしてしまうと、体調不良になってしまったり、免疫が低下して、病気にかかりやすくなるリスクがあります。また、食事は、美しさを作る基本になるものですので、体に必要な栄養素が足りていないと、髪や肌のハリやツヤがなくなってしまい、老けた印象になってしまう可能性はあります。
■食事はタンパク質や野菜類を多めに
そして、基本的なエネルギーの代謝量である基礎代謝量は、身長や筋肉量、活動量によって変わります。身長152cmの女性は、元々基礎代謝量も少なめですので、筋肉量をアップさせたり、日中にアクティブに活動するなどして、基礎代謝量を上げる必要があります。しかし、筋肉量をアップさせるためには、タンパク質や適度な糖質などが必要になります。
タンパク質は1日50g程度は摂取するようにしたいですね。
また、無理な食事制限をすると体がエネルギーを節約しようとしてしまい、ますます基礎代謝量が減ってしまいますので、長い目で見て美しいスタイルをキープしたい方は、食事を減らし過ぎるのは逆効果になります。
脂肪の元になるご飯やパン、麺類や甘いものは少なめにして、その分タンパク質や野菜類を多く摂るようにしましょう。キノコ類や海藻類もヘルシーで栄養豊富なのでおすすめですよ。
身長152cmの女性が、ただ「体重を減らすぞ!」とダイエットを始めると、子どもっぽい印象を相手に与えてしまうケースがあります。
また、先ほどご紹介したように、小柄な女性は、元々基礎代謝量が少なめですので、太りにくい体を作るためにも、筋肉をアップさせるようなエクササイズも取り入れたいですね。
■メリハリボディを作るエクササイズがおすすめ
例えば、女性らしいメリハリボディを作る、腕立て伏せのようなバストアップエクササイズはおすすめです。
またウエストのくびれを作る腹筋や背筋などもいいですね。
■基礎代謝量を上げるエクササイズも
太りにくい体を作るためには、太ももやふくらはぎのような大きい筋肉を鍛えるのが効果的ではありますが、152cmの女性の場合、鍛えすぎると脚が太くなってしまう可能性があります。
したがって、キュッと上がったお尻を作るヒップアップエクササイズや、基礎代謝量を上げ、しなやかな体を作るインナーマッスルを鍛えるプランクやヨガなどを取り入れてみましょう。
ストレッチは血行を促進してくれるので、基礎代謝アップに役立ってくれますよ。
■体脂肪を落としたい場合は
体脂肪を落としたい場合は、有酸素運動が効果的です。週に3日程度でも良いので、30分以上のウォーキングやジョギング、スイミングなどを行ってみましょう。
理想の体型を叶えるためには、食事や運動だけでなく、毎日の生活習慣に気を配るだけでも効果的です。
例えば、毎日入浴をしたり、マッサージをして、血行を良くすると、むくみ予防に繋がります。また、元々基礎代謝量が少なめの身長152cmの女性の代謝アップにもおすすめです。
また、睡眠不足になると、食欲が増進されるホルモンが分泌され、ダイエットの妨げになってしまいます。したがって、理想の体重や体型に近づくためには質の良い睡眠は欠かせません。寝ている間に日中に受けたダメージも回復できますので、美容にも効果的ですね。
そして、常温の水を多く摂るようにすると、老廃物を排出しやすくなりますのでおすすめですよ。
MYTREX ANGEL
理想的な体型へ向けて効率的なエクササイズを行いたい人へおすすめです。腹筋、太もも、二の腕、ふくらはぎ、バストやお尻まで様々な部位をいつでもどこでも、気軽にエクササイズができますよ。
ALINCO クロスチューブ
手軽な運動やストレッチを取り入れたい方にイチ押しの、エクササイズチューブです。二の腕・腕・背中などの上半身を中心に、全身のエクササイズをサポートしてくれます。テレビを見ながらや、ちょっとしたスキマ時間にも、肩こりや姿勢改善のストレッチができますよ。
スイカの90%を占めるのは水分で、残りの10%は糖分やミネラルなどの栄養素が含まれています。今、たったの10%!?って思った方も多いかと思いますが、その10%に含まれる栄養素がとにかくすごいんです!
ミネラルの一つであるカリウムの利尿作用、また老廃物や有害物質を排出するデトックス効果があり、そして体の中の水分の巡りがよくなることで代謝がアップし、痩せやすい体にも繋がります。そしてもちろん、むくみ防止にも効果が!
また、紫外線ダメージを軽減するビタミンCや、代謝アップさせるビタミンB群、アンチエイジング効果のあるリコピンで、高い抗酸化効果も期待できます。
そんな効果が期待できるスイカは4月頃から出回り始めて9月頃までがシーズンです。日本では熊本県、千葉県、山形県と全国各地で生産されています。ちなみに海外では中国、トルコ、インドなどで沢山生産されていて、日本はその中で31位です。
スイカは大玉・小玉・種なしスイカなどと種類は様々で、そこから多くのブランドが開発されていて、中でも注目な3つのブランドがあります。
一般的なスイカの糖度は9〜10度に対して、植木スイカの糖度は平均で13%でイチゴと同じくらいの糖度になっています。シャリシャリとした食感で食べやすいのも植木スイカの魅力です。
また植木スイカを始めとする熊本県産のスイカは4月ごろから出荷されています
特大サイズで存在感のある尾花沢スイカ。 すっきりした甘味でたくさん食べても飽きが来ないのが特徴的で、食べごろは7〜8月と夏にピッタリのスイカです。
ゴジラのたまごは柳農園のみで生産されています。大きな楕円形をしていて縞模様のない見た目が大きな卵に似ていることから命名されました。とてもみずみずしくフルーティな味わいが特徴的なジャンボブランドスイカです。
スイカのカロリーは100gあたり37㎉と、かなりヘルシー。なので、夏の時期のおやつや朝ごはんにはもってこいの食べ物。でもスイカを自分で切ったり、わざわざカットされたスイカを買ってくるのは少し面倒くさいですよね。そんな時にスイカジュースでしたらカットが要らず、手軽にコンビニやドラックストアで購入できます。
またスイカを食べ過ぎるとお腹を壊したり、下痢になってしまったり、体を冷やし過ぎてしまう危険性がありますが、スイカジュースの場合は食べ過ぎも防げるのでオススメです。
美容や健康にいい成分が多く含まれているスイカ。そんなスイカを手軽に採れるのがスイカジュースなんです!ここからオススメのスイカジュースを厳選して5つご紹介します。
タイ産のスイカ果汁にほんのりレモンを加えた、甘さ控えめのすっきりとした味わい。海外で実際に飲まれているスイカジュースのように、ジューシーで濃厚です。
香料、砂糖、添加物不使用。原料はフレッシュなスイカ果汁100パーセントジュース。まるでスイカをストレートにそのまま飲むようなスイカの自然な甘みと風味を存分に。
リコピンが豊富に含まれていて、美容と健康に優しい。程よい甘さで子どもから大人までに愛されている美味しさです。
スイカの自然の甘みを感じる、くせのないスイカジュース。さっぱりとした味わいで食後のデザート代わりにも最適です。
茨城県産のすいかを使用。すいかの甘さと風味がそのまま味わえる、季節限定の美味しいスイカジュース。添加物や砂糖などは一切加えずに、搾りたての美味しさをギュッと閉じ込めた一杯です。
厚生労働省が公開している、2019年の国民健康・栄養調査では、20~30代の成人女性の平均身長は157.6cmで、平均体重は52.1kgです。
そのため、ダイエットをしようとしている人は、女性の平均体重である52.1㎏を目標としてみてはいかがでしょうか。
ただし、平均体重は年齢によって異なりますので、参考程度にしましょう。
ダイエットする際の指標となる体重ですが、痩せているかどうかはBMI(ボディ・マス・インデックス)という指標をもとに判断することが多いです。
BMIは「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で算出できます。
例えば、身長154cmで体重60kgの方のBMI値は
60÷1.54÷1.54=約25.3(BMI)
となります。
身長154cmで体重44kgの方のBMI値は
44÷1.54÷1.54=約18.6(BMI)
となります。
一般的には、BMI値は18.5以下の人は「痩せすぎ」となり、BMI値が25以上29未満は「やや肥満」、BMI値が29以上が「肥満」とされています。
BMI値が18.5~25未満が「普通」であり、特にBMI22が「標準体型」と言われています。
したがって、154cmの標準体重は「身長(m)×身長(m)×22=標準体重(kg)」から
1.54×1.54×22=約52.2kg
となります。
以上のように、女性の平均体重は52.1㎏、標準体重は52.2kgでほとんど同じでした。
そのため、平均体重の52.1㎏を目指してダイエットに励みましょう。
身長154cmの女性の理想体重
体重には、標準体重の他にもBMIの値によって色々な種類があります。
BMIの値には誤差がありますが
BMI22:標準体重(健康的かつ一般的な体重のこと)
BMI20:美容体重(健康的であり見た目が美しく見える体重のこと)
BMI18:シンデレラ体重(女性らしい体型を維持しつつ、女優さんやモデルさんのようなスラっとした体型のこと)
BMI17~18:モデル体重(シンデレラ体重よりも見た目が細く見える女優さんやモデルさんのような体型のこと)
などがあります。
したがって、身長154cmの女性の体重は
標準体重 :1.54×1.54×22=約52.2.(kg)
美容体重 :1.54×1.54×20=約47.4.(kg)
シンデレラ体重:1.54×1.54×18=約42.7(kg)
モデル体重 :1.54×1.54×17=約40.3(kg)
となります。
例えば、身長154cm、体重43kgの女性はシンデレラ体重ということになります。
BMI値が22の標準体重は、医学的に健康をキープしやすい体重とされています。しかし、痩せていることが美しいとされている現代では、154cmの標準体重はややぽっちゃり体型に見えてしまうことがあります。
一方、BMI18.5以下は医学的にも痩せているとされており、モデル体重やシンデレラ体重の場合は痩せすぎて見えてしまうことがあります。
テレビや映画、雑誌などで見るモデルさんや女優さんは、よりスタイリッシュに見せるために痩せていることが求められていることが多く、実際に会うとかなり華奢に見えることがあります。
痩せすぎてしまうと、不健康に見えるだけでなく、免疫力が低下したり、疲れやすくなったり生理不順になるというデメリットもあります。
さらに、男性目線で見ても、細すぎる体型よりは、女性らしい丸みや柔らかさのある女性の方が魅力的に見えるという声も多いですね。
したがって、スタイルを良く見せるためには、BMI20の美容体重を目標にすることもあります。
ここからは、154㎝の女性が平均体重の52.1㎏を目指すための食生活と運動について、ご紹介していきます。
まずは、食生活についてです。無理な食事制限は、健康だけでなく美容にも悪影響を与えるため、無理ない食生活を心がけて健康的に体重を落としていきましょう。
身長154cmの女性が平均体重や理想の体型になるために、極端な食事制限をするのはNGです。
元々、身長が平均的な154cmの女性は、160cm以上の女性に比べて平均体重が軽く、筋肉量が少ないため、基本的なエネルギー代謝量である基礎代謝量が少ない傾向にあります。そのため、食事で得たエネルギーを消費しにくいことが多いです。
したがって、食事制限をしている間は減量に成功したとしても、食事制限中に体内で「エネルギーを節約しよう」としてしまいます。その結果、食事を元に戻した後に、使用するエネルギー量が少ないままとなり、すぐに体重が戻ってしまうことも珍しくありません。
また、極端な食事制限は栄養不足の原因になり、髪や肌のハリやツヤが失われて美容的にも良くないうえ、体調不良を引き起こす原因にもなります。
食事内容はカロリーだけを気にするのではなく、筋肉作りに欠かせないタンパク質や、体の調子をととのえたり、代謝をサポートしてくれるビタミン類やミネラル類を意識して摂りたいですね。
ただし、体脂肪の原因の一つになる炭水化物や甘いもの、脂っこいものは控えましょう。
食事の摂り方では、よく噛んでゆっくり食べるように意識するだけでも食べすぎを予防できます。また、睡眠をしっかり取ることで、食欲が増加するホルモンの分泌量を抑えられますよ。
次は、運動について説明していきます。正しい運動方法を知ることで、基礎代謝を高めて痩せやすい身体を作ることができます。平均体重を目指しながら、理想の身体を手に入れることができます。
適度な筋トレや軽いエクササイズを行い、筋肉量をアップすることで基礎代謝を上げられるため、元々基礎代謝量が低めの女性にはおすすめです。ただし、本格的に鍛えすぎてしまうと、がっちりとした筋肉質な体型になってしまうこともあります。
154cmの女性が体脂肪だけを落とそうとすると、胸の脂肪だけが落ちて子どもっぽい体型になるケースもあるので、バストアップのエクササイズを適度に取り入れましょう。
また、ウエストがくびれたメリハリのある大人の女性らしいボディライン作りのため、ウエストを引き締めるエクササイズも取り入れたいですね。
体脂肪を減らすためにはウォーキングやジョギングといった有酸素運動も必要です
154cmの女性は、筋肉がつく場所が限られるもの。そのため、高身長な女性に比べて筋肉が見えやすい傾向があり、筋トレをし過ぎると筋肉質な体型になることもあります。
したがって、トレーニングは適度に行って筋トレの後の有酸素運動をベースにしてみるといいでしょう。マッサージやストレッチ、半身浴などを取り入れて血行を促進して代謝を促して平均体重を目指しましょう。
筋トレをして脂肪の下に筋肉が増えると、一時的に太ったように見えることもあります。また、筋肉は脂肪よりも重いため、体重が増加することもあるでしょう。
しかし、そこでトレーニングをやめてしまうのはNGです。筋肉がついた後、脂肪燃焼のエクササイズを続けていくことで筋肉の上にある脂肪が落ちて体脂肪率が下がり、引き締まったメリハリのある身体に仕上げることができます。
MYTREX ANGELは、「ながら運動」で効率的なエクササイズを行いたい人におすすめ。
鍛えたい部分にMYTREX ANGELを貼るだけでパワフルな振動で腹筋、太もも、二の腕、ふくらはぎ、バストやお尻まで様々な部位をいつでもどこでも、気軽にエクササイズができるとSNSでも話題の商品です。
ALINCO アルインコ クロスチューブ
ALINCO クロスチューブは、手軽な運動やストレッチを取り入れたい方にぴったりのエクササイズチューブです。
二の腕・腕・背中などの上半身を中心に、全身のエクササイズをサポートしてくれます。テレビを見ながらや、ちょっとしたスキマ時間を活用して、身体を鍛えたり、肩こりや姿勢改善などの身体の不調を改善するストレッチができますよ。
ダイエットでは、体重を落としたり筋力をつけることだけが重要ではありません。
しっかりとストレッチを行うことで、ケガをしにくいやわらかい身体を作ったり、血流を良くして身体のむくみや猫背などの身体の歪みを防止したり、筋肉をほぐすことが大切になります。
エクササイズポールはストレッチや身体をほぐすのに適しており、手軽にエクササイズできるため、一度試してみてください。
夏の暑い時期になると増えるのがメイク崩れのお悩み。汗をかいたり皮脂が出るとファンデーションが頬や小鼻まわりに「毛穴落ち」して、本当に困ってしまいますよね。化粧直しで上からファンデーションを塗ると余計に毛穴が目立ったり……。どうしたらいいのかわからなくなってしまいます。
そこで今回は、ファンデーションの毛穴落ち問題の原因や対策、化粧直しのポイントやおすすめアイテムを一挙にご紹介。これを機会にファンデーションの毛穴落ち問題を解消して、朝仕上げた美しいベースメイクを夜までキープさせましょう!
朝は完ぺきにベースメイクを仕上げたつもりでも、お昼を過ぎて鏡を見るとファンデーションが毛穴落ちしてがっかり……。特に夏の暑い時期になると誰もが経験する化粧崩れのお悩みの一つです。
「毛穴落ち」とは、肌表面のファンデーションは汗などでとれているのに、毛穴の中にファンデーションが入り込んでしまっている状態のこと。まるでファンデーションの水玉模様のようで、隠したい毛穴が逆に悪目立ちしてしまっている困った状態のことを言います。
同じ毛穴まわりの問題でも「毛穴浮き」は、毛穴から角栓が浮き出て毛穴の上のファンデーションが取れた状態のこと。毛穴に古い角質や皮脂が詰まることで引き起こされる「毛穴落ち」とはまた違う毛穴まわりの現象です。
ファンデーションが毛穴落ちするのを防ぐには、毛穴落ちを引き起こすそもそもの原因から解消していく必要があります。まずは、ファンデーションが毛穴落ちする原因が何なのかをチェックしていきましょう。
朝はきれいに仕上がっていたはずのファンデーションが、時間が経過すると毛穴落ちしてしまうのは「毛穴の開き」が原因。暑さで皮脂が過剰に分泌されることで毛穴が開いて、そこにファンデーションが落ちてしまいます。毛穴落ちが小鼻まわりや頬、Tゾーンで目立つのは、こういった部分の皮脂分泌が活発だからです。
毛穴落ちも毛穴浮きも、その原因は「過剰に分泌される皮脂」が原因。特に20代の方は皮脂の分泌量が活発で、そこに夏の暑さがプラスされることで必要以上に分泌量が増えてしまいます。
さらに、皮脂の分泌量には生活スタイルの乱れも大きく影響します。睡眠不足や過度なストレス、食生活の乱れなどは、肌のターンオーバーを狂わせ皮脂分泌のコントロール機能を乱れさせることに。毛穴落ち以外のニキビなどの原因としても考えられます。
毛穴落ちの原因の一つとして「肌の乾燥」も考えられます。夏は紫外線やエアコンの影響で肌の水分量が低下して、意外と乾燥しやすい状態に。乾燥が進むと、肌を守ろうとして皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
特にオフィスなど空調が効いた部屋に一日中いる場合などは、この乾燥による過剰に分泌された皮脂が毛穴落ちの原因として考えられます。
毛穴は本来丸い形をしていますが、肌がたるんでしまうと縦に伸びたような形の「たるみ毛穴」に。加齢によって「肌のハリや弾力」が失われることが原因で起きる毛穴の状態です。
ファンデーションを塗った瞬間すぐに毛穴落ちする場合は、この「たるみ毛穴」が原因の可能性大。エイジングケアなどで肌や毛穴の状態を改善する必要があります。
目立つ毛穴を隠したいからと下地やファンデーションを厚塗りしたり重ね塗りしてしまうと、かえって崩れやすくなって毛穴落ちの原因になってしまう場合も。
下地やコンシーラーなど毛穴をカバーするアイテムをたくさん使い過ぎるのも、結局は厚塗りになって崩れやすくなってしまいます。
毛穴落ちの原因がわかったところで、今度は毛穴落ち対策を見ていきましょう。毛穴落ちを防ぐには、基本のスキンケアを毎日丁寧に行うことが最も大切です。ここからは、スキンケアにおける毛穴落ち対策をご紹介します。
毛穴落ちを防ぐには、毎日の基本のスキンケアがとても大切。朝晩は丁寧に洗顔&クレンジングをして、スキンケアでは肌の状態に合った保湿ケアをしっかり行うことが重要です。
オイリー肌の方や肌のベタつきが気になる方も、化粧水は保湿力があるものをたっぷり使って肌の水分量を増やしましょう。さっぱりタイプでも保湿力の高い化粧水がおすすめです。スキンケアの仕上げは乳液や軽めのクリームなどで油分もしっかり取り入れて。
肌に含まれる水分と油分のバランスを整えることで、皮脂が過剰に分泌されるのを防ぐことがポイントです。
無印良品の高保湿タイプの化粧水は、肌がデリケートな人にも使っていただける保湿化粧水です。お手頃価格で気兼ねなくたっぷりと使えるので、顔以外にも体の保湿にもおすすめです。べたつき感や皮脂が気になる人は、さっぱりタイプも展開してるのでチェックしてみてくださいね。
詰まり毛穴や黒ずみ毛穴が目立つ方は、毛穴に詰まった汚れや不要な角質を取り除いてくれるアイテムをいつものスキンケアにプラスしてみましょう。
スペシャルケアに取り入れるのもいいですが、日々の洗顔やクレンジングに取り入れるのも◎。毛穴の汚れを取ったら、毛穴を引き締めるアイテムも同時に取り入れて。
ただし、洗浄力の高過ぎる洗顔料やクレンジングは肌の乾燥を招いてしまいます。スペシャルアイテムも毎日使うのは避けて、毛穴の汚れを取りながら同時に保湿ケアもしてくれるものだとベターです。
頑固な毛穴汚れには、クレイパックがおすすめです。アルジタルのグリーンクレイペーストは、海底の豊富なミネラルや保湿成分を含んでいるので、保湿をしながら毛穴の奥の汚れや古い角質をしっかりと吸着し落としてくれます。心地よいハーブの良い香りもポイントです。持ち運びやすい旅行用サイズもあるので、少しだけ試してみたいときにおすすめです。
エイジング世代の毛穴落ちの原因は、そのほとんどが頬のたるみ毛穴。このたるみ毛穴を防ぐには、肌の新陳代謝を高めることがポイントです。日々のスキンケアにマッサージをプラスしたり、炭酸パックを取り入れたりして肌の血行を良くしましょう。
もちろん、不要な角質を取り除いたり保湿ケアでうるおいをチャージするのもマスト。肌のターンオーバーを整えハリや弾力のあるすこやかな肌をキープして、たるみ毛穴を改善していきましょう。
ナノアのフェイスパックは、話題のヒト幹細胞エキスが配合されたエイジングケアパックです。肌荒れケア成分や保湿成分にも優れ、無添加のパックなので敏感肌の人にもおすすめです。夜はゆっくり湯舟につかって毛穴を開き、そのあと冷えたパックで毛穴を引き締めてあげましょう。
毛穴落ちを防ぐには、毎日のスキンケアで肌や毛穴の状態を整えるのと同時に朝のメイクでの仕込みが重要。ファンデーションの選び方や塗り方にも、毛穴落ちさせないコツがあります。
午後や夕方になってからのファンデの毛穴落ちを防ぐには、朝のメイク段階での仕込みが肝心。そこで、朝のメイクに是非取り入れて欲しいアイテムが、毛穴専用下地「ポアプライマー」です。
ポアプライマーを小鼻まわりや頬など毛穴が気になる箇所に仕込んでおくことで、肌表面の凸凹が埋まってフラットで均一な状態に。さらに、ポアプライマーは皮脂の分泌をコントロールして肌をサラっとした状態にキープしてくれるので、ファンデーションが皮脂で崩れるのを防ぐのに効果があります。
ハウスオブローゼのOh!Babyシリーズ、シャーベットポアプライマーは、化粧崩れもしにくく下地としておすすめです。毛穴のぽつぽつや、ざらつきを一塗りでカバーしてくれます。ミネラル成分も含んでいるので保湿しながら、しっかりとケアしてくれるのが嬉しいポイントです。
開き毛穴やたるみ毛穴もしっかりとカバーし毛穴落ちするのも防ぐには、使用するファンデーションの選び方や塗り方も重要です。
エスティローダーのファンデーションは、長年愛され続けているロングセラー商品です。長時間経ってもファンデーションが崩れにくく、肌がとてもきれいに仕上がります。至近距離が近くても、毛穴がゼロ!と思えるほどきれいにカバーしてくれます。普段なかなかメイク直しをする時間がない忙しい女性の人にもおすすめのファンデーションです。
パウダーやリキッド、クリームなどファンデーションの種類を問わず、毛穴カバー力が高く厚塗りにならないものを選ぶのがポイント。さらに、密着力が高く崩れにくいものを選ぶのも重要です。
ファンデーションを塗る際にポイントとなるのが、厚塗りにならないように肌にのせること。塗る時に使うツールはパフよりブラシがおすすめです。特にリキッドタイプを使う際はブラシで磨くように塗るのがコツ。パウダータイプも付属のパフではなくブラシを使うと、崩れにくい薄づきに塗ることができます。
ファンデーションにリキッドタイプやクリームタイプの液状のものを使用したら、ベースメイクの最後はフェイスパウダーで仕上げましょう。フェイスパウダーは、ファンデーションがヨレるのを防いだり密着力を高めてくれる効果があります。また、肌表面をサラサラな状態にキープしてくれるので、より崩れにくい仕上がりに。
かわいいルックスで、見るだけで気分が上がりそうなキャンメイクのフェイスパウダーは、コスパが良いうえに、汗や皮脂に強く、メイク崩れにも強いのでおすすめです。また、美容成分は15種類配合されており、保湿もしてくれる優秀なフェイスパウダーです。
ファンデーションの毛穴落ちを解消しようと化粧直しをしたら、かえって毛穴が目立ったり厚塗りになってしまって余計にヨレたり……。毛穴落ちしている時の化粧直しは、どうしたら良いのか誰もが悩むところです。ここからは、毛穴落ちした時の化粧直しで押さえておきたいいくつかのポイントをご紹介します。
ファンデーションが毛穴落ちした状態から化粧直しする場合は、まず最初に浮き出た皮脂をティッシュなどでオフすることから始めましょう。小鼻まわりや頬に浮き出た皮脂を丁寧にふき取っていきます。
この時使用するのは、ティッシュのほかにもコットンや使い捨てのスポンジなどでもOK。肌をこすらないように優しくオフするのがポイントです。
浮き出た余分な皮脂をティッシュなどで取り除いたら、残ったファンデーションは指やスポンジなどでならして肌表面が均一になるように馴染ませましょう。この時もこすらないように優しく丁寧に行うのがポイントです。
ファンデーションが崩れたところをきれいに整えたら、ここで朝使用したポアプライマーを再度登場させます。毛穴が開いて凸凹になった部分をポアプライマーで埋めることで、塗り直すファンデーションやパウダーが毛穴落ちするのを防ぐことができます。
さらに、肌表面がマットでなめらかな状態になるので、ファンデーションやパウダーがより美しい仕上がりに。
ポアプライマーで毛穴を埋めたら、ベースメイクが取れてしまった箇所にファンデーションやフェイスパウダーを塗っていきます。この時のポイントは厚塗りにならないように塗ることとブラシを使うこと。ブラシだとファンデやパウダーを薄く塗ることができるので、付属のパフより美しく自然に仕上がります。
さらにベースアイテムを薄く塗ることでより崩れにくくなるメリットも。ブラシにとったパウダーは、一旦手の甲などで量を調節して肌にのせるのが薄く塗るコツです。
浮いた皮脂やヨレたファンデーションをオフするために、あぶらとり紙を使用している人はきっと多いと思います。実は、そんな化粧直しの一つ一つの工程がやってはいけないNGな行為かもしれません。ここからは、毛穴落ちした時のNGな化粧直しについてご紹介します。
肌表面に浮き出た皮脂やファンデーションをとるのに使うメイクアイテムといえば「あぶらとり紙」。実はこのあぶらとり紙で皮脂をとるのは、NGな化粧直しの行為の一つ。特に、油分が紙につかなくなるまで何枚もあぶらとり紙を使ってしまうと、肌に必要な油分まで奪われて余計皮脂が過剰に分泌されてしまいます。
あぶらとり紙を使う場合は、Tゾーンなど皮脂や汗が出やすいところのみに使用して、何枚も使うのは避けるようにしましょう。
時間がなかったり面倒だからと、ヨレたメイクの上からファンデーションを重ね塗りするのは絶対にNG!余計に毛穴が目立ってしまったり、ファンデーションの厚塗りで老けて見えてしまったりして美しい仕上がりとは程遠い状態に。
余分な皮脂やファンデーションを取り除いてベースメイクアイテムを下地から塗り直すことで、朝のメイクの質感を取り戻すことができます。
日焼けと言えば夏のイメージが強いですが、冬も日焼けしています。夏よりも日照時間が短く寒い季節に、なぜ日焼け止めは必要なのでしょうか。
日焼けの原因は、太陽から出ている紫外線です。
冬の紫外線は、夏に比べると3分の1ほどで、夏より量は少ないですが、まったくないわけではありません。紫外線は1年中降り注いでいるため、冬の間も日焼け対策が必要です。
地表に降り注いでいる紫外線は「UVA」「UVB」の2種類があり、降り注ぐ紫外線の9割がUVAになります。UVAは別名 「生活紫外線」ともよばれ、カーテンや車の窓ガラスを透過して肌の奥に到達するため、シミやしわの原因になります。
一方で、UVBをたくさん浴びてしまうと赤く炎症を起こしたり、シミや色素沈着の原因になります。「お部屋にいるから安心」と、気を抜かないよう注意しましょう。
「曇りや雪の日は、太陽が隠れているから紫外線はないのでは?」と勘違いされがちですが、紫外線は曇りや雪の日でも紫外線は充分にあります。
晴れの日に比べれば少ないですが、曇りの日で60%ほど、雨の日で20%ほどが目安です。自分の肌を守るためにも、日焼け止め対策をしましょう。
スキーやスノーボードのようなウィンタースポーツでは、特に紫外線への注意が必要です。
雪で太陽が反射すると、紫外線の量は夏の2倍近いダメージを受けるとも言われています。強い紫外線には、夏に使用する紫外線の防御効果が高い日焼け止めを使用しましょう。
では冬の紫外線には、どんな日焼け止めを選べばよいのでしょうか。
ここでは、冬に適した日焼け止めの選び方を解説します。
冬は空気が乾燥しやすく、肌トラブルを起こしやすい季節です。
肌が乾燥するとバリア機能が弱まり、外部からの刺激を受けやすくなります。
デリケートな状態の肌を守るためにも、石鹸で落とせるものや、無添加やオーガニックなど、できるだけ肌に負担のかからない日焼け止めを選びましょう。
乾燥する冬の季節には、保湿成分配合の日焼け止めがおすすめです。
日焼け止めに含まれる保湿成分には、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどがあります。含有量によっては、あまり保湿効果が実感できない製品もあるので、その場合は毎日の保湿ケアを徹底しましょう。
日焼け止めにはクリームやミルク、石鹸やお湯で落とせるタイプなど、種類がたくさんあります。
乾燥しやすい冬は、保湿力のあるクリームタイプか、お湯や石鹸で簡単に落とせるタイプがおすすめです。肌への負担を軽減するために、ごしごし洗わないと落ちないタイプは避けましょう。
またメイクの上から簡単に使えるパウダータイプやスプレータイプもあるので、鞄に忍ばせておけば、いざ「塗り忘れた!」というときでも安心です。
SPFとは、赤くヒリヒリと日焼けを起こす紫外線(UVB)の防止効果を表した数値のことです。一方PAは、日焼けで皮膚が黒くなる紫外線(UVA)の防止効果を+の数で表します。
夏に比べて紫外線の量も少ない冬は、SPF10~30、PA++程度の日焼け止めがおすすめです。
SPF50などの強力なタイプは肌への負担も大きいので、雪山でのアクティブシーンや、紫外線の強い夏場で使用しましょう。
冬におすすめの日焼け止め10選をご紹介します。自分のライフスタイルや、好みのテクスチャーをチェックして、自分に合う日焼け止めを見つけましょう。
敏感肌の人には、紫外線と乾燥から肌を守る、キュレルのUVエッセンスがおすすめです。
エッセンスタイプで肌への負担も少なく、優しい使い心地の日焼け止めです。ユーカリエキス、アスナロエキスなどの潤い成分配合で、しっとりなめらかな仕上がりが嬉しいポイント。
デリケートなお肌の方や、赤ちゃんにもおすすめです。
ママバターのUVケアミルクは、天然由来保湿成分とシアバター3%が配合され、スキンケア効果も兼ね備えたUVカットミルクです。
べたつきにくく、みずみずしい軽い付け心地が特徴となります。肌に優しいこのUVカットミルクは、石鹸で洗い流せるのもポイントです。
ニベアサンのプロテクトウォータージェルは、SPF50なのにとろけるように肌になじむ化粧水感覚のUVジェルです。
ヒアルロン酸と天然植物エキス配合で、みずみずしくうるおい化粧下地としても使えます。
お手頃な価格でコスパもよく、顔だけでなくボディ用として気軽に使用できるでしょう。
オルビスのサンスクリーンオンフェイスモイストは、美肌をかなえる顔専用の日焼け止めクリームです。
どんな肌色にでもなじむカラーで、白浮きすることなく、明るい自然なつや肌に仕上がります。ちょっとしたお出かけも、ファンデなしで外出できる優秀な1本です。
イガリシノブプロデュースのフーミーのモイストUVクリームは、肌へのやさしさにこだわりぬいた安心無添加のUVクリームです。
赤ちゃんにも使える安心成分で、うるおうのにべたつかない、毎日使いたくなる日焼け止めとなります。
石けんで落とせる手軽さと、塗り直しなどの持ち運びに便利なスリムタイプが魅力ですよ。
ウィンタースポーツを楽しむ人には、フィスホワイトの日焼け止めクリームがおすすめです。
夏の紫外線にも対応できるやや強いSPF50の日焼け止めですが、SPF50なのに肌に優しく作られており、落としやすいのが嬉しいポイントとなります。
スキンケア処方なので、美容成分配合で潤いをキープしてくれるでしょう。
ノブのUVシールドEXは、肌への負担が少なく、軽い付け心地の日焼け止めクリームです。
SPF50で紫外線をしっかりとカットしてくれるうえ、しっとりとしたクリームタイプなので、冬場の乾燥を防いでくれます。
ウォータープルーフですが、石けんで簡単に落とせるので、小さな子供や男性にもおすすめです。
キールズのUVディフェンスCCクリームは、乳液タイプのオイルフリーの日焼け止めです。
伸びがよいテクスチャーでべたつかず、ファンデの代わりとしても使用できます。
保湿効果も高く、ビタミンEが配合されているため、紫外線から肌をしっかりと守ってくれるでしょう。
日焼け止め特有のにおいが苦手な人には、日焼け止め臭をカットしたサンキラーのパーフェクトストロングモイスチャーがおすすめです。
汗や皮脂に強いウォータープルーフタイプで、ジェルのような付け心地が特徴となります。
美容成分77%配合でうるおいが持続するのも嬉しいポイントですね。
冬の乾燥肌には、うるおい成分がたっぷり入った日焼け止めがおすすめです。
このスキンアクアのスーパーモイスチャーエッセンスは、水のようなつけ心地でうるおいをキープしてくれます。
また、光によるUVカット機能の低下が起こりにくくなる独自成分を配合し、肌を紫外線からずっと守ってくれます。
汗、水にも強いスーパーウォータープルーフですが、石けんで簡単に落とせるのでご安心ください。
続いて、日焼け止めの正しい使い方を解説します。
日焼け止めを塗る順番は、化粧水や乳液で肌を整えた後、メイク前に行います。
基本的な順番は、
①日焼け止め
②化粧下地
③ファンデーション
です。
最近では、日焼け止め効果と化粧下地の機能を両方兼ね備えたアイテムも多数展開しているので、その場合は最後にファンデを塗ればOKです。ただし、パウダータイプやスプレータイプの日焼け止めは、メイクが完成した後に使用します。
続いて日焼け止めの塗り方についてです。冬の間も露出している顔や首元、手の甲を重点的に、塗り漏れが無いようていねいに塗っていきましょう。
<日焼け止めの塗り方>
①適量を手に取り、手のひらで伸ばし馴染ませる
②頬、額、鼻、あごの順番に、内側から外側に向かって円を描くように肌に塗り広げる
③日焼け止めが白浮きしないよう、手のひら全体を使って優しくプレスする
④首周りや手の甲にも、肌に馴染ませながら塗る
⑤日焼けしやすい鼻や頬骨などのパーツは重ね塗りする。耳のうしろ・小鼻のわき・生え際・眉間は塗り残しやすいため、忘れないよう注意
日焼け止めの塗り方は、メーカーによってそれぞれ使用量や方法が異なるため、使用方法を必ず確認した上で使用してくださいね。
冬は夏程の紫外線の量は少ないものの、暖房の熱さで汗をかいたり、皮脂で日焼け止めが流れてしまうことがあります。
塗り直すタイミングは、夏よりも塗る時間の間隔をあけても問題ありませんが、長時間外出して太陽を浴びる場合は気をつけましょう。
日焼け止めには塗り直しが必要ですが、使用上の容量や使用方法は守るようにしましょう。
何度も重ね塗りしているうちに、肌への負担が大きくなり、肌トラブルの原因になりかねません。
肌の負担を減らすためにも、塗り直す頻度は可能な限り少なくしましょう。
日焼け止めを塗り、肌を紫外線から守ることも大切ですが、寝る前に落として保湿することも大切です。1日の終わりにきちんと日焼け止めを落として、保湿ケアで肌をいたわってください。
冬の間はウォータープルーフ以外の日焼け止めを使うことが多いので、基本的には石鹸で落とせます。優しく丁寧に洗い流しましょう。
日焼け止めが手元にない場合は、物理的に紫外線を避けましょう。
日焼けは肌だけではありません。紫外線の影響は、目にもダメージを与えます。
紫外線によって目の病気の原因になったり、目からの紫外線で肌が黒くなるとも言われるため、UVカットのサングラスをかけて外出しましょう。
サングラスで紫外線を防止するには、よりレンズが濃いほうがUV効果が高いと思われがち。
しかし実はレンズが濃い色を選ぶと、周りがよく見えずに瞳孔が開き、紫外線を取り入れる面積が広がってしまいます。そのため、サングラスはなるべく薄い色を選ぶのがポイントです。
サングラスとは反対に、濃い色をおすすめしたいのが、帽子や日傘です。
薄い色の帽子や日傘は、UVカット効果が弱くなります。黒やネイビーの濃い色は、紫外線を吸収してくれるので、より紫外線から肌を守ってくれます。
もし日焼けしてしまった場合は、どのように対処したらよいのでしょうか。
うっかり日焼け止めを塗るのを忘れてしまい、日焼けしてしまった!
そんなときは、すばやいアフターケアが大切です。まずは、熱をもった肌をしっかりと冷やし、炎症を抑えましょう。
日焼け後の肌は、軽いやけどをした状態と同じなので、流水で冷やしたり、濡れたタオルや保冷剤などで冷やします。
氷や保冷剤で冷やす場合は、肌への刺激にならないように、タオルに包んでから肌に当ててくださいね。
日焼けをすると、水分が失われて肌が乾燥します。ほてりが落ち着いてきたら、肌をしっかり保湿してあげましょう。
日焼け後の肌は敏感になっているため、優しく丁寧にに馴染ませます。化粧水をたっぷり含ませたローションマスクなどもおすすめです。
肌が落ち着いてきたら、いつものスキンケアを美白効果のある化粧水や、乳液に変えることもおすすめです。
美白効果の強い化粧水や美容液で、シミしわ予防をしておきましょう。美白のシートマスクなども効果的です。
寒い冬から暖かい春へと移り変わる季節の変わり目は、それまでは調子の良かった肌も急に敏感になりやすい時期です。中には赤くなったりかゆみが出たりする方も多いのではないでしょうか。
新しいシーズンが始まる時期に肌の調子が悪いと、気持ちまで沈んでせっかくの春気分も台無しになってしまいますよね。
そこで今回は、肌の悩みが増える春の時期のスキンケアに注目。春の肌トラブルの原因やスキンケアのポイント、ステップ別やお悩み別のスキンケアのやり方をご紹介します。
おすすめのスキンケアアイテムでは、プチプラからデパコスなど幅広くご紹介するので、トライしてみたいスキンケアアイテムをぜひ見つけてください。
寒く乾燥する冬とは違って春は気温が上がり暖かいのに、どうして肌の調子が悪くなるの?と思われている方は多いと思います。
冬から春にかけての季節の変わり目は、肌環境にもさまざまな変化をもたらします。繊細な女性の肌はその環境の変化に敏感に反応して、乾燥や肌荒れといった肌トラブルを引き起こしてしまいます。
ここでは、春の時期になぜ肌トラブルが起こりやすくなるのか、その原因を5つご紹介します。まずは、肌トラブルを引き起こしている要因を知って、適切なスキンケアを見つける手がかりにしてください。
春のゆらぎ肌は冬の間の蓄積した乾燥ダメージでターンオーバーが乱れ、バリア機能が低下している状態。肌の水分を保持する力もかなり低くなっています。
さらに、春は寒暖差が大きく朝晩は冬並みに気温が下がる日もあります。春でも肌が乾燥してしまうのは、この冬の乾燥ダメージや朝晩の冷えが要因として考えられます。
春は朝晩と昼間の気温差が大きく、湿度も変わりやすい時期。日によっても気温や湿度が変化して安定しない日が続きます。そんな気温や湿度の変化に肌はついていけず、皮脂がコントロールできなくなってバランスが崩れることに。
春の気温差は肌だけでなく身体にもストレスを与えます。美肌を保つために重要なポイントとなるホルモンバランスにも影響を与えるため、ますます肌が不安定な状態になってしまうのです。
冬の乾燥ダメージや気温の変化に加えて、春の肌に大きく影響するのが紫外線量の増加。春の紫外線量は、3月に入ると急増して晩夏並みの量になります。
冬の間の弱い日差しに慣れてしまった肌は、紫外線に対する抵抗力も弱った状態。乾燥や気温差で肌のバリア機能も低下しているので、紫外線の刺激は肌トラブルを引き起こす直接的な要因になってしまいます。
春の肌は気温が上がることで皮脂量が増えて、表面はベタついた状態になる日もあります。そんな日は、空気中に舞っている花粉やほこりが肌に付着しやすく、肌のかゆみやニキビなどの原因になってしまうことも。
特に花粉症やアレルギー体質の方の肌荒れは、花粉が肌に付着することによって引き起こされている可能性が高いです。皮膚が薄い目まわりは、特に症状が出やすいので注意が必要です。
春は新しい年度が始まるタイミングで環境が変化する方が多く、心身ともにストレスの影響を受けます。ストレスを受けると、自律神経やホルモンバランスが乱れてさまざまな肌トラブルを引き起こすことに。
春の肌トラブルは、外的ダメージだけでなく精神面などの内面からのストレスも原因になっている可能性があります。
さまざまストレスでダメージを受けた春の肌は、バリア機能が低下してとてもデリケートな状態。お手入れで悪化させないためにも、適切なスキンケアが必要です。
ここでは、春のスキンケアではどんなことに気をつけたらいいのかをご紹介していきます。
春を安定した肌状態で迎えるには、冬から春にかけてのスキンケアが大切になります。冬の間丁寧に保湿ケアなどのスキンケアを行っておけば、春に残る乾燥ダメージを最小限におさえることができます。
冬から春にかけての時期は、いつもにも増して肌の状態をしっかり観察しましょう。その日の肌の状態に合わせて、スキンケアのやり方やアイテムの使用量などをこまめに変えることが必要です。
これまでと同じお手入れをしているのに、春になって突然肌がゆらぎ始めた。そんな方は、敏感になった肌の状態をこれ以上悪化させないためにも、今のスキンケアを改めて見直してみることをおすすめします。
敏感になった肌は、バリア機能が低下して肌体力が弱まっている状態。そんな時はできるだけ過度なケアは控えて、必要最低限のシンプルなスキンケアを心がけましょう。冬の間に使っていた美容液やクリームは、春の肌には栄養過多の場合もあります。春のスキンケアアイテムは、負担の少ないシンプル処方のもので肌を整えるのがおすすめです。
新しいシーズンが始まる春は、しっかりスキンケアして美肌に磨きをかけたいもの。ただそういった攻めの美容は、春のスキンケアには刺激が強すぎる場合もあります。ここでは、春のスキンケアで気をつけたいポイントを見ていきましょう。
■肌に必要なケアをシンプルに
春は美白などの攻めのケアに力を入れたくなる季節ですが、肌体力が弱っている状態には栄養過多のアイテムは刺激が強すぎる場合も。肌が敏感なうちは、肌が欲する水分や油分を補うケアをシンプルに行うことがポイントです。
■洗顔はしっかり丁寧に
春の肌は皮脂に加えて花粉やほこりなどで見た目よりも汚れています。クレンジングや洗顔はしっかり丁寧に行って、肌を清潔な状態に保ちましょう。ただし、“取りすぎ”や“こすりすぎ”はNG。特に肌が敏感になっている時は、刺激を与えないように注意しましょう。
■紫外線対策を忘れずに
春の肌は強い紫外線にまだ慣れていないので、日焼け止めを塗らずに肌を露出するのは危険です。朝のスキンケアの最後は必ずUVアイテム使って、紫外線対策をして出かけましょう。
肌の状態には、睡眠や食生活などの生活スタイルも大きく影響します。下にあげる項目の中に思い当たるものがある方は、それが吹き出物や肌荒れの原因になっている可能性があります。
<肌トラブルの原因になる生活スタイル>
・睡眠不足
・食生活の乱れ
・不規則な生活
肌のゆらぎを感じ始めたら、スキンケアとともに生活スタイルも見直してみましょう。規則正しい生活で自律神経を整えれば免疫力もアップして、おのずと肌の状態も変わってきます。特に肌のダメージを修復してくれる睡眠は、しっかりと取るようにしましょう。
敏感になったり肌荒れした状態の春の肌は、スキンケアも優しく丁寧に行う必要があります。ここでは、スキンケアを以下の4つのステップに分けて、それぞれのやり方をご紹介していきます。
<スキンケアの4ステップ>
①洗顔
②保湿ケア
③紫外線対策
④クレンジング
また、それぞれのステップで気をつけたいスキンケアのポイントも一緒にご紹介します。
春のゆらいだ肌を洗顔する際は、手が肌に触れないようにして、たっぷりの泡で優しく丁寧に洗うのがポイント。肌に必要な潤いまで奪わないようにぬるめのお湯ですすいで、洗顔料が肌に残らないように洗い流しましょう。
敏感になった肌には水も刺激になる場合があります。洗顔はできる限り手早く行うのもポイントです。
敏感になった春の肌は、バリア機能が低下して水分を保持する力も弱まっている状態。保湿ケアを重点的に行って、肌が乾いた状態にならないように気をつけましょう。
化粧水で水分を補うことも大切ですが、肌に与えた水分が蒸発しないように油分でふたをするのも重要。クリームなどを塗る際は、手のひらであたためてハンドプレスするように押し付けるのがポイントです。
バリア機能が低下した肌で紫外線を浴びると、さらに肌がダメージを受けてしまいます。朝のスキンケアの最後は必ずUVアイテムを使って、紫外線対策をしてからメイクしましょう。
ただし、敏感になった肌にはSPF値の高い日焼け止めは刺激が強すぎる場合があります。肌状態が整うまでは、刺激をできるだけおさえたオーガニックやドクターズコスメなどの日焼け止めを利用するのもおすすめです。
一日の終わりに行うクレンジングは、肌に付着したメイクや汚れをしっかり取り除くことが大切。ただし、肌を摩擦するのは厳禁なので“こすりすぎ”には注意しましょう。
クレンジング剤は手で軽くあたためてから顔にのせていきましょう。メイクとしっかりなじんだら手早くすすぎを。クレンジング剤が肌に残ると肌トラブルの原因になるので、肌が敏感になっている間は、落ちにくい日焼け止めを使うのは避けた方が無難です。
春の肌トラブルは、肌の赤みやヒリヒリ、吹き出物、くすみなど人によってその肌悩みの症状もさまざま。スキンケアのやり方も肌悩みに応じて変える必要があります。
ここでは、それぞれの肌悩みに応じた春のスキンケアのやり方をご紹介。ステップ別のスキンケアに肌悩み別のやり方をプラスして、自分に合ったスキンケアを見つけてください。
肌がなんとなく赤みを帯びていたり、触るとヒリヒリした感じがある場合は、スキンケアで使うアイテムを刺激の少ないものにチェンジしましょう。日焼け止めもSPF値の低い低刺激のものを。
スキンケアの手順は、洗顔→化粧水→保湿のシンプルなステップに。美白などの与えるアイテムは一旦お休みして、しばらくは必要最低限のアイテムでのスキンケアを続けてみましょう。
吹き出物やニキビは、何らかの理由で皮脂が過剰に分泌されていることから起こる肌荒れ。大人の吹き出物は、ストレスなどでホルモンバランスが崩れていることが考えられます。
まずは、生活スタイルを見直してみましょう。疲労や睡眠不足、偏った食事はストレスとなってホルモンバランスを崩してしまいます。春の環境の変化で精神的なストレスがある場合は、アロマや趣味の時間を増やしてリラックスタイムを作るように心がけてみてください。
スキンケアは保湿を中心に基本をしっかりと。ニキビは洗い残しがあると悪化するので、クレンジングや洗顔料、シャンプーなどのすすぎはしっかり行ってください。それでも良くならない場合は、皮膚科の専門医に相談しましょう。
肌にかゆみがある場合は、乾燥が原因の場合がほとんどです。肌のターンオーバーが乱れ肌体力が落ちている場合は、栄養過多なスキンケアはNG。冬に使用していた濃厚なクリームだと、かえってかゆみが出る場合があります。水分と油分を肌に与えることを目的とした低刺激のアイテムで保湿をしましょう。
春のゆらぎ肌でターンオーバーが乱れると、肌の水分保持力が落ちるので当然透明感がなくなってくすんだ肌になってしまいます。スキンケアでは、保湿重視の基本のステップを丁寧に行うことが大切です。
春は意外と冷えるので、血行の悪さが原因となっている場合もあります。お風呂で体をあたためたり、ウォーキングやストレッチをしたりして体をほぐしてあげると、全身の血流が良くなって自然と顔色も良くなります。
花粉症の方やアレルギー体質の方の春の肌トラブルは、ほとんどが花粉やPM2.5などのアレルゲンが原因。外出時はマスクなどを使って飛散している花粉などから肌を守りましょう。
スキンケアでは、やはり低刺激のもので洗顔と保湿をしっかり行うことが大切です。特に洗顔で肌に付着したアレルゲンをしっかり取り除くことがポイントです。ただ摩擦による刺激は厳禁なので、手が肌につかないように優しく洗って、すすぎ残しがないように洗い流しましょう。
春のゆらぎ肌で肌の水分保持力が落ちると、当然メイクのノリも悪くなってしまいます。まず朝のスキンケアで丁寧にしっかり肌を保湿してから、メイクを始めましょう。
保湿力の高い化粧下地を使って肌の土台を作っておくと、ファンデのノリも違ってきます。メイクをする前のスキンケアと下地がポイントです。
ここからは、春のスキンケアで使いたいおすすめのアイテムをご紹介します。今回ご紹介するのは、ゆらぎ肌の方におすすめの肌に優しいアイテムが中心。プチプラからデパコス、オーガニックやドクターズコスメまで、洗顔~日焼け止めのステップ別にご紹介していきます。
dプログラム(ディープログラム)の「エッセンスイン クレンジングフォーム」は、たっぷりのクッション泡でやさしく汚れを落としてくれる敏感肌用の洗顔料。春のゆらぎ肌には、洗顔後に肌がつっぱるような洗浄力の高い洗顔料はNG。肌のうるおいを守りながら汚れを落としてくれるタイプがおすすめです。
KANEBO(カネボウ)の「コンフォート ストレッチィ ウォッシュ」は、保湿成分を含んだ美容液が配合された洗顔料。糸を引くようなねっとりとしたテクスチャーの濃密泡で、洗顔後も上質なうるおいに満たされます。肌のカサつきがある方やメイクのノリが気になる方の朝の洗顔料におすすめです。
春のゆらぎでバリア機能の低下した肌は、肌の必須成分である“セラミド”が不足しがち。花王Curel(キュレル)のスキンケアアイテムは、その“セラミド”の働きを守って補ってくれるスキンケアシリーズです。
キュレルの「ジェルメイク落とし」は、肌馴染みの良いジェルタイプで使いやすいクレンジング。近くのドラッグストアで気軽に買えてプチプラなのが魅力です。
クレンジングはオイルやジェル、クリームとさまざまなテクスチャーの種類がありますが、中でも肌に優しいのがクレンジングミルク。オイルなどに比べると洗浄力は落ちますが、肌へのダメージは最小限におさえることができます。
chant a charm(チャントアチャーム)の「クレンジングミルク」は、メイクを落とした後も肌にうるおいを残してくれるオーガニックのクレンジング。ダブル洗顔が不要なのも、敏感肌にはうれしいポイント。肌が敏感になっている時は、メイクもナチュラルにしてクレンジングを肌に優しいタイプにチェンジするのがおすすめです。
化粧水はつけた後肌にうるおいを感じるくらいしっかり入れ込むのがポイント。ナチュリエの「ハトムギ化粧水」は、500mlで715円とプチプライスなので毎日惜しみなくたっぷり使えます。しっとりするのに使用感はさらっとしているので、気温が高くなり始めた春にもぴったりな化粧水です。
“スキコン”の愛称で愛されるアルビオンのロングセラー「薬用スキンコンディショナー エッセンシャル」は、春のゆらぎ肌にもおすすめの化粧水。そのみずみずしいテクスチャーは、乾燥して荒れた肌にしっとり馴染んですこやかに整えてくれます。慣れるとクセになるハーブっぽい独特の香りも◎。
MINON(ミノン)の「アミノモイスト モイストチャージ ミルク」は、春のゆらぎ肌にやさしい低刺激ながらも、しっかりうるおう保湿力の高い乳液。コクのあるテクスチャーなのにベタつかないのは、気温が上がる春にうれしいポイント。しかもプチプライスなのでコスパも抜群。女子に大人気なのも納得の乳液です。
イプサの人気商品メタボライザー「ME(エムイー)」シリーズは、化粧水と乳液のそれぞれの機能をあわせもった化粧液。その「ME」シリーズの中でも「ME センシティブe」は、無香料・無着色・無添加で敏感肌用のタイプ。
イプサの「ME」シリーズは、カウンターの肌診断で肌質や肌の状態に合ったものを選んでもらえるので、春のゆらぎ肌でスキンケアジプシーになってしまった方にもおすすめです。
d プログラム(ディープログラム)の「アレルバリア」は、花粉やほこりなどの空気中の微粒子汚れや紫外線から肌を守ってくれるシリーズ。まさに花粉症やアレルギーで肌が敏感になっている方にぴったりなスキンケアアイテムです。
その中でも「アレルバリア エッセンス」は、化粧下地効果もある日中用の保護美容液。日焼け止め(SPF40・PA+++)と兼用できて、ファンデーションのノリをよくする効果も。色ムラもカバーしてくれるBBタイプもあります。
ETVOS(エトヴォス)のモイスチャーラインは、“ヒト型セラミド”など保湿力を重視したこだわりの成分を配合。春のゆらぎ肌でとにかく肌が乾燥する方におすすめのスキンケアシリーズです。
特に「モイスチャライジングセラム」は、セラミドに加えヒアルロン酸やアミノ酸など保湿に欠かせない成分がたっぷり入った美容液。エトヴォスの商品は肌にやさしい低刺激処方なので、敏感肌の方にも人気のブランドです。
さまざまな肌トラブルに対応した商品ラインナップの資生堂IHADA(イハダ)は、春のゆらぎ肌で悩む方におすすめのブランド。中でも「薬用バーム」は、高精製ワセリン配合でうるおいのバリアを作って、乾燥などから肌を守ってくれます。
ワセリンやバームというとベタついたり広げにくいイメージがありますが、IHADAの「薬用バーム」は、ベタつかずにすっと広がるソフトなテクスチャー。肌荒れや乾燥で化粧水さえしみる……という方にもおすすめです。
シチリア生まれのARGITAL(アルジタル)は、ナチュラル派女子に人気の高いオーガニックブランド。ミネラルがたっぷり含まれたグリーンクレイを使ったスキンケアアイテムは、春のさまざまなダメージで疲れた肌をやさしく癒してくれます。
アルジタルの「インテンシブ エキナセアクリーム」は、繰り返す肌荒れや突然の肌トラブルにも対応してくれるSOS的なクリーム。お守り的な存在としてポーチの中に常備しておきたいクリームです。「インテンシブ エキナセアクリーム」はミニサイズもあるので、携帯用だけでなくトライアルとして使ってみるのはいかがでしょうか。
ドクターズコスメのLA ROCHE-POSAY(ラロッシュポゼ)は、世界で25,000人以上の皮膚科医も採用する敏感肌用のスキンケアブランド。商品ラインナップの中でも人気なのが、日焼け止めやBBクリームなどのベースアイテム。
「UVイデア XL プロテクショントーンアップ」は、UV機能にトーンアップ効果もプラスした今どきの日焼け止め。くすみや色ムラをカバーしてツヤ感もプラスしてくれるので美肌効果も期待できます。UV機能はSPF50+・PA++++、真夏まで使えます。
原料は100%天然由来のオーガニックブランドnaturaglace(ナチュラグラッセ)は、化粧下地やファンデなどのベースアイテムが特に人気。「スキンバランシング ベース」もその一つで、UV機能はSPF31・PA++と春の日焼け止めとしては◎。
おすすめポイントは、肌表面の油分と水分のバランスを整えてくれるスキンケア発想の機能性。石けんで落とせたり、気になるブルーライトをカットしてくれるなど、ゆらぎ肌にうれしい機能もあります。
肌は保湿、潤いが命だと聞いたことのある方は多いのではないでしょうか。
美肌を保つためには、保湿された肌状態の維持が大切です。
そこで、最初に保湿に必要な水分量と油分量とのバランスについて解説します。
■肌の水分量の理想値と平均値
肌の水分量の理想値は、だいたい40〜50%くらいだといわれています。
しかし、実際の肌の水分量の平均値は30〜40%で、理想と比較すると少し足りていないことがほとんどです。
これよりもさらに低くなると乾燥を感じてくるため、水分量を上げなくてはなりません。
■理想的な水分量と油分量のバランス
水分量が下がると、肌内部は乾燥しているのに表面の油分量だけが上がった状態「インナードライ肌」になってしまうことがあります。
水分量の低下は、油分量とのバランスも崩してしまうということです。
美肌の条件とされるのは、水分量と油分量のバランスが整っている状態で、基本的には8:2が良いといわれています。
自分の肌の水分量や油分量が知りたい方は、コスメカウンターで診断してくれるので、一度測定してもらってはいかがでしょうか。
肌の水分量が下がってしまう原因についてご紹介します。
■加齢
年齢を重ねていくと、肌の水分量が下がってしまう傾向があります。
これは誰にでも起こりうることで、加齢によって、肌の保湿機能を担っているヒアルロン酸やセラミドなどの成分が減少していくためです。
その結果、肌の水分量が下がり、昔は肌の乾燥を感じなかったという人でも、年齢を重ねるにつれて乾燥を感じやすくなります。
■間違ったスキンケア
肌の水分量には、スキンケアが大きく関わっています。
顔をゴシゴシこする洗顔をしたり、洗浄力の強いクレンジングを使い続けたりするのは、肌に必要な皮脂や潤い成分まで洗い流してしまうのでNGです。
長期間、肌に刺激を与え続けると、肌のバリア機能が低下して保持できる水分量が下がってしまうでしょう。
■紫外線
紫外線と肌の乾燥には、非常に深い関わりがあります。
肌に直接紫外線が当たると、健康な肌細胞に少しずつダメージが蓄積。その状態が続くと、肌のバリア機能がボロボロになり、肌に水分を保持できなくなってしまいます。
肌の水分量を上げるためにはどんな対策を取ったら良いのでしょうか。肌の水分量を上げる方法について詳しくご紹介します。
■洗顔やクレンジングを見直す
肌の水分量を上げるためには、肌にもともとある皮脂や天然保湿因子などを洗い流さないよう注意が必要です。
毎日の洗顔やクレンジングを見直すことで、水分量が改善されることがあります。
洗顔やクレンジングは、洗浄力が強過ぎないものを使いましょう。
特にオイルクレンジングは、肌への負担が大きいといわれているので注意してください。
肌に潤いを残しながら洗えるようなアイテムがおすすめです。
必要以上に洗浄力が強いアイテムの使用は控えて、肌をこすったり刺激になるような洗顔は行わないようにしましょう。
■食生活を見直す
肌の水分量はスキンケアの影響が強いと思われがちですが、外側のケアよりも内側のケアのほうが大切です。
肌の水分量を上げるために食生活を見直してみましょう。
特に角質層の保湿成分であるセラミドを多く含む食材は、肌の水分量を上げるのに良いといわれています。
大豆やこんにゃく・牛乳・ひじき・わかめなどがおすすめです。
他にも、ビタミンやミネラルをしっかりと摂取するなど、バランスの取れた食生活を心がけましょう。
■保湿ケアをしっかり行う
肌の保湿をしっかり行うことはとても重要です。
とはいえ、化粧水をたっぷり使えば肌の水分量が上がるというわけではありません。
普段から、正しいスキンケアでしっかり保湿するようにしましょう。
角質に留まる水分には限度があり、それ以上の水分は肌にのせても浸透しません。
それどころか、余分な水分は角質をふやかして、もろくする原因にもなるので、スキンケアアイテムののせ過ぎには注意しましょう。
■紫外線対策を行う
紫外線を浴びると肌の水分を蒸発させてしまうので、日焼け止めを塗ったり、日傘を利用したりして紫外線対策を行いましょう。肌の水分量を保つ効果が期待できます。
肌の水分量を上げるには毎日の心がけも大切です。年齢層ごとにそれぞれご紹介します。
20代は、多くの人がお肌の曲がり角を感じはじめる年齢層です。
今まで全く感じなかった肌の乾燥が突然気になり出したり、乾燥が原因でインナードライ肌になってしまったりすることもあります。
20代で気をつけることは紫外線です。
紫外線は肌のバリア機能を壊し、シミやシワを作る原因にもなります。
早くからケアをしておくと将来的な負担を減らせるので、20代のうちから紫外線対策をしっかり行っていきましょう。
30代は、少しずつエイジングケアに興味が出てくる年齢層です。
ハリやたるみなどのように、今まで感じなかった肌トラブルに悩まされはじめます。
30代で心がけておきたいのは、美白やエイジングケアにばかりにとらわれず、セラミドなどのシンプルな保湿成分も肌に取り入れることです。
高い化粧品を使う必要はありませんが、しっかり肌を保湿する成分が含まれた化粧品を選びましょう。
40代という年齢層は、過去のつけが回ってきたかのように、さまざまな肌の老化現象が出てきます。
元来持っている肌の保湿成分も減少していくので、より乾燥を感じやすくなります。
40代になったら、とにかく肌が持っている保湿成分を極力落とさないようなケアを心がけてください。
大切なのは洗顔とクレンジング選びです。肌に負担なく使えるものに替えて、極力肌にダメージを与えずに潤いをキープさせましょう。
たとえばオイルクレンジングではなく、ミルククレンジングやクリームクレンジングなどを使うと、肌への負担を減らせますよ。
肌の水分量を上げるために、とにかく大切なのが毎日のスキンケア。特に洗顔後はすぐに水分が蒸発しはじめてしまうため、なるべく早くスキンケアに取りかかりましょう。
スキンケアアイテムの中でも肌の水分量を左右するのが化粧水です。化粧水を中心に、おすすめのスキンケアアイテムを年齢層ごとにピックアップしました。
まずは、20代におすすめのスキンケアアイテムからご紹介します。
「SOFINA beaute(ソフィーナ ボーテ) 高保湿UV乳液<美白>」は、保湿しながらUVケアもできる日中用乳液。肌のセラミドを守ってくれるので、肌の水分が蒸発していくのを防いでくれます。
また、潤いを与える成分が配合されているので、紫外線やエアコンによる乾燥など、日中の外的刺激によって肌が乾燥してしまうのを防ぎます。
乳液としてだけでなく、化粧下地としても使えるのがポイントです。
化粧水の後はこれ一本でメイクが始められるので、忙しい朝にぴったり。
時短スキンケアアイテムを探している方におすすめです。
「クレンジングリサーチ リキッドクレンジング オイルフリー」は、油分を含まないので肌への負担が少ないリキッドクレンジングです。
必要な皮脂は残しつつ、毛穴の汚れまですっきり洗浄。ナノヒアルロン酸やチャ葉エキスなどの保湿成分が、肌に必要な水分をしっかりと補い、角質ケア成分のフルーツ酸が、古い角質を落として肌トラブルを防ぎます。
マツエクをしていても使えるのがポイントですよ。
「M.A.C(マック) プレッププライム フィックス+」は、スキンケアにはもちろん、メイク前やメイクの上からも使えるミスト状の化粧水です。
ラインナップが豊富で、ラメ入りタイプや香りのバリエーションなどもあるので、気に入ったアイテムをチョイスしてみてください。
スキンケアのできない日中は、肌の水分が失われやすい時間帯。そんなときにフィックス+を吹きかければ、メイクの上からでも水分を補えます。
メイクの密着度を高める効果もあるのが嬉しいポイント。
外出用には便利なミニサイズがおすすめです。
「THE BODY SHOP(ザ ボディ ショップ) サンプチュアス クレンジングバター」は、バームタイプのクレンジングです。
クレンジングは洗浄力が強いものほど、メイクと一緒に肌の油分や水分を落としてしまいます。
しかし、サンプチュアス クレンジングバターは保湿成分がたっぷり配合されているため、メイクオフ後の肌がしっとりした仕上がりに。
しっかりメイクでも潤いを保ちながらきれいに落としてくれますよ。
肌の水分量を上げるにはスキンケアばかりでなく、クレンジングにも気を配ってみましょう。
デパコスの化粧水の中でも圧倒的な人気を誇る「IPSA(イプサ) ザ・タイムR アクア」。薬用化粧水なので、敏感肌の方でも安心です。
IPSA独自の保湿成分「アクアプレゼンターIII」により、乾燥した分だけ補水して水分量を調整。理想的な水分量を保てます。
仕上がりは、水をまとったような潤いのある肌に。キメを整えて、ふっくら肌になるので、すっぴんに自信が持てるようになるのではないでしょうか。
パッケージもおしゃれなので、毎日のスキンケアが楽しくなりますよ!
続いて、30代におすすめのスキンケアアイテムをご紹介します。
「菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿」は、1本の中に日本酒1升分(1.8L)の主要アミノ酸が濃縮された、とろみ感のある化粧水。
保湿効果のある成分として、アミノ酸をはじめセラミド・プラセンタエキス・アルブチンが配合されているので、まるで乳液を塗ったようなしっとりとした肌に。
500mlと大容量で、顔はもちろん全身に心置きなく使えます。
コットンにたっぷり吸い込ませてコットンパックをするのもおすすめです。
「Dr.Ci:Labo(ドクターシーラボ) 薬用アクアコラーゲンゲルスーパーモイスチャーEX」は、化粧水・乳液・美容液・クリーム・パック・化粧下地の6つの役割を果たすオールインワンゲルです。
美容成分はコラーゲンだけでも7種類。薬用成分も含めると、なんと120種類も配合されています。
肌の水分量を上げて、潤いだけでなくハリやツヤも与えてくれますよ。
「カウブランド 無添加 メイク落としミルク」は、肌に負担をかけずにメイクオフできる、ミルクタイプのクレンジング。アミノ酸系の洗浄成分で、肌への刺激が徹底的におさえられています。
アミノ酸は、肌にも含まれているタンパク質の元になる成分。だから肌に優しく、また、鉱物油や着色料・防腐剤なども無添加なので、添加物が気になる方でも安心です。
保湿成分として天然由来セラミドが配合されているので、クレンジング後はつっぱり感もなく、しっとりとした洗い上がりに。
顔や手が濡れていても使えるので、お風呂で使用できるのが嬉しいですね。
「ONE TOP(ワン トップ) バブルローション」は、シュワシュワの泡が肌で弾ける、ちょっと珍しいバブル化粧水。泡の効果で毛穴の隅々まで水分を届けてくれます。
配合されているのは、4つのジュエリー成分や5つのビタミンC誘導体、5種類のコラーゲン、3種類のヒアルロン酸など、うるつや肌に向けた成分がたっぷり。
輝くような透明感とハリのある肌へ導き、肌の水分量を長時間キープしてくれます。
「四季彩(しきさい) エッセンスローション」は、保湿力の高い日本の米由来成分をたっぷりと配合した濃厚化粧水。
肌の上でしっとりとのびる、とろみのあるテクスチャーです。角層まで浸透した化粧水が水分量を上げ、肌の内側から潤います。
肌荒れ防止剤を配合。敏感肌の方でも安心して使えます。
キメの細かいふっくらとした肌に仕上がるので、憧れのすっぴん美人になれますよ。
もちもちな上にツヤとハリもアップするので、彼とのお泊まり前に使ったら褒められ肌になること間違いなし!
ドラッグストアで購入できるルルルンのパック。
「Lululun(ルルルン) ルルルンピュア 青<モイスト>」は、安いのに大容量なので、高保湿パックを毎日のスキンケアに取り入れられます。
とろみのある美容液がたっぷり染み込んだシートが、ぴったりと肌に密着。水分を逃さず保湿してくれて、パック中は至福の時に。
高保湿タイプ以外にも透明感タイプやバランスタイプなど、用途に応じたラインナップがあるので、目的に合わせて選んでみてください。
最後に、40代におすすめのスキンケアアイテムをご紹介します。
「SANA(サナ)なめらか本舗 乳液 NC」は、女性の肌本来の美しさを引き出してくれる乳液。
イソフラボンを含む豆乳発酵液が配合され、水分量を上げてくれるので、潤いや弾力のあるもっちりとした肌にしてくれます。
また、ダイズ種子エキスや植物性コラーゲンなど大豆由来の保湿成分も配合。ベタつかずすっと肌になじむので、使い心地も快適です。
「HELENA RUBINSTEIN(ヘレナ ルビンスタイン) P.C. スキンミュニティ クリーム」は、過酷な環境を生き抜く希少植物「オセアニッククリスタ」から抽出した、始原細胞配合のスキンクリームです。
年齢とともに衰える肌の防御力をサポート。キメを整えハリのある肌に導きます。
ビタミンEやヒアルロン酸なども配合されているため、年齢を重ねた肌に潤いを与えるエイジングケアに最適です。
ベタつかない軽い使い心地で、日中はもちろんナイトクリームとしても利用できます。
「ETVOS(エトヴォス) バイタライジングリンクルクリーム」は、特に乾燥が気になりやすい目元と口元専用のクリームです。
ヒト型セラミド配合で肌に水分を補給。乾燥やキメの乱れによるくすみや小じわを目立たなくします。効能評価試験済みで安心です。
水分量が低下しやすい目元や口元に潤いを与えてハリのある肌に。エイジングケアとしての効果が期待できます。
敏感肌の方でも安心して使える低刺激処方です。
「DECENCIA(ディセンシア) アヤナス ローション コンセントレート」は、肌が敏感になっているときでも安心して使える人気の化粧水。
ナノサイズのヒト型セラミドをカプセル化しているため浸透力抜群です。
高浸透グリセリンも配合されているので、必要な水分量をしっかりと補給して肌のみずみずしさを保ちます。
リラックス効果のあるラベンダーと、ゼラニウムの天然エキスによるオーガニックな香りで、合成香料は使用していません。
リフィルの販売もされており、環境やお財布に優しいのも魅力です。
「RMK(アールエムケー) ファーストセンス ハイドレーティングローション リファインド」は、高浸透&高保湿タイプの化粧水。
超微細化したモイスチャー成分が角質層まで届き、肌内部を潤いで満たしてくれます。
とろみのあるテクスチャーが気持ちよく、ハリのあるもち肌が叶うでしょう。
ほのかに香るローズとスパイスが、スキンケアタイムを心地良いものにしてくれます。
肌の状態を詳しく知るにはスキンチェッカーが役立ちます。スキンチェッカーの概要と基本的な活用方法をご紹介します。
■スキンチェッカーとは?
自分で手軽に肌の水分量をチェックできるツールが「スキンチェッカー」です。
肌の水分量が数値化されるので、スキンケアアイテムを変えたり、肌に良いサプリを新たに取り入れたりしたときに、なんとなくの感覚ではなくデータとして変化を実感できます。
■基本的な活用方法
スキンチェッカーは水分量だけでなく、油分量やメラニンなど、複数の項目を測定できるタイプが主流です。
肌の状態をいろいろな面から知ることで、正しい判断に基づいたスキンケアができます。
たとえば油分量が足りなければ、乳液を変えたりクリームをプラスしたりと、自分に合ったスキンケアアイテムの使い方ができますよ。
一口にスキンチェッカーといっても、さまざまなタイプの商品が出ているので、目的に合わせて選びましょう。
■肌の状態を詳しく知りたい場合
スキンチェッカーには、水分量を%表示するものと段階表示するものがあります。
詳しく水分量を知りたい場合は、%表示されるものを選びましょう。
また、水分量や油分量の他、肌のハリやキメを測定できるタイプもあります。
さまざまな角度から肌の状態を分析したい場合は、測定項目が多いものがおすすめです。
■肌のケアもしたい場合
スキンチェッカーは、美顔器の機能として搭載されている場合もあります。
水分量の測定から美肌ケアまでできるので、いろいろなアイテムをそろえる必要がありません。1台で済ませたい場合にはおすすめです。
最初に水分量を測定することで、肌の状態に合わせて美顔器の使用時間を調整することもできますよ。
■データを記録したい場合
スキンチェッカーで測定したデータは、本体に記録できるタイプもありますが、より長期でのデータ管理やグラフ表示させたい場合は、スマホアプリと連動したタイプを選びましょう。
スマホアプリに日々の測定結果を記録できます。グラフにすれば肌の状態の変化も分かりやすくなりますよ。
また、スマホのカメラを使って、肌のキメを測定できるタイプもあります。カメラ付きのスキンチェッカーよりもリーズナブルなのが魅力です。
肌の水分量やコンディションを手軽にチェックできる、おすすめのスキンチェッカーをご紹介します。
「peipai(ペイパイ) 充電式スキンチェッカー」は、水分量・油分量だけでなく肌のハリや肌年齢、さらに化粧品に含まれる蛍光剤まで測定できるスキンチェッカー。
水分量と油分量は%表示、肌のハリと肌年齢は数値で表示してくれます。
5秒で測定できるので、毎日使うのも苦になりません。
USB充電式で電池交換が不要なのも便利です。
「HUNTKEY(ハントキー) 水分・油分・UV チェッカー」は、肌状態を顔のアイコンで表示してくれて、一目で肌のコンディションが分かるようになっています。
詳しく知りたい水分量については%表示してくれるので、肌の潤い対策に最適です。
モードを切り替えれば、紫外線指数や気温も測定できてUVケアにも役立ちます。
「COSBEAUTY(コスビューティー) 美肌測定器2」は、スマホアプリと連動したスキンチェッカーです。
数値で肌のコンディションが表示されるだけでなく、測定結果を分析・保存し、日々の変化を実感できます。
高性能のマイクロスコープ搭載で、肌を100倍ズームで画面に表示。毛穴の詰まりやたるみを目で見て確認することも可能です。
測定結果をもとに、スキンケアや食生活のアドバイスもしてくれますよ。
スキンチェッカーで何が知りたいのかといえば、お肌の状態であって、いろいろな項目の細かい数値ではないはず。
ですが、こういった便利なツールは、得てして手段と目的を見失ってしまいがちです。
「Anyty(エニティ) モイスチャーチェッカー」が測定できるのは水分と油分のみ。
むしろシンプルだからこそわかりやすいし、シンプルにこだわったスキンチェッカーです。
センサー部分が直径11㎜と大きく、測定時間が7秒間なので精度の高い測定が期待できます。
測定項目が2つしかないので表示が見やすく、満充電で500回も連続使用が可能です。
これならいつでもどこでも気軽に肌チェックができますね。
「PU(ピーユー) ナノミストケア」は、簡単に水分量と油分量の測定ができる、スキンチェッカー機能が付いたハンディミストです。
ハンディミストはミストで保湿できる携帯用美顔器のこと。微細粒子ミストが、化粧をした状態でも肌内部まで水分を届けてくれます。
スキンチェッカー機能で水分量が足りないと分かったら、いつでもどこでも肌への水分補給ができるので、外出先や旅行先で重宝すること間違いなしです。
肌の水分量についてご紹介しました。肌の水分量は年齢とともに下がっていくので、乾燥を感じやすくなっていくのも仕方のないことです。しかし、乾燥を放っておくとシワの原因にもなるので、肌の潤い対策をおすすめします。肌の水分量を上げるために、肌の表面を守りながら内側からのケアも同時に行っていくと良いでしょう。今回ご紹介したおすすめのスキンケアアイテムやスキンチェッカーも、肌の保湿にぜひ活用してみてください。
米ぬか洗顔とは、米ぬかを使った洗顔方法のことをいいます。米ぬかは、玄米から白米へ精米する時に取れる外側の部分で、美容に良いとされる成分が豊富です。そのため、古くから美容アイテムとして活用され、おもに次のような美容効果が期待できます。
■洗浄効果
米ぬかに含まれるタンパク質の一種「γ-グロブリン」が天然の界面活性剤として働き、汚れを落とす効果があるといわれています。また、米ぬかには油分が20%も含まれているため肌にも優しく、しっとりとした洗い上がりが期待できるでしょう。
※米ぬかには「脂肪酸ナトリウム」が含まれているため高い洗浄力があるという情報を見かけますが、米ぬかに含まれるのは「脂肪酸」です。脂肪酸ナトリウムではありませんのでご注意ください。脂肪酸ナトリウムは、動植物の油脂と水酸化ナトリウムから作られる化合物で、石鹸の成分です。
■エイジングケア
米ぬかに含まれるビタミンEやフェルラ酸などは、抗酸化作用やターンオーバーの活性化に役立つとされ、エイジングケアとしての効果に期待できます。他にもミネラルやアミノ酸・ビタミンB群など、肌の健康を保つために欠かせない成分が豊富です。
■毛穴の黒ずみやシミ対策
古い角質や汚れを落とす働きがあるとされている米ぬか。美白の妨げになるメラニンは、古い角質とともに剥がれていきます。米ぬか洗顔でメラニンの排出を促すことで、毛穴の黒ずみやシミの予防効果にも期待できるでしょう。
天然成分だけでできている米ぬかには実にたくさんのメリットがありますが、米ぬか洗顔での大きなメリットは次の2つです。
■低刺激
米ぬか洗顔のメリットの1つ目は「低刺激」です。米ぬかは肌に優しい成分なので、刺激を感じやすい方や敏感肌の方にもおすすめの洗顔方法です。
ただし、市販の米ぬか洗顔料を使うときには要注意。米ぬか洗顔と謳っていても合成化学成分が多く含まれていると、肌に負担がかかってしまう場合があります。米ぬか洗顔料を選ぶときには成分をよくチェックしましょう。
■自然由来の洗浄力
米ぬか洗顔のメリットの2つ目は「自然由来の洗浄力」です。合成化学成分を含まない米ぬかには、汚れを分解するような力はありません。しかし、界面活性剤の働きをする成分の乳化作用によって、皮脂や汚れを優しく剥がし絡め取ってくれます。
米ぬかの洗浄力については、界面活性剤としての成分以外にも豊富な油分やスクラブ効果など、洗浄力につながる要因が複合的に作用しているともいわれています。合成化学成分に頼らなくても十分な洗顔効果に期待できるでしょう。
米ぬか洗顔には米ぬかがなければ始まりません。米ぬかの入手方法をご紹介します。
■ネット通販
米ぬかの入手方法として最も簡単なのはネット通販での購入でしょう。Amazonや楽天などでも取り扱いがあります。
■実店舗
実店舗で購入するなら、まずはお米屋さんに問い合わせてみましょう。米ぬかは廃棄されることが多いので、販売されていなくても譲ってもらえる場合があります。
他に入手できる可能性があるのはスーパーです。取り扱っている店舗は限られますが、気軽に買えるので探してみる価値はあります。
■コイン精米所
コイン精米所は、設置されている精米機で精米をするため、精米時に余った米ぬかを無料で持ち帰れる場合があります。都会ではあまり見かけませんが、心当たりがあればぜひチェックしてみてください。
■自宅で精米する
家庭用の精米機を使って自宅で米ぬかを作る方法もあります。あまりなじみのない家庭用精米機ですが、価格は1万円前後で家電量販店でも購入が可能です。家庭で精米すると、常に新鮮な米ぬかが手に入るというメリットがあります。
米ぬかが配合された米ぬか石鹸・洗顔料を使えば、より手軽に米ぬか洗顔ができます。米ぬか石鹸・洗顔料を選ぶときには次のポイントを確認しましょう。
■美容成分
米ぬか由来の美容成分には、いくつかの種類があります。肌状態や悩みに合わせて成分を選んでください。
γ-オリザノールは、米ぬか特有の成分です。強い抗酸化作用やメラニンの生成を抑える働き、血行を促進する働きなどがあるとされているので、エイジングケアでの効果が期待できます。
ビタミンB類には、美肌の土台を作るターンオーバーをサポートする効果に期待できます。シミやそばかす・肌のごわつき・ニキビなどに悩んでいる方には、ビタミンB類が配合された米ぬか石鹸や米ぬか洗顔料がおすすめです。
オレイン酸は、γ-オリザノールと同じく強い抗酸化作用があり、保湿力にも優れているので乾燥肌の方に向いています。
■その他の美容成分
米ぬか石鹸や米ぬか洗顔料には、米ぬか由来の美容成分以外にも、美肌作りに役立つ成分が含まれています。整肌成分である馬油や保湿効果の高い植物オイルなど、その他の成分もチェックして、肌状態に合うアイテムを選びましょう。
■敏感肌には優しいものを使う
敏感肌の方は、石鹸や洗顔料に含まれる成分で肌トラブルを起こす可能性があります。なるべくアルコールや人工香料・着色料・パラベンなどが使われていない無添加タイプの米ぬか石鹸・洗顔料を使うと良いでしょう。
■米ぬか石鹸は洗顔用と全身用に注意
米ぬか石鹸は、大きく分けて洗顔用と全身用の2種類があります。洗顔用は、顔での使用を前提としているので肌への刺激は弱めです。一方、全身用は汚れを落とすことが主な目的なので、その分肌への刺激も強めといえます。
全身用の米ぬか石鹸で洗顔をしてしまうと、肌トラブルを起こすおそれがあるので、用途をよく確認して間違わないように注意しましょう。
米ぬか洗顔のやり方は大きく分けて3通りです。その手順について1つずつご紹介します。
■米ぬかを直接肌に塗る
まずは米ぬかを直接肌に塗って洗顔する方法です。
①米ぬかを小さじ1~2杯手に取る
②水またはぬるま湯を加えて指先で混ぜる
③顔全体にのばしてマッサージする
④ぬるま湯で洗い流す
米ぬかを直接肌に塗る方法は「ぬか袋」を使うと手間が省けて便利です。一度に使用する米ぬかの量も少なくて済みます。
■ぬか袋を使う
次に、ぬか袋を使って洗顔する方法をご紹介します。
①ぬか袋またはガーゼなどに米ぬかを小さじ3~4杯加える
②ぬか袋やガーゼの口をしっかりと閉じる
③洗面器などに入れたぬるま湯の中で、袋を揉みこむ
④袋から白い液が出たら、袋を顔全体に優しく滑らせる
⑤ぬるま湯で洗い流す
ぬか袋を使って行う洗顔は、古い角質を取り除くことができます。週に1〜2回を目安に行うようにしましょう。
■市販の米ぬか洗顔料を使う
米ぬかを入手できない方や洗顔に時間をかけられない方には、米ぬかが配合された市販の米ぬか洗顔料がおすすめです。通常の洗顔と同じように扱えるので手間もかかりません。米ぬかを使えない事情がある場合には重宝するでしょう。
米ぬか洗顔をする場合の注意点についてご紹介します。
■パッチテストを行う
米ぬかは自然由来の天然成分ですが、それでも人によっては肌への刺激を感じる場合があります。初めて米ぬか洗顔を行うときは事前にパッチテストを実施し、問題がないことを確かめておきましょう。
簡易的なパッチテストのやり方は、米ぬかを溶かしたぬるま湯を二の腕の内側に2~3cmほど塗って乾かし、1日後に赤みやかゆみなど異常がなければ使用OKと見ます。
最初のうちは洗顔の回数を少なめにして、様子を見ながら慣らすと、より安心です。
■鮮度に気をつける
米ぬかは傷みやすい生ものです。そのため、米ぬかを繰り返し使うのは衛生上良くありません。一度使った米ぬかは必ず処分してください。
また、米ぬかは冷蔵庫や冷凍庫での保存が必要です。冷蔵庫で保存する場合は1〜2週間が使用期限。肌にのせるものなので、鮮度には十分気をつけながら使用しましょう。
洗浄力が高く、エイジングケアや美肌ケアに効果的といわれている米ぬか。そんな米ぬかが配合された、おすすめの米ぬか石鹸や洗顔料をご紹介します。
「みんなでみらいを 米ぬか酵素洗顔クレンジング」は、米ぬかと小麦ふすまを成分とした完全無添加の洗顔クレンジングです。
有益微生物の酵素には、通常の合成界面活性剤クレンジングよりも高い洗浄力が期待できるので、毛穴の隅々まで汚れを洗い上げます。合成化学成分を含んでいないので、人にも環境にも無害で安全なのも優れたポイント。
小さじ1杯ほどを手に取ってペースト状にし、マッサージをするように洗顔していきます。泡立ては、手では難しいので泡立てネットを使用するのがおすすめです。クレンジングと洗顔が一度で完了するので時短ケアにもぴったり!
「カリス ナチュラルソープ工房 米ぬか石鹸」は、石鹸職人伝統の釜焚き製法で作られた石鹸です。洗浄力と保湿力が高いので、乾燥肌の方でも満足のいく使い心地。これひとつで全身に使えるのも嬉しいポイントです。
有機無農薬の米ぬかを原料としているオーガニックの石鹸なので、肌にのせる成分が気になったり、肌が弱かったりする方でも安心して使えるでしょう。米ぬかの高い洗浄力のおかげで、毛穴の奥の汚れまでしっかりアプローチ。つるつるしっとりとした仕上がりです。
比較的価格が高めな米ぬかの洗顔料ですが「美人ぬか 純米洗顔」はプチプラ価格の洗顔フォーム!
良質なお米から取れた米ぬかエキスがお肌に必要な保湿成分を補って、仕上がりは潤いたっぷりに。さっぱりなのにつっぱり感のない洗浄効果が期待できます。まずはプチプラの米ぬか洗顔から試してみたいという方におすすめです。
泥洗顔フォームで人気のあるロゼットから発売されている米ぬか洗顔料。
「ロゼット 無添加米ぬか洗顔フォーム」は、プチプラ価格で米ぬか洗顔料の良さを試すことができるので、米ぬか洗顔フォームがどんなものなのか気になっている方にぴったりのアイテムです。洗顔フォームを2cmほど手に取り、手のひらでモコモコ泡になるまでしっかり泡立てて使用してくださいね。
洗浄力の高い洗顔料は、洗い上がりにつっぱり感があったり、さっぱりし過ぎたり……。
しかし「日本盛 米ぬか美人 洗顔クリーム」は、キメ細かい泡と米ぬかの保湿成分のおかげで、毛穴の汚れをしっかり吸着・洗浄しながら、みずみずしい洗い上がりが期待できます。透明感のあるお肌に導いてくれるので、くすみが気になり始めたという方にもおすすめです。
「美人ぬか 純米洗顔石鹸」は、米ぬか由来の洗顔用石鹸です。
キメ細かい泡がお肌の老廃物や汚れにアプローチ。しっかりと洗い上がるのにお肌の潤いはキープしてくれる優れものです。乾燥肌の方でも安心して使えるでしょう。固形石鹸なので、泡立てネットがあると簡単に泡が作れて便利ですよ。
「西陣石鹸 黒門一条」は、京都で創業120年の白山湯による完全監修で作られた石鹸です。毛穴ケア・引き締め・保湿など、きれいなお肌を手に入れるのに必要不可欠な効果を発揮してくれます。
顔だけでなく全身に使えるのもポイント。デオドラント効果も期待できるので、汗をたくさんかく季節にぴったりです。
「白鶴 鶴の玉手箱米ぬか石けん」は、米ぬかや純米大吟醸酒が配合された石鹸です。顔にはもちろん、体にも使える優秀アイテム。
洗顔しながらお肌の潤いを守ってキメを整えてくれます。泡立てネットがあるとモコモコの泡を作りやすいですよ。
「ビオメディ エッセンスモイストソープ」は、無農薬の米ぬかから作られた手作り石鹸です。
火を使わず、ゆっくりと時間をかける「コールド製法(コールドプロセス)」で作られているため、潤い成分が壊れず石鹸の中に残りやすくなっており、洗顔後はしっとりした優しい洗い上がりを実感できるでしょう。ふわふわの泡が簡単に作れる泡立てネット付きです。
美容意識の高かった江戸時代から使用されてきた、米ぬかの進化版ともいえる「ロゼット 江戸こすめ 米ぬか洗顔」は、極めて細かい米ぬかスクラブ配合の洗顔料です。優しく汚れを取り除き古い角質をオフ。明るい肌に導いてくれます。
また、米由来の美肌成分も配合されていて、洗顔しながら肌を潤わせてくれます。無香料・無着色料・無鉱物油・アルコールフリーで、肌に優しいのもポイントです。
米ぬかは、洗顔以外にもさまざまな方法で活用できます。なかでもパックは、米ぬかで集中的なケアをしたい方におすすめです。
■材料
・米ぬか
・小麦粉
・少量の水
※米ぬかと小麦粉は、3:1の割合で用意してください。
■米ぬかパックのやり方
①米ぬかと小麦粉を混ぜ合わせる
②水を加えてペースト状にする
③顔に塗り、5分間待って洗い流す
■米ぬかパックのアレンジ方法
米ぬかパックの美容効果を高めたい方は、他の材料を加えてアレンジするのもおすすめです。
米ぬかパックにヨーグルトをプラスすると、シミやくすみの予防効果が期待できるので、透明感のある美肌を目指せます。ヨーグルトには、ピーリング効果のあるAHAやターンオーバーの正常化に役立つアミノ酸などの美容成分が含まれているからです。
また、ヨーグルトの乳酸菌は、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を防ぐといわれています。
米ぬかパックのざらざら感が気になる方は、はちみつを加えて滑らかにしましょう。はちみつには非常に多くの栄養素が含まれていて、美肌の土台となるビタミンやミネラルも豊富です。
酒粕や豆乳は保湿力に優れ、米ぬかパックに加えると肌が潤って乾燥や肌荒れを予防できます。
米ぬかは、手作り化粧水にも使えます。
■材料
・米ぬか
・水
■米ぬか化粧水の作り方
①鍋に水を入れ、米ぬかを加えて火にかける
②沸騰後、弱火で10分程度煮出す
③ガーゼで米ぬかを濾(こ)す
手作りの米ぬか化粧水は、肌に負担をかける余計な成分が含まれていません。赤ちゃんにも使えるといわれていますが、敏感肌の方はしっかりとパッチテストを行ってから使用しましょう。
ざらざらとしたテクスチャの米ぬかは、スクラブとしても重宝します。足裏やかかと・ひざ・ひじ・デコルテなどがガサついたり、硬くなったりしているときは、米ぬかでケアしてみましょう。
■材料
・米ぬか
・豆乳
※米ぬかと豆乳は、3:1程度の割合で使ってください。
■米ぬかスクラブのやり方
①米ぬかと豆乳を混ぜる
②気になる部分に米ぬかスクラブを塗る
③優しく擦る
④水やぬるま湯でしっかりと洗い流す
スクラブをした後は、肌が乾燥しやすいため、化粧水やボディクリームなどでしっかりと保湿しましょう。豆乳の代わりに、はちみつやヨーグルト、甘酒などを使うのもおすすめです。
手は年齢のサインが出やすいパーツ。しかし、顔のケアと比べて手のケアには力を入れていない人が多いのではないでしょうか。いつまでも綺麗な手を保ちたいなら、米ぬかのハンドパックをおすすめします。
■材料
・米ぬか 1カップ
・オリーブオイル
・はちみつ
・少量の水
■米ぬかハンドパックのやり方
①材料を全て混ぜ合わせて味噌程度の固さにする
②手に塗り、上からビニール手袋を着けてなじませる
③5~10分程度待つ
④しっかりと洗い流す
待っている間に、お湯で洗いものなどをすると温熱パックになって血行が促進されます。
米ぬかを入浴剤として使うと、肌がしっとりとします。
■材料
・米ぬか
・ガーゼ 2枚
・輪ゴム
■米ぬか入浴剤の作り方
①2枚重ねにしたガーゼの上に米ぬかを置く
②ガーゼの四隅をつまんで米ぬかを包む
③中身が出ないように輪ゴムでしっかり縛る
④お風呂に入れる
ガーゼで包んだ米ぬかで優しく肌を擦ると、肌がすべすべになります。また、米ぬかを使うと浴槽に湯垢が付きにくくなるので、毎日のお風呂掃除も簡単です。