同じ「23度」といっても、最低気温が23度なのか、最高気温が23度なのかで、コーディネートは異なります。
最高気温が23度の日は春と秋に多いので、朝晩は10度台前半まで温度が下がってしまいます。アイテム選びに失敗すると暑すぎたり寒すぎたりしてしまうので、コーディネートは温度調節ができる服装がカギになります。
最低気温が23度の日も実はコーデ選びが難しく、選ぶアイテムが単調になってしまって、おしゃれなコーディネートが難しい……なんてことも。そこで、季節別で気温23度の日のコーデのポイントをまとめてみました。「明日は何を着ようかな?」と困ったときなどにぜひ参考にしてください。
最高気温が23度の春の日は、朝晩は15度前後まで気温が下がります。気温の低い朝にちょうどよい服装を選んでしまうと、日中は暑くなってしまいます。アウターなど羽織るもので温度調節をしたり、インナーのアイテム選びに気をつけたりしてください。春の季節感を演出するコーデ作りもおしゃれ見えするポイントです。
最低気温が23度の夏の日は、日中は30度前後まで気温が上がって暑い日がほとんどです。重ね着するのは暑いので、ついついアイテム数の少ない単調なコーデになってしまいます。この時期はトップスとボトムスだけで完成するワンツーコーデの色選びや、アクセントがプラスできるアイテム選びがカギ。おしゃれ見えするコーデの工夫が必要です。
最高気温が23度の秋の日は、春の日に比べると寒暖の差が少ないのが特徴です。この時期のコーデのポイントは、秋を意識したカラーコーデやアイテム選びになります。
同じ秋でも最低気温が23度の日は、長袖のアイテム1枚でもちょうど良く、重ね着も楽しめる過ごしやすい気温。おしゃれに最適な時期です。
まずは、春の最高気温23度の日にぴったりの服装をご紹介します。
最高気温が23度の春の日は、朝晩の気温が15度近くまで下がることが多いのが特徴。1日の中の気温差が10度近くになるので、羽織りものがマストアイテムです。
半袖のワークシャツは厚手なので、気温が下がってもほどよい防寒になってくれます。春におすすめのアウターのひとつです。
ロゴTにホワイトデニムを合わせた大人カジュアルコーデにリネンジャケットを羽織ったスタイル。インナーがノースリーブやキャミソールだと、ジャケットを脱いだ時に気温23度だと寒く感じてしまうので、半袖アイテムを選ぶのがベストです。
ジャケットを脱いだときにもコーディネートが寂しくならないよう、ロゴTを合わせるのがおすすめです。
昼間だけのお出かけなら、ほどよい厚みのカットソー1枚で十分。袖がレースになったデザインであれば、シンプルなコーディネートにアクセントを加えてくれるのでぴったりでしょう。
続いて、秋の最高気温23度の日にぴったりの服装をご紹介します。
秋らしさを取り入れるなら、チェック柄のジャケットがおすすめ。モノトーンコーデにサッと1枚羽織るだけで、防寒になるだけではなくグンとおしゃれに見せられます。
1日の気温差がほとんどない最高気温が23度の秋の日は、アウターを主役にしたコーデを。季節の変わり目にぴったりのアウターをチョイスしましょう。
秋らしさを演出するため、カラーはブラウンをセレクト。明るいワンピースの上に羽織ると一気に季節感が出ます。
厚手のフレアスカートは、最高気温23度の秋の日にぴったり。ドット柄のブラウスはキュートさを演出してくれるアイテムなので、シンプルになりがちなモノトーンコートで大人かわいく仕上げてくれるでしょう。寒さ対策にカーディガンなどを持ち歩くのもおすすめです。
続いては、最低気温が23度の日に適した服装を、夏と秋それぞれご紹介します。
真夏でも曇りの日は暑さが落ち着いて、最低気温が23度の日があります。そんな日は爽やかで明るい色味のシャツをメインにしたコーディネートをチョイスしましょう。
サラッと着られるシャツはベタつきがちな夏の日にぴったり。ホワイトのフラットシューズを合わせて爽やかなコーディネートに仕上げてみてはいかがでしょうか。
真夏は最低気温が25度以上の日が続くため、袖がしっかりあるアイテムは避けてしまいがちに。しかし、最低気温が23度で暑さが少し落ち着く日には、5分袖のブラウスにサテンパンツを合わせたコーデでも過ごしやすさを感じるでしょう。
最低気温が23度で最高気温が30度近くまで上がる残暑厳しい秋の日は、朝晩は寒く感じたとしてもまだ厚手のアウターを着るには早い時期。とはいえ秋らしさも取り入れたいですよね。シャツとデニムのシンプルな夏コーデにベージュのジャケットを羽織ると、一気に季節感を演出できます。
最低気温が23度で日中はそれ以上気温が上がることを考えると、1枚で様になるアイテムを選ぶのがおすすめ。カジュアルスタイルにぴったりのシャツワンピースですが、ブラックを選べば大人っぽく仕上がります。
続いて、23度のときに活躍してくれるおすすめのアイテムをピックアップしてご紹介します。
夏が終わり涼しくなってくると、コーデに取り入れたくなるニット。とはいえ長袖ニットはまだ早い時期なので、5分袖を選ぶのがおすすめです。
透かし編みニットを使うと、涼しげなコーディネートに仕上がります。
カジュアルコーデにもかっちりしたコーデにも使えるブラウスは、気温23度の時期にも役立ちます。シンプルなデザインのシャツは、合わせるアイテム次第で雰囲気をガラリと変えられるのでおすすめです。
1枚で着られるだけではなく、羽織りとしても活用できるシャツ。リネン素材のものを選べば、涼しく着こなせるのでこの時期にぴったりです。
半袖シャツ1枚では肌寒さを感じるというときに便利なのが、ニットベストです。温度調節ができるだけではなく、旬な着こなしも叶えられて一石二鳥。ワイドパンツと合わせたシンプルなコーディネートでも、一気におしゃれに見えます。
サッカー素材のペンシルスカートは、シャリ感があって気温23度の時期に最適。シャツと合わせてカジュアルに着こなすのがおすすめです。爽やかさを演出できるでしょう。
ブラウスと合わせるときれいめに、シャツと合わせるとカジュアルに着られるプリーツスカートは、幅広い着こなしに使える万能アイテム。気温23度のときはもちろんのこと、季節問わず着やすいところも魅力です。
トレンドのフレアパンツは、こなれ感を演出してくれるアイテムです。淡いカラーでまとめて大人っぽいスタイルに仕上げて。
1枚で楽に着られるワンピースも気温23度の日に活躍してくれます。ベージュのワンピースはカジュアル感が強いので、足元やバッグにブラックを差し色として入れることで、コーデ全体の引き締めが叶うでしょう。
ロングカーディガンも気温調節が必要な時期に活躍するアイテムです。長い丈であればあるほど今っぽさが出るので、カーディガンを取り入れるならロング丈をチョイスすることをおすすめします。
羽織るだけでかっちり感が増すジャケットは、幅広いスタイルとの相性がいいのでおすすめ。夏らしい格好にブラウンのジャケットを羽織ると一気に秋らしく変わるので、季節の変わり目など気温調節が必要な時期に活躍してくれるでしょう。
最後に、天気別に分けて23度のときにおすすめの服装をご紹介します。
気温が23度で晴れている日は、昼間は暑く感じることがあっても、朝や夕方になると冷え込むことが多いもの。そのためコーディネートに体温を調節できる羽織ものをプラスしましょう。薄手のロングカーディガンは旬アイテム。特に膝下くらいまであるような長め丈がトレンドです。
晴れた23度の日に取り入れたいのが、薄手の羽織もの。シャツワンピースのボタンを開け、ガウンのように羽織る着こなしがトレンド感がありおすすめです。白Tシャツ×デニムというごくシンプルな定番コーデが一気に今年っぽくなりますよ。
カジュアルコーディネートにぴったりなのがチェックシャツ。シンプルなコーディネートに羽織ると一気にメインになってくれるので、何か軽めの羽織りを取り入れたい方におすすめのアイテムです。
曇りの日は晴れの日ほど寒暖差がないので、半袖と羽織もので調節しなくてもOK。長袖1枚で快適に過ごせます。
定番アイテムのボーダーカットソーは、ほどよく体にフィットするものを選ぶと大人カジュアルに着こなせます。フレアスカートを合わせてフェミニンさもプラスしてはいかがでしょうか。
薄手のニットやカーディガンを着こなすなら、7分袖を選び手首を出して細見えを狙って。カラーパンツを合わせることで一気にこなれ感が出ます。
5分袖~長袖のシャツやブラウスも曇った23度の日に活躍するアイテム。シャツにサロペットを合わせることで、大人な印象の着こなしが叶います。
気温が23度だと雨も冷たく感じます。体が冷えないよう、しっかりした素材の羽織ものを選びましょう。ニットカーディガンは雨の23度の日に最適。シャツとデニムの着こなしにブルーのニットカーディガンを羽織って色を入れてみましょう。
トレンチコートも薄手のタイプなら、雨で肌寒く感じる23度の日にはちょうどよく感じるでしょう。インナーはデザイン性のあるブラウスなどをチョイスし、脱いでも寂しくならないスタイルに整えておくことをおすすめします。
羽織ものの定番であるGジャンは、オーバーサイズ気味のものを選ぶことでこなれ感が出ます。ドット柄のスカートと合わせてキュートさをプラス。雨が降っている23度であれば、インナーは薄手のカットソーなどがおすすめです。