肌の色や髪の色に応じて分類されるパーソナルカラーは、その人が似合う色やコーデがわかる便利な診断方法。肌が青白く透明感がある人はブルーベース(ブルべ)タイプですが、パーソナルカラーでは夏と冬で2種類に分かれ、似合う色が違います。
ブルべのうち夏タイプの人は、色白で透明感がある肌色できめが細かく柔らかい肌質。優しいエレガントな雰囲気なので、カジュアルテイストなコーデでもどこか上品なムードを醸し出すのが特徴です。
ブルべ夏タイプの人に似合う色は、爽やかで淡く柔らかい色。同じブルべでも、コントラストの強い色が似合う冬タイプの人とは真逆になります。
特に似合うのがブルー系の色。ブルーといってもパステル系や少しくすんだトーンの色が肌色にマッチします。グレーやブラウンのようなニュアンスカラーも似合いますが、濃い色合いのものより少しくすんだものを選ぶのがポイントです。
逆にブルべ冬タイプの人には似合う、黒や白といったコントラストの強い色はあまり似合いません。黒なら柔らかい質感のものを選んだり、白ならくすんだ色味のものを選んだりして発色をおさえるのがポイントです。
鮮やかな色も似合いにくいのでほとんどの原色系はNG。特に暖色系の濃い色は×。例えばイエローなら、白が混ざったような淡い色合いのものを選ぶと合わせやすいですよ。
ブルべ夏の人が服を選ぶ時は、爽やかなものや優しい雰囲気のものを選ぶのがポイント。素材感が柔らかいものはブルべ夏の人の魅力を引き立てるのでおすすめです。配色もコントラストが強くないソフトな組み合わせでコーディネートしましょう。
派手なものや色や柄が主張し過ぎる服は似合いません。柄ものでも小花柄や配色が柔らかいものがおすすめです。
難易度が高く似合う人が少ない紫ですが、ブルべ夏の人はよく似合います。特にトレンドでもあるラベンダーはブルべ夏の人の得意色!
淡い色合いのラベンダーニットはブルべ夏の人に絶妙にマッチ。同じく淡めの色がベースのストライプ柄スカートと合わせて爽やかにまとめましょう。
ブルべ夏の人に似合うブルーは、発色の強い鮮やかなブルーより淡い色合いの優しいブルー。夏ならトップスに使って涼しげなコーデにまとめるのがおすすめです。
水色の優しい雰囲気のブラウスは、ホワイトのパンツと合わせて涼しげに。ブルべ夏の人には、夏でも鮮やかなものよりソフトな配色のコーデが似合います。
ブラウンもブルベ夏さんの人が得意な色。ブラウンの中でもチョコレートブラウンのようなカラーではなく、淡い色味を選ぶことでより似合う着こなしができます。
ボトムスも淡い色で合わせることで、爽やかで軽やかなコーディネートが完成します。
ブルベ夏の人は淡いカラーをトップスに持ってくることで顔色がよく見えます。ラベンダーのパンツと合わせることで、春に似合うきれい色のカジュアルコーデに仕上がります。
ブルベ夏の人は、カジュアルでも優しい上品な配色のコーデが似合いますよ。
ブルベ夏さんは、発色が強い赤はどれも似合わないと思いがち。しかし、深みのあるバーガンディーであれば上手に着こなせます。
バーガンディーのカットソーにデニムを合わせて大人カジュアルに仕上げましょう。秋らしいシックさを取り入れつつ肌をきれいに見せてくれます。
トレンドのミントグリーンは、ブルベ夏さんのハマり色。白のボトムスと合わせれば、爽やかな雰囲気が魅力のブルべ夏さんにぴったりのコーデが完成します。
白の中でもオフホワイトのレーススカートをチョイスして大人かわいい雰囲気に。春にぴったりの涼しげのあるスタイルに仕上がります。
上品で落ち着いた印象で、どんなシーンでも使いやすいブラウン。ブルべ夏さんなら、黄みの少ないブラウンを選ぶのがポイントです。
ボトムスにはっきりしたカラーを持ってきても、黄みの少ないブラウンをトップスに持ってきていれば、ブルベ夏さんも上手に着こなせます。大人っぽいこなれ感あるコーディネートが完成するでしょう。
爽やかさ満点のブルーはセットアップで取り入れるのがおすすめ。シンプルながらも上品に仕上がるノースリーブとIラインスカートは使いやすさ抜群です。
セットアップはもちろん、それぞれを単品使いしてバリエーション豊かに春のコーディネートを楽しみましょう。
夏気分を上げてくれる、ホワイトブラウス。ブラウスは柔らかい雰囲気が加わるので、ブルべ夏さんが着こなしやすいアイテムです。
胸元のフリルデザインがフェミニンなので、カジュアルなデニムを合わせてもかわいらしい印象に。海辺のカフェや高原リゾートなどで過ごすときにもぴったりの、エフォートレスでありながら季節感のあるコーデに仕上がっています。
ギャザースリーブが印象的なブラウス。エアリーな素材感が暑い季節にぴったりで、透明感のあるブルベ夏さんにマッチするアイテムです。
夏らしい水色は、ブルベ夏さんが最も得意とするカラーのひとつ。ダークカラーのパンツを合わせれば、上品で大人の女性を感じさせる夏コーデに。足元は華奢なサンダルを合わせるのがおすすめです。
秋には深みのあるカラーを着たくなりますよね。とはいえ、ブルベ夏さんは黄みがかった色は苦手な傾向があるので、青みが入った色合いのアイテムを選ぶようにしましょう。
重たい雰囲気のコーデは似合いにくいので、トップスにダークなカラーを持ってきたときはボトムスは明るめのカラーを選びましょう。
ベーシックカラーの中では、ブラウンよりもブルべ夏さんに似合う色が見つかりやすいのがグレー。黄みがかったグレー以外は基本的に似合います。
グレーの中でも淡いグレーのカーディガンには、インナーに同じく淡い色味、ボトムスはブラックのレーススカートを合わせましょう。ブラックのようなダークカラーも、トップスの淡い色味とバランスを取れば、ブルベ夏さんの雰囲気に合うコーディネートに仕上がります。
ダークカラーが多くなって重たい印象になりがちな冬のコーデ。ブルべ夏さんだからこそ甘くなり過ぎずに着こなせるきれい色のラベンダーで、人と差の付く冬コーデに。ナチュラルカラーのパンツを合わせれば、ほどよいリラックスコーデが実現します。
優しい色味のオフホワイトのニットは、ブルべ夏さんの柔らかい雰囲気にマッチします。ローゲージのざっくり感が今っぽいラフさを演出してくれますよ。
デニムパンツを合わせて冬のカジュアルコーデに仕上げてみてはいかがでしょうか。
コーディネートだけにとらわれがちですが、メイクでもブルベ夏ならではのカラーを取り入れていきましょう。ブルベ夏の方におすすめのコスメアイテムをいくつか紹介していきます。
まるでデパコスのような仕上がりになるexcelのリアルクローズシャドウ。ひと塗りできれいな発色やツヤ感を手に入れることができます。
ブラウンやピンク系が使いやすいとされているものの、ブルベ夏の方に試してみて欲しいのがクールトーンが揃ったCS10。一見使いづらそうに見えるものの、パステルピンク、ラベンダー、アイスブルー、ブラウンの組み合わせはブルベ夏だからこその配色。
実際に塗ってみると、目元に透明感が出て垢抜けて見えること間違いなし!ラベンダーやアイスブルーは、落ち着きのある上品な目元に仕上げてくれますよ。
ブルベ夏の方に特におすすめなベースメイクが、ピンクの化粧下地です。ブルベ夏の方は、顔に血色感が出づらく、くすんで見えてしまうことも。そこでピンクの化粧下地を使うことで、ほんのり血色感のある可愛らしい顔に仕上げることができます。
LUNASOLのカラープライマーは、お肌に温かみを与えてくれるウォームピンクのカラーなので、ブルベ夏の方はぜひ使ってみてください。滑らかな付け心地なので、夏でも一日中快適に使用することができます。お肌へフィットし化粧崩れせず、上から乗せるファンデーションもきれいに馴染んでくれますよ。
ブルベ夏の方は、明るくほんのり色づくパステルカラーやシャーベットカラーが得意。セザンヌのシングルアイシャドーの05ピュアラベンダーや07アイスブルーのような薄めのカラーに挑戦してみてはいかがでしょうか。
細かなラメと淡い色でツヤのある上品な目元に仕上がりになります。一色で使うのもあり、今お持ちのアイシャドウにプラスして使うのもあり。涙袋に塗ってうるっとさせるのもかわいいですよ。
ファッションやポイントメイクのカラーは気にしても、毎日同じベースメイクやアイブローのカラーを気にしている方は少ないのではないでしょうか。せっかくブルベ夏にぴったりな色使いで服やメイクを決めているのであれば、普段あまり気にしないアイブローも気にしてみてください。
ブルベ夏の方に似合うアイブローのカラーはピンク系やアッシュ系です。他のメイクアイテムでブルーベースのものを使用しているのに、アイブローだけイエロー味の強いブラウンを使ってしまうと違和感を覚えてしまうことも。
インテグレート ニュアンス アイブロー マスカラのアッシュブラウンは、程よくアッシュがかっているので、どんな髪色の方でも使いやすいですよ。
rom&nd ベターザンアイズ #W01 ドライラベンダーは、アイメイクに必要な4色がすべて揃っているアイシャドーパレットです。
マットなテクスチャーが3つ、シマーが1つ入っています。マットなアイシャドーでグラデーションを作り、ラメをポンポンと指で乗せてあげるのが今っぽくてかわいいです!
ピンク味の強いパレットなので、ブルベ夏の方の肌にぴったりです。締め色のダークカラーも、ピンクアッシュのような色味なので、他のメイクの印象を崩すことなく使用できます。
ブルベ夏の方におすすめなチークカラーは青みの強いラベンダーです。
クリニークチークポップのパンジーポップはブルベ夏の方にぴったりなラベンダーカラー。パッケージで見ると紫色なので、「この色は使ったことがない」と抵抗感を感じてしまう方もいるかもしれません。しかし、ブルベ夏の方の赤みピンクの頬にきれいに馴染み、ほんのり青みのあるピンクのような発色をします。
ラベンダーカラーをブルベ夏の方が使用すると、透明感あふれる女性らしいお肌に仕上がります。
ブルベ夏の方がベースメイクに取り入れるべきは、ラベンダーのパウダーです。
イエベの方がラベンダーのパウダーを全顔に叩いてしまうと、浮いてしまうリスクがあります。しかし、ブルベ夏の方であれば、ラベンダーのパウダーを全顔に乗せても馴染みがよく透明感あふれるお肌に仕上がります。
CANMAKEのトランスペアレントフィニッシュパウダーPL パールラベンダーは、プチプラコスメの中でも人気のあるパウダーです。ひと塗りでふんわりマシュマロのような肌に仕上げてくれます。
ラベンダーのパウダーの中にほんのりとラメが入っているので、マットに仕上げつつツヤのあるお肌を演出してくれます。プチプラなので、惜しみなく毎日使えるのもうれしいポイントです。
ブルベ夏の方にもうひとつおすすめのチークカラーがオールドローズです。
ラベンダーに比べて濃い色なので、どう使えばいいのか不安に感じる方もいるでしょう。しかし、薄く少しづつお肌に乗せていくとじゅわっと内側から滲み出るような血色感を得ることができます。
キャンメイクのパウダーチークスPW41のアンティークローズは付属のブラシが付いているので、他の薄い色をカラーが混ざってしまう心配もなく使えます。
いきなり頬に乗せてしまうと発色がよすぎてしまうので、必ず手の甲に一回置いてからお肌に塗っていくようにしましょう。
ブルベ夏の方におすすめの口紅は、青みのあるカラーのもの。オールドローズの色味に近いプラムのリップを塗れば、統一感も出て垢抜けポイントになること間違いなしです。また、ブルベ夏の方は「ツヤ感」が得意です。リップにもなるべくツヤのあるものや、ぷるんとした仕上がりになるものをチョイスするのがおすすめ。
B IDOLのつやぷるリップは、NMB48の吉田朱里ことあかりんプロデュースのリップです。ひと塗りするだけで体温で溶け、ぷるぷるでツヤツヤな唇が手に入ります。
リップケアとしても、コスメアイテムとしても絶大な人気を誇るDiorのリップマキシマイザー。普段使いだけでなく、リップケアとして夜寝る前に塗ることでぷるんとした唇になれる優秀なリップです。
ディオール アディクト リップ マキシマイザー 019 トーキョー ピンクは、青みの強いピンクのカラー。リップを塗り忘れてしまったとしても安心です。
media(メディア)のクリームファンデーションは、サラサラしたテクスチャーで塗りやすいです。肌馴染みも良く、カバー力抜群。毛穴やシミ、くすみを隠すのに厚塗り感が出ません。
ブルベ夏には、ピンクがかったPO-B1がおすすめです。基本的にブルベ夏の人に合いますが、自分の肌色に馴染むかチェックするのを忘れずに。
二重幅を広げる方法を見ていく前に、まずは二重のタイプを見てみましょう。二重には大きく分けて「末広型タイプ」と「平行型タイプ」があります。
■末広型タイプ
目頭から目尻にいくほど二重幅が広がっていくタイプで、日本人に多いです。
つぶらな瞳が特徴で、ナチュラルな雰囲気が魅力的。
■平行型タイプ
目頭から目尻まで二重幅が一定なタイプで、欧米人のような印象的な目元になります。
メイク映えしやすく、ハーフ顔に見られやすいのが特徴です。
このように二重でも印象がガラリと変わってくるので、ぱっちりした目元に憧れる女性にとっては、平行型タイプの女性が羨ましく思うようです。
二重幅を広げるためには、どんな方法があるのか参考にしてみてくださいね。
奥二重とは、二重のラインはあるものの、そのラインの幅が狭かったり浅かったりすることで、まぶたが二重のラインに覆いかぶさっている状態のことです。覆いかぶさる皮膚が多いと一重のように見えてしまいます。
二重には末広二重と平行二重があることをご紹介しましたが、奥二重も二重の一種です。末広二重であっても、目元がむくみがちだったり目元に脂肪がつきやすかったりすると「自分は奥二重だ」と思っている人もいます。
「二重幅をもっと広げたい!」と思っている方も多いでしょう。二重幅を広げる方法は、メイク、マッサージ、整形などさまざまです。それぞれの方法について詳しく紹介します。
二重幅を広げる方法として多くの女性が取り入れているのが、メイクで広く見せることです。
直接的に広げる方法ではないのですが、ナチュラルな広い二重幅を目指すことができます。
■細いアイライン、もしくはダブルライン
アイラインを太く描くと二重幅も狭く見えてしまうので、まつ毛の隙間を埋めた延長線で細いラインを心がけましょう。
また、最近では目の錯覚を利用したダブルラインも人気です。
慣れるまで薄さや影のつけ方などが難しく感じるかもしれませんが、専用のものも出ているのでチェックしてみてください。
■淡い色のアイシャドウを選ぶ
濃いアイシャドウは引き締め効果があるので、二重幅も引き締めて細く見せてしまいます。
ブラウンでも淡いものや、肌馴染みのいいベージュ系を単色で使い、ナチュラルに決めることがおすすめです。
二重を作るときや、二重幅を広げるときに活躍してくれるのが、アイプチやメザイク、アイテープなどです。
アイプチは、専用ののりと細い棒を使って二重を作ることができるアイテムで、メザイクやアイテープはまぶたにテープを押し当てて二重を作ることができます。
どちらも二重幅を広げることができるので活用している女性も多いかと思いますが、目を閉じたときに目立ってしまったり、アイメイクがやりにくかったり、取れやすかったりすることがあります。
自分の肌や目元と相性がいいアイテムを見つけられるといいですね。
目元が疲れていると目の周りの筋肉が硬くなってしまい、重みに耐えられずに目が閉じてくる状態になってしまうことがあるそうです。
「目元が疲れている」というような印象にも見られてしまうので、目元にも疲れをため込まないことがポイント!
そこでおすすめなのが、ホットタオルやホットアイマスクで目元を温め、硬くなった筋肉をほぐして血流を良くすることです。
疲れが取れるだけで目元が軽くなり、自然とぱっちり開けられるようになるので、二重幅も広く見せることができます。
また、柔軟性が取り戻されたことで、メザイクなどのアイテムも使いやすくなりますよ。
まぶたの脂肪によって二重幅が狭くなってしまうこともあるので、マッサージをして目元をすっきりさせることもおすすめです。
マッサージをするときのポイントは、指の関節を使って眉毛のところにある骨を上へ押し上げるようになぞっていくことです。そうすることでまぶたの皮膚が持ち上がり、二重幅を広くしやすくすることができます。
ですが、目元はデリケートな部分なので、力の入れ過ぎには注意が必要です。
滑りを良くするためにクリームやオイルを使ったり、適度な力加減でマッサージしたりすることを心がけましょう。
マッサージの前にホットアイマスクなどで目元を温めておくと、より高いマッサージ効果を期待できると言われています。
二重整形をすることで、二重幅を広げることができると言われています。
しかし、幅が広すぎると食い込みやすくなったり、元に戻りやすくなったりするデメリットがあることも覚えておきましょう。
顔全体のバランスを見ながら、自分に似合う二重幅を見つけることが大切なので、二重整形を考えている女性はしっかり医師と相談しながら決めるようにしてくださいね。
二重幅を広げる上で注意したいことが2つあります。
■二重幅を広げ過ぎない
「二重幅が広いからいい」というわけではありません。
広くし過ぎずと、眠たい印象に見られてしまったり、不自然な目元になったりしてしまいます。また、まぶたのたるみに繋がってしまうことも。人によってベストな幅は異なるので、少しずつ広げていくことがポイントです。
■力を入れ過ぎない
まぶたはとってもデリケートな部分です。
アイプチなどをするときやマッサージをするとき、クレンジングをするときなどは力を入れ過ぎないように気を付けましょう。
次に、二重幅を広げるためのおすすめのアイテムを紹介します。
目の形や、まぶたの太さなどによって、二重幅を広げやすいアイテムは異なるので、ご自身にあったものを見つけてください。
汗や水に強い、ウォータープルーフ処方。グルータイプのアイテムです。きれいな二重まぶたを長時間キープできるのに、テカリが少なく自然な仕上がりに。刺激臭も無いので、使い心地がいいのも魅力です。ローズマリー葉エキスやカミツレ花エキスといった保湿成分も配合されています。
オイルクレンンジングでも落ちないほど強力なので、メイクオフするときはアルコールが含まれたクレンジング剤でふき取るようにしましょう。
100均アイテムなのにきれいな二重をしっかり作ってくれる、テープタイプの商品。肌色な上に細いので、目立ちにくいのもポイント。そのまま貼る他、伸ばしてより強力に二重を作ることもできます。失敗をしても惜しくないので、二重用アイテムの初心者にもおすすめです。
まぶた同士をくっ付けない、非接着タイプ。まぶたに塗って乾かすだけで、人工皮膜ができることでまぶたが折り込まれ、二重を作ることができます。
まぶた同士をくっ付ける商品に比べ、目を閉じてもナチュラルな仕上がりになる上、つっぱり感が無いので使い心地も快適。また、まぶたを引っ張らないので使い続けてもまぶたがたるんでくることもありません。
こちらも非接着タイプで折り込み式のアイテム。マットパウダーが配合されているため、テカリが抑えられていて肌に自然になじみます。また、強力ポリマーにより、まぶたに負担がかかりにくいのにきれいな二重を作ることができます。メイク時だけでなく、二重のクセ付けにも使えますよ。
アイプチやアイテープを使ったときに気になるのが、テカリ。このテカリによって、天然の二重ではなくアイプチ等で作った二重だということが他の人からも分かってしまいます。
そのテカリを消してくれるのが、このアイリッドマットコートです。テカリがある部分に塗ると、ナチュラルな二重に見せることができます。アイプチなど接着式のタイプだけでなく、非接着式のタイプにも使えますよ。
「メイクのときにいちいち二重を作るのが面倒」、「すっぴんになったときとの差が気になる」といった悩みがある人におすすめなのが、寝ている間に二重のクセ付けができるアイテム。
ナイトアイボーテⅡは高い接着力で、夜寝ている間もしっかりとクセ付けをすることができます。また、ボタンエキスやアルニカ葉エキスを配合し、翌朝目がむくむのも防いでくれます。その他、保湿成分(アルテア根エキス)やアレルギーを抑える成分(サクラ葉エキス)も含まれており、まぶたがかぶれにくいのもポイントです。
二重幅を広く見せたい場合、アイラインは細く入れるのがおすすめ。目を大きく見せようと太いアイラインを入れてしまうと、かえって二重幅は狭く見えてしまいます。
アイライナー ダブルラインエキスパートは極細の筆なので、思い通りの細さでラインを引くことができます。まつげの隙間など細かいところのアイラインも描きやすいものポイント。
次に、二重幅を広げて見せたいときのメイクで活躍してくれるおすすめコスメを紹介します。
二重幅を広く見せるには、まず目元が明るいことが大切。まぶたのくすみを取るため、アイシャドウベースを使いましょう。アイシャドウの発色が鮮やかになり、アイメイクの持ちも良くなりますよ。
excel(エクセル)のアイシャドウベースは、2種類の美容液成分を配合。アイシャドウの発色や色持ちをアップしてくれるだけでなく、乾燥しがちなまぶたに潤いを与えてくれます。
クリームタイプでしっかりまぶたにフィットするアイシャドウベース。肌の色に合わせて2色から選べます。くすみをクリアにしてくれるので、くすみのせいでアイシャドウが思い通りに発色しない場合におすすめです。
アイプチやアイテープなどを使って二重を作る場合、のりを塗ったところやテープが光って天然の二重ではないことがバレてしまうことも。できるだけ光らないように、アイシャドウはマットな質感のものを選びましょう。また、ベージュやブラウンなど肌なじみが良いカラーを使うのもポイントです。
CANMAKE(キャンメイク) パーフェクトマルチアイズは、使いやすい5色がセットになったマットなアイシャドウ。5色ともパールもラメも入っていないので、ナチュラルでオフィスメイクにも最適です。
使う量が多いベースカラーは多めに、使う量が少ない締め色は少なめになっているので「アイシャドウパレットを買うといつも締め色だけ余ってしまう」という人にはぴったり。
大幅なリニューアルを経てパワーアップしたアディクションのザ アイシャドウ。99色ものバリエーションがある単色アイシャドウで、自分に合う色味が必ず見つかることが魅力です。
質感もパール(P)・スパークル(SP)・マット(M)・ クリーム(C)・ティント(T)と幅広く展開されており、質感違いで重ねることで目元に立体感が生まれます。
アイプチやアイテープを使っている二重幅の部分にはマットカラーを、まぶたの中央にはパールカラーを塗るなど、場所に合わせてお好みで選ぶのがおすすめです。
アイプチやアイテープを使わずにメイクだけで二重幅を広く見せたいなら、アイシャドウは膨張色のオレンジやベージュを。二重幅には締め色を使うのが定番ですが、ふんわりと優しく見える膨張色を使うと二重幅が強調されます。また、パールやラメで光を反射させると、より二重が広く見えますよ。
KATE(ケイト)のクラッシュダイヤモンドアイズ OR-1は、オーロラのようなパール感のあるベージュと、ダイヤモンドのようなきらめきのあるオレンジの2色のセット。ラメ感がきれいなオレンジを二重幅に塗ることで、二重幅を広くみせることができますよ。
なめらかにラインを描ける、スティックタイプのアイカラー。よれやすい二重幅にもフィットしてくれます。付けたてのカラーが長時間続くのも魅力です。伸びがよいので、二重幅に入れたあとにまぶたの上に向かって指でぼかすと、1色で簡単にグラデーションが作れます。
41 SIENNAはブラウンがかったオレンジで、ポップにならず大人っぽく使えますよ。
二重幅を広げたあとに上手にカバーするためには、アイシャドウのカラーはもちろん、マスカラでしっかりとまつ毛をカールしてカモフラージュするのもおすすめ。メイベリン ボリューム エクスプレス ハイパーカールは正面から見てしっかりとまつ毛が上がっているように見えるくらいカール力があるので、二重のりや二重テープを目立たないようにできます。
アイプチを使って二重幅を広げようとしても、なかなか広げることができなかったり、不自然になってしまったりと、難しく感じている人も多いのではないでしょうか。
次に、アイプチのタイプ別の使い方について解説します。
まぶたをくっつける接着式のアイプチを使って二重幅を広げる方法は、次の通りです。
■1.二重幅を決める
プッシャーでまぶたを押し上げながら、二重幅を決めます。目を開いたり、閉じたりして綺麗に見える二重幅を探しましょう。
■2.アイプチを塗る
決めた二重幅に沿ってアイプチを塗ります。付けすぎると不自然になるため、薄く塗るのがポイントです。
■3.プッシャーで二重のラインを作る
アイプチが半透明になったら、プッシャーで二重幅を押してラインを作ります。理想の二重幅になるようにまぶたをくっつけましょう。
■4.乾くまで待つ
完全に乾かしたらOKです。
非接着式のアイプチは膜を作り、その上にまぶたを被せて二重のラインを作るアイテム。折り込み式のアイプチとも呼ばれています。非接着式のアイプチで二重幅を広げる方法をチェックしていきましょう。
■1.二重幅を決める
プッシャーでまぶたを押し、理想の二重幅を見つけます。
■2.アイプチを塗る
理想の二重幅のすぐ下にアイプチを塗ります。ムラなく均一に塗るのがポイントです。
■3.完全に乾かす
透明になるまでアイプチを乾かします。焦ると綺麗に仕上がらないので、注意してください。
■4.完全に乾いたら二重を作る
アイプチが完全に乾いたら、プッシャーでゆっくりと二重のラインを作ります。二重のラインがくっきりとしない場合は、アイプチを重ね塗りして乾かしてからもう一度二重を作りましょう。
アイプチで二重幅を広げる時は、あらかじめまぶたに付いた皮脂や汚れを取っておきましょう。皮脂や汚れが残った状態でアイプチを使うと、粘着力が低下して綺麗に仕上がらず、すぐに二重幅が元に戻ってアイプチだとバレます。
皮脂や汚れを落とす時は、ティッシュやコットンで軽くふくだけでOK。オイリー肌の人は、ふき取り化粧水やリキッドクレンジングを使うのもおすすめです。
アイプチで二重幅を広げたとバレたくない人は、アイシャドウを上手に使いましょう。肌に馴染む色のブラウンやベージュのアイシャドウをのせると、アイプチのテカリや白さが抑えられて、ナチュラルに見えます。
長時間、綺麗な二重幅をキープしたいなら、密着力の高いジェルタイプのアイシャドウを使うのがポイント。指でトントンと優しくのせると、メイクの時にアイプチが取れてしまう心配もありません。
二重幅を広げると、目が大きく見えますが、その分アイプチは取れやすくなります。また、二重幅を目の幅よりも太くすると、アイプチを使っても皮膚同士がくっつかず、自然な二重幅になりません。
半開きのような不自然な目になってしまうこともあるため、二重幅を広げすぎるのは避けましょう。
どこかだけ厚く塗ってしまうとヨレやすくなったり取れやすくなってしまったりする可能性があるため、アイプチは均等に薄く塗るのがポイントです。