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■プロフィール
デビュー:2014年1月20日「Got it ?」にてJYPエンターテイメントよりデビュー
所属:2021年よりグループとしての所属はない
YouTube:「GOT7」
GOT7(ガットセブン・갓세븐)は、JYPエンターテインメントによって2PMデビュー以来、6年ぶりの男性アイドルグループとして結成された7人組のボーイズグループです。このアルバムはBillboardのワールド・アルバム・チャートで首位を獲得し、7人中3人が外国出身という多国籍グループであることから、デビュー早々ワールドワイドでの人気が証明されています。
ライブや授賞式では韓国語、中国語、タイ語、英語の4か国語を使ってMCやスピーチをするのが特徴です。
タイ出身のメンバーがいるということもあり、特にタイでの人気はK-popグループの中でも突出していて、韓国の音楽のイベントでも大トリを務める程の人気です。
日本でのお披露目も早く、2014年の4月にショーケース「1st Impact in Japan」が両国国技館で行われ、「ガッセ」という愛称で呼ばれています。
GOT7というグループ名には、「幸運を持つ7人」という意味があるそうです。
ファンの呼称は「I GOT7(アイガットセブン)」と言い、これを韓国語で아가세(アガセ)と訳すことから、아가세=雛鳥、子供の鳥となり、グループカラーのライトグリーンで表された鳥がファンのトレードマークとして使われ、ペンライトも鳥の形をしています。
メンバーが作詞作曲する楽曲が多く、特にJBさんはGOT7のタイトル曲も作るなど実力も高く、メンバーそれぞれアーティスティックな面もあり、活発的に楽曲作成をしています。
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日本でのデビュー前から事務所の先輩の2PMのツアーで紹介されたり、2014年4月4日に両国国技館でショーケース「1st Impact in Japan」を開催したり、デビュー前から知名度と人気はとても高く、2014年10月1stシングル「AROUND THE WORLD」で待望の日本デビューを果たしました。
デビューしてすぐの2014年10月から、大阪、福岡、東京、愛知とZeppツアーを、ツアー後半には幕張メッセのイベントホールで、最終日は12月24日に豊洲PITで開催し、大成功をおさめました。
安定した人気と共に国立代々木競技場第一体育館や神戸ワールド記念ホール、日本武道館での公演なども行い、ワールドツアーで忙しい中、日本の公演も毎年のように行われていました。
日本での活動も活発でしたが、2019年の「GOT7 Japan Tour 2019 “Our Loop”」後、JYPとの契約終了を前に日本のファンクラブ「IGOT7 JAPAN」の終了が発表されました。
パンデミックの影響も噂されていましたが、突然の発表になり日本のアガセ(GOT7のファンの呼称)はかなりショックを受けていました。
GOT7はK-POPの中でもワールドツアーが行えるグループなので、今後はワールドツアーの中に日本も組み込まれることを日本のファンは期待しているところです。
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2016年にはBillboard's Artist Hot 100に2週連続で45位にランクインし、2017年にはBillboardのワールド・アルバムチャートで首位を記録したりと、海外出身のメンバーが多いこともり人気は韓国だけに留まらず、ワールドワイドなものになっていきました。
2018年のWorld Tour: 「EYES ON YOU」と2019年のWorld Tour「KEEP SPINING」にはアジアやヨーロッパ、アメリカを含む世界17か所で行われ、大成功を収めました。
「KEEP SPINNING」が大好評だったこともあり、2020年にはアジア5か所で追加公演が決まり、その中でもタイではRajamangala National StadiumというGOT7初のスタジアムでの公演が決定しました。
2020年の追加公演は世界的なパンデミックが原因で公演は延期、中止となってしまいました。
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■JB(ジェイビー)さんのプロフィール
名前:イム・ジェボム / 임재범
生年月日:1994年1月6日
血液型:A型
メンバーカラー:ブルー
Instagram:jaybnow.hr
Twitter:@JAYBDEF___
YouTube:「JAE BEOM LIM.」
GOT7のリーダーを務めるのが、JBさんです。
ボイストレーニングに励み、現在の歌唱力を身に付けてきたJBさんは、JYPのオーディションで1位を獲得したことがある実力派!
元々はB-BOYで、歌よりストリートダンスが得意だったJBさんはパワフルで情熱的なダンスがファンを魅了し、その上作詞作曲もこなしタイトル曲まで任される程の能力の持ち主です。作詞作曲する際はdefsoulという名前で活動されています。
フィルムカメラや読書などの趣味もあり、知的な面もまた魅力のひとつです。
メンバーのジニョンさんとJJ Projectという名前でGOT7より先にデビューし、ドラマ「ドリームハイ2」ではメインキャラの一人を演じて、役者デビューも果たしています。
デビューしたての頃のJBさんはとても短気だったようで、先輩の2PMのウヨンさんやジュノさんからも「すぐ怒ってた」とネタにされることも。JJ Projectのメンバーでもあるジニョンさんも「当時からすごく変わった」と言われる程で、今ではマンネラインから揶揄われても簡単には怒らないようになったそうです。
メンバーからGOT7のお父さんと言われているほどしっかり者で面倒見がいいのですが、ちょっと抜けている面もあるようでそのギャップが可愛いとファンの間で話題です。
2021年5月に所属事務所をH1GHR MUSICに決め、名前もJAY Bとして再出発されました。事務所を移籍して早々にソロ活動を発表し、ファンを喜ばせています。
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■Mark(마크 / マーク)さんのプロフィール
名前:マーク・イエン・トゥアン / Mark Yien Tuan / 段宜恩,
生年月日:1993年9月4日
血液型:A型
メンバーカラー:レッド
Instagram:marktuan
Twitter:@marktuan
YouTube:「Mark Tuan」
メインラッパーを務めるマークさんは、ロサンゼルス出身の台湾系アメリカ人です。
台湾系ということもあり中国語も話せるので、英語・中国語・韓国語が話せます。
GOT7のメンバーになった頃は、韓国語が話せず、ラップやマーシャルアーツトリッキングも未経験だったようです。
しかし努力を続けてきた結果、マーシャルアーツトリッキングが今では彼の武器に。
メンバーの中では最年長で落ち着いていて、思慮深く頭脳明晰で物静かな性格です。そんなマークさんがぽつりと話す一言は重みがあり、メンバー内でも一目置かれています。
ファンサが神とも言われており、ファンをとても大切にしているメンバーの一人で、V LIVEにも積極的に参加しファンとの交流を多く持とうとしてくれます。
小顔で首が長く、ビジュアル担当として知られています。
JYP事務所と契約満期で終了した後はYouTuberとして活動する為、チャンネルを開設すると動画がまだ1本も上がっていないにも関わらず登録者が100万人を超えたことも話題に。
その後、アメリカの4大エージェンシーであるクリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー(Creative Artists Agency)に所属し、これからの活動が大いに期待されています。
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■Jackson(잭슨 / ジャクソン)さんのプロフィール
名前:ワン・ガイ・ジャクソン / 王嘉爾
生年月日:1994年3月28日
血液型:O型
メンバーカラー:ピンク
Instagram:jacksonwang852g7
Twitter:@JacksonWang852
YouTube:「Jackson Wang 」
ジャクソンさんは、香港出身のサブラッパーで、完璧なビジュアルなのに愛嬌もあり笑いのセンスもあることから、多くの女性が彼に夢中!
お母さんが元体操選手で、お父さんがフェンシングの監督というスポーツ一家であることから、ジャクソンさんもフェンシング香港ジュニア代表チームに所属し、アジアジュニア金メダリストに輝いた実力の持ち主です。
運動神経が抜群でJYPにスカウトされていなければフェンシングでロンドンオリンピックに出場する予定だったそう。
同じ年のジニョンさんがインタビューに真面目に答えていると、その優等生っぷりに嫉妬したり、真似をしたり、マンネラインと三人でいると小学生トリオと呼ばれたり、とても賑やかで元気な印象が強い人です。
ですが、落ち込んだり、悲しんだりする姿を人に見せないように明るくふるまうことも多いようで、とても繊細な面もメンバーには見せているようです。
ジニョンさんとは「世界に名前を残せる」と励ましあい、ジニョンさんは俳優業に、ジャクソンさんは歌手業にとそれぞれ頑張ろうと励ましあっている親友同士です。
ジャクソンさんは香港出身ということもあり、中国語、英語が堪能です。BTSのRMさんとは同じ年で練習生の頃から交流があり、デビュー時期も近く番組で一緒になることも多く、英語でもお互いに話せることから、とても仲良くなったそうで、ある番組内で突然RMさんに電話を掛け、そのやり取りからプライベートで本当に仲が良いことが伝わってきました。
中国語や英語、韓国語だけでなく、フランス語、日本語も話せてしまう語学力の持ち主でもあります。
母国の中国でいち早くソロ活動を始め、GOT7としてはワールドツアーも周り、日本の活動もこなすというハードスケジュールに体調を崩すことが多くなり、2017年の日本ツアーを最後に日本での活動を断念しました。
JYPとの契約終了後、中国での活動の拠点であった個人レーベルTeam Wangに所属となり、韓国での活動はヨンジェさんも所属しているSUBLIME ARTIST AGENCYと業務提携すると発表されました。
中国でのソロ活動はとても順調で、これからはソロでもワールドワイドに活躍されることが期待されています。
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■Jinyoung(ジニョン)さんのプロフィール
名前:パク・ジニョン / 박진영
生年月日:1994年9月22日
血液型:O型
メンバーカラー:ホワイト
Instagram:jinyoung_0922jy
GOT7でサブボーカルを務めるジニョンさんは、歌はもちろんダンスやラップも完璧にこなしてしまう高スペックの持ち主!
2009年のJYP公開オーディションに参加し、一万人以上の参加者の中からJBさんと同率1位で合格。その後、デビュー前にも関わらずドラマ「ドリームハイ2」にJBさんと出演し、2012年にJBさんとJJ Projectでデビューした際はラップ担当でした。JBさんとの縁がとても強いのが経歴からもわかりますね。
GOT7のメンバーの中では大人しい印象が強いですが、愛嬌も得意でシニカルな面も笑いに変えてしまうようなコミカルな部分も持ち合わせています。
あまり流行りなどに飛びつくタイプではなく、SNS等もシングル発売やドラマの宣伝くらいでほぼアップしないことで有名で、GOT7の活動期が落ち着いた後ジニョンさんだけSNSが更新されないので、「#WhereIsJinyoung」というタグがトレンドに入ったこともあるくらいです。
ファンとの交流が嫌いというわけではなく、ファンに伝える言葉に責任を感じているようで、ひとつひとつの言葉を選んでアップしているようです。
その所為か自撮りがあまり得意でなく、新しい事務所のマネージャーさんに「本当にその写真をアップするの?」と言われたことも。
とても真面目でコツコツと目標に向かって努力することも得意で、細かった筋肉のつきにくい身体と言われていたのに、長年の筋トレで見事な腹筋をドラマでも披露できるほど鍛えていました。
コンサートでも長袖を愛用しており、肌の露出をしないタイプですが、近年はその逞しい魅力を少しずつ解禁してきており、ファンをその度に驚かせています。
正統派なイケメンということもあり、エンディング妖精としても知られています。
演技にも魅力を感じているようで、出演作品も多く、日本でも有名な「青い海の伝説」の演技は高評価で、その後もドラマ出演を重ね、2019年には「サイコメトリーあいつ」で主役を。2021年には「悪魔判事」の放送と、映画「夜叉」の公開が決定されています。
JYPとの契約終了後、イビョンホンさんが設立されたBHエンターテインメントへ移籍が決まりました。有名な俳優さんたちが所属されている事務所ということもあり、これからのジニョンさんの出演されるドラマや映画に期待が高まっています。
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■Youngjae(ヨンジェ)さんのプロフィール
名前:チェ・ヨンジェ / 최영재
生年月日:1996年9月17日
血液型:B型
メンバーカラー:イエロー
Instagram:333cyj333
Twitter:@GOTYJ_Ars_Vita
高い歌唱力で有名なのが、GOT7でメインボーカルを務めるヨンジェさんです。
お兄さんがボーカルトレーナーをしているという音楽一家で、実用音楽学院に通っていたときにJYPの練習生になったそう。
たった7ヶ月間でGOT7のメンバーになった彼ですが、歌の才能は群を抜いていてもダンスの実力に不安を覚え、12時間以上練習をした努力家でもあります。
笑い声が大きく、隣にいるメンバーが「鼓膜が破れたかと思ったよ」と耳を塞ぐのが恒例な程、声が大きいことで知られています。
その明るい笑い声と、笑うと目が無くなるくらい細くなる優しい笑顔が癒しを与えてくれます。
そんな優しいヨンジェさんですが、ストーカーのように家まで付いてきたりずっと電話やメールを送ってくるサセン(私生活(サセンファル)を追い回すファンという意味)にはっきりと「迷惑だから止めて」と言える男らしさや、Mnet のデジタルチャンネルM内の人気コンテンツの1つであるGPT7の「Hard Carry」シリーズのパート2ではゲームの最中、ヨンジェさんを頼ってきたジャクソンさんとお店に入ってしゃぶしゃぶを食べている時、ふとしたタイミングでそのままジャクソンさんを置いて逃げてしまうという、ゲームの上でも負けず嫌いが発揮され、ヨンジェさんのクールな部分が出て驚いたファンは少なくありませんでした。
その後、ジャクソンさんからこの話題を笑いの鉄板ネタにされ、その度にかわいく謝ったり、笑いあったりしている姿がまたとてもかわいらしいヨンジェさんです。
JYPとの契約終了後、Sublime Artist Agencyと契約し、すぐにミュージカル「タイヨウのうた」の主演が発表されました。
ずっと挑戦してみたかったと言っていたミュージカルの世界ですが、これをきっかけにミュージカル俳優としてもやっていくのではないかと期待が高まっています。
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■BamBam(뱀뱀 / ベンベン)さんのプロフィール
名前:クンピムック・ブワクル / กันต์พิมุกต์ ภูวกุล / Kunpimook Bhuwakul
生年月日:1997年5月2日
血液型:B型
メンバーカラー:グリーン
Instagram:bambam1a
Twitter:@BamBam1A
YouTube:「BAMBAM SPACE」
ベンベンさんは、タイ王国出身です。先輩の2PMのニックンさんと共に、タイでは王子と呼ばれている程人気は絶大で、街の至る所にベンベンさんのポスターが張り巡らされているそうです。
BLACKPINKのLISA(リサ)さんと幼少期からの友達であることも有名です。
タイ語はもちろん、韓国語も堪能なうえ、独学で習得した英語も得意です。物怖じせず外国語でもフレンドリーに接するベンベンさんは日本語もたくさん話そうとしてくれます。
同じ年のメンバーユギョムさんとは、大親友として微笑ましいエピソードは数多くありますが、日本の公演では二人で日本のお笑いを取り入れてくれるコーナーがあり、日本のアガセを楽しませてくれるよう忙しい中でも毎回準備をしてきてくれる優しい人です。
マンネラインではありますが、JBさんへの年齢関係なくツッコム姿は本当に面白く、アガセだけでなくメンバーもその様子を楽しんでいることが多いです。コンサートだけではなく、SNSでのやりとりにもそれが見られ、GOT7の仲良し度がとても伝わってきます。
元々細い体質で、日本でのニックネームは「もやし」と言いますが、サインの名前の隣に「もやし」とひらがなで書いてくれる程、ベムベムさんはそれを気に入っているようです。
そんな細いベンベンさんですが、最近では身体を鍛えているようで、逞しい二の腕を見せてくれる写真をインスタグラムにアップしてくれました。
JYPとの契約終了後、ABYSS COMPANYと専属契約を結び、2021年6月21日にカムバックするという内容が告知されました。
映像編集にも能力を発揮しているベンベンさんなので、ソロ活動も歌だけでなく幅広く活躍されるのではないかと期待されています。
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■Yugyeom(ユギョム)さんのプロフィール
名前:キム・ユギョム / 김유겸
生年月日:1997年11月17日
血液型:A型
メンバーカラー:パープル
Instagram:yugyeom
Twitter:@real_Kimyugyeom
ユギョムさんは、GOT7の愛され末っ子マンネ!とても優しく愛嬌もあり照れ屋でもあり、謙虚で誠実な性格の持ち主でジニョンさん曰く「純粋の塊」だそうです。ベンベンさんとともにお兄さん達を揶揄うのが大好きで、ベンベンさんがJBさんを揶揄うならばユギョムさんはジニョンさんを揶揄う場面がよく見かけられます。そんなジニョンさんとの関係は「トム&ジェリー」に例えられることもあるくらいです。ユギョムさんがちょっかいを出すこともありますが、ジニョンさんからユギョムさんと遊びたくてちょっかいを出すことも多いくらい、とても仲良しです。
ユギョムさんの天真爛漫さはグループ内にとどまらず、他のグループとも仲良しが多いことでも有名です。特にBTSのジョングクさんは人見知りで有名でグループ内でもなかなか心を開けなかった程ですが、そんなジョングクさんもユギョムさんのことを芸能界で唯一の友達と明言したこともあるくらい仲良くなり、年末のステージや多くのグループが集まる時にもユギョムさんとジョングクさんの微笑ましい姿がよく見かけられます。
他にも97年ラインと呼ばれる1997年生まれのアイドルと仲が良いのがファンの間でも知られています。
メインダンサーのユギョムさんの性格はいかにもマンネらしく天真爛漫でかわいいのですが、ダンスを踊り始めると急にパワフルでセクシーに。
グループ内で一番身長が高く、手足も長いのでダンサーとしてとても恵まれています。体格が恵まれているだけではなく、ダンスの実力の評価もとても高いです。
専門ダンサーがチームを組み、パフォーマンス対決を繰り広げる対決番組の「HIT THE STAGE」では2016年に優勝しています。また2018年のSBS歌謡大祭典ではオープニングアクトを務めたことも。
JYPとの契約終了後、AOMGへ移籍が発表されました。アイドルが所属する事務所というよりはHIPHOPアーティストが所属する事務所として知られており、ユギョムさんの新しい姿を見せてくれる期待が高まっています。
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AOMGに移籍したユギョムさんのインタビューがELLE KOREAに掲載されました。
その中で「メンバーとたくさん話をした。その過程で自然と長く所属していた会社を離れて、それぞれやりたいことに挑戦することにした」と言われているように、GOT7として活動していくうちにそれぞれやりたいことがあり、それをお互いに応援しようというメンバーの気持ちが一番の理由のようです。
ジニョンさんは俳優業に、ヨンジェさんもミュージカル俳優業にも力を入れたいと思ったでしょうし、ジャクソンさんやベンベンさんは母国での活動にもっと力を入れたいと思ったこともあるでしょう。
GOT7としての活動を軸にすると、スケジュール的にやりたいことができなかったこともあったのかもしれません。
GOT7はとても仲の良いグループです。デビューからメンバー誰一人欠けることなく活動を続けてきたグループで、お互いを大切に思っていることがよくわかるグループでもあるので、グループがメンバーの足かせになることを避けたのだと思います。
ただ、メンバーはGOT7というものに対しての思いがとても強く、JYPに数人残ってGOT7を続けるよりは全員がJYPから出て、全員でGOT7を続けられる選択をしたといわれています。
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JYPと全員が契約を継続しないというニュースが広まると、全員移籍=解散と書くメディアもありました。
JYPで活動する最終日の2021年1月19日に、メンバー全員による寄せ書き風の手書きのメッセージを、メンバー全員がアップしました。
内容は「GOT7としてI GOT7(ファンのこと)の方々に言える言葉は、本当に1つだけです。僕たちGOT7は、I GOT7のための音楽を作り続けて一緒に共有し、これからの時間も一緒に過ごしたいということです」というメッセージでした。
契約終了後のちょうど1ヶ月後の2021年2月20日に、GOT7としてデジタルシングル「ENCORE」を発表しました。
この発表は韓国K-POP界には今まで見たことのない現象があり、アガセだけでなくK-POP界を驚かせました。
大手事務所を全員が退社してすぐにデジタルシングルを発表するだけでも珍しいのですが、このデジタルシングル「ENCORE」のリリースを手掛けたのが超大手レーベルであるワーナーで、この時点で移籍が決定したメンバーの移籍先の事務所もこのリリースを告知・応援するという現象は衝撃的でした。
そして何より、GOT7という名前をそのまま使えるということがK-POP界でどれだけ難しいことかは、SHINHWAなどの先輩グループを見れば明らかで、そのまま使えるように交渉したGOT7と許諾したJYPの関係性もファンが思ったより悪くないのかもしれません。
またJBさんがSNSで言われたように、契約終了が決まってからGOT7として活動できるように自分のことよりグループのことを優先して動いていたようで、その見えないところでの尽力はグループ愛があるからこそできることですよね。
この「ENCORE」はGOT7としてメンバーは続けていくこと、不安になるであろうファンにすぐ戻ってくるという約束を果たしたことになりました。
歌の内容も、アガセの為に絶えず歌いたいという、GOT7の心からの気持ちを綴っているもので、メンバーのジニョンさんが作詞作曲をし、メンバーに声を掛けたところメンバーも賛同してできあがった曲です。
MVもメンバーが準備し、撮影スタッフを用意し、編集し、という手作り感あふれる温かいものになりました。
GOT7メンバーの絆とそれぞれの人柄と能力が、これからのGOT7の活動も継続していってくれる証明となっているように思います。