そもそもアヒル座りとは?

「アヒル座り」とは、正座から脚を曲げたまま足の甲を外側に出し、お尻を床に付けるような座り方です。脚がアルファベットの「W」のようになることから「W座り」や「女の子座り」とも呼ばれています。

膝下は外側に向けますが、太ももの間は閉じることができるため、スカートを着用している時でも、床に座ることができる座り方です。

骨盤を開くことが少ない欧米人や男性、O脚の方などは、アヒル座りが苦手な傾向があります。

女性の座り方の定番!アヒル座りのメリット

アヒル座り

■アヒル座りでストレッチ

アヒル座りは、骨盤を開いて座りますので、股関節や太もものストレッチになる座り方でもあります。ヨガのポーズである「割座」は、アヒル座りを行うエクササイズです。股関節の柔軟性がアップすれば、血行やリンパの流れが改善されやすくなりますので、冷えやむくみの解消だけでなく、ダイエット効果も期待できます。

■骨盤矯正にも

そして、アヒル座りは、あぐらをかくことが多い方や、O脚の方の骨盤の歪みを矯正するエクササイズとしても活用されています。

アヒル座りのデメリット

腰痛持ちの女性

股関節のストレッチやヨガ、骨盤矯正にも取り入れられているアヒル座りですが、実はデメリットもあります。

■X脚やO脚の原因に

脚の関節や筋肉に負担がかかってしまいます。アヒル座りを続けていると、X脚やO脚の原因になることがあります。

■姿勢や骨盤に影響する

例えば、アヒル座りは、骨盤が後ろに傾く座り方です。長くアヒル座りをしていると骨盤が後ろに傾くクセがついてしまうので、体がバランスを取ろうとして頭が前に出てしまい、猫背になることがあります。

また、アヒル座りは、骨盤が開く座り方ですので、お尻が大きく見えてしまうこともあります。骨盤が開くと、内臓の位置も下がるため、ポッコリお腹の原因になるケースもあります。

そして、骨盤のずれは、猫背だけでなく、体全体の歪みにつながっていってしまいます。血行不良による冷えやむくみ、下半身太り、腰痛や頭痛などの原因になることもあります。

お通じにも影響してしまうと、便秘や肌荒れの原因になることもあります。

アヒル座りで骨盤のずれや歪みが出ているのかどうかを確かめる方法

骨盤の歪みのチェック

アヒル座りがクセになっている場合、すでに骨盤がずれたり歪みが出たりしている可能性があります。

・X脚やO脚になっている
・脚をのばして座った時に、左右のつま先の角度に違いがある
・仰向けに横になってつま先を見ると、つま先が床に対して直角になっておらず傾いている
・腕を広げて片脚を上げて15秒間立てない
・腕を広げて片脚を上げて15秒間立てるが、いつも左右どちらか一方に傾いてしまう
・目を閉じてその場で足踏みを50回行った後に、元居た場所からずれている
・肩の高さが左右で異なっている
・以前よりも腰痛や生理痛がひどくなった
・ダイエットをしても下半身が痩せにくい

などは、骨盤の歪みやずれが生じているサインかもしれませんので、骨盤矯正エクササイズを取り入れましょう。

アヒル座りによる骨盤の歪みを矯正する方法

エクササイズ

アヒル座りによって骨盤にずれや歪みが起きている場合でも、生活習慣を見直したり骨盤矯正エクササイズをしたりすることで、矯正することができます。

■骨盤矯正エクササイズ

例えば、骨盤の位置を矯正するエクササイズも取り入れてみましょう。

①足を肩幅程度に開いて立ったら、両手を腰に当てましょう。
②腰を右回りに30回、左回りに30回まわしましょう。

③仰向けに横になりましょう。
④両膝を曲げて立てたら、両方の足の裏を床につけ、息を吐きながらゆっくり両脚を右に倒します。
⑤息を吸いながら両脚を正面に戻し、今度は息を吐きながらゆっくり両脚を左に倒します。
⑥④と⑤を30回行いましょう。

⑦あぐらをかいて座ったら、背筋を伸ばしましょう。
⑧上体を左側にねじりましょう。
⑨そのまま15秒キープしましょう。
⑩今度は上体を右側にねじり、15秒キープしましょう。
⑪左右に上体をねじるエクササイズを1セットとして、5セット行いましょう。

⑫最後に仰向けに横になり、膝を曲げて体に引き寄せ、腕で膝を抱えましょう。
⑬その状態のまま、体を前後に1分間揺らしましょう。

その他にも、腹筋や体幹を鍛えるエクササイズを取り入れるのもおすすめです。

■生活習慣

そして、アヒル座りがクセになっている方は、アヒル座りをするのをやめることから始めてみましょう。

そして、左右に均等に体重をかけて背筋を伸ばし、椅子やソファに座る習慣を取り入れるといいですね。

立っている時や歩いている時は、猫背にならず、左右どちらか一方だけで荷物を持たないように意識することも効果的です。

姿勢の改善は、ずっと意識し続けるのは難しいものです。したがって、意識をしなくても自然と骨盤の歪みを矯正してくれるベルトやガードルを使用するのもおすすめですよ。

アヒル座りで歪んだ骨盤を矯正するおすすめグッズ5選

最後に、アヒル座りによって歪んでしまった骨盤を矯正するために使えるグッズを、5つピックアップしてご紹介します。

おすすめの骨盤矯正グッズ【1】骨盤ベルト

骨盤ベルト

骨盤を固定し、歪みや開きを矯正してくれるのが骨盤ベルトの役割。歪みを正すと同時に、腰回りの筋肉への負荷を軽減する効果も期待できるため、腰痛持ちの方にもおすすめのアイテムです。

初心者の方は、伸縮性の高い素材の骨盤ベルトからはじめてみるといいでしょう。

おすすめの骨盤矯正グッズ【2】骨盤サポート下着

骨盤サポート下着

骨盤ベルトよりもさらに広範囲から支えて骨盤の歪み補正が期待できるのが、骨盤サポート下着です。骨盤ショーツとも呼ばれており、その名の通りショーツやスパッツのように履く仕様になっています。

アイテムによって、ショーツそのものとして使えるものから、下着の上に重ねて使用するものまでさまざまなので、使いやすいものを選ぶことをおすすめします。

おすすめの骨盤矯正グッズ【3】骨盤サポートチェア

骨盤サポートチェア

アヒル座りをはじめ、悪い姿勢で座り続けることで身体はますます歪みやすくなります。座り姿勢を整え、美しい姿勢をキープすることで、骨盤の歪みを矯正することにつながるのです。

骨盤サポートチェアは、床や椅子の上に置いて使用することで、正しい座り姿勢へと導いてくれるアイテム。美しい姿勢と骨盤の位置を目指して使い続けましょう。

おすすめの骨盤矯正グッズ【4】バランスクッション

バランスクッション

骨盤の歪みを矯正するには、姿勢を正すとともに筋力をつけることも大切です。バランスクッションは骨盤の歪みを整えつつ体幹を鍛えられるおすすめのアイテム。

入れる空気量を少なくするとバランスが取りやすく、多くするとバランスが取りにくくなるので、自分のペースで空気の量を調整するのがおすすめです。

バランスクッションを取り入れることで毎日気軽にエクササイズができ、自然と姿勢も改善されていくでしょう。

おすすめの骨盤矯正グッズ【5】骨盤マッサージ器具

骨盤マッサージ器具

骨盤の歪みを矯正するには、凝り固まった骨盤付近の筋肉をほぐすことも重要。とはいえ、自分の手だけでは限界があるので、プロの手やグッズの力を借りてマッサージをすることをおすすめします。

マッサージ器具を使えば、疲れたり歪んだりしやすい骨盤周りの筋肉をほぐしやすくなりますよ。