みなさんは失恋から立ち直るにはどのくらいかかりますか?
すぐに切り替えられる人もいれば、真剣な恋愛をするほど元恋人のことを忘れられず時間がかかってしまうという人もいるでしょう。
失恋から立ち直る期間を男女別にご紹介します。
男性に「失恋から立ち直るのはどれくらい期間が必要だと思いますか?」という質問をしたところ、
第1位「1週間未満」
第2位「1カ月以上~3カ月未満」
第3位「半年以上~1年未満」
第4位「3年以上」
第5位「1週間以上~1カ月未満」
という結果になりました。
男性は、1位がなんと驚異の1週間未満。2位でも1カ月以上~3カ月未満。半年以上失恋から立ち直れない方は少数派です。
女性にも同じ質問をしたところ結果は下記の通りになりました。
第1位「1カ月以上~3カ月未満」
第2位「半年以上~1年未満」
第3位「1週間以上~1カ月未満」
第4位「3カ月以上~半年未満」
第5位「1週間未満」
この結果を見てみると半年未満という女性が1位となりました。
次いで2位は半年以上~1年未満。大半の女性が半年ほど失恋から立ち直れないようです。
失恋をした後の心理状況はどう変化していくのでしょうか。
失恋をした際の心理状況を男女別にご紹介していきます。
男性は、女性に振られた場合、振られた事実を周りには話さず、伏せたままにしておきます。
なぜなら、もともと男性はプライドが高いため、公言するのはプライドが許せないからです。
また、開放感に満ち溢れる男性も多いです。
彼女という存在で何かと窮屈に感じていた男性は今までできなかったことに挑戦しようとすることも多いです。
しかし、男性の場合時間が経つに連れて後悔の念が押し寄せてくることも少なくありません。
これまで当たり前のようにそばにいた彼女が今はいないことに寂しさを感じるようになるのです。
そして、思い出が美化され、元彼女が、これまでで一番素晴らしい女性だったと考えるようになります。
男性の恋愛はフォルダ別に思い出が保存されると言われています。
別の素敵な人が現れたとしても、元彼女の思い出には何の影響も与えません。
それぐらい男性は過去の彼女や恋愛に強く縛られることが多い生き物なのです。
さらに、時間の経過とともに元彼女と復縁したいとまで考えるようになるのです。
女性の場合、失恋した直後は別れた話を家族や友人に包み隠さず話し、慰めてもらいます。
この世の終わりのように落ち込み、精神的なショックがあまりにも大きかった場合、うつや依存症に近い症状を発することもあるので注意が必要です。
そして、パートナーのことを思い出して寂しくなり、復縁したいと願います。
しかし、このような激しい感情はすぐに落ち着いていくのが女性の特徴です。
時間が経過するとともにどんどん以前のパートナーや恋愛のことは忘れていってしまいます。
女性は恋愛をするごとに過去の恋愛をすべて消去して思い出を上書き保存していくとよくいわれています。
悲しみや後悔の段階を過ぎてしまうと、それで一区切りついて気持ちの切り替えができてしまうのが女性の特徴です。
しまいには、元彼氏を思い出しても「どうしてあんな人のことが好きだったんだろう」といった風に感情が360度逆転することも少なくありません。
女性の方が男性より圧倒的に潔く気持ちを切り替えることができるのです。
このように、男性が復縁を願う頃には女性はすっかり立ち直り次の恋愛に切り替えているというケースも多いです。
失恋というものは本当に辛い経験の一つです。
失恋して落ち込んでいるときは何も手がつかなくなってしまう人もいるでしょう。
そんな辛い失恋からいち早く立ち直る方法をご紹介します。
失恋したときに失恋ソングを聴く・歌う「同調」には感情を浄化する効果があります。心理学では悲しいときに悲しい歌を聴く、映画を観る、小説を読むなどして気持ちが楽になることを「同調」と言うのだそうです。 悲しみの感情に同調することにより、自分の感情が浄化されるというものです。
また、涙を流すことは、身体を落ち着かせる副交感神経を活性化するため、リラックス効果が得られるといいます。その仕組は、涙を流すと、人間の自律神経が緊張や興奮を促す交感神経が優位な状態から、脳がリラックスした状態である副交感神経が優位な状態にスイッチが切り替わる。これが一言でいうと、ストレス解消の仕組みになります。
思い出の品や写真を消した方がいいとよく言われますが、実は逆効果だということがミズーリ大学の研究で明らかになっています。
なぜなら、物や写真を処分することはできても思い出は処分することができないからです。さらに言うと記憶が消えることはありません。
失恋から立ち直る前に思い出の品や写真を捨ててしまうと思い出が美化されて、余計に元恋人のことを忘れられなくなってしまう危険性が潜んでいます。
そのため、失恋した直後は「あの人のこんなところが好きだった」と思い出して寂しくなってしまったら「でも、こんなところは嫌いだった」とセットで考えると失恋から早く立ち直るために効果的です。
失恋した後は、自信を失ってしまい自己肯定感が低くなりがちです。
そのため、友人や家族など、自分を愛してくれている存在と交流をし、話を聞いてもらうことが大切です。
家族や親しい友人に会うと、自分のことを好きでいてくれる人の存在を実感でき、癒されるものです。
さらに、親しい関係の人に話を聞いてもらい、慰めてもらうことで自分の気持ちを整理でき、気持ちを切り替えるためにいいきっかけとなる可能性もあります。
暇な時間が多いとどうしても元恋人のことを考えてしまいます。
そのため、たくさんの予定を入れて忙しくしておくのがオススメです。
仕事に打ち込んだり、運動や本を読むなどして、自分の趣味に没頭するのもいいでしょう。
また、友人や家族に会ったり、予定をあえて詰め込んで忙しくして失恋したことを考えないような時間を作ることがとても効果的です。
失恋した直後は、ついつい塞ぎ込んでしまいがちですが、一刻でも早く失恋から立ち直るためには、忙しくして気を紛らわしたほうが効果的です。
失恋直後こそ自分磨きをして魅力的になるチャンスです。
自分磨きをすることで自分に自信がつきます。
たくさん本を読んだり、仕事や勉強に打ち込んだり、運動をしましょう。
自信がつくことによって心にも余裕が生まれるので以前よりも恋愛が順調に進むでしょう。
さらに、「失恋をきっかけに自分磨きをした」人の多くが、自分を変えること、そして自分の世界を広げることで、それまでは得ることができなかった経験や成功をつかんでいます。
失恋してしまったら、相手を見返すためでもいいので、自分磨きのチャンスだと思って何か始めてみると、失恋を忘れるだけでなく、人生において得がたいものを得られる可能性がありますよ。
以前よりも魅力が溢れた女性に生まれ変わって次の恋愛へと繋げましょう!
「アニマルセラピー」という言葉があるように動物とのふれ合いによって意欲が湧いたり、自信をもつことができて会話が増え、表情に変化が見られるなど、様々な可能性があります。
動物と触れ合ったときに心が落ち着いたりストレスが軽減するなどの癒しの効果があります。
忘れたいと思ってもすぐに忘れることはできません。さらに、無理に忘れようとすること自体が元恋人のことを思い出してしまうきっかけとなり、逆効果となってしまいます。
そのため、無理に忘れようとはせずに先ほど述べた失恋から立ち直る方法を実践し、自然と思い出さないよう心がけることが最適です。