顔や体、髪の毛の日焼け止め対策は定番になっていますが、意外と見落としてしまいやすいのが唇の日焼け止め対策です。
唇は、顔や体の皮膚と比べると色が濃く、日焼けしても気づきにくい場所ではありますが、他のパーツと同じように、唇も日焼けしてしまいます。
唇は、皮膚が薄く、デリケートなパーツですので、紫外線の影響を受けやすい場所です。
例えば、唇が日焼けすると、
・唇が乾燥してカサカサしたり、ひび割れや皮むけが起こる
・縦ジワが増える
・黒いシミや黒ずみができたり、唇の色がくすむ
・赤くなる
・ヒリヒリする
・水ぶくれができる
・口唇ヘルペスが再発する
などの症状が現れることがあります。日焼けは、軽度の火傷をしている状態です。シミや黒ずみ、くすみなどは、一度ついてしまうと元に戻すのは難しいので、毎日のUV対策が必要ですね。
唇の日焼けを予防するためには、メンソレータムの「メルティクリームリップ」のような、UVカット効果のあるリップクリームを使用するのがおすすめです。リップクリームでしたら、唇にうるおいを与えて乾燥からもガードしてくれますし、メイクをお休みしている日でも手軽に使いやすいですね。口紅を塗る前の下地としても使うのもおすすめの紫外線対策です。SPF15以上、PA+以上のリップクリームを選ぶのがおすすめです。
メイクをする際にも、UVカット効果のある口紅を選ぶのも効果的な紫外線対策です。
外出する20分前までには塗っておき、唇に馴染ませておきましょう。ただし、日焼け止め効果は2時間~3時間程度で薄れてしまいます。定期的に塗り直しをすると、より効果的な紫外線対策になりますね。
メルティクリームリップは、唇の乾燥が気になる方にもおすすめです。塗るたびに体温でとろけてくちびるに馴染んでくれます。UVカット効果も非常に高く、SPF25/PA+++と外出時にはぴったりのリップクリームです。様々なシーンで使えるので持ち歩きに常備しておくと便利ですよ。
そして、紫外線量は、朝9時から多くなり始めて、昼の12時前後が最も紫外線量の多い時間帯です。その後は、15時程度までは紫外線が多い時間帯が続きます。
紫外線量が多い時間帯の外出をなるべく避けることも、おすすめの日焼け予防策ですね。
紫外線は、夏場が一番多い時期になります。しかし、春や秋はもちろん、気温が低く日照時間が短い冬でも紫外線は降り注いでいますので、一年中日焼け止め対策は必要です。
さらに、外出する際には、ツバの広い帽子を被ったり、日傘を利用するのもおすすめです。コーエンのUVカット機能付きブレードハットは、UVカット機能が付きながらも、お手頃価格が嬉しいアイテムです。たたみシワも付きにくく、持ち歩いてもシワにならないので旅行にも最適です。つばが広めのハットでしっかりと紫外線防止対策をしましょう。
紫外線は、室内にも降り注いでおり、日中室内で過ごしていても、日焼けしてしまいます。したがって、手間をかけずに紫外線対策ができるUVカット効果のあるカーテンを使用するのも、効果的な日焼け止め対策ですよ。
WONTEX 遮光カーテンは、室外からの日差しや街灯の光などをしっかりと遮る1級遮光のカーテンです。UVカット機能が付くことで室温のバランスも保ってくれるので、省エネ効果も期待できます。また、ウォッシャブル機能が付いているため、家庭で手軽に洗濯できるのが嬉しいポイントですね。
しっかり唇の日焼け止めをしていても、ついうっかり日焼けしてしまうことはありますよね。
日焼けは、軽い火傷を負っている状態ですので、肌が日焼けしてしまった時と同様に、まずは唇を冷やすことから始めましょう。保冷剤や氷にタオルやきれいな布を巻いて、唇に当てて冷やしましょう。
日焼けした唇の火照りが収まってきたら、クレンジングで優しくメイクを落とし、洗顔していきます。この時、唇をゴシゴシ擦ったり、熱いお湯を当てると、唇の肌トラブルの原因となりますので注意しましょう。
アテニアのスキンクリア クレンズオイルは、肌に素早くなじみメイクを浮き上がらせるため、摩擦も極限まで軽減することができます。肌への負担を少なくしながらも、しっかり汚れとメイクを落としてくれる優秀なクレンジングオイルです。
メイクを落とした後は、唇にうるおいを与えてケアしていきます。日焼け止めした際には、抗炎症作用があるといわれているアロエジェルや、医薬品のリップクリームを使用するのがおすすめです。ビタミンE配合のリップオイルやリップクリームも効果的です。ココナッツオイルやハチミツ、ワセリンなども良いですね。
保湿をしたら唇に食品用のラップをかけて、15分ほど放置するリップパックも効果的ですよ。
ママバターのUVケアリップトリートメントは、天然由来の保湿成分・シアバター20%が入った肌にやさしいリップクリームです。シリコン・合成着色料・パラベンなどが使われていないため、肌荒れしやすい人や、普段からオーガニック製品を愛用している人におすすめです。
そして、敏感肌の方も使いやすい白色のワセリンは、肌や唇を覆い、外部の刺激から守ってくれるアイテムです。あまりにも厚く塗りすぎてしまうと、唇から水分が蒸発することができなくなるので、ただでさえ日焼けで火照っている唇がさらに熱を持ってしまいますので注意が必要ですね。
唇の炎症がなかなか治らない場合は、市販されている軟膏を使用してみましょう。
ただし、唇に水ぶくれができている場合や、唇の炎症が悪化して来たら、重度の日焼け止めですので、皮膚科医に相談してみましょう。
唇は、デリケートなパーツで、日焼けの影響も受けやすいですが、その他の外部の刺激にも敏感に反応してしまいます。
例えば、日常的に唇を舐めたり唇を触る癖がある方は、唇が乾燥しやすくなってしまいますので注意が必要です。また、唇がカサカサしている時や皮むけが気になる場合にも、唇を触らないようにすることも大切ですね。
そして、唐辛子やスパイスをたっぷり使った食べ物や飲み物、塩分の多い食べ物も、唇の負担になりやすいので、日焼け直後は特に避けた方が良いですね。
食べた後に唇についた飲食物を拭いたり、洗うことも大切です。
さらに、唇が荒れている場合には、口紅はお休みして、色付きリップを塗る程度に留めておくのがおすすめです。
その他にも、水分を摂ったり、ビタミンCを摂取して、内側からリップケアをすることも必要ですね。