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化粧崩れは、夏に多くの女性を悩ませているトラブルの一つ。朝、綺麗にメイクを仕上げてもすぐにメイクがドロドロに崩れてしまうことは少なくありません。夏の化粧崩れの原因を知って対策に役立てましょう。
夏に気温が上昇して肌の表面の温度が上がると、皮脂の分泌量が増えるため、夏は秋冬の約2倍皮脂が出ると考えられています。
そして皮脂は化粧崩れの原因です。油分でできた化粧品は皮脂で分解されるので、夏は他の季節と比べて化粧崩れに悩む方が増加します。
暑い夏は汗の量も増加します。汗はパウダータイプの化粧品を流すため、化粧崩れを引き起こすのです。特に、体を動かした後や長時間屋外で過ごした時は、メイクがドロドロに崩れてしまいます。
日本の夏は高温多湿ですが、湿気が多い日も化粧崩れが起こりやすいです。湿度が高い日は汗が蒸発しづらいため、毛穴の表面に溜まりがち。皮脂が残れば、肌がベタついてテカったり、メイクがヨレたりします。
夏の化粧崩れは汗や皮脂の影響で起こるイメージが強いですが、原因はそれだけではありません。実は、肌の乾燥も化粧崩れと大きく関係しています。
肌が乾燥して表面がカサカサすると、下地やファンデーションが肌と密着せず、化粧崩れを起こしやすい状態になります。また、乾燥で水分が不足すると、肌が潤いを守るために皮脂を過剰に分泌してしまうことも。
「夏だから大丈夫」「ベタつくのが嫌」と考えて保湿を怠ってしまうと、乾燥による化粧崩れを引き起こします。
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夏の化粧崩れを予防するためには、皮脂の過剰分泌を抑えることがポイント。皮脂の量を減らせれば、化粧品の成分が分解されず、いつまでもきれいなメイクをキープできます。
肌の水分は、紫外線やほこりなどの外的刺激から肌を守る役割を果たしており、油分は肌の表面で水分の蒸発を防ぐ役割を担っています。
夏の化粧崩れを予防するためには、水分と油分のバランスを整えることが大切。ベタつきが気になる場合は、油分の多い乳液やクリームを使わず、さらっとした軽めのテクスチャーのアイテムを使うと良いでしょう。
ただし、顔のベタつきを抑えるために保湿を控えると、水分が不足して皮脂が過剰に出ることがあります。乾燥による化粧崩れを防ぐには、夏でも保湿は欠かせません。
温度や湿度が上がる夏は、どれだけ丁寧にスキンケアをしていても皮脂が増えすぎる場合があります。皮脂の量を完全にコントロールするのは難しいため、顔にある皮脂以外の油分を減らして化粧品の分解を防ぐことも大切です。
顔の油分を減らしたい時は、メイク前に油分を使いすぎないのがコツ。化粧水の後、美容液、オイル、乳液、クリーム、目元クリームなどを重ねていると、油分で化粧が崩れやすくなります。
夏は、メイク前のスキンケアを必要最低限にして顔の油分を減らしましょう。
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気温の上がる夏は汗でメイクが流れることが多いですが、工夫次第では汗による化粧崩れも防げます。汗による化粧崩れの予防方法について詳しく見ていきましょう。
気温が上がる夏に汗をかかなければ、体温がこもって体調を崩してしまうため、汗をかくことは重要です。しかし、顔だけに大量の汗をかくと化粧崩れが起こります。
化粧崩れを予防したい方は、全身から均等に汗を出すために生活習慣を改善してみましょう。暑い日も毎日湯船に浸かったり、定期的に運動したりと、汗をかく習慣付けをすることで、全身からまんべんなく汗が出るようになります。そのため、顔に汗が集中しないようになるのです。
また、汗をかく量が多い場合は、ストレスや疲労などが原因で自律神経が乱れていることがあります。なるべく休息を取り、自律神経を整えると、汗の量が抑えられて夏の化粧崩れを予防できるでしょう。
夏は暑い季節なので、汗の量を減らすのは簡単ではありません。汗ばむ時期に化粧崩れを防ぐためには、パウダーの使用量を減らすこともポイントです。
パウダーファンデーションやフェイスパウダー、石鹸で落とせるコスメなどにはたくさんの粉が含まれているため、汗をかいたときに流れてしまいがち。
特に、汗が出やすい頬にパウダーチークを使うと、化粧崩れが目立ちます。夏はなるべくクリームチークなどの肌に密着するコスメを使うのがおすすめです。
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夏の化粧崩れは乾燥によるカサつきや皮脂の過剰分泌でも引き起こされます。肌の乾燥が気になる方は、しっかりと保湿して化粧崩れを予防しましょう。
他のシーズンはしっかりと乾燥対策をしていても、夏は保湿をサボってしまう方が多いです。しかし、「潤いを与えるとベタつく」「テカるから保湿しなくても大丈夫」と考えて十分に保湿しなければ、乾燥が進んで化粧崩れが起こります。
また、夏に美白化粧品を使う方も乾燥に注意が必要です。美白化粧品は保湿力が弱いものが多いため、しっかりとスキンケアをしているつもりでも肌が乾燥することが少なくありません。
夏も化粧水や乳液、クリームなどを使ってしっかりと保湿し、乾燥による化粧崩れを防ぎましょう。
一日中エアコンがかかっている部屋でいることも多い夏は、日中に肌が乾燥することも少なくありません。日中の乾燥は化粧崩れに繋がりやすいため、ミストやスティック状の美容液などで潤いを与えましょう。
メイクの上から使えるアイテムでこまめに保湿すれば、水分と油分のバランスが整って化粧崩れを起こしにくくなります。
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紫外線は美肌の大敵。日焼けに繋がるだけでなく、シミやシワの原因となることも。また、紫外線の影響で肌が乾燥すれば、化粧崩れが起きやすくなります。夏は、化粧崩れ対策に加えて紫外線対策もして美肌を守りましょう。
最近売られているファンデーションは、紫外線対策できるものが多く、夏向けのファンデーションはSPF50程度の高い紫外線カット効果を期待できるものもあります。そのため、ファンデーション以外に紫外線対策用のアイテムを使わない方も多いのではないでしょうか。
しかし、ファンデーションだけで夏の紫外線対策をするのはおすすめしません。メイクを自然に仕上げるために、ファンデーションを薄く広げると、十分な紫外線カット効果を得られない可能性があります。
また、夏は皮脂や汗で化粧崩れしてファンデーションが流れてしまうことも多いので、しっかりと紫外線対策をしたい方は、日焼け止めやUVカット効果の高い化粧下地を合わせて使いましょう。
汗をかきやすい夏は、化粧崩れを起こした時に日焼け止めが流れることが多々あります。汗で流れ落ちると紫外線カット効果が十分に発揮されないため、日焼け止めはこまめに塗りなおすのがポイントです。
メイクの上から使える日焼け止めをポーチに入れておくと、化粧直しのときに紫外線対策もできるので安心ですね。
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化粧崩れを防止するためには、スキンケアで肌の状態を整えておくことが重要です。化粧崩れしない肌になるためのスキンケアのポイントをチェックしていきましょう。
クレンジングや洗顔は、メイク汚れや余分な皮脂、汗を取るために大切なケアです。クレンジングや洗顔が不十分だと、皮脂や汗が残ってメイクののりが悪くなったり、化粧崩れを起こしたりするため、丁寧に汚れを落としましょう。
<h4>■朝も洗顔料を使う</h4>
朝はぬるま湯だけで洗顔を済ませる方もいますが、夏は朝も洗顔料を使うのがおすすめ。朝に洗顔料を使うと、寝ている間に分泌された汗や皮脂がしっかりと落ちて化粧崩れが起こりにくくなります。
クレンジングや洗顔の際に、顔をゴシゴシと擦るのはNG。ゴシゴシと擦ると、肌が必要としている潤いが奪われ、肌を守るために皮脂が過剰に分泌されることがあります。
肌の水分が不足すると、化粧崩れが起きやすくなります。夏の化粧崩れを防ぎたい方は、化粧水で丁寧に潤いを与えましょう。肌がひんやりとするまでたっぷりと化粧水を塗るのがポイントです。
肌にたっぷりと潤いを与えたい時は、化粧水でコットンパックをするのがおすすめです。コットンパックで肌の奥まで潤いを与えると、ひんやりと気持ちよく、化粧崩れも予防できます。
皮脂や汗で顔がベタつきやすい夏は乳液やクリームを省く方が多いですが、化粧水だけでスキンケアを終わらせるのはNG。乳液やクリームを塗らないと、化粧水で与えた水分が蒸発して肌の内部が乾燥し、皮脂の過剰分泌に繋がることがあります。
化粧崩れを防ぎたい方は、夏も乳液やクリームを使って肌に水分を閉じ込めましょう。ベタつきが気になる場合は、油分の少ないジェル状の乳液や軽いテクスチャーのクリームを使うと快適です。
夏はベースメイクが崩れてドロドロになりがち。ベースメイクが崩れると、肌が綺麗に見えず、清潔感がなくなってしまいます。崩れないベースメイクのやり方を確認してきれいなメイクをキープしましょう。
化粧下地はファンデーションと肌の密着感を高めるアイテム。化粧崩れの防止にも役立ちます。
皮脂による化粧崩れが気になる方は、皮脂を抑制したり、余分な皮脂を吸着したりする化粧下地を使いましょう。乾燥が気になる場合は、保湿成分が含まれているものをおすすめします。
また、Tゾーンなど顔の一部のみ化粧崩れが目立つ方は、部分用の化粧下地を使うのも良いでしょう。
顔の内側から外側まで薄く広げ、顔全体に伸ばすようにしましょう。塗り終わった後にハンドプレスで肌に馴染ませると、夏も化粧崩れが起こりにくくなります。
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下地を塗り終わったら、ファンデーションを重ねましょう。
適量のファンデーションをスポンジや指に取り、顔の内側から外側に向かって広げます。目元や口元などの化粧崩れが起こりやすい部分は、スポンジでトントンと押さえて馴染ませてください。
水ありタイプのファンデーションを使う場合は、水を付けて絞ったスポンジで優しく叩くように広げると、化粧崩れが起こりにくいです。
夏はファンデーションを厚く塗ると皮脂や汗で崩れたときに目立ちます。ニキビ跡やシミ、クマなどがある場合は、カバー力の高いコンシーラーで隠し、ファンデーションは薄く塗りましょう。
フェイスパウダーは皮脂や化粧品に含まれる余分な油分を吸着する働きがあります。パウダータイプ以外のファンデーションを使う場合は、ベースメイクの仕上げにフェイスパウダーを使って夏の化粧崩れを予防しましょう。
フェイスパウダーは主にプレストパウダーとルースパウダーの二種類に分けられます。汗や皮脂による化粧崩れが気になる場合はプレストパウダー、乾燥による化粧崩れが気になる場合はルースパウダーがおすすめです。
大きめのブラシやパフで顔の内側から外側に向かってふんわりとのせます。テカリが気になる部分は軽く押さえるようにのせると、サラサラになります。
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夏はベースメイクだけでなく、ポイントメイクも崩れがち。パンダ目になったり、眉毛が消えたりして悩んでいる方も多いでしょう。崩れないメイクのやり方を解説します。
顔の中でもよく動く目元は夏に化粧崩れが起こりやすいです。パンダ目にならないアイメイクのやり方をご紹介します。
スポンジやコットンでまぶたの余分な油分をオフしてから指やチップ、ブラシでアイシャドウをのせます。濃い色のアイシャドウは化粧崩れが目立ちやすいため、夜まできれいなメイクをキープしたい方は薄い色のアイシャドウを使うのがおすすめです。
夏メイクでは、シアーなブラウンや肌に馴染むオレンジのアイシャドウを使うと季節感があり素敵ですね。
アイライナーが落ちると、パンダ目になります。夏は汗や皮脂に強いウォータープルーフタイプのアイライナーで化粧崩れを予防しましょう。アイシャドウと同じように薄い色を使うと、化粧崩れが目立ちにくいです。
マスカラも汗や皮脂に強いウォータープルーフタイプやフィルムタイプを選びましょう。薄めのブラウンなら、万が一汗で落ちることがあっても化粧崩れが目立ちません。
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汗ばむ夏は、気づくとアイブロウが消えてしまっていることが少なくありません。眉毛は顔の印象を大きく左右するパーツなので、しっかりと化粧崩れを防ぎましょう。
夏のアイブロウメイクのポイントは余分な油分を取ること。スポンジや綿棒で眉毛を撫でて油分を取ったら、眉尻部分にルースパウダーをのせてサラサラにしましょう。
その後に、崩れにくいコスメを使ってメイクをすると、夜まで理想の眉毛をキープできます。化粧崩れしやすい夏は、仕上げにアイブロウコートを塗っておくのもおすすめです。
チークは肌との密着力が高いリキッドタイプやオイルタイプがおすすめです。指でトントンとのせると、肌にフィットして化粧崩れを起こしにくくなります。
チークが毛穴落ちしたり、ヨレたりする場合は、部分用下地で頬をフラットにしておくのがコツ。メイクの仕上がりが良くなって夏でもきれいなメイクが続きます。
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顔の表面に皮脂や汗が残った状態のままメイクすると、肌に密着しないため、化粧崩れを起こしやすいです。夏は、メイク前にティッシュなどで顔の皮脂や汗をオフして、肌をサラサラにしておきましょう。
余分な皮脂や汗を抑えると、ファンデーションやアイシャドウののりが良くなるため、メイクの仕上がりも格上げされます。
暑い夏はどうしても皮脂や汗で化粧が崩れることが多いです。また、毛穴が開くため、毛穴落ちも気になります。
暑い時期は、ひんやりコスメを使って肌をクールダウンし、毛穴を引き締めましょう。最近は、たくさんのブランドから化粧崩れの予防に繋がるひんやりコスメが登場しています。
化粧崩れが気になる夏は、メイクの仕上げにスプレーを使いましょう。スプレーを使うと、肌がひんやりとして化粧崩れしにくくなるのでおすすめです。保湿効果に優れたスプレーなら、エアコンによる乾燥も予防できます。
また、ポーチにスプレーを入れておけば、化粧崩れしてしまった時のメイク直しにも役立つでしょう。
基本的にフェイスパウダーはメイクの仕上げに使うアイテムですが、化粧崩れが気になる夏は、フェイスパウダーでファンデーションを挟みましょう。
化粧下地、フェイスパウダー、ファンデーション、フェイスパウダーの順番でメイクをすると、余分な皮脂やコスメの油分が吸着されて化粧崩れが起こりにくくなります。
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夏の化粧崩れは、水分と油分のバランスが崩れて皮脂が過剰に分泌されることで起こります。メイク前のスキンケアを怠ると、水分と油分のバランスが整わず、化粧崩れが目立ちやすいです。
夜まできれいなメイクをキープしたい方は、メイクの前に化粧水や乳液で肌の状態を整えましょう。
メイク前のスキンケアは欠かせませんが、スキンケアの直後に化粧下地やファンデーションを塗るのはNG。化粧水や乳液に含まれる水分や油分が肌に残った状態でメイクをすると、化粧下地やファンデーションが肌に密着しません。
化粧水や乳液の成分が肌に浸透した後、ティッシュで余分な水分や油分を取ってからメイクを始めれば、夏の化粧崩れを予防できます。
ファンデーションを厚塗りすると、ヨレたり、毛穴落ちしたりした時に目立ちます。夏は対策をしていても化粧崩れが起こることがあるので、ファンデーションはなるべく薄く広げることを心がけましょう。
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夏は、しっかりと対策をしていても化粧崩れすることが少なくありません。朝のきれいなメイクを取り戻すメイク直しの方法を確認しておきましょう。
夏は汗や皮脂、乾燥でベースメイクが崩れることが多いです。正しい方法でメイク直しをしてきれいな状態を取り戻しましょう。
ティッシュで浮いたファンデーションや余分な皮脂をオフしてからパウダータイプのファンデーションを重ねます。最後に、ルースパウダーをのせてメイクを肌に馴染ませましょう。
化粧崩れがひどい場合は、乳液をコットンに付け、優しく撫でてメイクを落としましょう。メイクが落ちたら少量の乳液で保湿し、ファンデーションを重ねてください。
夏に崩れやすいポイントメイクの直し方も部分別にチェックしておきましょう。
化粧崩れしてパンダ目になったら、綿棒に乳液を付けて優しく拭き取ります。その上からアイシャドウを重ねて完成です。
アイブロウが消えてしまったら、フェイスパウダーで軽く押さえてからいつものアイブロウコスメで眉毛を描いてください。
チークが落ちたときは、肌に密着しやすいクリームチークを指でトントンとのせましょう。上からフェイスパウダーをのせれば、色持ちが良くなります。
SPF50+、PA++++で紫外線が気になる夏にぴったりの化粧下地。肌にフィットするスキンフィットオイルが配合されており、長時間化粧崩れを予防できます。潤い成分も配合されているため、乾燥が気になる方にもおすすめです。
皮脂を抱え込むオイルブロック処方が採用された化粧下地。テカリを予防してサラサラの肌をキープしてくれるため、気温や湿度の高い夏でも化粧崩れが目立ちません。保湿成分が配合されているのも嬉しいポイントです。
皮脂を抱え込むオイルブロック処方が採用された化粧下地。テカリを予防してサラサラの肌をキープしてくれるため、気温や湿度の高い夏でも化粧崩れが目立ちません。保湿成分が配合されているのも嬉しいポイントです。
テカリや化粧崩れを予防できる部分用の化粧下地。テカリが気になる日中、メイクの上からでも使えます。Tゾーンや小鼻に直塗りしやすいブラシタイプなので、手が汚れず、外出先でのメイク直しにもぴったりです。
SNSなどで化粧崩れしないと話題のコスメ。汗や皮脂に強いため、夏でも朝のメイクを夜までキープできます。また、カバー力が高いところも人気の理由。毛穴などをしっかりと隠してくれるので、至近距離で見られても安心ですね。
夏におすすめのBBスプレー。ひんやりとした使用感で毛穴をきゅっと引き締められます。汗や皮脂に強いので、高温多湿の環境でも化粧崩れが起こりにくく、サラサラな肌を維持できます。
毛穴・色むらをふんわりカバーしてくれるパウダーファンデーション。夏でも快適な軽めの使用感で、肌にぴたっとフィットして13時間化粧もちをキープします。「素肌がきれいに見える」という声が多いです。
ファンデーションの仕上がりを格上げして化粧崩れも予防するデパコスのプレストパウダーです。シルクのようなパウダーが光を拡散させて小じわや毛穴をナチュラルにカバー。保湿成分が配合されているので、夏に多いエアコンによる乾燥から肌を守ってくれます。
毛穴を隠し、きめの細かい美肌を演出するフェイスパウダー。肌が疲れない軽いタッチで、夏でも快適に使えます。ファンデーションの化粧もちを良くする効果が期待できるため、化粧崩れに悩む方に最適です。
口コミサイトやSNSなどで「夏でも化粧崩れしない」と話題の韓国コスメ。皮脂吸着パウダーとミネラル皮脂コントロールパウダーの働きで、メイクしたてのきれいな肌をキープします。
メイクの仕上げに使うだけで夏の化粧崩れ対策ができるスプレー。細かいミストがメイクをぴったりとフィットさせてメイクもちを高めます。植物由来の保湿成分が配合されているのも人気の理由です。
メイクの仕上げに吹きかけて使う化粧崩れ防止用コスメ。顔の動きにフィットするメイクコート成分でファンデーションのヨレを防ぎます。皮脂や汗に強い処方で、テカりやパンダ目の予防にも効果的です。
いつ購入したかわからない化粧品を使い続けているという方は、案外多いのではないでしょうか?「化粧品は食べ物のように短期間で腐ったりしないから、使用期限があるなんて知らなかった!」という方も少なくないはずです。
化粧品を開封すると、空気に触れた瞬間から酸化して品質の劣化が始まります。そして、劣化のスピードを加速させてしまうのが、不衛生な環境で使い続けた場合の「雑菌の繁殖」。
使用期限が切れて雑菌の混入した化粧品は、肌トラブルを引き起こしたり、場合によっては感染症につながったりというリスクがあります。
化粧品は、口元や目元などのデリケートな部分にも使うもの。だからこそ使用期限を正しく知り、雑菌が入らないよう衛生的に使っていくことが大切です。
化粧品の使用期限の見方は、アイテムによって異なります。また、使用期限が明記されているものとされていないものがあるので注意しましょう。
これには日本の「医薬品医療機器等法」が関係しています。この法律によると、製造後3年以内で変質するような化粧品でない限り、製造年月日や使用期限の表示義務はないとされています。
また、海外製品の多いデパートコスメの中にも使用期限が書かれているものがあります。たとえば、化粧品に「6M」「12M」といった表記がされていた場合、MがMonth(月)の略なので、使用期限は開封後6ヶ月、12ヶ月という意味になります。
使用期限が明記されていない化粧品については、それぞれの化粧品の標準的な使用期限を目安にする見方が一般的です。
たくさんの化粧品を使っていると、気付かないうちに使用期限が切れてしまうことも。「使用期限が少しでも切れていたら、使っちゃいけないの?」と思ってしまいますが、実際使おうと思えば使えます。
しかし、お肌への影響などのリスクを考慮するなら、使わないほうがベターです。
開封後の使用期限は、一般的に半年〜1年くらいといわれています。もちろん、製造年月日や開封後の使用期限が分かれば一目瞭然ですが、問題なのは使用期限が明記されていない化粧品です。
化粧品に使用期限の表記がなくても、購入日や開封日をメモしておけば、ある程度推測が可能ですが、全く手がかりのない場合、使えるかどうかは自分で判断する必要があります。その際のポイントになるのが以下の3項目。
・成分が分離していないか
・変色していないか
・イヤな臭いがしていないか
化粧品の状態にこのような変化が見られた場合は変質、劣化が進んでいるので、買い替えのタイミングと判断できます。
仮に使用期限内であっても、化粧品に異変を感じたら使用を中止しましょう。また使用期限にかかわらず、化粧品の状態やお肌への影響は常にチェックするようにすると安心です。
未使用・未開封の一般的化粧品の使用期限は、製造から3年以内といわれています。とはいえ、通常は製造からすでに日数が経ったものを購入することがほとんどのはず。
製造日がわかれば、その日から3年以内に使い切るようにし、わからない場合は購入から2年程度と判断しておくと安心ではないでしょうか。使用期限がわからない場合の最終手段としては、化粧品の製造番号を頼りに、メーカーに問い合わせるという方法もあります。
■化粧品を扱う前に手を洗う
化粧品を清潔な状態に保つには、まず手をきれいにしておくことが大切です。汚れた手のまま化粧を始めると、化粧品や肌に雑菌が移ってしまいます。化粧をする前には必ず石鹸で手を洗うようにしましょう。
■化粧品は直接手に取らない
クリームタイプやジェルタイプの化粧品は、指で直接取ってしまいがちですが、指には雑菌が多く潜んでいます。
直接触れると雑菌が混入する可能性があるので、スパチュラを使って直接指で取らないようにしましょう。使用後はスパチュラをティッシュで拭いて清潔にしておきましょう。
■化粧品の道具を清潔に使う
ファンデーションのパフやメイクブラシなど、肌に直接触れるようなメイク道具は常に肌の雑菌にさらされているため、洗わずに使い続けると雑菌が繁殖します。さらに雑菌が化粧品にまで移ると品質の劣化も早めます。
使用後は毎回洗うのが理想ですが、難しい場合はティッシュオフをし、週に1回程度は洗うようにしましょう。専用の洗剤や、デリケート衣料用の中性洗剤を使って優しく洗うと、傷むのを防げます。
洗った後はしっかり乾燥させることが大切です。生乾きさせてしまうと雑菌が繁殖し、逆効果なので注意しましょう。
■化粧品のアプリケーターを清潔に保つ
リップなどアプリケーターが付いている化粧品は、アプリケーター部分も清潔に保つ必要があります。特にリップグロスは液体です。雑菌が繁殖しやすいので、毎回面倒だと思ってもティッシュオフする習慣を付けましょう。
■化粧品のフタはしっかり閉める
化粧品は、空気に触れて酸化することで変質、劣化していきます。酸化を防ぐため、フタをしっかり閉めて、できるだけ空気に触れさせないようにしましょう。容器に隙間を作らなければ、ホコリや異物などが入ってしまうことも防げます。
また、容器のフチに付いた化粧品は、きちんと拭き取るようにしてください。その部分は特に劣化しやすくなります。次の使用時に劣化したものを肌にのせてしまわないよう、ちょっとしたことにも気を配りましょう。
■無添加化粧品のリアルな使用期限
オーガニックで健康志向のイメージがある無添加化粧品。無添加という言葉から「防腐剤が入っていないので使用期限も短いのでは?」と思われがちです。しかし各メーカーによって無添加の定義が異なるため、無添加化粧品と記載があっても、なんらかの防腐剤が入っている可能性があります。
防腐剤の成分としては「パラベン」が有名です。パラベンが入っていないという意味の「パラベンフリー」表示をよく見かけますが、パラベンフリーでも別の防腐剤が添加されている場合があります。
もし防腐剤が入っている場合は、一般的な化粧品と同様に、未開封で3年程度、開封後は半年〜1年程度と考えましょう。
また、防腐剤入りであっても植物などの天然由来成分でできたものは、化学成分のものより劣化しやすいので、できるだけ早めに使い切りましょう。
■防腐剤フリーの使用期限
防腐剤が全く入っていない無添加化粧品は、開封後どうしてもカビや雑菌が繁殖しやすくなります。そのため、防腐剤入りの化粧品と比べると使用期限はぐっと短くなり、1ヶ月半〜3ヶ月程度を目安にしましょう。
■無添加化粧品の保管方法
無添加化粧品の保管方法は、基本的に一般的な化粧品と変わりません。しっかりフタを閉めて、高温多湿や直射日光の当たる場所を避けて保管しましょう。
しかし、防腐剤が添加されていないと冷蔵庫保管が必要な場合があります。この点は防腐剤が入っているものと異なるので、化粧品に記載されている保管方法をよく確認してください。
スキンケア化粧品はデリケートなアイテム。間違った方法で保管すると、使用期限内でも品質が低下したり、傷んだりしやすくなります。今すぐやめたいスキンケア化粧品の保管方法について確認してみましょう。
■冷蔵庫に入れる
暑い季節に「品質の劣化が心配」「冷たいほうが気持ちいい」などの理由から、化粧品を冷蔵庫で保管したくなりますが、冷蔵庫保管が必要なスキンケア化粧品でない限り、常温で保管しましょう。
冷蔵庫で冷やすと、化粧品に含まれる成分が結晶化して分離したり、分離した結晶が肌に負担をかけたりすることがあります。また、外気との温度差で品質が劣化することもあるので、むやみに冷蔵庫に入れないように気を付けましょう。
■水気のある場所に置く
水がスキンケア化粧品の容器に入ると、品質の劣化や雑菌の繁殖につながります。特に油分が多いクリームタイプは水に弱いため、水気のない風通しの良い場所での保管がおすすめです。お風呂場や洗面所などで使う場合は、換気扇を回したり窓を開けたりして湿度を下げましょう。
ベースメイクやポイントメイクに使う化粧品の保管方法にも注意が必要です。
■高温多湿の場所に置く
化粧品を暑い場所やジメジメした場所に置くのはやめましょう。高温多湿の環境下では、品質劣化や雑菌の繁殖が進むばかりでなく、化粧品に含まれる油分が溶け出してしまうこともあります。
■冷える場所に置く
冬は寒すぎる場所に化粧品を置いて、極端に冷やさないように注意しましょう。冷蔵庫に入れるのと同様、化粧品に含まれる成分が結晶化して分離することがあります。
次は、化粧品のアイテム別に使用期限の目安をご紹介していきます。
スキンケア化粧品の使用期限は6ヶ月程度と短いです。スキンケア化粧品は直接肌にのせるものなので、雑菌が繁殖したアイテムではダイレクトに肌トラブルの原因になってしまいます。空気に触れやすいアイテムが多いので、なるべく使用期限を目安に使い切るようにしましょう。
■Dr.Jart+(ドクタージャルト) シカペア リカバー クリーム
シカペアのリカバークリームは、ニキビやお肌のゆらぎが気になる人におすすめ。薬草であるツボクサから採れるシカ成分が入っているため、敏感肌でもトライしやすいかもしれません。
クリームの色がグリーンからベージュに変わるまで、マッサージをしながら肌になじませて使用してください。SPF40なのでUVケアもバッチリで、朝用のクリームとしておすすめです。
ベースメイクも直接肌にのせるものなので、6ヶ月程度が使用期限です。雑菌は水分があるところに繁殖しやすいので、パウダータイプよりもリキッドタイプのほうがリスクは高くなります。なるべく早めに使い切るようにしましょう。
また、日焼け止め効果についても日に日に薄れていくといわれているので、早めの買い替えをおすすめします。
■LANCOME(ランコム) タンイドル ウルトラ ウェア リキッド
世界中に愛用者が多いランコム。このタンイドル ウルトラ ウェア リキッドは、多少の汗でも崩れにくく、よくのびてまるで素肌のような透明感を演出します。
アジア人の肌色に合わせたカラバリは、肌の明るさと赤みの強さによって設定された13色展開。豊富なラインナップで、自分の肌に合うカラーが見つかりやすいでしょう。
パウダーファンデーションは、リキッドファンデーションと比べると乾燥している分、雑菌が繁殖しにくいといえます。とはいえ肌に直接触れるものなので、なるべく使用期限内に使い切るようにしましょう。
■資生堂 マキアージュ ドラマティックパウダリーEX
@cosmeのベストコスメアワード2021を受賞した、カバー力抜群のパウダリーファンデーション。ムースプレス製法で作られたきめ細やかなパウダーは、ふわっと軽い使い心地で、溶け込むような肌なじみです。
「360°美肌パウダー」と「つや仕込みパウダー」により、つやと透明感の絶妙なバランスでナチュラルに仕上がります。汗や乾燥にも強く一年中使えるのもポイントです。
フェイスパウダーとチークの使用期限は約2年で、他のアイテムに比べると長めです。これらは直接肌にのせるよりも、ファンデーションなどの上から使用することが多い化粧品なので、ある程度の期間は使用できるものとされています。
■ADDICTION(アディクション) ザ ブラッシュ ニュアンサー
ひと塗りで華やかなニュアンスをプラスしてくれる、人気のパウダーチークです。
滑らかで粉っぽさのないクリーミーパウダーが、スキンメルトテクノロジーにより、すっと肌になじみ密着。透き通るような発色でキラキラ輝き、上品に美肌を演出します。ハイライトやアイメイクにもおすすめです。
続いて、ポイントメイクのアイテム別に使用期限の目安をご紹介していきます。
パウダー状のアイシャドウは、1年程度は大丈夫だといわれています。ただし、使っているブラシやチップのケアは忘れずに。水分のあるリキッドタイプやクリームタイプのアイシャドウについては、6ヶ月以内に使い切りましょう。
■Christian Dior(クリスチャン ディオール) バックステージ アイ パレット
組み合わせやすく肌なじみの良いカラーを集めたディオールのアイシャドウパレット。
どんな肌色にも合わせやすいカラーで、ナチュラルメイクからしっかりメイクまで幅広く対応できます。発色が良く密着度も高い上に、ハイライトやプライマーとしても使えて、捨て色なしの優秀さです。
マスカラやアイライナーは目元に使用することもあり、使用期限が最も短く設定されています。目元に雑菌が入ってしまうと、目の充血や感染症を引き起こすおそれがあるからです。
マスカラやリキッドアイライナーなど、液状のものに関しては、3ヶ月を目安に使い切るようにしましょう。ペンシルタイプのアイライナーは、リキッドタイプよりも長く使用できますが、6ヶ月以内には買い替えることをおすすめします。
■CLINIQUE(クリニーク) ラッシュ パワー マスカラ ロング ウェアリング フォーミュラ
もはやスタンダードともいえる、クリニークのロングセラーマスカラ。
人気の秘密は、日本人の目に合わせた使いやすいブラシとマスカラのクオリティです。良くのびてダマになりにくく、簡単、綺麗に仕上がります。長時間持続するのにお湯で落とせる手軽さもポイントです。
リップは1年~1年半を目安に買い替えるようにしましょう。硬いテクスチャーのリップなら1年半近く使えるものがほとんどですが、液状のグロスなどは1年以内に使い切るようにしましょう。
■rom&nd(ロムアンド)ジューシーラスティングティント
韓国コスメブランド、ロムアンドのティントは、ひと塗りするだけで今どきのおしゃれな顔になれると人気のアイテムです。
ティントなのに乾燥しにくく、果実のシロップのような甘い香りと、みずみずしい唇になれるのが人気のポイント。ティッシュオフするとマスクにもつきにくいですよ。