おでこが広い・狭いといわれるものの、自分のが狭いのかどうかわからないという方もいますよね。では、「おでこが狭い」といわれる基準とはどのようなものなのでしょうか。
チェックする方法は簡単。指3本があれば、おでこの狭さをはかれるのです。額の生え際から指を3本揃えて置いてみて、眉毛と重なれば「おでこが狭い」部類に当てはまり、反対に3本置いても眉毛まで距離がある場合は「おでこが広い」部類に当てはまるといえます。
中には、おでこが狭いことがコンプレックスだと感じている方もいますよね。それでは、おでこの狭さをカバーする方法にはどのようなものがあるのでしょうか。今回は3つの方法を紹介します。
まずは、髪型でカバーする方法です。
前髪を作らずにおでこを出していた場合、おでこの狭さがはっきり分かってしまうので、カバーしたいと感じているなら工夫して前髪を作るのがおすすめ。
前髪を奥から作ったり、かきあげておでこの縦のラインが目立つようにしたりすることで、おでこの狭さを上手にカバーできるでしょう。
トレンドのシースルーバングも、おでこが狭い方に似合う前髪。流行りに乗ってチャレンジしてみてはいかがでしょう。
おでこの狭さから目を逸らさせるには、前髪の作り方が重要。不安な方は美容師さんに一度相談してみてもいいかもしれませんね。
前髪の生え際にシェーディングをすることで、おでこの狭さを上手にぼかすことが可能です。さらに、ハイライトを入れることで光を反射しておでこを広く見せられます。
ハイライトとシェーディングの合わせ技で、気になるおでこの面積をコントロールして見せましょう。
眉山をしっかり作ってアイブロウを描くと、その分おでこがより狭く見えてしまいます。おでこの狭さをカバーするなら、眉山を低めに描き、目との距離を近づけるようにアイブロウを作るのがおすすめです。
目と眉の距離が近くなり美人顔になるとともに、おでこを広く見せられます。
おでこの平均的なサイズは、顔の広さに対して3分の1くらいが理想の広さだと言われています。
それよりも狭いと、バランスのとり方が難しかったり、似合う髪型が見つからなかったりすることがあるようです。
また、丸顔に見えてしまうこともあるようで、幼い印象やふっくらした印象を与えてしまうこともあるそう。
では、おでこが狭い人は、どのような点を気を付ければいいのでしょうか。
■おでこが狭い人に似合う前髪ポイント
・前髪ありでおでこをカバーする
・前髪なしなら縦ラインを意識する
・ふんわり感を意識する
■おでこが狭い人に似合わない前髪
・眉毛より短いストレート前髪
・トップからのペッタン分け前髪
・ショートヘアの前髪なし
・ぺったりした斜め前髪
・ボブヘアのぱっつん前髪
おでこが狭い人には似合わない前髪もいくつかありますが、絶対に似合わないというワケではありません。
丸顔や面長に合わせて一工夫すれば取り入れることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
おでこが狭い人に似合う前髪の作り方として基本になるのが、前髪は奥から作ることです。
つむじの方から髪を持っていき、直線的にカットしたぱっつん前髪なら、おでこの狭さを感じさせません。
できるだけ、目の上ギリギリでぱっつんにすることはポイント!ぱっつん前髪は目を大きく見せてくれる効果もありますよ。
「狭いおでこをとにかく隠したい!」という人なら、重めや厚めの前髪にすることがおすすめです。
前髪を奥から作ることによって、自然と厚めの前髪になるので、あとは気持ち長めにカットするだけ!
面長タイプであれば、目にかかるくらいの前髪にして、うざバングにするのもいいでしょう。
軽さや抜け感を出しながら、狭いおでこをカバーするならシースルーバングで決まり!前髪に隙間を作ることで、おでこの面積を錯覚させる効果が期待できます。
ただし、おでこが狭くても、面長タイプであれば縦ラインを強調させてしまうかもしれないので気を付けてください。
前髪を斜めに流すスタイリングは定番ですが、狭いおでこをカバーするには最適な前髪です。
このときのポイントは、斜めに流しながらも生え際はカバーすること。
おでこに三角ゾーンができることによって、綺麗なおでこを演出することができます。
おでこが狭いと、おでこを出すことに抵抗を感じてしまうかもしれませんが、あえてオン眉にするのもテクニックのひとつです。
ぐっと個性的な雰囲気になり、周りと差がつくおしゃれ前髪にすることができます。
丸顔さんなら前髪を軽く内巻きにして、トップにふんわり感を出してみて!
前髪なしスタイルなら、かき上げバングにすることがおすすめです。
根本からしっかり立ち上げて流すことで、ふわっとさせながら縦ラインを強調できるので、狭いおでこも自然と目立たなくなりますよ。
クールビューティーなアレンジでもあるので、大人女子にも◎。
左右対称ではないアシンメトリーな前髪も、狭いおでこをカバーしたいときに最適な前髪のひとつです。
一番短いところが、眉から指2本分くらい上からスタートするように意識することが大切!
そこから斜めにカットするだけで、おでこの面積を分散させることができますよ。
前髪にアレンジをプラスして、狭いおでこをカバーするなら、編み込み系がおすすめです。
ただ、ピタッときつめに編み込んでしまうと逆効果になってしまうので、編み込み部分はほぐしてふんわり感を出すことがポイントですよ。
丸顔でおでこが狭い人であれば、ポンパドールやオールバックスタイルの前髪アレンジを楽しんでみて!
縦ラインを意識して、ふんわりセットすることがポイントです。
後ろの髪に長さがあるなら、高めの位置でお団子を作るのも◎。
おでこが狭いと似合う、奥から作ったぱっつん前髪。今っぽい印象にするなら、こめかみまで広めにとったワイドバングに。
シースルーのワイドバングにすると、若々しくフレッシュな印象になりますよ。顔の横の長さを強調してくれるので、面長タイプには特におすすめです。
大人っぽい前髪にしたいなら、センターパートを。根元をぺたっとさせてしまうと、おでこの狭さが目立ってしまいますが、ふんわりとさせると縦の長さを強調できます。カーラーやドライヤーでのブローで根元を立ち上げるようにセットしましょう。
おでこが狭くてもおでこを出したいなら、立ち上げバングに。おでこではなく、立ち上げた前髪の方に視線が行くので、おでこの狭さが目立たなくなります。おでこが狭いために童顔に見えることで悩んでいる場合には、大人っぽさを演出できます。
「センターパートにしたいけど、根元をうまくふんわりさせられない」という場合には、前髪をリップラインでカットしましょう。リップラインで前髪を作ることで重心が下がり、おでこに目が行きにくくなります。毛先に動きをつけて、おでこではなく前髪の方を目立たせるのがポイントです。
伸ばしかけでアレンジしにくい前髪にはヘアバンドを。視線が上に行くので、おでこをすっきり出してもおでこの狭さが気にならなくなります。ボリューム感のあるものを付けると効果的ですよ。
目にかかるくらいの長さの前髪がうざバング。長めの前髪なので、おでこの狭さが目立たなくなりますよ。また、おでこが狭い人にありがちな前髪が浮いてしまう、という悩みも解消できます。
前髪越しに目が見えるので、ミステリアスな雰囲気が加わってセクシーな印象に。大人の女性を演出できますよ。
羽根のようにふんわりと軽く、大きく外ハネした前髪がフェザーバング。外ハネした前髪がおでこから視線を外してくれるので、おでこが狭いことに目が行かなくなります。
おでこだけでなくフェイスラインも目立たなくなって小顔効果もあるので、特に顔の形や大きさに悩みがある人におすすめです。
前髪が無いヘアスタイルだとおでこが見えてしまいますが、全体をひし型シルエットにスタイリングすれば、おでこが狭くてもきれいなバランスに見えます。これは、顔の横でふわっと髪が広がることでそこに視線が分散されるため。前髪の根元をふんわりと仕上げるのもポイントです。
シースルーバングの一種であるM字バング。M字を描くように前髪が分かれていて、おでこがその隙間から覗きます。
おでこを少し見せることで、ぱっつん前髪よりも大人っぽくナチュラルな印象に。シースルーバングやぱっつん前髪と同じようにおでこの狭さをカバーしつつ、目元の印象も強められますよ。
サイドの髪やヘアスタイルのシルエット全体でのカバーがしにくいショートヘア。前髪を奥から作ることで、バランスを取りましょう。ぱっつん前髪でもシースルーバングでも、奥から作るのがショートヘアにするときのポイントです。
おでこが狭い場合に、ミディアムヘアと相性がいいのがかきあげバング。縦のラインを強調できるので、おでこが狭くても目立ちません。また、根元をふんわりとさせることで、おでこが見えていても狭さが気にならなくなりますよ。
根元を立ち上げることでおでこの狭さをカバーできるセンターパート。ロングヘアと組み合わせれば、縦のラインをより強調できます。毛先に動きを出して、視線をおでこからそらすのも狭さを目立たせないコツです。
おでこが狭く丸顔の人は幼く見えがちですが、トップにボリュームを作って動きを出すことで大人っぽい印象に。縦のラインも強調されるので、おでこの狭さも気にならなくなりますよ。
エラが気になるベース型のフェイスラインの場合は、エラ部分をナチュラルに隠せるかきあげバングを。根元が立ち上がったかきあげバングなら、おでこの狭さとエラ張りの両方の悩みを解消できますよ。
面長の場合、顔の縦の長さをカバーするために基本的にはおでこを隠す前髪がおすすめ。特に長い前髪であるうざバングは、その分顔の長さを目立たなくしてくれます。長め前髪でおでこを広く見せつつ、顔の長さは短く見せることができますよ。
前髪を工夫するだけでなく、メイクでもおでこを広く見せることができます。似合う前髪と共に取り入れると、さらにおでこの狭さが目立たなくなりますよ。
■おでこにハイライトを
高さや立体感を出してくれるハイライト。おでこに入れることで、おでこが広くなったような視覚効果が生まれます。
ハイライトはパール感があるものが多いですが、おでこに広く入れるので、パール感のないマットな質感のものを選びましょう。ハイライトではなく、明るめのファンデーションで代用してもかまいません。
■眉山は低めに
眉を描くときは、眉山は低めに描くことでその分おでこが広く見えるようになります。また、眉の太さもあまり太くしないようにしましょう。太くしたい場合は、眉の上ではなく眉の下に描き足すと、おでこを狭くすることなく太さを出せます。
■前髪の生え際とフェイスラインにシェーディングを
前髪の生え際にシェーディングを入れると、生え際のラインをぼかすことができます。すると、おでこの狭さが目立ちにくくなります。
また、おでこの狭さによって顔の余白のバランスがよくない場合は、フェイスラインにシェーディングを入れましょう。顔の下の部分も小さく見せることで、おでこの狭さとのバランスがよくなります。
シェーディングはブラウンのように濃いカラーではなく、肌よりワントーン暗いベージュを使うとナチュラルな印象になりますよ。ハイライト同様、暗めのファンデーションを使ってもかまいません。
■リップは印象的に
リップはふっくらと大きく見えるように描くと、おでこより唇に視線が行くようになって、おでこの狭さをカバーできます。また、カラーも濃い目のものを選ぶと、より唇の存在感を強調できて効果的です。
リップのカラーを濃くする場合は、アイシャドウはナチュラルなベージュやブラウンなどで色味を抑えると、今っぽいメイクになりますよ。
おでこを広く見せることができるのがハイライト。光を反射することでおでこが広く見えます。おでこをはじめ、鼻筋や目の下などに入れるとメリハリの付いた顔になりますよ。
Laura Mercier(ローラメルシエ)のマットラディアンス ベイクドパウダーは、微細なパールで上品でソフトな輝きを肌にプラスしてくれるハイライト。粒子が細かいので、肌に自然に溶け込んでナチュラルな仕上がりになりますよ。
パールの入ったハイライトと、マットなシェーディングがセットになったスティック。肌の色に合わせて、ライトとミディアムの2色から選べます。
おでこを中心にハイライトを入れて指でぼかせば、おでこを高く広く見せることができます。クリーム状で、フェイスパウダーやパウダーファンデーションの前に使うタイプのハイライトです。粉っぽくなるのが気になる人にもおすすめ。
おでこをさらに広く見せるなら、髪の生え際をフェイスパウダーとマットなハイライトを使ってぼかしましょう。生え際にフェイスパウダーをブラシで付けると生え際のラインが薄くなり、ハイライトをその上からプラスすることで色をカバーすることができます。おでこのラインを実際よりも広く見せられますよ。
プチプラなのに長時間テカリを抑えたマシュマロ肌がキープできる、と人気のフェイスパウダー。マットな質感なので、生え際をぼかすために使うのにもぴったり。カバー力もあるので、生え際の色を飛ばすのに活躍してくれます。
生え際をぼかすのに使う場合、ハイライトはマットな質感を選ぶのがポイント。ラメやパールが入っているものよりも、柔らかく自然な印象になります。
CEZANNE(セザンヌ) のフェース コントロールカラー はマットな質感のハイライト。ツヤ感を出さずに生え際の色を飛ばすことができます。マットなベースメイクをした場合に、鼻筋などに立体感をプラスするときにも活躍してくれますよ。
ハイライトはパールが入っていることが多く、マットな質感のものはなかなか見つけにくいですが、マットな質感の白のアイシャドウで代用することもできます。
Visee AVANT(ヴィセ アヴァン) シングルアイカラー BEGINNING 001はマットでクリアな白。ハイライトよりも発色が良いので、フェイスブラシを使ってふんわりと生え際に乗せましょう。
おでこの狭さに比べて、エラが張っていたりあごが大きかったりしてバランスが悪く感じられるなら、フェイスラインにシェーディングを。
MAC(マック) フェイスパウダー ミネラライズ スキンフィニッシュ・ナチュラルは、マットな質感のフェイスパウダー。質感はマットでありながら、ミネラル成分が配合されているので肌に優しく乾燥しにくくなっています。色味も自然なので、やり過ぎにならずにシェーディングができますよ。
パフで簡単に付けられるシェーディング。付け過ぎにならないので、シェーディングを使ったことがない人でも、失敗なく小顔メイクができますよ。ブラシを使ってシェーディングするよりも時短になる、と評判です。
おでこを広く見せたい場合、眉山を低めに描くのがポイント。眉山が低くなる分、おでこの面積が広くなったように見えます。眉山低めの眉が似合わない、という場合はやや細めに描くことで、おでこを広くしましょう。
様々なカラーがセットになったパウダータイプのアイブロウパレットなら、細めの眉でも立体感のある眉が描けます。excel(エクセル) スタイリング パウダーアイブロウは、4色セットのアイブロウパウダー。単色でも使えるのはもちろん、混ぜて使うことで、自分にぴったりのカラーが作れますよ。
立体的なグラデーション眉毛を描けるアイブロウパウダー。眉毛に立体感を出せば、おでこの膨らみも強調されて狭さが目立たなくなるでしょう。
明るい色は、シェーディングとして使えるのも嬉しいポイント。狭いおでこに悩んでいる人は、生え際にふんわりとぼかすように影を作ると、おでこの形を理想に近づけられます。明るい色はノーズシャドウとしても使えるため、メリハリのある美人顔を演出したい人にもぴったりです。
ひとりひとりのなりたい印象や髪の色にぴったりの眉毛を演出するアイブロウパウダーのセット。ベーシックなブラウン系のカラーに加えてオレンジや赤が入っていて、簡単におしゃれな眉毛を作れます。
また、使いやすいブラシが入っているのも魅力です。細かい部分をしっかりと描けるものやふんわりと色をのせられるものを使えば、難しい眉山も自然にメイクできてナチュラルに狭いおでこを隠せるでしょう。
日本でも話題の韓国コスメブランドのリップ。フルーツのようなジュワっとした発色が魅力です。はっきりとした発色のものも肌に馴染みやすいものもありますが、おでこが狭い人には発色が良いものがおすすめ。
鮮やかな発色のリップを使って口元にインパクトをプラスすると、狭いおでこから視線を外せるでしょう。
濡れたようなツヤ感が魅力のプチプラのリップ。さりげなく色っぽい口元を演出します。とろけるように馴染むため、塗りやすいという声も多いです。
大人っぽいカラーが揃うところもおすすめのポイント。輝くようなツヤと合わさって、魅力的な唇を作り、狭いおでこから目線を逸らします。
狭いおでこを目立たなくする鮮やかな発色が特徴のデパコスのリップ。マット・サテン・シアーの3つの質感から好みのものを選べます。唇の縦ジワに入り込みにくい処方で、長時間美しいメイクが続くところも人気を集めています。
前髪を切る時に生え際のすぐ上から髪を取ると、前髪が短く見えておでこの狭さが際立ちます。そのため、狭いおでこにコンプレックスを抱えている人は、髪を奥から取るのがポイントです。
具体的には、つむじの前あたりからトップの髪をおでこに持ってきて前髪として切ると、前髪が長く見えて狭いおでこをカバーできます。トップから取った髪をふんわりとスタイリングさせると、縦のラインが強調されたり、立体感が出たりして狭いおでこが気にならなくなるでしょう。
狭いおでこを周りの人に見られたくない場合は、前髪を厚めに作りましょう。頭頂部に近い位置から髪を取り、前髪と合わせてカットすると、厚めバングに仕上がります。厚めバングにすれば、おでこが綺麗に隠れるので、狭さが目立たないでしょう。
厚めの前髪を作るなら、両端に向かって長くなるように切るのがポイント。カーブを描くように前髪を切れば、輪郭がカバーされたり、小顔効果を期待できたりします。
おでこが狭い人は、ふわっとスタイリングすることを前提として理想よりも少し長めに前髪をカットするのがおすすめ。根元をふわっと浮かせるように前髪をセットすれば、気になる生え際をカバーできます。
長めにカットした前髪は、センターパートよりも斜めに流すようにスタイリングするのがコツ。長めの前髪でおでこのサイドを隠すと、狭さが隠れておでこが綺麗に見えます。
おでこが狭い人は、厚めの前髪で隠そうとしますが、あえてしっかりと梳いてシースルーバングにするのも良いでしょう。シースルーバングで薄っすらとおでこを見せると、縦のラインが強調されて狭いおでこをカバーできます。
シースルーバングを作る時のポイントは、前髪の内側から少しずつ梳いていくこと。表面の髪を梳きすぎると、髪がまとまりにくくなったり、バランスが悪く見えたりするので、注意してください。
狭いおでこが気になる人は、あえてオン眉バングにするのもあり。オン眉バングは、コンプレックスである生え際を隠し、それ以外の部分を出すので、意外とおでこが狭く見えにくいです。
オン眉バングにセルフカットするなら、切りたい部分より少し長めの位置にはさみを入れるのがポイント。前髪の両端を残して真横にハサミを入れ、残した髪をサイドの髪と繋げると、自然な髪型になります。
ワックスやオイルを使って束感を出せば、前髪の隙間からおでこが見えて、狭いおでこをさらにカバーできます。
1日中理想の前髪を維持するためには、スタイリング剤が重要です。とはいえ、ワックスやスプレー・オイルなど様々なスタイリング剤があって、どれを選んだらいいのかわからない人も多いでしょう。
まずは、スタイリング剤の選び方からチェックしていきましょう。
髪の毛が固くてしっかりとしているタイプの人は、ヘアワックスがおすすめ。特に、繊維(ファイバー)が配合されたものだとセット力は抜群です。
髪の毛がしなやかでやわらかいタイプの人は、軽いクリーム系のものがおすすめ。逆に、重さのあるオイルのものはベタつきやすいので、使うときには量に注意してください。
また、どのタイプの人も仕上げにスプレーをすると、長時間固定しやすくなります。
髪の毛は湿度によってコンディションが変わるもの。特に雨が降っているときには、ワックス系のスタイリング剤だと、濡れて溶けてしまうこともあります。
また、風が強い日は、セット力が弱いと髪型が崩れてしまう可能性大。湿度や風の強さなど、天気に合わせて選ぶのもポイントになります。
濡れ感のあるおしゃれな前髪、ふんわりとした清潔感のある前髪など、なりたい雰囲気に合わせてスタイリング剤の質感を変えるのもおすすめです。
また、キープしたい時間やセット力にあわせて使い分けるのもよいでしょう。
スタイリング剤は、用途や成分によって多くの種類に分けられますが、セット力や前髪キープ重視でいえば、代表的なものは以下の4種類になります。
どのスタイリング剤も、ソフトからハードまで、セット力のレベルが設定されているものがほとんどなので、髪質や目的に応じて試してみてください。
ペースト状のスタイリング剤。
毛先に動きをつけたり、毛束感を持たせたり、髪のボリュームアップなど、ヘアスタイルに様々な表情を付けられます。そこまでがっちり固まらないので、後で手直しもしやすいスタイリング剤です。汎用性が高く、どんなヘアスタイルにも使えます。
前髪のスタイリングでは、まず手の温度でよく溶かしてから、根元は避けて毛先に少しだけ馴染ませるようにして付けるのがポイント。
ヘアワックスは油性なので、時間の経過や温度・湿度の影響を受けやすいスタイリング剤です。手直しがしやすい代わりにヘタりやすいので、長時間崩したくない場合はヘアスプレー併用がおすすめです。
泡状のスタイリング剤。
水分を多く含んでいるので、ヘアワックスやヘアジェルなどと比べ、とても軽い仕上がりです。汎用性の高さはヘアワックス同様ですが、特にパーマや巻き髪・ クセを活かしたヘアスタイルなどに向いています。
前髪のスタイリングでは、最初から髪にもみ込むのではなく、髪にのせるようにして自然に馴染ませるのがポイント。泡が馴染んできた段階で前髪をつまんで整えるようにすると、重くならずにボリューム感が出せます。
ヘアムースは、ガスの力で泡状にしているため、よく振ってから下向きで使ってください。上向きで使うと、充填されたガスが先になくなってしまうので注意しましょう。
ジェル状のスタイリング剤。
セット力が強いものが多く、ガッチリ固めてキープします。ふわっとしたスタイリングには不向きですが、ボリュームをおさえたり、パーマのカールをしっかり出したりするのには向いています。ツヤ感や束感・濡れ感がほしい場合にもぴったりです。
前髪のスタイリングでは、ムラなく手早く仕上げるのがポイント。乾くと手直しできないくらいに固まるものが多いので、スタイリングはジェルが乾くまでが勝負です。髪のツヤにムラが出ないようまんべんなく付けましょう。ただし、重さやベタつきには気を付けて。
ガスの力で吹きつけるスタイリング剤。
基本的には、別のスタイリング剤でセットした後の仕上げ剤として使われますが、直接スタイリングするのにも使えます。仕上げに使うだけあってキープ力に優れ、できあがった状態を長時間崩したくないときに重宝します。
前髪のスタイリングでは、前髪を少し持ち上げて、下側から根元に向けて吹きつけるのがポイントです。
ヘアスプレーは微妙な量の調整が難しいので、少量だけ使いたい場合は、一度指先に吹きつけてからそれを髪に付けるという方法もあります。
ヘアワックスは、たくさんのテクスチャがあって迷ってしまいますが、最もベーシックなファイバー系やクリーム系なら扱いやすくておすすめです。
MILBON(ミルボン)の「ニゼル ドレシア トレイスワックス」は、きっちりしすぎない、程よい質感が人気のヘアワックスです。保湿成分マリンスクラワンが、髪にやわらかさと適度なツヤを与え、前髪の軽さをキープしたまま毛先のまとまり感を演出します。
メルトスプレッド処方により、手の中で溶けるようなテクスチャで、美容室でも使われるほどのクオリティながら、ワックスが苦手な方にも扱いやすいアイテムです。
キューブ状のおしゃれな見た目が印象的な、ARIMINO(アリミノ)の「ピース フリーズキープワックス」は、強力なセット力と立体感のある束感で、おしゃれな前髪をキープしてくれるヘアワックスです。
ワックスの固さは、最もセット力が強い「ブラック」をはじめ、ソフト系からハード系までラインナップが充実しています。用途や髪質に合わせたぴったりのスタイリング剤が見つかりますよ。
言うまでもないくらいに大人気のヘアスタイリング剤「product(プロダクト)」。キープ力はそれほどでもないものの保湿力がとても高く、毛先に束感を作りながらもみ込むだけで、トレンドの濡れ髪が作れます。
オーガニックな原料からできているので髪や頭皮にやさしく、保湿クリームとして全身どこにでも使えるマルチバームの側面を持っているところも、このワックスの大きなポイントです。
ヘアムースは、パーマ用・ストレート用・ダメージヘア用など、用途別に展開されているものが多いので、どれを購入すればいいか迷ってしまう方にも選びやすいスタイリング剤です。
DEMI(デミ コスメティクス)の「ウェーボ スプリングパフ」は、髪に潤いを与える、もちっとした密度の高い泡と、固め過ぎない自然なスタイリングが特徴のヘアムース。
軽い仕上がりなのにパーマの再現性は高く、パサつきをおさえて、まとまり感のあるウェーブヘアを復活させてくれます。とれかけパーマにもおすすめのスタイリング剤ですよ。
LUX(ラックス) の「美容液スタイリング メリハリウェーブ フォーム」は、痛んだ髪を修復しながら、メリハリのあるスタイリングを実現してくれるヘアムース。特にパーマのウェーブ感をしっかり出すにはおすすめです。
美容液成分として配合されている、ホホバオイル・アルガンオイル・メドウフラワーパールがキューティクルを補修し、滑らかでツヤのある髪にしていきます。
髪のコンディションが整えば思い通りのスタイリングもしやすくなるので、日々ダメージを受け続けている前髪には最適なスタイリング剤です。
最近は香り付きのスタイリング剤が主流ですが、Schwarzkopf(シュワルツコフ )の「シルエット ストレートムース」は無香料で、スタイリング剤の香りが苦手という方にも使いやすいアイテムです。
水分量の多いムースタイプなので、適度に保湿もしてくれて、しっとりサラサラの仕上がりになります。ストレートヘア用だけにウェーブヘア用のようなボリューム感が出ず、髪の広がりをおさえたい方には最適です。
ヘアジェルを選ぶときの判断基準は、主にツヤ感・濡れ感・セット力になりますが、髪によく馴染むスタイリング剤なだけに、リセットのしやすさも選択肢に入れておくとよいでしょう。
パッケージがかわいいLoretta(ロレッタ)の「ハードゼリー」は、キュートな見た目に似合わず、前髪を強力にキープしてくれるヘアジェルです。適度なツヤ感を出しながらガチッと固まります。ベタつきもなく香りも控えめで、使い勝手が良いのもポイントです。
水分をたっぷり含んだジェルは、乾いた髪にもよく馴染んでよく伸びるのに、洗えばすっきり落ちてリセットが簡単。バケツタイプのボトルは大容量で、毎日気兼ねなく使えますよ。
マシェリの「ヘアジュレ(ゆるふわウエーブ)EX」は、濃密パールハニージュレにより、髪のダメージを補修・保湿をしながらツヤ感をプラスしてくれる、ジェルタイプのスタイリング剤です。
前髪にもみ込むだけで簡単にウエーブ感が戻り、がっちり固めないのでふんわり軽い仕上がりに。紫外線やドライヤーの熱などから髪を守る成分も入っていて、日差しが強い季節にも安心です。スモーキーカット香料により、嫌なニオイが付きにくく、良い香りが続きます。
前髪の部分セットやスタイリングのリペアにとても便利な、マスカラタイプのジェルです。ブラシについたジェルが細かいアレンジも可能にしてくれます。
前髪にさっとブラシを通すだけなので手を汚すこともなく、外出先での手直しも簡単にできます。崩れやすいセットを長時間キープさせたいときには、忘れずにポーチに入れておきたいアイテムです。
ヘアスプレーは、そのキープ力ばかりに注目してしまいがちですが、強力に固まるものは見た目もそれなりになる傾向があるので、仕上がりの見映えも考慮して選ぶのがポイントです。
花王の「ケープONE」は、バリッとしないしなやかな仕上がりで、ナチュラルな前髪はもちろん、斜め前髪・かき上げバング・シースルーバングなど、あらゆるスタイリングをキープしてくれます。「前髪命」の方にぜひ使っていただきたいヘアスプレーです。
ワンプッシュごとに少量づつ出て、噴き出す範囲も狭いので、付け過ぎてしまうような心配がなく、前髪スタイリング初心者にもおすすめです。
VO5の「スーパーキープ ヘアスプレイ(エクストラハード)」は、ヘアアレンジの頼れる味方として、キープ力に定評があるヘアスプレーです。雨や風の日も前髪をしっかりキープし、5種類のVital Oilによって髪のケアもしてくれます。
無香料なので、他のスタイリング剤の香りと混ざってしまうようなこともなく、スタイリングの仕上げとして使うにはぴったり。お出掛け前にひと吹きしておけば、帰宅するまで安心です。
「使いやすく」「選びやすく」「スタイル続く」がコンセプトのLebel(ルベル) トリエシリーズ。ラインナップの中で最もセット力が強い「トリエスプレー10」は、しっかり固まるのに軽い質感で、ハードタイプでも扱いやすいヘアスプレーです。
メドウフォームの効果により、ヘアケアをしながら前髪をがっちりキープしてくれます。スタイリングの仕上げとしての使用がおすすめです。
どんなスタイリング剤を使うにしても、いくつかの共通したポイントがあります。それらをおさえておけば、スタイリング剤の効果をさらに引き出すことが可能です。どれも難しいことではないので、ぜひ実践してみてください。
前髪をどんな感じにスタイリングしたいのかをイメージしておくことはとても大切です。
毛流れを作りたい、ふわっとさせたい、濡れ髪や毛束感、パーマのカールをしっかり出すなど、なりたい雰囲気をイメージしておくと、必要となるスタイリング剤の種類やスタイリング方法が明確になって、失敗のリスクを減らせます。
ノープランでの見切り発車は危険です。必要以上にスタイリング剤を使ってしまい、重い感じやベタつきが出て失敗するリスクが高まります。
スタイリング剤は、付け過ぎると洗い流さない限り簡単に除去することはできません。
お出掛け前のただでさえ忙しい時間に、スタイリング剤をリセットしなければいけなくなるような事態だけは避けたいですよね。そんなことにならないよう、事前にスタイリングプランをイメージしておきましょう。
スタイリングに入る前に、前髪のクセはしっかり取っておきましょう。元の髪にクセやうねりがあったら、いくらスタイリング剤に頼ってもうまくいきません。
前髪の根元からしっかり濡らし、風量弱めでブローしながら丁寧にクセを取ります。クセの付いている方向とは逆方向に軽く引っぱりながらブローするのがコツです。最後に冷風を当てると開いていたキューティクルが閉じて、クセのない状態をキープできます。
スタイリング剤を使う主な目的は、程度の差こそあれ「髪を固定する」ことです。だからといって、スタイリング剤の量を増やせばセット力が高まるわけではありません。闇雲にたくさん使っても良いことは何もないので、使用量は必要最小限にとどめましょう。
たとえば、ヘアワックスの一般的な使用量の目安は、髪全体をスタイリングするのに10円玉程度といわれます。髪全体でその程度なので、前髪のスタイリングに必要な分だけで考えると、本当に少しで十分ということが理解していただけるのではないでしょうか。
スタイリング剤はごく少量から付け始め、様子を見ながら少しづつ足していきます。もし、適量を超えてもうまくスタイリングできない場合は「スタイリング剤が髪質に合っていない」「求めるセット力のレベルを間違えている」ということも考えられるので、使用しているスタイリング剤を見直してみてください。
前髪のスタイリングが崩れてしまう大きな原因が湿気。雨の日は湿度のせいで、せっかく作った前髪が、うねったり広がったりして台無しになることがありますよね。
髪は水分を吸収しようとするため、その性質上仕方のない部分もありますが、汗をかくことでもスタイリングが崩れてしまうのは本当に厄介です。特に、おでこや生え際の汗は、前髪キープにとっては切実な問題です。
そんなときにはベビーパウダーがおすすめです。あらかじめベビーパウダーをおでこや生え際にたたいておけば、汗を吸着して肌をサラサラの状態に保ってくれます。ぜひ試してみてください!
いくら良いスタイリング剤を使っても、ベースとなる髪のコンディションが良くなければ、理想的な前髪キープは実現しません。髪にダメージを与えている日頃のNG行動を見直して、正しい髪の取り扱い方を覚えましょう。
起きている時には一生懸命頑張るヘアケアも、寝ている間は割と無頓着になってしまうもの。髪を乾かさないまま寝てしまったり、前髪をちょこんと結んだまま放置したりしていませんか?
そのまま寝てしまうと、変なクセが付くだけでなく、髪を傷める原因になってしまいます。
前髪のクセ付けのために、流したい方向とは逆方向にピンでとめておくと良いといわれますが、こういった方法は、寝ている間は避けたほうが無難です。かえってクセが強く付き過ぎたり、前髪の根元が立ち上がりづらくなったりしてしまいます。
「入浴後はしっかり髪を乾かしてから寝る!」これだけでも十分効果のあるヘアケアですよ。
入浴や寝癖直しなどで髪を濡らした後は、すぐにドライヤーで乾かしましょう。自然乾燥はNGです!
髪を濡らしたまま放置すると、キューティクルが開きっぱなしになり、髪の内部の水分やたんぱく質などがどんどん出ていってしまいます。
また、髪は濡れた状態が一番弱くてもろい状態です。擦っただけでもキューティクルがはがれてしまいます。そのため、ドライヤーで乾かす前のタオルドライもゴシゴシせず、髪を押さえ込むようにして水分を取っていきましょう。
何気なく行っている日頃の行動が、実は髪を傷めてしまう大きな原因になっているんですね。傷んだ髪はスタイリングしづらく、ましてや前髪キープに耐えられるようなハリやコシもありません。
濡れた髪の扱い方ひとつが、前髪キープの良し悪しに直接かかわってきます。決して難しいことではないので、健康な髪作りのためにぜひ習慣にしてみてください。
ドライヤーやヘアアイロンなど、髪に熱を加えるときに最も注意しなければいけないのが「熱変性」です。
髪の主成分はたんぱく質なので、あまり熱を加え過ぎると、ゆで卵のようにたんぱく質が固まって元に戻らなくなってしまいます。
熱変性を起こした髪は弾力がなくなりパサついて、スタイリングしようとしても思うようになりません。最悪、キューティクルがボロボロにはがれて、髪の毛のあちこちに穴が開いたような酷い状態になります。
熱変性は乾いた髪の毛で150℃前後、濡れている髪の毛では60℃〜70℃で起こるとされています。つまり、濡れた状態のほうが危険度が高いので、髪をドライヤーで乾かすときには特に気を付けましょう。
熱変性を起こさないためにも、同じ部分に長時間ドライヤーを当て続けないようにしましょう。ドライヤーを左右に振りながらブローすれば、急激な温度上昇を避け、ムラなく乾かせます。
うろこ状のキューティクルは、タケノコのように根元から毛先に向かって開いているので、それに沿ってドライヤーを当てていけば、キューティクルが整って艶やかな髪に。
仕上げに冷風を当ててクールダウンさせると、開いているキューティクルが閉じるので、水分や髪の成分の流出を防ぎ、温風の余熱による髪のダメージも食い止められます。
もし、熱によるダメージに不安があるなら、髪をヘアオイルでコーティングしてからのブローもおすすめです。その際、ドライヤーは20cm以上離して使いましょう。
前髪をブローするときは、一気に乾かすのではなく、前髪を上げて根元からしっかり乾かすのがポイントです。
カーラーでスタイリングする場合には、前髪を少し湿らせてから巻き付け、ドライヤーで乾かせばふんわり仕上がります。ブローがある程度終わったタイミングでカーラーを付けるのがおすすめです。
ヘアアイロンはスタイリングの強い味方ですが、濡れた髪に使うのは禁物!髪に付いた水分が急激に沸騰するので、とても大きなダメージを与えてしまいます。ヘアアイロンは乾いた髪に使うようにしてください。
また、ヘアアイロンの温度は、高いほどキープ力が増すというわけではありません。髪へのダメージを軽減するためにも、設定温度はなるべく160℃以下がおすすめです。
髪へのダメージと火傷に注意しながら、根元に近いところから毛先にかけて、すっと滑らせるようにして手早くセットしていきましょう。
これまで、前髪キープのために必要な「スタイリング剤」「ヘアケア」と見てきましたが、最後は、前髪の悩みから解放されるヘアアレンジにもアプローチしてみました。前髪は、スタイリングの良し悪しで一日の気分が決まってしまうほど重要ですよね。いろいろな方法で前髪キープを実践してみてください!
結婚式やパーティーなど、フォーマルなシーン向けのアレンジにもぴったりな、前髪をふんわりとアップした「ポンパドール」。スタイリングに悩んでしまう、伸ばしかけの中途半端な長さでも作れるのが魅力です。
スタイリングする際には、そのままピンで留めず、前髪全体にワックスなどを馴染ませると崩れにくくなります。ピンで固定するときは、左右両方から留めるようにすれば、スプレーなしでも大丈夫です。
よりキープ力を高めるには、前髪の毛束をそのまま留めるのではなく、毛先をねじるのがポイントです。おしゃれなピンを使ったり、ヘアアクセサリーで留めている部分を見えないようにすれば、より華やかな印象になります。
スタイリング剤だけだと崩れてしまう場合は、思い切って前髪をピンで留めてしまいましょう。カジュアルファッションにも合うキュートなアレンジの完成です。
ピンのデザインを変えれば、いろいろな雰囲気が楽しめます。おしゃれな雰囲気にしたいなら、ゴールドのピンがおすすめ。よりカジュアルに仕上げたいなら、カラフルなピンを使ってみてもかわいいですよ。
女の子らしいスタイリングにしたいなら、編み込みがおすすめ。編み込みは簡単なヘアアレンジなのに、崩れにくく凝った印象に仕上がるので、マスターしておいて損はありません。髪のレングスに関係なくできるのも嬉しいポイントです。
ヘアアレンジが苦手、ヘアスタイルに変化を付けたいという方はぜひ試してみてください。
ヘアアレンジは苦手だし、編み込みもうまくできない…という方でも大丈夫!さらに手軽に楽しめる「ねじりアレンジ」があります。
髪の束を2本取ってねじっていくだけで、立体感のある前髪アレンジに。カジュアルなファッションにもきれいめファッションにも合う、とても便利なヘアスタイルです。
ヘアアレンジが苦手な方でも簡単にできて、こなれ感を出せることで人気の「くるりんぱ」。毛束を一回転させてねじっているので、崩れにくいメリットもあります。
くるりんぱは前髪でも応用が可能です。前髪だけでなくサイドやトップの髪も一緒に毛束にまとめれば、それだけできちんとしたシルエットになります。くるりんぱができたら、髪を少しほぐしてルーズにするのが、かわいく仕上げるコツです。
前髪を後ろに持っていってオールバックにすれば、大人っぽい印象の仕上がりに。ピンで留めるときは、向きをきっちり揃えるのではなく、あえてランダムにしてみましょう。こなれた雰囲気になっておしゃれ見えします。
オールバックは前髪が長い方のスタイリングというイメージですが、短い方でもハードタイプのジェルを使えば簡単にできます。髪全体にジェルを馴染ませて、後ろに向かってかき上げていきましょう。
同じオールバックでも、髪のレングスによって雰囲気が変わります。ボブくらいの長さでスタイリングすれば、マニッシュな雰囲気でかっこよく決まりますよ!
前髪をセンター分けにした後は、ねじりアレンジや編み込みをして、クラウン風のヘアスタイルを作るのもおすすめです。華やかな雰囲気になるので、特別な日にも使えます。
髪をところどころ引き出して、ラフに仕上げるのが今っぽく見せるポイント。毛先は巻いてボリュームを出すと、さらに華やかさがアップします。
忙しい朝でも時短でできるのが、カチューシャを使ったアレンジ。ピンで留めなくても、前髪をすっきりまとめられます。
カチューシャは、きっちりと髪を押さえるように付けると大人っぽく、少しだけ根元をふんわりさせるとガーリーなテイストになります。使い方次第でいろいろなアレンジが簡単に楽しめる便利なアイテムです。
カジュアルなファッションのアクセントにもなるのが、スカーフを使ったアレンジ。前髪を押さえるように付ければ、雨や風の日でも崩れにくくなります。
同じスカーフでも結び方によって印象が変わるので、いろいろ試してみてくださいね。
スカーフ同様のヘアアクセサリーとして取り入れやすいのがヘアバンドです。スカーフのように結ぶ必要がないので、より気軽に楽しめます。
ボリューミーなものを選べばかわいい雰囲気になります。大人っぽく使いたい方は、あまりボリュームのないものを選ぶと良いでしょう。
ヘアバンドのカラーは、髪色と同系色にすれば、ヘアバンドだけが浮いてしまうようなこともないので、初めての方でも挑戦しやすいのではないでしょうか。
お家でスタイリング剤やヘアセットでばっちり前髪を決めても、夕方になると崩れてしまうときがありますよね。そんな時は「フルリフアリ くるんと前髪カーラー」がおすすめです。
ポーチに入るコンパクトサイズの前髪カーラーは、前髪を挟んで巻くだけ。数分でクセが付くので、あっという間にくるんとした前髪が完成。忙しい朝には大活躍間違いなしです。
朝起きたときに寝ぐせがうまく直せず「ヘアセットで精一杯」という女性もいるでしょう。
準備で忙しい朝ですから、すぐに直して他の準備もしたいですよね。
そんなときはやっぱり、水の力に頼っている人が多いのではないでしょうか。
寝ぐせ部分をたっぷりと濡らしてからドライヤーで乾かせば、ある程度元通りにすることができます。
しかし「朝シャワーは頭皮に良くない」というような噂もあるため、本当に髪の毛を濡らしてもいいのか迷っている女性もいるのでは?
そこで今回は、朝は髪の毛を濡らす方がいいのか、寝ぐせをキレイに直す方法はあるのかなど、朝のヘアセット問題についてご紹介します。
朝、髪の毛を濡らすのはメリットとデメリットの両方があります。
■メリット
・頑固な寝ぐせを直すことができる
・ヘアセットがしやすくなる
■デメリット
・ヘアセットに時間がかかる
そもそも寝ぐせの原因は「髪の毛の水分量」が関係しています。
髪が濡れているときから乾くときに折れていると、そのままクセがついてしまい、寝ぐせになってしまうのです。
この寝ぐせを直すためには、やはり水の力を借りる必要があります。
しっかり寝ぐせを直せれば、キレイな状態を1日中保ちやすくなりますよ。
ただ水で髪の毛を濡らす分、乾かす時間が増えるので、急いでいると失敗しやすいデメリットがあります。そのため、時間に余裕をもって朝起きた方が良さそうです。
寝ぐせをしっかり直すためには、やはり朝起きて髪の毛を濡らす方法がおすすめです。
ただし、やり方を間違えると髪にダメージを与える可能性があるため注意しましょう。
■寝ぐせ直しのやり方
①寝ぐせが気になる部分を根本から、霧吹きを使って濡らします。
②水分を浸透させるために、少し時間を置いたら根元から癖をとるように軽く引っ張りながらドライヤーをあてます。
③外にはねている場合は、根元を持ち上げるように下からドライヤーを当てます。分け目ができている場合は、分け目を十分に濡らし、くしゃくしゃと髪の毛を散らすようにドライヤーで乾かすのがポイントです。
④仕上げにブラシを使ってブローをしていくので、上から下に向かってドライヤーをあてながらブローしましょう。
⑤完全に乾く前に冷風に切り替えて上げると、髪の潤いを守るキューティクルがとじてサラサラの指通りに仕上がります。
できれば、髪の毛を濡らしてドライヤーを使う前に、アウトバストリートメントを使いましょう。
保湿しないと、熱や摩擦によるダメージを受けて髪が傷むため、ぜひ取り入れてみてください。
■蒸しタオルを使って寝ぐせを直す方法
寝ぐせ直しには、蒸しタオルを髪の毛に巻く方法も効果的だと言われています。
大きめのフェイスタオルを水で濡らし、軽く絞ったらチャック付きのポリ袋に入れ、電子レンジで1分ほど温めると蒸しタオルになりますよ。
髪の生え際から巻いてしばらく放置し、髪の毛が濡れてきたら癖がまっすぐになるようにブラシを使いながら乾かしてみてくださいね。
天然の木材でできたヘアブラシなので静電気が起こりにくいため、絡まずに使えて髪の毛への負担が少ないのが特徴です。
また、先端のクッションが地肌へ心地よい刺激を与えるので、マッサージも同時に行えるのでおすすめです。
朝、髪の毛を濡らしたくない、時間がないという場合は、前日の夜のヘアケアを徹底していきましょう。
寝ぐせ対策として効果的なのは、寝る前に髪の毛をしっかり乾かすことです。
髪が乾いていない状態で寝てしまうと癖が広がり、頑固な寝ぐせになってしまいますので、お風呂上りは素早く髪の毛を乾かすようにしましょう。
まずはしっかりタオルドライで余分な水分を吸収します。そしてアウトバストリートメントなどで髪の毛を保護し、ブラッシングをしてから、ドライヤーを使うようにしてください。
ドライヤーは頭から20cmほど離し、根元から乾かすようにすると素早く乾きますよ。
朝、髪の毛を濡らすのは寝ぐせ直しに効果的な方法ですが、注意したい点もいくつかあります。
■朝シャンプーはしない
全くのNGポイントではないのですが、時間がないときにシャンプーをすると、すすぎ残しが多くなります。
すすぎが十分でないと頭皮環境が悪化し、抜け毛や薄毛の原因になるようです。
また、1日2回洗っていると、必要な皮脂を落としすぎてしまい、頭皮が乾燥しフケや臭いが悪化する恐れがあると言われています。
■濡れた髪にアイロンは使わない
濡らしてからドライヤーではなく、直接ヘアアイロンを使っている人も多いかもしれませんが、それは髪の毛にとっては大きなダメージになります。髪の内側の水分が蒸発して乾燥してしまいます。
枝毛や切れ毛の原因にもなりますので、きちんと乾かしてから使うようにしてくださいね。
ナノイーとダブルミネラルが髪にキューティクルを密着させ、さらさらなのにまとまりがある仕上がりにしてくれます。速乾性も高く、地肌ストレスの原因となる乾燥を抑えるスカルプモードや、お風呂上がりの肌をケアできるスキンモードも搭載。
お値段が高いだけに、機能性は十分です。
くせ毛やうねりにお悩みの方なら、Feekaaのスピーディーイオンドライヤーを試してみてはいかがでしょう。高圧・高速な風で髪を根本から乾かしてくれます。
20℃、40℃、60℃、80℃と温度変更もでき、傷めずに髪を乾かしたい人におすすめです。
美容師が考えた髪のためのタオルで、極細のマイクロファイバーで作られていて、吸収性が高く乾きが早いのも特徴です。オーバードライを防いで、タオルでしっかり髪の毛の水分を吸収するため、時短にもなり美しい髪を保つことができます。
寝ぐせ直しを上手に使えば、朝のヘアセットが楽になります。
といっても寝ぐせ直しにはさまざまな種類があり、髪質やなりたい仕上がりによって自分に合うアイテムを選ぶ必要があります。
テクスチャーや仕上がりの軽やかさなどを見ながら選ぶといいでしょう。
ヘアワックスといえば、スタイリングのしやすさが高評価なこちら。シアバター・ミツロウ・アロエベラなど自然由来の原料のみで作られているので、髪の毛だけでなく肌・爪・唇までケアできる優れものです。
こちらはなんと角質ケアにも使える、ボディクリームの機能を備えたヘアワックス。
厳選された植物オイルを使い心地にこだわって配合されています。ウェットな質感のセットが長持ちするので、髪が太く硬い方や広がりやすい方におすすめ。ハーバルフローラルの極上の香りに癒されます。
ヒートプロテクションで熱から髪を保護し、うるおい補給でさらさらでまとまりのある仕上がり、UVカット成分配合で紫外線からのキューティクルのダメージを軽減してくれるという3つの美髪習慣が手軽に行えるスタイリング剤です。
こちらのヘアウォーターは、軽やかにまとまりしっとり感を与えてくれるアイテム。パサつきや広がりが気になる方におすすめです。寝ぐせ直し、うねり・広がり防止、UVカット、トリートメントという4つの役割を担ってくれるところが魅力です。
こちらのパサついてまとまらない髪用は、寝ぐせやハネの原因となる髪の水分バランスを整えるモイスチャーバランスプロビタミンが処方されており、さらっとまとまる仕上がりが特徴です。
リーゼの「泡で出てくる寝ぐせ直し」は、なじませやすい泡タイプの寝ぐせ直しアイテム。泡が髪の毛の内側までしっかり浸透し、手ぐしで簡単にスタイリングができます。軽やかなので、仕上がりも重たくならないところがポイントです。
髪のパサツキや、風による髪の乱れに悩みを抱えている人におすすめなのが「ウカヘアオイル ウィンディーレディ」。スタイリングしやすいふんわりとした髪に仕上げてくれます。
こちらのヘアウォーターは、髪の毛にうるおいを残しつつ、さらりとまとめてくれるアイテムです。香りがいいところもうれしいポイント。ツヤっとするので、まとまりにくい方にもおすすめです。
ヘアミルクのおすすめアイテムは、ヘアメイク業界から高い評価を得ているこちら。
保水力の高いバオバブの葉から抽出したエキスを配合しているので、髪に水分が蓄えられてしっとりと潤います。
朝のスタイリングといえば、ロクシタンのヘアミルクセラム!
髪表面に保護膜を形成することで、くせやうねりによる髪の広がりを防止。朝、髪全体になじませるだけで夜まで理想のサラツヤ髪の毛をしっかりとキープできますよ。
美容のプロが注目するのは、日焼けも防止できる画期的なヘアオイルです。
紫外線防止効果&補修効果を両立。柑橘系の香りで、朝から爽やかにセットが決まりそうですね。
フレッシュなローズの香りと、しっとりとした仕上がりが大人気のサボンのヘアマスク。
3種のボタニカルオイルを使用しており、ヘアパックとしても、スタイリング剤としても使用できます。
■アウトバストリートメントをつける
お風呂上がりのキューティクルが開いているタイミングで、アウトバストリートメントを付けるのがポイントです。トリートメント成分を髪内部へ、より効果的に浸透させましょう。
高い保湿機能を誇るホホバオイルと瞬間浸透保湿プロビタミンが配合され、夜ケアしたての潤いたっぷりのしっとり感が翌朝も続き、朝の寝ぐせも軽減されます!
希少なオーガニックローズの花びら8700枚分のローズウォーターを贅沢に配合。濃厚な潤いで満たし、使うたびに指通りの良いサラツヤ髪の毛を実感できます。
■頭皮のケアも抜かりなく
仕事やプライベートで忙しい30代後半からは頭皮のケアは必須。 余裕のあるときはヘアサロンでのスペシャルケアもいいですが、時間がないときはお家でできる頭皮ケアをこまめに行いましょう。
うねり防止のための頭皮の毛穴ケアとして愛用者が続出しているのがTHREEのスカルプケア商品。シャンプー前の乾いた頭皮になじませてマッサージすれば、血行促進と毛穴に詰まった皮脂よごれをスッキリ落としてくれます。
まるでプロのハンドテクニックで「自分では難しい頭皮ケアがお家で簡単にできる」と大ヒットした自宅エステ商品。部位ごとの選べる5つのモードと、ブラシ2種を組み合わせて自分だけのオリジナルヘッドスパが完成します。
「全てのコリが解消されてスッキリ」と大ヒットなのがこちら。電極ピンから出力する低周波EMSと毎分約7000回の微細な振動の相乗効果で頭皮の筋肉を刺激します。
■ナイトキャップをかぶる
髪は眠っている間も刺激を受けています。枕やシーツなど寝具からの摩擦を防いでくれるナイトキャップは髪質の改善にも効果的です。摩擦を軽減してくれるシルク製が美髪におすすめです。髪のダメージを軽減させると朝のセットも楽になるので、ダメージにより朝のセットに時間がかかっている人は試してみてはいかがでしょう。
amazon.co.jpシルクナイトキャップは、寝ている間の髪の摩擦による、枝毛や切れ毛、抜け毛などのダメージを防いでくれます。
COCOSILKのシルクナイトキャップは、天然シルク100%で作られているため、敏感肌な人にもおすすめです。
■アホ毛対策にマスカラタイプをバッグに常備
どうしてもまとまらない時や、時間が経ってアホ毛がツンツンして気になる時は、マスカラタイプのヘアアイテムがおすすめです。いざという時に困らないよう、バッグに常備しておきましょう。
ベタつかずに自然にホールドしてくれる頼もしいアイテム。ブラシをさっと滑らせるだけでニュアンスヘアに仕上がります。ゼラニウムの香りでリフレッシュ効果も抜群です。
細かな部分に大きめブラシがピンポイントでケアできると評判なのがこちら。保湿ケア成分配合で乾燥対策も◎。ひと塗りでアホ毛や乱れた後れ毛をキャッチして整えてくれます。
朝は髪の毛を濡らす方がいいのか、メリットやデメリットなどをご紹介しました。寝ぐせを直し、キレイなヘアスタイルを1日キープするためには、髪の毛をしっかり濡らしてからセットするのがおすすめですが、どのようにセットするのかも重要なポイントになってくるようですね。今回ご紹介したおすすめヘアケア商品も、ぜひ毎日のヘアセットに役立ててください。
「ヘアカラーを楽しみたいのにオフィスで禁止されている」「明るい髪色で仕事するのには抵抗がある」と悩んでいる人は多いはず。そんな人にはインナーカラーがおすすめです。
インナーカラーは内側の髪色を表面の髪色と変えるヘアカラーのデザイン。髪の毛全体の色を変えたわけではないのに、グッと垢抜けられるとおしゃれ女子から注目されています。まずは、インナーカラーのメリットをチェックしてみましょう。
■明るいヘアカラーが目立たない
インナーカラーでは、髪の内側を明るくすることが多いです。表面の髪を暗くしておけば、下ろした時に明るい髪が見えないので、派手なヘアカラーがNGなオフィスでもこっそりとおしゃれを楽しめます。
■ヘアアレンジでイメチェンできる
インナーカラーは髪を結んだ時や耳に掛けた時に目立ちます。髪の毛をアップにしたり、インナーカラーが見えるようにヘアアレンジをしたりすることで、印象を変えられることがポイントです。
■肌が白く見える
顔の周りに明るい色を入れると、光が反射して肌がトーンアップして見えます。「インナーカラーを入れてから肌が綺麗だと言われる」という声も聞かれます。明るい印象にしたい人にもインナーカラーはおすすめです。
■小顔効果を狙える
インナーカラーに明るい色を入れると、輪郭がカムフラージュされて小顔に見えます。反対に、インナーカラーに暗い色を入れると、シェーディング効果で顔が引き締まって見えることが多いです。小顔効果を狙いたい人にもおすすめですよ。
■おしゃれ
黒髪やダークトーンのヘアカラーは重く見えがち。インナーカラーで軽さをプラスすると、一気に垢抜けられて華やかさもアップします。
メリットがあれば、デメリットもあるインナーカラー。
ここからは、インナーカラーのデメリットを紹介していきます。
■プラス料金がかかる
インナーカラーを入れる場合はブリーチ代&+カラー代がそれぞれかかるため、通常のカラーリングの2倍以上の料金がかかってしまうことがあります。
■インナーカラーをやめたいときにカラーを均一にしにくい
カラーリングする際には、色によって髪の毛に与えるダメージが異なるのがインナーカラーの特徴でもあります。
そのため、インナーカラーをやめて髪の毛全体を同じ色に染めようとしても均一な髪色にすることは難しくなってしまいます。
特にブリーチを使ったインナーカラーは均一にするのが難しく、インナーカラーをした部分から色落ちするので、すぐに明るいインナーカラーがでてきてしまう可能性があります。
■パーマや縮毛矯正がかかりにくくなる
インナーカラーでブリーチを使った場合ですが、パーマや縮毛矯正がかかりにくくなります。
ブリーチをすると髪の毛が傷み、パーマや縮毛矯正をオススメできる髪の毛の状態ではありません。
ブリーチで傷んでしまった髪の毛は、水分を吸収しやすくなり髪の毛が乾きにくくなってしまうこともあります。
インナーカラーは、髪の毛のどの部分にどの程度入れるのかによっても印象が大きく変わります。
続いて、大人向けのインナーカラーの入れ方について、長さ別にご紹介します。
■ショート・ボブのインナーカラーの入れ方
トップが短いショートはインナーカラーが見えやすくなるので、オフィスでバレたくないなら、あまりレイヤー(段)を入れないのがコツ。インナーカラーを入れる範囲は耳の後ろがおすすめです。
ボブは表面が長めなので、インナーカラーがバレない髪型。トップやサイドの髪を重めにすると、しっかりとインナーカラーを隠せます。
■ミディアムのインナーカラーの入れ方
ミディアムは髪を下ろした時にインナーカラーを隠しやすいヘアスタイル。休日はポニーテールや耳掛けにすると、印象を変えられます。
ミディアムのバレないインナーカラーの入れ方のポイントはサイドを重めにカットし、耳の周りに明るいカラーを入れること。サイドを重くすると、動きが出にくいので、オフィスでインナーカラーが目立ちません。
■ロングのインナーカラーの入れ方
ロングは髪が長く、インナーカラーの範囲が広くなるので、髪に動きが出た時にバレやすいのがデメリット。オフィスでインナーカラーがバレたくないなら、ブリーチなしの暗めのカラーを選びましょう。
ブリーチありの明るい色を入れるなら、細めの束で染めてインナーカラーの範囲を狭くするのがポイントです。
■結んだときに見えないように入れるのもおすすめ
インナーカラーは髪の毛を結んだときに見えることが多いため、ダウンヘアにしている場合はあまり目立ちません。
しかし、中には髪の毛を結んで仕事をする場合もありますよね。そういったシチュエーションの場合、インナーカラーは諦めなくてはいけない……と思ってしまうかもしれません。
しかし、工夫次第で仕事をしながらもインナーカラーを楽しむことが可能です。
ポイントは、根本を開けてインナーカラーを入れること。そうすることで、結んだ時にも見えないように染められます。
オフィス仕様のインナーカラーを目指すなら、結んだ時のことも考えて入れるのがおすすめです。染める前に美容師さんに「結んだときにも目立ちにくくしてほしい」などオーダーをして、どの位置に入れるのか検討してみてはいかがでしょうか。
オフィスでインナーカラーがバレたくない時はできるだけレイヤーを入れないようにするのがおすすめ。レイヤーを入れると、表面の髪が短くなり、動いた時にインナーカラーが目立ちます。
ピアスやイヤリングのようにインナーカラーが揺れると可愛いですが、明るいヘアカラーが禁止されている人は美容師さんに相談して髪型を選びましょう。
髪の表面はダークトーンでもインナーカラーが明るいと、派手な印象になります。オフィスにふさわしい落ち着いた雰囲気を演出したいなら、表面とインナーカラーのトーンの差を小さくするのがポイントです。
トーンの差を小さくすると、インナーカラーが周りの髪に馴染むため、違和感が出にくいです。また、適度な抜け感を出せるため、おしゃれな印象を与えられます。
規則が厳しい会社では、インナーカラーでも派手な色は避けた方が良いでしょう。レッドやパープル、イエロー、オレンジ、グリーンなどに染めると、頭を動かしたときにインナーカラーが目立ちやすいです。
オフィスでさりげなくインナーカラーを楽しみたいなら、ブラウン系やベージュ系などの馴染みやすい色を入れるのがポイント。寒色系は浮いて見えやすいため、迷ったら暖色系を選ぶのが無難でしょう。
インナーカラーを入れても、オフィスの規則に反していると元に戻さなければなりません。せっかく綺麗に染まったインナーカラーを戻すのはもったいないです。
インナーカラーを入れるときには、あらかじめ会社の規則を確認しておきましょう。「何トーンまでOKか」「禁止されているカラーはないか」などをチェックしておくと、ルール違反になる心配がありません。
オフィスの規則がわかったら、サロンで美容師さんに相談しましょう。「普段どんなヘアスタイルで通勤しているか」「どんな系統のファッションが好きか」などを伝えると、暗めでもおしゃれなカラーを提案してもらえます。
ではオフィスでもOKなインナーカラーとはどのような色なのでしょうか。続いて、オフィスにおすすめのインナーカラーをご紹介します。
アッシュはトレンドのヘアカラー。透明感やくすみが魅力で、黒髪やダークな茶髪と合います。落ち着いていて上品な印象なので、大人の女性にも似合うでしょう。ベースカラーにもアッシュを混ぜると、さらにインナーカラーが馴染んでオフィスでバレにくくなります。
アッシュのインナーカラーを入れた髪はアレンジ次第でオフィスカジュアルにも個性的なファッションにもマッチさせられます。
グレージュはその名前の通り、グレーとベージュを混ぜた色。グレーの透明感とベージュの柔らかさを両立しています。
グレージュのインナーカラーは肌馴染みが良く、オフィスで定番の黒髪やダークな茶髪とも相性が抜群。ダークトーンにすると、オフィスで動いた時に見えてしまってもインナーカラーを入れているとバレにくいでしょう。
パープルピンクはキュートさと大人っぽさの両方を叶えてくれるカラー。インナーカラーにすると、浮きそうに思いますが、日本人の髪は赤みが強いので、意外とバレにくいです。
ピンクをつよくするのか、パープルを強くするのかなど、好みの色にブレンドできるのも嬉しいポイントです。
パープルピンクのインナーカラーを入れている人には、ブラウスやワンピースなどフェミニンな服装がおすすめです。
ダークレッドも赤みの強い日本人の髪に馴染むインナーカラー。黒髪からインナーカラーを入れても周りの人に気づかれないことが多いです。オフィスではインナーカラーを隠し、休日はダークレッドの部分を見せると、がらりとイメチェンできるでしょう。
春夏秋冬、季節を問わず楽しめるカラーです。
カーキは、日本人の髪特有の赤みを消してくれるカラー。柔らかく、上品な印象を与えられるとおしゃれな女性から注目されています。
カーキのインナーカラーは、さりげなく色を入れられるところが魅力。ブラウン系やベージュ系、アッシュ系などのナチュラルなヘアカラーと馴染みやすく、派手に見えないため、オフィスにぴったりです。
また、カーキのインナーカラーはブリーチなしでも綺麗に染まるのも人気の理由。あまり髪を明るく染められないOLさんはもちろん、ダメージが気になる人にもおすすめです。
ナチュラルなブラウンは、定番のヘアカラーの一つ。日本人の肌に馴染みやすく、柔らかいイメージなので、年代や性別を問わず好印象を与えられます。
全体をブラウンに染めるのも人気ですが、周りと差を付けたい人はインナーカラーでブラウンを取り入れるのもおすすめ。ダークなブラウンは、黒髪ともマッチするので、オフィスで明るい色が禁止されている人にも向いています。
インパクトのある色と違いブラウンは目立ちすぎないため、インナーカラー初心者さんにも良いでしょう。
ベージュも肌馴染みが良いカラー。品があり、大人っぽい雰囲気を演出できます。ブリーチありだけでなく、ブリーチなしでも綺麗に色が出るため、仕事の関係で明るい色に染められない人にもおすすめです。
顔周りにベージュのインナーカラーを入れると、肌に透明感が出るのも嬉しいポイント。ちらっと見えた時に、柔らかく優しいイメージを与えられるため、上司や同僚に好評でしょう。
おしゃれな女性には、個性が光るラベンダーバイオレットがぴったり。髪の黄みを抑えて透明感を引き立たせたり、肌を白く見せたりする効果を期待できます。
ラベンダーバイオレットのインナーカラーは、洗練された雰囲気。オフィスではダウンスタイルで色を隠し、休みの日はヘアアレンジで色を見せると、イメチェンできるでしょう。甘めなカラーなので、フェミニンな服装と相性が良いです。
寒色系のネイビーは、クールなカラー。光が当たると透明感が出て、髪や肌を美しく見せます。ブリーチありでもなしでも楽しめるのも嬉しいポイントです。
ネイビーのインナーカラーは、黒髪とマッチするのが特徴。さりげなく色を入れられるので、オフィスでバレにくいです。また、色落ち後も髪が綺麗に見えるのもおすすめのポイント。品のあるグレーがかった色になり、長期間インナーカラーを楽しめます。
黒髪は主張が強いカラーのため「インナーカラーを入れても似合わないかな?」と心配になるかもしれませんが、どんなインナーカラーも似合うので心配不要です。アクセントとしてインナーカラーを入れることで、重たくなりがちな黒髪を軽やかにオシャレに見せてくれるでしょう。
特にアッシュは黒髪とマッチして透明感を加えてくれるのでぴったり。また、グレーも大人っぽく見えておすすめです。
ただし、あまり暗すぎる色に染めてしまうとベースの黒髪との差がなくなってしまうので、ポイントとしてインナーカラーを入れるのであれば、明るさも意識するといいでしょう。
はっきりと色の違いを付けたい場合は、インナーカラーをする部分だけブリーチをすることも検討してみてください。
30代・40代の大人の方も、ポイントとして入れるインナーカラーであれば派手な色味にもチャレンジしやすいといえます。
くすみ系のある色味やベージュなどは、浮きにくく大人っぽい印象を作れるでしょう。
肌を白く、明るく見せたいためにインナーカラーをする場合は以下のようなポイントに気をつけてください。
インナーカラーは入れ方次第で、肌を白く見せられます。色白肌を演出するインナーカラーのポイントは次の通りです。
■表面の色は肌の色と明暗差をつける
肌を白く見せたい時は、肌と表面の髪の色に明暗差を出すのがポイント。表面の髪を暗く染めると、相対的に肌の白さが引き立ちます。
肌の色とヘアカラーの明度に差を出したいときは、表面を黒に染めるのがおすすめですが、黒は意外と難しい色の一つ。黒に染めると、かえって肌もくすんで見えることがあります。
黒のヘアカラーでくすみが目立つ人には、ダークアッシュや暗めのグレージュなどの透明感がある色がおすすめです。
■インナーカラーはなるべく明るく
肌を白く見せたいなら、なるべく明るい色のインナーカラーを入れるのがおすすめ。インナーカラーに光が反射し、レフ板効果で肌を白く見せられます。インナーカラーを明るくする場合は、範囲を狭くするとオフィスでも目立ちにくいでしょう。
オフィスでもOKなカラーで肌を白く見せたい人は、パーソナルカラーを意識してインナーカラーの色を選びましょう。パーソナルカラーを顔周りに取り入れると、肌の白さが引き立てられます。
■イエベさんにおすすめのカラー
肌が黄みがかっていたり、ゴールドのアクセサリーが似合ったりするイエベさんは、オレンジやピンクのインナーカラーを選びましょう。肌の血色がアップして自然な色白肌を演出できます。
また、オフィスで落ち着いた印象を与えたい人には、肌なじみの良いベージュ系のインナーカラーもおすすめです。
■ブルベさんにおすすめのカラー
肌がピンクがかっていたり、シルバーのアクセサリーが似合ったりするブルベさんには、透明感を高める寒色系のインナーカラーがおすすめ。アッシュ系のインナーカラーを入れると、肌の白さが際立ちます。
ただし、寒色系のインナーカラーは目立ちやすいです。オフィスで派手な印象を与えたくないなら、暗めの寒色系のインナーカラーを入れましょう。暗めのカラーは落ち着いていて、さりげなく肌を白く見せられます。
オフィスにもOKのインナーカラーのうち、肌を白く見せられるおすすめの色をご紹介します。
■グレー
表面のダークなヘアカラーとのコントラストを楽しめるインナーカラー。暗めに染めると、自然に肌を白く見せられます。クールできりっとした印象なので、「できる女性」という雰囲気を演出したい人にもおすすめです。
■シルバー
ツヤのあるヘアカラーと相性が良いインナーカラー。派手な印象ですが、黒髪などと合わせて暗めに染めれば、オフィスでも浮かないカラーに仕上がります。
■グレージュ
グレーとベージュを混ぜたカラー。グレーのインナーカラーが浮いてしまう人でも馴染みやすいです。光の加減で見え方が変わるところも人気を集めています。
顔の大きさや輪郭に悩んでいる人は、インナーカラーでカバーしましょう。
小顔効果が期待できる、インナーカラーのポイントをご紹介します。
■明るめのインナーカラーで輪郭をカバー
丸顔やエラ張り顔など、輪郭にコンプレックスがある人は、顔周りに明るいインナーカラーを入れましょう。インナーカラーをアクセントにすると、気になる輪郭から視線を逸らせます。
■暗めのインナーカラーでシャープに
シャープな雰囲気を演出したい人は、ダークな色のインナーカラーを入れるのがポイント。シェーディングのような効果がある暗めのインナーカラーを入れると、顔全体が引き締まって見えます。
■トップにハイライトを入れる
自由度の高いオフィスで働いている人は、トップの髪の表面にハイライトを入れましょう。トップにハイライトを入れると周りの人の視線が上に向くため、気になるフェイスラインが目立たなくなります。
オフィスでもOKのインナーカラーで小顔に見せたい人は、次の点を意識して色を選びましょう。
■輪郭をカバーしたいなら肌なじみの良い色
インナーカラーで気になる輪郭をカバーしたい人は、肌なじみの良い色を選びましょう。肌なじみの良い色なら、多少明るめの色でも派手に見えにくいです。
■シェーディング効果を期待するなら暗めの色
シェーディング効果で顔を小さく見せたい人は、暗めのインナーカラーを入れましょう。表面の髪の色と明度差がほとんどないインナーカラーなら、落ち着いた雰囲気に仕上がってオフィスでも好印象を与えられます。
■逆インナーカラーもおすすめ
逆インナーカラーは、表面の髪よりも暗いインナーカラー。逆インナーカラーは、シェーディング効果で小顔に見えるだけでなく、個性を演出できるのが魅力です。
オフィスでもOKのインナーカラーのうち、小顔効果を期待できる色をご紹介します。
■ベージュ
肌に馴染むベージュのインナーカラーは、輪郭をカバーしたい人におすすめ。派手な印象になりにくいので、オフィスにもぴったりです。
■ダークグレージュ
ダークグレージュのインナーカラーは、シェーディング効果で顔を引き締まった印象に導きます。暗めの髪色と相性が良いので、オフィスのルールで表面を明るく染められない人からも人気があります。
美容室によって、インナーカラーの価格は異なります。しかし、インナーカラーは通常のカラー代に加えて、ブリーチ代やカラーバター代がかかるため、価格が高めの傾向があります。ここでは、インナーカラーのおおよその相場をご紹介します。
■髪全体をブリーチする場合
いったん髪全体の色を抜いてから内側をカラーリングする場合は、15,000円~20,000円程度の予算が必要です。ブリーチの回数によって価格が変動するため、美容師さんに確認しておきましょう。
■内側の髪のみをブリーチする場合
全体をブリーチせず、内側のみ髪の色を抜いて明るくする方法もあります。この方法でインナーカラーをする場合、価格は10,000円程度です。
■有名サロンでインナーカラーをする場合
有名サロンでインナーカラーをする場合は、30,000円~40,000円程度かかることも珍しくありません。いくらくらいかかるか不安な場合は、事前に美容師さんに聞いておきましょう。
続いて、セルフでインナーカラーを入れるときに押さえるべきポイントを紹介します。
インナーカラーを入れるには、ブリーチ剤とカラー剤・カラーバターを併用する方法と、ブリーチをせずにカラー剤やカラーバターのみを使う方法があります。
ブリーチ剤・カラー剤以外に準備するものは、ヘアクリップ・ゴム手袋・ラップです。
まずは、ブリーチ剤とカラー剤・カラーバターを併用したインナーカラーの入れ方をご紹介します。
①インナーカラーを入れたい部分をブロッキングする
②ブロッキングした場所の2〜3cm下からブリーチ剤を塗る
③ブリーチ剤を塗ったところをラップで巻く
④時間をおき、ブロッキングしたままシャンプーで流す
⑤タオルで水気を切り、ブリーチした部分にカラー剤やカラーバターを塗る
⑥ブリーチ時と同じようにラップを巻く
⑦時間をおいてから、カラー剤・カラーバターを洗い流す
⑧カラー剤を使った場合は、トリートメントでケアをする
続いて、カラー剤のみを使ったインナーカラーの入れ方をご紹介します。
①インナーカラーを入れたい部分をブロッキングする
②ブロッキングした場所の2〜3cm下からカラー剤を塗る
③カラー剤を塗ったところをラップで巻く
④時間をおき、ブロッキングしたままシャンプーで流す
⑤リンス・トリートメントでケアする
最後に、カラーバターのみを使ったインナーカラーの入れ方をご紹介します。
①インナーカラーを入れたい部分をブロッキングする
②ブロッキングした部分を濡らしてからカラーバターを塗る
③カラーバターを塗ったところにラップを巻く
④時間をおいてから洗い流す
ブリーチ剤やカラー剤を使うときは、手が荒れないようにゴム手袋をするようにしましょう。
カラーバターはトリートメント成分も含まれているので、洗い流すのみでOK。最後のケアは不要です。もし髪の毛の状態が気になるようであればシャンプーやトリートメントをしても問題ありません。
また、髪を濡らすことでカラーバターが伸びやすくなるのでぜひ試してみてくださいね。
最後に、セルフでインナーカラーを入れるときにおすすめのアイテムをピックアップしてご紹介します。
ブリーチ剤を使ってインナーカラーを入れるなら、どのブリーチ剤を使うかも重要なポイントです。
ホーユーのビューティーン ベースアップブリーチは、脱色力が抜群で次に入れるカラー剤の色がよりきれいに見えるのが特徴。
カラーリングに備えて髪のコンディションを整えてくれる「PHコントローラー」も付いているので、カラー前のブリーチにもってこいのアイテムです。
ヘンケルジャパンのフレッシュライト メガメガブリーチは、ムラなく脱色してくれるブリーチ剤。
ケアアイテムがしっかり付属されているので、ブリーチ特有のきしみを少なく抑えることが可能です。
カラー剤の中でおすすめなのが、リーゼの泡カラー。泡タイプのアイテムなので、セルフカラーリング初心者でも手軽に使えるところが魅力です。染めにくい根元からロングヘアの毛先まで簡単に染めることが可能!
印象的なピンク系から流行りのアッシュ系まで幅広いカラーリングを取り扱っていることもうれしいポイント。ディープバイオレットは、インナーカラーに仕込むことでおしゃれに見せられる色味です。
同じくリーゼ泡カラーのクールピンクもおすすめのカラー。デザインカラーの中でも人気の色味で、青みピンクをインナーに仕込めます。凛とした中にキュートさのある魅力的なインナーカラーを実現できるでしょう。
ホーユー ビューティーン メイクアップカラーは、個性あふれるトレンドカラーに染め上げてくれるアイテムです。ブリーチをした明るい髪には特に濃くしっかり色づいてくれるところがポイント。
ヒマワリオイルとツバキオイルの2種類のオイルを配合しており、発色のいい髪色と同時につややかなヘアも実現してくれます。
上記のテラコッタオレンジは太陽のような明るさが魅力のカラー。夏にぴったりの色合いです。
インナーカラーを入れる際は、ブリーチ剤と同じブランドで揃えるのもおすすめですよ。
マニックパニックのヘアカラークリームは、全部で47色とバリエーション豊富なカラー展開が用意されているところが魅力のひとつ。「マニパニ」という愛称で親しまれている定番のカラーバターです。
上記のエンチャンティッドフォレストは、「魔法仕掛けの森」という神秘的なネーミングのグリーンカラー。ブリーチしたヘアに馴染ませると、まさに森のようなグリーンに染まります。
トリートメント効果を併せ持っているので、好みのカラーに染めるとともにヘアケアも叶えてくれます。
インナーカラーに使う市販カラー剤は、髪全体を染める場合以上に、発色の鮮やかさが大切になります。
その点、ビューティーンのポイントカラークリームは、明るい髪でもしっかり発色するクリームタイプのカラー剤。塗って放置するだけで染まるから、とっても簡単です。
アルガンオイルのおかげで、髪色にもツヤが生まれますよ。
国内メーカーであるエンシェールズのカラーバターは、大容量でコスパも良いカラー剤。
豊富なカラーが揃っているので、派手な色はもちろん、さりげないカラーにもおすすめ。
ココナッツのやさしい香りのカラーバターで、優雅な気分でカラーリングを楽しむことができますよ。
せっかくインナーカラーを入れたなら、できるだけ長い期間カラーを楽しみたいところ。そこで欠かせないのは色落ち対策です。
次に、インナーカラーの色落ち対策としてしておきたいことを紹介します。
ヘアカラー後、色素が髪の芯まで入り込むまでには24時間程度かかると考えられています。この間にシャンプーすると、色素が入りきらず色落ちしやすくなるため、ヘアカラーをした日と次の日はなるべくシャンプーをしないのがおすすめです。
シャンプーをする場合は、なるべく優しく洗いましょう。熱いお湯を使うと色が入りにくいため、ぬるま湯で洗うことも大切です。
髪が傷むと、インナーカラーが色落ちしやすくなります。そのため、インナーカラーの色落ちを防ぐには、丁寧にヘアケアをする必要があります。
■シャンプー後はしっかりと乾かす
濡れた髪はキューティクルが開いた状態なので、染料が流れ出しやすいです。シャンプー後は、ドライヤーでしっかりと髪を乾かしてインナーカラーの色落ちを防ぎましょう。
派手な色のカラーをした場合は、タオルに色が移ってしまう可能性もあります。髪の毛を拭くときには汚れてもOKなタオルを使い、寝るときにも枕の上にタオルをひいておくと安心です。
■アウトバストリートメントを使う
ドライヤーを使う前には、洗い流さないトリートメントやヘアオイルを塗ってください。トリートメントやオイルで髪を保護すると、熱や摩擦によるキューティクルの傷みの予防をできます。
インナーカラーをできるだけキープしたい人は、定期的にカラーシャンプーやカラートリートメントを使いましょう。インナーカラーの色に合ったカラーシャンプーやカラートリートメントを使うと、色落ちしたカラーを補正できます。
インナーカラーの色落ちに悩んでいる人は、色落ちしやすいカラーを避けて色落ちしにくいカラーを選ぶのもおすすめです。
■色落ちしやすいカラー
寒色系のインナーカラーは色落ちしやすいと言われています。寒色系のインナーカラーを入れるなら、ダークトーンを選んで色落ちを目立ちにくくしましょう。
■色落ちしにくいカラー
暖色系のインナーカラーは色落ちしにくいです。オフィス向きの色なら、ダークレッドやブラウンなどを選ぶと、長期間美しいインナーカラーをキープできます。
また地毛の色によっても色落ちのしやすさは異なるので、気になる場合は美容師さんと相談しながらカラーを決めるのがおすすめです。
丁寧にケアをしても、インナーカラーは少しずつ色落ちします。色落ちしても綺麗な色を選ぶと、いつも美髪でいられるでしょう。例えば、アッシュやネイビー、グレージュなどは、色落ち後も可愛いと言われています。
色が落ちていく過程も楽しめるカラーにするのも一案ですね。
「インナーカラーを楽しみたいけれど、やはり職場では難しそう……」という場合には、イヤリングカラーを検討してみるのもおすすめです。次にイヤリングカラーについて紹介します。
イヤリングカラーもオフィス向きのカラーリングとして注目を集めています。
■イヤリングカラーの特徴
イヤリングカラーは、耳の周りのみを違う色にするカラーリング方法です。イヤリングのように顔周りのアクセントになるため、おしゃれな印象を与えられます。
■インナーカラーとイヤリングカラーの違いは?
イヤリングカラーは、髪の内側だけを染めるインナーカラーの一種です。ただし、インナーカラーは髪の内側全体を表面と違う色にする一方で、イヤリングカラーは耳周りの一部だけを表面と異なる色に染めます。
イヤリングカラーは、インナーカラーよりもさらに目立ちにくいため、オフィスでも試しやすいのが魅力。また、明るい色を入れても派手になりにくく、適度な抜け感を演出できます。
イヤリングカラーは、髪を下ろしているときに目立たないのがメリット。髪を耳に掛けなければ、明るい色を入れているとバレにくいです。そのため、ハイトーンの髪色が禁止されているオフィスでも、こっそりとおしゃれなヘアカラーを楽しめます。
また、髪を耳に掛けると大きくイメチェンできるのもイヤリングカラーが人気の理由。休日はイヤリングカラーをアクセントにしてヘアアレンジを楽しむのもおすすめです。
次に、オフィスでもOKの目立ちにくいイヤリングカラーの種類をご紹介します。
■アッシュベージュ
オフィスでもOKなことが多いブラウン系の髪色と馴染むカラー。ハイトーンのアッシュベージュをイヤリングカラーにすると、顔周りに明るさもプラスできます。
■グレージュ
クールで落ち着いた雰囲気を演出できるカラー。グレージュのイヤリングカラーをダークなアッシュ系の髪色と合わせれば、オフィスにぴったりな大人っぽいイメージに仕上げられます。
■ブルージュ
黒髪やダークグレージュなどと相性が良いカラー。髪を下ろしているときは目立たないですが、耳掛けすると存在感が出てグッと華やかになります。
イヤリングカラーは、美容室でもセルフでも入れることができます。
■美容室で染める
美容室では、全体のカラーやその人の雰囲気などを考慮して、おしゃれにイヤリングカラーを入れてもらえます。また、オフィスの規則を伝えれば、それに合ったカラーをアドバイスしてもらえるでしょう。
■セルフカラーをする
もちろん、セルフでもイヤリングカラーを入れられます。セルフカラーをするときは、周りの髪をしっかりとブロッキングするのがポイント。染める範囲が曖昧だと美しく見えないので、決めた範囲のみに色を入れましょう。
最後に、オフィスにOKのインナーカラーが目立たないヘアアレンジをチェックしてみましょう。
■ローポニーテール
低めの位置で髪を結ぶローポニーテールはインナーカラーを隠しやすい髪型。耳の周りをキュッと結ぶと内側の髪が出やすくなるので、緩めにまとめるのがポイントです。
■ローシニヨン
低めの位置でお団子を作るローシニヨンは落ち着いていて大人っぽいヘアアレンジ。内側の髪を隠すようにお団子を作ると、インナーカラーが目立ちません。
■ハーフアップ
インナーカラーの範囲が狭い人やサイドの内側だけにインナーカラーを入れている人はハーフアップもOK。インナーカラー部分を包み込むように髪を集めると、バレずにヘアアレンジを楽しめます。