BEAUTY
2020.07.11

ジェルネイルでフレンチを作る方法は?用意するものやデザインの種類

当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

フレンチネイルの特徴

 

まずはフレンチネイルの特徴についてご紹介します。

基本は爪先に白が入っているもの

フレンチネイルは、もともと爪先に白いラインが入ったデザインのことを指していました。フレンチネイルが流行り出したのは2000年代のことで、バブルやギャルブームなどにより派手なネイルばかりが流行っていたのが一転し、シンプルで落ち着いたデザインが流行り出しました。

その頃のフレンチネイルはベースカラーがピンクで、指先にのみ細くラインが入ったデザインが主流でした。今のようにジェルネイルが流行っていない時代、マニキュアでも簡単にできるデザインとして人気を集めていました。

他のカラーでもフレンチと呼ぶ

2000年代から今に至るまで変わらずに人気を集めるフレンチネイルですが、爪先のカラーは白だけでなく、他のカラーが使われるデザインが増えたため、ベースと爪先がバイカラーになったネイルをフレンチネイルと呼ぶようになりました。

ベースカラーはヌーディーカラーが使われることが多く、透け感のあるカラーが人気です。ジェルネイルが主流になり、セルフでもデザインしやすいため、いまだに大人気なネイルデザインです。

逆フレンチや斜めフレンチなど応用もある

フレンチネイルの人気は留まることを知らず、今では変形型フレンチネイルも人気を集めています。フレンチネイルといえば、爪先に少しだけラインが入っているようなデザインが基本でしたが、ベースカラーと爪先カラーの割合が逆になった逆フレンチも人気となっています。

それだけでなく斜めに色を入れた斜めフレンチや、ハートの形がかわいらしいハートフレンチなど、時代を超えて変化を続けています。

ジェルネイルでフレンチが人気な理由

 

ジェルネイルが主流となっている現在、フレンチネイルは特に人気を集めています。フレンチネイルが人気な理由についてご紹介します。

指が長く見える

フレンチネイルのデザインは、指が長く見えると人気があります。フレンチネイルは指先にラインを細く入れるデザインですが、ベースの部分が長ければ長いほどもともとの爪が長く見えるので、指全体も長く見えます。

もともと自爪が小さい人でも、爪を伸ばしてからフレンチネイルをするだけで、もともと爪が長いかのように見せることができます。縦に長いすっきりとした爪に見せることで、指全体が長くてきれいに見せる効果がありますよ。

簡単にできておしゃれに見える

ジェルネイルでフレンチが人気な理由は、簡単にできるということです。セルフネイルだとなかなかおしゃれで凝ったデザインにするのが難しいですが、フレンチネイルなら誰でも簡単に作ることができます。

ベースカラーをしっかり乾かしてからフレンチ部分を作るので、急ぐ必要がありません。また、フレンチ部分がうまくいかなかったとしてもサッと拭き取って直すことができるので、不器用でも挑戦しやすいデザインです。

1色あればできるデザイン

フレンチネイルは、1色あればできるデザインでもあります。おしゃれなジェルネイルを作ろうと思っても、何色か用意する必要がありますが、フレンチネイルであれば1色から作ることができます。

ベースをクリアジェルで仕上げて、指先のみ色を乗せれば簡単にフレンチネイルを作ることができます。さらに何色もカラーを持っている人であれば、色味によってさまざまなフレンチネイルを楽しむことも可能です。

簡単に作れるデザインでありながら、色味やフレンチ部分の幅によってまったく違った雰囲気のネイルを作ることができるので、セルフでもたくさんのデザインが楽しめます。

オフィスネイルにも最適

ジェルネイルのフレンチネイルは、オフィスネイルにも最適です。シンプルさの中に大人っぽさや華やかさがあるデザインなので、困った時のデザインとして重宝されます。単色ネイルが飽きてしまったという人には、ワンポイントとしてフレンチネイルを入れるのもおすすめ。

年代問わず挑戦しやすいデザインでもあるので、どの世代にも人気があるデザインです。

ジェルネイルでできるフレンチの種類

 

ジェルネイルでできるフレンチの種類についてご紹介します。

基本のフレンチ

基本のフレンチは、ベースにクリアやピンク、ベージュなどの肌なじみのいいカラーを乗せ、爪先に白などのラインを入れるデザインです。爪先のラインは、基本的には爪の形と平行です。オーバルやポイントなど、爪先の形に合わせてラインを引いていくことで、より爪を長く美しく見せることができます。

細フレンチ

細フレンチとは、基本のフレンチのラインをさらに細くしたデザインになります。爪のキワの部分に細くラインを見せて、さりげなくアクセントを作るようなデザインになります。

細フレンチの場合は、あまりに透け感のあるベースカラーを作ってしまうと自爪が浮き出て見えてしまうので、ベージュやピンクなどでしっかり自爪を隠すのがポイントです。基本のフレンチよりもさらにシンプルで、ナチュラルな仕上がりになります。

逆フレンチ

逆フレンチとは、基本のフレンチと色の割合が逆になったものをいいます。ベースカラーは透け感のあるものを使いますが、フレンチ部分の色味は白以外の他のカラーを使っているデザインも多いです。

逆フレンチはベースカラーが見える部分がかなり少なく、ほとんどがフレンチになります。透け感のある部分を作るデザインなので、単色カラーで仕上げるよりも軽さのあるネイルに仕上がります。

単色ネイルではなかなか挑戦できないような派手なカラーも、逆フレンチに仕上げることで使いやすくなります。基本のフレンチと同じカラーでも、逆フレンチにすることでまったく違ったデザインのネイルが楽しめます。

直線フレンチ

直線フレンチとは、直線にフレンチを入れるデザインです。フレンチネイルの応用で、フレンチネイルよりも比較的簡単にできるデザインになります。一般的なフレンチに飽きてしまった人でも、直線にするだけでデザイン性が一気に変わります。

まっすぐ横に引くフレンチから、斜めに引くデザインもあります。直線フレンチは、道具を使えば初心者でも簡単に作れるため、セルフで人気があるデザインです。

ハートフレンチ

 

ハートフレンチとは、フレンチのさらに応用編で、ハートの形にフレンチを作るデザインです。セルフのジェルネイルとしては少し難易度の高いデザインではありますが、サロンでのネイルではとても人気があるデザインです。

ネイルのポイントとして数本にハートフレンチを入れるだけで、ネイル全体が一気にかわいい仕上がりになります。白や赤、ピンクなど色味によって雰囲気がまったく異なり、シーズン問わず楽しめるネイルデザインです。

ダブルフレンチ

ダブルフレンチとは、2段階にフレンチが続いているデザインです。フレンチをさらに応用したデザインで、基本のフレンチや斜めフレンチが2段階になっています。

基本のフレンチよりも、おしゃれでこなれ感のある仕上がりになります。フレンチに飽きてきた人や、さらにハイセンスなデザインを楽しみたい人におすすめのデザインです。

ネイルサロンでフレンチジェルネイルをオーダーするポイント

 

ネイルサロンでフレンチジェルネイルをオーダーする時は、どういった部分に注意すればいいのでしょうか?自分の思い通りのデザインにするためのポイントについてご紹介します。

フレンチの太さを決める

まずはフレンチの太さを決めましょう。フレンチにもさまざまな種類がありますが、フレンチの太さによって派手さや華やかさが大きく変わってきます。フレンチの太さが太いほど華やかな印象になり、細いほどシンプルで落ち着いたネイルに仕上がります。

自分の想像しているフレンチの太さをしっかり頭に入れてから、オーダーするのがおすすめです。

全体的な色味を決める

次に全体的な色味を決めていきます。フレンチ部分の太さによって、派手さが変わってくるのでそれに合わせた色選びも重要になります。細いフレンチであれば、ナチュラルな仕上がりになるので、アクセントとしてラメのような派手なカラーを入れてもポップな印象になりにくいので挑戦しやすくなります。

反対に逆フレンチのようにフレンチ部分が太めのデザインは、ネオンカラーやビビッドカラーを使うと派手な印象になりやすいです。自分のなりたい雰囲気に合わせて、全体の色味を決めるようにしましょう。

爪の長さに合わせたデザインにする

サロンでフレンチネイルをオーダーする時は、自分の爪の長さに合ったデザインかどうかもチェックするようにしましょう。フレンチネイルは指が長く見えるおしゃれなデザインではありますが、もともと爪が短い人が太めのフレンチをしてしまうと、抜け感がなくなり指がきれいに見える効果が半減されてしまいます。

爪がもともと小さい人が爪が長く見えるようなフレンチネイルをしたい場合は、フレンチ部分を細くするのがおすすめです。自分の爪の形や長さに合ったデザインにすることがポイントですよ。

すべての指を同じにするか決める

サロンで注文する場合は、すべての指を同じデザインにするかどうかも大切です。トレンドとしては、すべての指のデザインを同じにするのではなく、何色かを合わせたり、部分的にパーツを入れたりするのが基本です。

華やかさをプラスしたいのであれば、さまざまなデザインを取り入れてパーツを組み込むのがおすすめですよ。シンプルで落ち着いた雰囲気が良いのであれば、すべてを同じデザインにするのも良いでしょう。

セルフでフレンチジェルネイルをする時に用意するもの

 

セルフでジェルネイルをする時には、準備しなくてはいけないものがいくつかあります。さらにフレンチネイルをする時にあったら便利なものも紹介しましょう。

カラージェル

カラージェルは必ず必要になるアイテムです。自分がしたいデザインに必要なカラージェルを用意するようにしましょう。ベースにするカラーは、透け感があるようなピンクやベージュなど、肌なじみのいいものを用意すると良いでしょう。

フレンチ部分に使用するカラーは、ベースカラーと相性が良く程よくアクセントになるような色味を合わせるようにしましょう。

クリアジェル

次に必要になるのが、ベースとトップに使用するクリアジェルです。ベースジェルとトップジェルは、ネイルを長持ちさせるうえで欠かせないアイテムです。爪を保護する役割もあるので、できるだけクリアジェルは両方用意するようにしましょう。

UVライト

硬化させるために欠かせない、UVライトも必須アイテムになります。ジェルネイルキットを購入すれば必ずついてくるアイテムです。UVジェルはいろいろなものがありますが、秒数指定できるもので、指を入れたら勝手にライトがつくものが使い勝手がいいのでおすすめです。

初心者の場合は安くても構わないので、UVライトは必ず用意するようにしましょう。

ブラシ

ブラシも必ず必要になります。特にフレンチを作る時は、細かい作業になるので、細めのブラシは必ず1本持っておくと良いでしょう。ジェルネイルをする時に使用するブラシは、カラーとクリアで分けておくのがおすすめです。フレンチネイルを作る時は、最低でも3本ブラシを用意しておくようにしましょう。

ファイル

爪を削るファイルもできれば用意しておくようにしましょう。爪の形を整えるためには、爪切りだけではうまく整えることができません。きれいな形のネイルに仕上げたいのであれば、ネイルファイルを使って爪の形を作るようにしましょう。

また、ジェルネイルをオフする時にもファイルが必要になります。ネイルファイルを使わないと、なかなかオフできずに時間がかかるので、目の粗いものも用意しておく必要があります。目の粗さはグリットで表され、ファイルにそれぞれ書いてあることがほとんどです。

ジェルネイルのオフには100/180、自爪の調整には180/220がおすすめです。目が粗ければ粗いほどしっかり削れますが、爪への負担になる恐れがあるので、最初はこの2種類を用意するのがおすすめです。

エタノール

ジェルネイルをする上で、エタノールは絶対に持っておいた方が良いアイテムです。エタノールはさまざまな場面で使用できる便利なアイテムです。ネイルを始める前の消毒や油分の拭き取り、未硬化ジェルの拭き取りなどに使えます。ぜひ用意しておくようにしましょう。

キッチンペーパー

ジェルネイルでは、キッチンペーパーも持っておくと便利です。ブラシの汚れを拭いたり、ジェルを拭き取ったりするのに使用できます。コットンを使って拭き取っても良いですが、しっかりコットンの綿がネイルに入ってしまう可能性があります。

毛羽立ちを気にせずに使用できるキッチンペーパーはとても重宝するので用意するようにしましょう。また、キッチンペーパーは名刺サイズくらいにカットしておくと使いやすくなります。ネイルを始める前に準備しておくようにしましょう。

フレンチジェルネイルのやり方~基本編~

 

基本のフレンチジェルネイルのやり方についてご紹介します。

爪の形を整える

まずは爪の形を整えるところから始めていきます。ファイルを使って、好みの形に整えていきましょう。丸みのあるデザインにしたい場合は、サイドをしっかり整える必要があります。ファイルを斜め45度になるように爪に当てながら削っていくと、丸みのあるシルエットが作りやすくなります。

ある程度爪の形ができたら、爪の表面についている粉をしっかり払います。そして、エタノールを使って爪の表面の汚れや油分をオフしていくようにしましょう。

ベースジェルを塗る

まずはベースジェルを塗ります。これは爪を保護して密着を良くするという効果があるものなので、必ず使うようにしましょう。ベースジェルをしっかり塗ったら、UVライトを使ってしっかり硬化させていきます。

硬化させたら、爪の表面に残っている未硬化ジェルをエタノールを使って拭き取っていきましょう。

ベースカラーを塗る

次にベースカラーのジェルを塗ります。ベースカラーは、ある程度透け感のある仕上がりにした方がヌーディーで爪がきれいに見えるので、薄く重ねていくことがポイントになります。

ブラシにベースカラーを取り、薄く薄く重ねてUVライトで硬化させます。未硬化ジェルを拭き取ったら、2度塗りしていきます。重ねることによって色ムラが気にならなくなりますが、ある程度透け感は残しておきたいので2度塗りする時も薄く重ねていくようにしましょう。

細フレンチを作る場合は、自爪が透けないように仕上げたいので、自爪が隠れるまで何度か重ね塗りするようにしましょう。

フレンチ部分を塗る

次にフレンチ部分を作っていきます。フレンチ部分を作る時は、先がフラットになっているものを使うか、細い筆を使うとうまくいきます。先がフラットになっているブラシは、平行に筆を動かしていくだけで、簡単にフレンチを作ることができますよ。

まず形を先にとっていきたいので、フレンチの境目を決めるようにラインを引いていきましょう。形がある程度取れたら、爪先部分を埋めていきます。失敗してもジェルは硬化しなければ固まらないので、1度拭き取ってもう1度書き直すことができますよ。

細かい部分を調整するには、何もついていない細いブラシを使って拭き取るのがおすすめです。どうしても形がうまくいかない場合は、マスキングテープを切り取り、好みのフレンチの形を作って爪の上に貼りながら塗るのもおすすめです。

硬化後に剥がせば、簡単にフレンチを作ることができますよ。

しっかり硬化させる

フレンチができたら、しっかり硬化させるようにしましょう。硬化後ラインが薄いと感じたら、もう1度ジェルを重ねて再度UVライトを当てて仕上げていきます。硬化させてある程度デザインが決まったら、未硬化ジェルを拭き取ります。

ストーンなどのパーツをつけたい場合は、クリアジェルやトップジェルを重ねて、その上にパーツを乗せて硬化させていきましょう。

トップジェルを塗る

最後にトップジェルを塗って仕上げていきます。トップジェルを塗ることで、ジェルネイルの持ちを良くする効果があります。特にパーツをつけた部分は取れやすいので、トップジェルをしっかり塗って硬化させる必要があります。

トップジェルがしっかり硬化できたら、未硬化ジェルをしっかり拭き取って完成になります。

フレンチジェルネイルのやり方~応用編~

 

フレンチジェルネイルの応用デザインのやり方について、詳しくご紹介します。

逆フレンチ

逆フレンチは、基本のフレンチと手順は変わりません。ただし、ベースカラーはできるだけ透け感のあるものを使った方が、コントラストが映えて抜け感のあるデザインに仕上がるので、できるだけ薄く仕上げるのがポイントです。

ベースカラーを塗った部分が見える範囲が広ければ広いほど指が長く見えるので、もともと爪が短い人はフレンチ部分を深くしすぎないのがおすすめです。

爪が長い人は思い切って深めにフレンチを作るのも似合いますよ。

ハートフレンチ

ハートフレンチは、すべての爪に入れなくてもポイントで取り入れるだけで一気にかわいい仕上がりになりますよ。ハートフレンチは、左右対称にすることが重要になります。

セルフで行う場合のおすすめが、マスキングテープを使う方法です。マスキングテープにハートを描き、ハートの部分だけをハサミでくり抜きます。くり抜いたハートの部分が爪先になるように爪に貼り、そのままカラージェルを乗せていけば、簡単にハートジェルを作ることができますよ。

フリーハンドで行う場合は、左右対称を意識してハートの谷間となる部分の形がしっかり出るように描くと良いでしょう。

直線フレンチ

 

直線フレンチは、不器用な人でも比較的挑戦しやすいデザインになります。フレンチを作りたい部分にマスキングテープを貼り、その上からカラージェルを重ねていくだけで、簡単に直線フレンチができあがります。

直線フレンチの場合、ベースカラーとフレンチの間にラメを使ってラインを入れると、よりメリハリのあるデザインに仕上がるのでおすすめですよ。

ダブルフレンチ

ダブルフレンチを作る場合は、2色のカラージェルとラメを用意するのがおすすめです。まずは爪先部分のフレンチから仕上げていきましょう。次に2段目のフレンチを仕上げていきます。境目の部分ははみ出したりがたついたりしても気にせずに、形だけを整えていきましょう。

2段硬化できたら、境目部分にラメを乗せていきます。2段目のジェルを囲むように、2本の線を引くことで、メリハリのあるかわいらしいデザインに仕上がりますよ。

ラインストーンフレンチ

ポイント使いにおすすめなのが、ラインストーンを使ったフレンチネイルです。キラキラしていて華やかさがプラスされるおしゃれなデザインです。爪先部分にラインストーンと同系色のカラージェルを重ねて、その上をラインストーンで埋めていきます。

ラインストーンだけでなくホログラムやグリッターなどを重ねてもかわいいです。すべての指ではなく、アクセントとして何本か取り入れてみるのもおすすめですよ。

related articles