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2020.04.07

引っ越しの予算の相場や目安は?安く抑えるコツまで丸ごと解説

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引っ越しを検討しているあなたへ!基本情報からうまくいく秘訣まで一挙ご紹介

引っ越しの写真

引っ越しのシーズンを間近に迎えようとしている今、『予算』について頭を抱えている方も多いことでしょう。必要な費用はもちろんのこと、支払わなければならないのはどのような料金なのか、気になることだと思います。出来ることなら事前にある程度の見積もりを出し、不安なくスムーズに引っ越しを済ませたいところ。そこで引っ越しを控えているあなたは、ここで予算について学んでおきませんか?

そこで今回は、引っ越しをするにあたって知っておきたいポイントを丸ごとご紹介します!まずは引っ越しに必要だとされる一般的な予算をご紹介した上で、費用の細かい内訳や時期の選び方、費用を安く済ませる方法、さらには賃貸や持ち家の契約にかかる費用等まで徹底解説しますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

引っ越しの一般的な予算って?シーン別に相場をチェック

家とお金の写真

そこでまずご紹介したいのが、引っ越しにかかるとされる一般的な予算についてです。どのくらいを見ておけば良いのか知っておくだけでも、一気に心に余裕が生まれることでしょう。引っ越し直前に心配事を増やさないためにも、ぜひここで予算をチェックしておいてください。

さらにここで解説するのが、「一人暮らし」、「二人暮らし」そして「ファミリー」の3つのタイプにフォーカスした引っ越しの予算。それぞれで予算はガラリと変わりますので、あなたのシーンに合わせた項目のチェックが必要です。初めての方でも見積もりの参考になるよう、分かりやすく紐解いていきます。

一人暮らしの予算をご紹介!平均的な金額とは

まずは、「一人暮らし」の場合の引っ越しにかかる費用について解説していきます。そもそも引っ越し先への距離や家具の数、新居の家賃によって費用は大きく変わってきますが、ある程度は予測をつけることが可能です。そこで引っ越しには、『会社を利用する場合』と『自力で取り組む場合』のどちらかになりますので、ここでチェックして手段を考慮してみましょう。

はじめに引っ越し業者を利用するケースでは、一人暮らしの相場は30,000〜60,000円程度で見ておくと良いでしょう。もちろん引っ越し業者によって料金は異なりますので、そちらも要チェック。さらに引っ越す土地が遠ければ遠いほど、そして運搬する家具が多いほど、費用はグッと値上がりしますのでご注意ください。また、一人暮らしの引っ越しで使われやすいのは2トントラックであり、作業員は2人が主流です。

一方自分の力で引っ越しをするケースでは、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。この場合はご自身でトラックなどをレンタルして、家族や友人などの知り合いに手伝ってもらう方法。トラックのレンタル料は15,000円程度で、かつガソリンを満タンに、さらに手伝ってもらった方々には謝礼をする形となるため、ざっと見積もっても30,000〜40,000円を見ておくのが無難です。自力での引っ越しは安いように思えるものの、ご自身の労働力まで考慮すると、コスパが良いとは言い難いかもしれません。

二人暮らしの引っ越しにかかる費用って?基本はこちら

二人暮らしの引っ越しの写真

次にご紹介するのが、カップルや夫婦などの「二人暮らし」の場合の引っ越しの費用。一人暮らしと比べて、どのくらいの差があるのか気になるところです。そこで引っ越し会社を利用するケースでは、シーズン中であれば80,000円程度と見ておきましょう。もしもお互いで単身引越しを行う場合には、一人当たりがこの半分くらいだと予測しておくとOKです。さらに二人だけで協力して引っ越しを済ませられるようであれば、自力で済ませた方が圧倒的にコストを抑えることが可能です。

カップルや夫婦の新居暮らしのタイミングは、結婚や新婚旅行などで何かとお金がかかりがち。そのため引っ越しに十分に注力できないケースもあるかもしれませんが、家にもしっかりとコストをかけるのが重要なポイントとなります。その後も二人で住み続ける新居ですし、引っ越しから家具家電選び、さらには住居選びまで、きちんと力を入れてください。

ファミリーの目安を解説!家族なら引っ越し費用は大体この位

さらに、「ファミリー」の引っ越しにはどのくらいの費用が必要となるのか想像できますでしょうか。やはり荷物の量が明らかに多いため、どうしても引っ越し料金が高くなってしまいます。そこで家族の人数で引っ越しの費用の相場を見てみると、3人で75,000円、4人で80,000円、5人で100,000円程度。もちろん引っ越しの時期や荷物の量によって金額はガラリと変わるため、一般的に相場とされる金額だと思っていただけると幸いです。

例えば近距離・遠距離の金額の差は、10,000〜20,000円ほどが主流。引っ越し業者への依頼が集中する時期だと、価格は一気に跳ね上がってプラス30,000〜40,000円となるケースもありますので、よく考えた上で検討することをおすすめします。また、引っ越し費用を構成する要素の中でも特に注意したいのが、荷物の量と割引サービスの有無となりますので、うまく活用しつつ調整すると良いでしょう。

引っ越し作業の費用の内訳は?必要経費を詳しく見てみよう

引っ越しのコストの写真

以上より、一人暮らしやカップル・夫婦の二人暮らし、家族の引っ越し費用の相場についてご紹介しました。それを踏まえた上でこれから把握していただきたいのが、引っ越し作業の細かな内訳。大体の金額が分かったところで、どんな要素にお金がかかるのか事前に理解しておくと、要所要所で賢くコストを抑えることができるでしょう。

そこでここでは、「引っ越し業者への依頼費用」「レンタカーを借りた自力引っ越しの費用」「不要な家具家電を処分する場合の費用」の3つから、詳細な内訳を解説していきます。こちらを参考にして、引っ越しのタイプを検討してみてはいかがでしょうか。

引っ越し業者への依頼費用の詳細はこちら!目安をチェックしよう

まずは、「引っ越し業者への依頼費用」の内訳について解説します。まずそもそも業者に依頼した際には、住所や荷物などの情報より引っ越しの価格が算出される『見積書』が無料で作成されます。そちらを確認すると大体の金額を把握することができるのですが、初めてだと見方が難しいかと思いますので、チェックするべきポイントを押さえておくと良いでしょう。

まず見積書はパッとみると難しいような印象ですが、案外内容はシンプルなもの。基本的に出される金額は「引っ越し料金(実費)」と「オプション料金」で構成されています。具体的な内容に関しては業者によって異なりますが、大体のところどこも同じような内容です。実費はスタッフの人件費や高速道路料金、梱包資材費などの必ず必要となるもの。オプションは、電気製品の取り付けや特殊作業、不用品の取り引きなどの自身でも行えるような要素となりますので、費用を抑えたい場合にはこれらを自力で行うと良いでしょう。

さらに実費の項目に関しては、細かく分けると、作業員の人件費(一人当たり12,000円程度)、梱包資材費(一箱あたり200円程度)、車両費(15,000円程度)、高速道路料金(引っ越し先による)など。オプション料金は業者によって様々で、選ぶかどうかに関しても自分次第ですので、必ずこちらの条件も揃えた上で見積もりを出していただいてください。

レンタカーを借りて自分で引っ越しも!おすすめと費用はこちら

ダンボールを運ぶ人の写真

さらに先ほどお伝えしたように、トラックをレンタルして自力で引っ越し作業を行うのも手の内の一つです。ただ多くの方が「業者に頼むよりも安く済むだろう」と考えられるかと思いますが、これまでお伝えしたように、案外かえって高くつくこともありますので、注意が必要となります。

例えば、トラックレンタルで15,000円程度、その他オプションで数千円、その他にもガソリン代や高速道路料金、梱包資材代、謝礼、といった風な内訳に。引っ越し業者を利用するのと比べると、人件費などはかかりませんが、内訳を見つつご自身の労働力を考えると、大差はないと思っても良いでしょう。

また、自力で引っ越しをするか悩まれた場合には、一先ず業者に見積もりを出してもらっても構いませんので焦らずに。そもそも格安で引っ越し費用を済ませるのは、自力引っ越しに限ったことではありませんし、業者でも引っ越しプランや方法によっては一気に安く抑えることができます。したがって、まだまだコストを抑える方法をチェックして、よりお得に引っ越しを進めていきましょう。

不要な家具家電を処分する方へ!あらかじめ費用のご確認を

引っ越しで最も頭を悩ませると言っても過言ではないのが、不要な家具家電の問題ではないかと思います。そこで大まかに分けると、不用品の処分方法に関しては「売る」「譲る」「回収してもらう」の3つに。ここではこのそれぞれの方法について解説しますので、検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

そこでまず売る手段に関しては、買取専門店やリサイクルショップ、ネットオークションやフリマなど様々。譲ったり寄付をしたりすることもできるので、無償でも引き取ってもらいたいのであればそちらを検討してみるのも良いでしょう。

さらに回収してもらいたい場合には、住んでいる地域の自治体によってルールが異なるため、事前にご確認を。粗大ゴミの回収は基本的に有料となっているのですが、ホームページなどからチェックすることが可能です。また、家電リサイクル法の対象とされている品目の、テレビ、バッテリー、タイヤなどは自治体では回収することができないため、あらかじめ確認して適切な手段で処理をしてください。

引っ越し費用が安い・高い時期って?事前に要チェック

ダンボールの写真

引っ越しの費用を抑える上で重要となるのが、ズバリ「時期」。これまで軽く触れてきたように、業者を利用する場合には引っ越しの時期が費用を大きく左右するため、ここでしっかりと確認しておきたいところです。まずそもそもの話、なぜ引っ越しの費用は時期によって変わるのか。その理由は、

■集客の難しい閑散期には、業者の間で価格競争が起こる
■繁忙期は忙しいため価格交渉に応じることがない
■人員の足りない繁忙期には人件費がかさむため、コストを下げられない

の3点を挙げることができます。引っ越し依頼を獲得したい閑散期には、業者独自のお得なサービスが見られますが、繁忙期には基本そのようなものはなく、強気のお値段を提示されると意識しておくと良いでしょう。

さてそれでは実際に、1年で最もお得に引っ越しを済ませられるお値打ちの閑散期、そして反対に一気に値段が跳ね上がる繁忙期とは、一体いつなのでしょうか。そこで次に、引っ越しが安く済む月と高い月について徹底解説します!

引っ越しが安いのはこの月!お値打ちな狙い目の時期とは

そこでまず一般的に、引っ越し料金が安いとされるのが「1月・5月・6月・7月・8月・11月・12月」となります。これらが閑散期とされる時期で、依頼が少ない月。中でも引っ越しの料金が最安値になるのが、『11月』です。11月は秋にかけて増える転勤者の引っ越しが落ち着き、徐々に依頼が減ってくる月ですので、業界では全体的に費用の相場が安くなっています。

具体的にコストが下がる理由の一つとしては、引っ越し依頼が少なくなることにより、トラックに空きが出ること。有り余っているトラックの枠を埋めるために、通常よりも安い価格で依頼を引き受けるケースがある、というわけです。したがって秋頃の引っ越しを検討されている方は、狙い目の11月をチョイスしてみてはいかがでしょうか。

反対に引っ越し費用が高いのは?繁忙期は要注意

反対に引っ越し費用が高いとされているのが、「3月・4月・9月・10月」。特に繁忙期は『3月』と『4月』であり、引っ越しの平均金額が一気に跳ね上がる時期です。御察しの通り、この季節は入学や就職などに伴って引っ越し依頼が集中することによって、閑散期の数倍もの費用がかかると頭に入れておくと良いでしょう。さらに料金が高い上に予約も取りにくいため、この季節の引っ越しを検討されている方は、できる限り早く依頼をすることを強くお勧めします。

さらに春ほどではありませんが、『9月』と『10月』も第二の引っ越しシーズン。というのも9月末から10月初旬にかけては、半期末や決算月として転勤が増えてくる時期だからです。特に9月の最終の土曜に関しては、休日ということもあって引っ越しの依頼件数が集中し、経験豊富なスタッフが分散することとなるため、サービスの質が落ちやすいところも考慮しなければなりません。また、10月中旬以降になると依頼が落ち着き、料金もグッと下がりやすいため、秋頃の引っ越しを考えている方は、こちらを狙うと良いでしょう。

引っ越し費用を抑えるには?気になるポイントや秘訣を解説

男女の写真

以上より、引っ越しにかかる費用やその内訳、閑散期と繁忙期についてお伝えしました。そこで次にチェックしたいのが、具体的な『引っ越し費用を抑える方法』についてではないでしょうか。安く済ませるための時期の選び方などは分かっていても、例えばどうしても3月・4月の繁忙期に引っ越しをしなければならない方もいらっしゃるでしょうし、そのような場合には時期によるコストの削減は望めません。

ここでは、時期選び以外で引っ越し費用を抑えるためのポイントを2つピックアップしてご紹介します!引っ越しにかかる費用をグッと抑えるためには、どのようなことに注力すべきなのか、ここで丸ごとチェックしてみましょう。

ポイント①引っ越しが安い曜日や時間帯を選ぶ

そこで引っ越しを安くする方法の一つが、「価格が落ちる曜日や時間帯を選ぶ」というものです。もしも引っ越しの時期をオフシーズンにずらすことができないのなら、ぜひこちらの方法を。たとえ繁忙期であっても、引っ越し依頼が集中しにくい曜日や時間帯をチョイスすることにより、一気に安く済ませることができるのです。

例えば、人気のある土・日・祝を避け、「平日」に引っ越しを。時間帯は午前中に人気がありますので、「午後」もしくは「指定なし」を選んで、コスト削減を目指しましょう。特に指定なしのフリー便は、業者スタッフやトラックの状況に合わせるプランですので、価格を抑えることが可能です。さらに日取りに関しては、縁起の良い大安などが好まれるのですが、縁起が悪いとされる「仏滅」などの日を選ぶことにより、安い料金で引っ越しができる可能性があります。

ポイント②引っ越し業者を比較して最安値をチョイスする

ただ中には、「どうしても仕事の関係で土日しか引っ越しができない」「賃貸の都合で時期をずらすことができない」という方も多くいらっしゃるはず。そこで自由に日程を選ぶことができない方も、ご安心ください!というのも、『引っ越し業者の見積もりを比較する』ことにより、数ある中から最安値を選ぶことができるのです。

まずは、一括見積もりサイトを利用して複数社に見積もりの依頼をしてみてください。そこで適正価格を把握した上で、直接気になる業者に値段交渉を行うことにより、自分に合った理想のプランを導き出すことができるでしょう。ただ提示される見積もりの金額だけで業者を絞り出して依頼するのは、ベストだとは言えないのでご注意を。そこから値下げされる可能性もありますし、より良いプランに出会えるかもしれないので、ある程度絞った上で『訪問見積もり』を行って決めることをおすすめします。

また訪問見積もりでは、「相見積もりをしていて他の業者と悩んでいる」という旨を伝えると、安くしてもらえる可能性もあります。さらにギリギリまで粘りたい場合には、「全ての見積もりが出てから検討します」ときちんと言い切っても問題ありませんので、納得いかなければ積極的にお断りください。

賃貸契約にかかる費用を徹底解説!引っ越しのコストと合わせて確認しよう

賃貸契約の写真

さらに引っ越しと合わせて確認しておかなければならないのが、新居の契約にかかる費用。契約費用まで引っくるめた金額をある程度理解しておくと、心にも余裕が出てくるはずです。

そこでここでは、引っ越し先の新居を「賃貸契約」に絞って、初期費用や手数料などについて徹底解説します。初めての引っ越しを経験する方も、ここで事前にチェックして、引っ越しに総合して必要となるコストを理解していただければ幸いです。

初期費用はこちら!まずは敷金・礼金や前家賃をチェック

賃貸契約に必要な初期費用は、一体どのくらいなのでしょうか。そこでそもそも初期費用とは、月々払う家賃とは別に入居前に払わなくてはならない、まとまった金額のことを指します。例えば「敷金」は、部屋を退去する際の原状回復費用に充てられるもの。金額は家賃1ヶ月分が目安で、基本は回復にかかった料金が差し引かれて戻ってきます。

また「礼金」も家賃1ヶ月分を目安とした金額で、部屋を所有する大家さんへの感謝の意味を込めて支払うものです。こちらは退去時に返還されないので、支払いたくなければ礼金なしの物件を探してみるのも良いでしょう。

さらに「前家賃」は、入居する月の家賃を前払いするもの。例えば3月に契約をして4月から入居する場合には、4月分の家賃をあらかじめ支払っておく形となります。もしも月の途中から入居する場合には、日割りで家賃を前払いするケースがほとんどです。

気になる仲介手数料や保険料は?目安をご紹介

さらに「仲介手数料」は、物件の案内や契約手続きを行った不動産会社に支払うものとなります。法律上では、その上限は家賃1ヶ月分と定められていますが、目安としては家賃0.5〜1ヶ月分に消費税を合わせたくらいに。値引きはできないことはありませんが、不動産会社の成功報酬となりますので、値引いた場合には仲介に力を入れてもらえない可能性もあるので要注意です。

また「火災保険料」は、火災や水漏れトラブルに備えて加入しなければならないもので、損害保険会社に支払われます。シングルの場合には15,000円、カップルやファミリーは20,000円程度を見ておくと安心でしょう。

持ち家契約にかかる費用もご紹介!一般的な相場はこちら

持ち家契約の写真

中には賃貸ではなく、思い切って「持ち家」を購入される方もいらっしゃるでしょう。そこで持ち家契約には、どのくらいの費用がかかるのか気になるところ。人生をかけた大きな買い物だとは分かっていても、具体的な金額に関しては想像がつきにくいのではないかと思います。

そもそも住宅購入の際のお金の全体像としては、物件価格に加えて、購入前には「購入諸費用(税金や手数料)」と「頭金(物件価格の1〜2割程度)」、購入後には「住宅ローン(長期に渡り毎月返済)」と「維持費(税金や管理費など)」となりますので、頭に入れておくと良いでしょう。

そこでここでは、住宅購入にかかる諸費用について丸ごとご紹介します!

住宅購入時にかかる諸費用って?まずは丸ごと解説

そこでまずは、住宅の購入時にかかる諸費用をいくつかピックアップしてご紹介します。例えば購入代金の一部とされるのが、「申込証拠金」や「手付金」。申込証拠金は、購入申し込み時に不動産会社に支払うもので、2〜10万円程度が目安です。さらに「手付金」は、売買契約時に売主に支払うお金で、住宅購入代金の5〜10%が目安となっています。

さらに必要となるのが、売買契約書に貼る形で支払われる「印紙税」や「仲介手数料」、「不動産取得税」、「固定資産税」など。このように住宅購入時には様々な初期費用が発生するため、ここでしっかりと把握をしておくと、契約をスムーズに進めることができるでしょう。

住宅ローン借入費用は?どんなものがある?

契約を結んでいる写真

さらに気になるのが、住宅ローン借用に必要な費用。長い付き合いになっていきますし、持ち家の購入前にきちんと理解しておかなければなりません。そこでまず住宅ローン返済についてお伝えしますが、こちらは購入後に返済終了まで毎月支払わなければならないお金となります。長くても35年程度が一般的だとされますが、ご自身のライフプランに合わせて期間を選択することが可能です。

またローン契約に関わるお金としては、「印紙税」と「ローン借入費用」となります。ローン借入費用は、細かく分類すると事務手数料やローン保証料、団体信用生命保険特約料、火災保険料などが必要となりますが、金額は金融期間やローン商品によって異なるので、住宅購入前にご確認ください。

結局諸経費はいくら?トータル必要な金額はこの位

「持ち家購入の諸経費は結局いくらになるの?」と疑問に思っている方も多いはず。物件価格に加えて諸経費がどのくらいかかるか分かっていれば、必要な金額が明白になってくることでしょう。そこで具体的に目安をお伝えすると、新築マンションで物件価格の3〜5%、中古マンションや新築・中古の一戸建てで物件価格の6〜13%とされています。例えば3000万円の新築マンションなら、50万円〜150万円程度だと考えられるでしょう。

もちろん物件やローンの借り方によって費用は異なるため、一目安としてご覧いただけると幸いです。正確な金額を知りたい方は、ぜひ不動産会社の担当者に尋ねてみてください!

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