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2020.05.18

カビ対策でお部屋を快適に!カビができる原因もご紹介

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対策はできる?カビができる原因

 

■カビとは

きちんと掃除していても、家の中のさまざまな場所にいつの間にか繁殖しているカビは厄介な存在ですよね。

そもそも「カビ」とは、真菌という菌類の一種です。糸のような構造をしていることから、糸状菌とも呼ばれています。

また、一言でカビといっても、カビにも色々な種類があります。カビはそれぞれ特有の色を持っていますので、カビの種類を見分けたい場合には、カビのカラーに注目してみましょう。例えば、

・黒カビ
・赤カビ
・青カビ
・緑カビ
・黄カビ
・白カビ

などがあります。

■カビができる原因やカビが発生しやすい条件

カビ対策が施されたキッチン

カビは、目に見えませんが、どこにでも生息しており、空気中にも浮遊しています。カビが繁殖しやすい条件が揃えば、空気中のカビが増殖し、家の中のどこにでもカビができてしまいます。そして、カビが繁殖を続けると、カビの塊が大きくなり、人の目にも見えるようになります。したがって、カビが見えるようになっている状態の場合、かなりカビの繁殖が進んでいるというサインです。また、部屋にカビが生えたら、カビ臭いニオイがしますので、カビが生えているのが見えなくても、カビのニオイがしたら注意が必要ですね。

できるだけ早くカビを除去しないと、カビが付着している物や、人やペットの健康に悪影響を与えてしまう可能性があります。

また、カビは、一度繁殖すると、完全に除去するのは難しく、掃除も大変です。したがって、日頃からカビが発生しやすい環境を作らないようにして、カビの予防対策を実践することも重要です。


■カビが繁殖しやすい条件

カビには、発生しやすい条件があります。


①温度

例えば、カビは、5ºC~53ºCの温度で繁殖しやすくなります。特に、20℃~40℃は、カビにとって居心地のいい気温で、増殖しやすくなります。

人が生活する場所でカビができやすいのは、カビが発生しやすい気温とマッチしているのが原因です。


②水分

カビの多くは、湿度70%以上の環境で繁殖しやすいという性質を持っています。

ただし、黄カビは、乾燥した場所を好みます。


③栄養

さらに、カビが繁殖するためには、栄養分も必要です。

炭水化物や脂肪酸、タンパク質や窒素化合物、ミネラル類やビタミン類などの有機化合物が栄養源となりやすいですね。人の飲食物や皮脂、石けん、ホコリやダニなどに多く含まれている成分が多いですね。


④酸素

そして、カビが繁殖するためには酸素が必要です。


⑤pH

その他にも、カビは、pH4.0~pH8.0の環境で繁殖しやすいですね。酸性やアルカリ性の強い場所では繁殖しにくい傾向があります。


⑥紫外線に長く当たらない場所

また、カビは、紫外線が苦手ですので、紫外線に長時間当たらない場所で繁殖しやすい傾向があります。


⑦環境が安定している場所

そして、カビは繁殖するまでに時間がかかるものです。したがって、人が頻繁に掃除をしない場所は、環境が変化しないため、カビができやすくなります。


⑧材質

その他にも、表面がなめらかな材質は、カビが一ヶ所に留まるのが難しいので、カビが繁殖しにくいとされています。ただし、表面に栄養や汚れが付着していると、カビが発生しやすくはなります。

また、硬い材質は、カビの糸が入り込みにくいので、繁殖はしにくい傾向があります。柔らかい素材ですとカビが糸を伸ばしやすいので繁殖しやすいですね。

ただし、カビの繁殖を予防する防カビ剤を施した素材でしたら、どの素材でもある程度カビの発生を防ぐことはできます。

対策をするのがおすすめ!カビが発生しやすい場所

バスルーム

カビが繁殖しやすい条件はいくつかありますが、条件を多く満たす場所は、それだけカビが発生しやすくなります。

カビが発生しやすい場所の予防対策は特に念入りにしたいですね。


■バスルームや洗面所

例えば、バスルームや洗面所は、カビの栄養となる人の皮脂や石けんカスなどが溜まりやすく、高温多湿になる場所です。バスタイムの後に換気をしていても、湿気がこもりやすく、水分もありますので、家の中でも特にカビが発生しやすいですね。


■キッチン

バスルームや洗面所と同じように、水分があり、飲食物や洗剤があるキッチンもカビが発生しやすい場所ですね。特に、シンクやコンロ周辺がカビの繁殖場所になりやすいですね。


■クローゼットや押し入れの中

締め切った状態にしておくことが多いクローゼットや押入れの中も、風通しが悪く、頻繁に掃除を行う場所でもないので、カビが発生しやすい場所です。

特に、衣類や小物などをクローゼットや押入れにたくさん入れていると、風通しが悪くなりやすいですね。


■窓際

窓際の窓枠や窓ガラス、カーテンなども、実はカビが繁殖しやすい場所です。日光が当たる場所ではありますが、換気や掃除する回数が少ないと、環境が安定した状態になりますので、カビが発生しやすくなります。

特に、頻繁に換気をする機会がなかったり、結露が付いた状態にしておくと、カビができやすくなります。


■日当たりや風通しの悪い場所

クローゼットや押入れの他にも、家の中の日当たりや風通しの悪い場所は、カビが繁殖しやすくなります。

例えば、シューズボックスや収納棚の中、家具や家電と壁のすき間などですね。

日当たりの悪い北側の部屋もカビが発生しやすい場所です。


■畳

そして、普段何気なく使用している畳も、カビが発生しやすいですね。

特に、張り替えたばかりの新しい畳は、普通に生活していてもカビが繁殖してしまうことがあり、注意が必要です。


■布製品や寝具

飲食物やダニ、人の汗や皮脂などが付きやすい布製品や寝具も、温度や湿度によってはカビが繁殖することがあります。

特に、湿気が溜まりやすいマットレスや布団の裏側は、カビの温床になりやすいので、定期的に乾燥させることが大切です。


■家電

その他にも、家電にもカビが発生することはあります。

例えば、汚れやホコリが溜まりやすく、結露することもあるエアコンは、カビが生えることも珍しくありませんね。

また、汚れが付きやすい冷蔵庫や水分が多い加湿器も、カビが繁殖しやすい家電です。

場所別!おすすめのカビ対策

カビが繁殖しにくい条件

日本の家屋は、カビが繁殖しやすい環境ですが、カビが発生しないように予防対策を実践することで、ある程度カビの繁殖を予防できます。

■カビの発生しやすい環境はNG

例えば、日常生活を送る中で、カビが発生しにくい環境になるように意識することは大切です。

カビが発生しやすい条件とされている

・温度
・水分
・栄養
・酸素

などには特に注意したいですね。


■換気で湿度を下げる

定期的に換気をしたり、除湿機を利用して、室内に湿気が溜まらないようにするのは、家の中のどの部屋にも有効なカビ対策です。湿度は60%以下になるようにして、できるだけ洗濯物の部屋干しはしないようにしましょう。サーキュレーターや扇風機を使用して、室内の空気を循環させるのもおすすめです。


■掃除でカビの栄養源を減らす

また、こまめに掃除をして、カビのエサとなる汚れが蓄積しないようにすることも大切ですね。頻繁に掃除をすることで、カビが繁殖していても初期の状態で見つけられますので、簡単に掃除もできますよ。

空気の出入口となる網戸や窓、換気扇が汚れていると、通気性が悪くなったり、カビを拡散する危険はありますので注意したいですね。


■防カビアイテムが使える

その他にも、カビの繁殖を予防する防カビ効果のあるカビ対策グッズも、さまざまな種類が販売されています。

床や窓際に設置できるボックスタイプが定番ですが、ハンガータイプや壁や床に張り付けるタイプなども販売されています。

シュッと吹きかけるだけでカビ予防ができる防カビスプレーは、水回り用やカーテン用、壁や床用、エアコン用などもありますので、ぜひ活用したいですね。


■カビの繁殖しやすい場所は個別に対策を

そして、家の中でも特にカビが繁殖しやすい場所はありますよね。そのような場所は、より頻繁に換気や掃除を行ったり、個別にカビ対策を行うのがおすすめです。

カビが発生しやすい場所毎のカビの予防策をご紹介します。

■バスルームや洗面所

カビ対策が施されたバスルーム

バスルームや洗面所は、水気が多く、湿度も溜まりやすい場所ですので、毎日換気を行うのは有効なカビ対策です。一人暮らしの場合、一日中窓を開けて換気することはできませんが、外出中でも換気扇や浴室乾燥機能を利用すれば、湿度を下げることはできます。また、使用後に水気を拭き取るのがおすすめです。

また、バスルームや洗面所は、人の皮脂や石けんカスなどが残りやすいので、掃除の頻度を上げることで、カビの栄養源を減らすことができます。使用後に軽く洗剤で洗ってすすぎをするだけでも、汚れが蓄積するのを防ぐことができます。

お風呂場の床だけでなく、バスタブや排水溝、壁や天井なども掃除したいですね。

洗面所の水回りは、毎日掃除し、水分を拭き取るのがおすすめです。

その他にも、ボトル類や、ソープトレーなどは、入浴する時だけお風呂場に持ち込むようにすると、ヌメリやカビが繁殖するのを防ぐことができます。

また、近年は、LION(ライオン)の「ルックプラス おふろの防カビくん煙剤」のような、お風呂用の防カビ剤を利用する方も増えています。2ヶ月に1度、くん煙剤を使うことで、カビの繁殖予防に効果を発揮してくれますよ。

■キッチン

バスルームや洗面所と並んでカビが発生しやすいキッチンは、料理をする際にどうしても湿度が上がりますので、こまめに換気することは必須のカビ防止対策です。特に、調理中は、必ず換気扇を使用して、窓を開けて換気をするのがおすすめです。

また、料理をすれば、床や壁、コンロ周辺や換気扇、シンクなどに食品や油汚れも付着します。コンロやシンク周辺は、使用する度に毎日掃除をするだけでも、汚れがこびりつきにくくなりますし、カビも繁殖しにくくなりますよ。

消毒用エタノールやアルコール除菌スプレーのようなアルコール類で拭き掃除を行うのもカビ対策としては有効ですが、アルコール類は引火性があります。したがって、布やキッチンペーパーなどにアルコール類を湿らせ、拭き掃除すると安心ですね。アルコール類を使う場合は、必ず換気をして、火を扱う場所の近くでは使用しないようにしましょう。

■クローゼットや押し入れの中

カビ対策が必要なクローゼット

湿気が溜まりやすいクローゼットや押入れの中は、荷物を詰め込みすぎず、こまめに換気することが有効なカビ対策です。

また、除湿剤や乾燥材、防カビ剤の設置も重要なカビ対策です。

除湿シートを敷いたり、すのこを置いた上に収納ボックスを置くと、湿気が溜まりにくくなりますね。

■窓際

冬になると結露してカビが繁殖しやすいのが窓際です。結露を頻繁に拭き取るだけでも、カビ予防になります。

そして、窓際のカビ対策としては、他の場所と同じように、換気を行い、定期的に窓ふきをして汚れや結露を予防するのもおすすめです。

また、二重窓や結露防止フィルムを貼った窓は、結露しにくいですね。

観葉植物を窓際に置くと、結露が出やすくなりますので、観葉植物は窓際に置かないようにしましょう。

■日当たりや風通しの悪い場所

カビ対策が必要な靴箱

日当たりや風通しの悪い場所は、換気を行ったり、掃除をすることで、カビが繁殖するのを予防できます。

また、風通しを良くするために、家具や家電は壁から10cm以上は離すようにして、家具や家電同士も10cm以上の隙間を空けて設置するようにしたいですね。

除湿マットを敷いたり、すのこの上に家具を置くのも有効です。

玄関やシューズボックスも、定期的に換気や掃除を行いたいですね。特に、シューズボックスは、湿気が溜まりやすく、カビができやすいので、除湿シートや除湿剤、防カビ剤などを活用しましょう。

■畳

畳と和服

意外とカビが繁殖しやすい畳も、換気を行ったり、ゴミが溜まらないように掃除機や箒で掃除することが大切です。

また、消毒用エタノールやアルコール除菌スプレーで拭き掃除をするのも、カビ予防だけでなく、軽度のカビ取り方法にもなります。ただし、畳の素材であるい草は、水分を吸収する性質がありますので、水拭きをすると水気を吸ってしまい、かえってカビが生えやすくなります。拭き掃除は揮発性のあるアルコールで行いたいですね。

■布製品や寝具

寝室

ラグやマット、ソファなどの布製品や、ベッドや布団などの寝具は、人やペットが生活していく中で、どうしても汚れが付いてしまいます。

したがって、カバーを使用できるものは、カバーを取りつけるのがおすすめです。また、カバーやラグ、マットや布団などのような洗濯できるものは、こまめに洗濯をすることがカビ対策につながります。

また、マットレスや布団は、通気性の良いすのこベッドや除湿シートの上に敷くのも有効です。マットレスは立てかけて乾燥させましょう。布団もこまめに干したり、布団乾燥機を使用するのがおすすめです。

寝室に観葉植物や水槽を置くと湿度が上がりやすいので、避けた方がいいですね。

■家電

家電の中で特にカビが繁殖しやすいのが、エアコンです。エアコンのフィルターは、月に2度程度は掃除をするのがおすすめです。また、エアコンの使用後はドライ機能を使用して、エアコンに湿気が溜まらないようにするのも有効なカビ対策ですね。

冷蔵庫も、使用頻度が高く汚れやすいので、こまめに掃除することが大切です。また、アルコール類で拭き掃除をして、カビ対策をするのもおすすめです。

そして、加湿器もカビが繁殖しやすい家電です。加湿器の水は毎日交換し、取扱説明書で指定されたクリーニングを行いましょう。

対策をしていてもカビが発生してしまった場合の対処法

掃除

カビが繁殖しないように予防対策をしていても、カビが生息しやすい日本の気候では、カビが発生してしまうことはあります。

カビが繁殖しているのを見つけたら、換気を行いながら、できるだけ早く掃除を行いましょう。掃除をする際には、汚れてもいい服を着用して、マスクとゴム手袋も使用しましょう。

■対策をしていてもカビが発生してしまった場合の対処法【1】バスルームや洗面所、キッチン

キッチン

バスルームや洗面所、キッチンなどの水回りは、汚れやすくカビも発生しやすい場所です。

黒カビ掃除を行う前に、まずは中性洗剤を使用して、スポンジで汚れを落としましょう。掃除をする場所に合わせて、バスルーム掃除用の洗剤やキッチン掃除用の洗剤を使用してもOKです。

汚れを落とし終わったら、しっかりすすぎを行いましょう。

この後に、黒カビを除去する塩素系漂白剤を使用します。塩素系漂白剤は、カビに密着できる泡タイプのものがおすすめです。

ただし、塩素系漂白剤は、素材を変色させたり変質させる可能性があります。あらかじめ目立たない場所に付けて、変色や変質がないかテストをしてから使用しましょう。

また、皮膚や髪の毛を溶かす危険なものですので、顔や体に付かないようにしましょう。

そして、塩素系漂白剤は使用後はしっかり水で流す必要があります。したがって、塩素系漂白剤を使用するのは、バスルームの床やバスタブ、壁やゴムパッキン、排水溝などの他、洗面台の水回り、キッチンのシンクなどの水洗いできる場所に使いましょう。

塩素系漂白剤は、カビの繁殖している場所にスプレーしましょう。できれば、水分を拭き取ってから塩素系漂白剤をスプレーすると、塩素系漂白剤が薄まらないので汚れ落ちが良くなりますね。スプレーした塩素系漂白剤の上に食品用のラップを被せて密着させると、より効果的です。そのまま5分~10分程度放置した後に、カビがなくなっているようでしたら水洗いを行います。放置時間は長くても30分以内にしましょう。

■対策をしていてもカビが発生してしまった場合の対処法【2】クローゼットや押し入れの中

クローゼットや押し入れの中にカビが発生している場合は、中に収納しているアイテムのカビの除去も行う必要があります。

新聞紙を部屋に敷いたら、クローゼットや押し入れの中に収納しているアイテムを全て出し、消毒用エタノールやアルコール除菌スプレーで拭き掃除をしましょう。ただし、全体を同じ布で拭き掃除してしまうと、カビがクローゼットや押し入れ全体に広がってしまうので注意しましょう。基本的には、キッチンペーパーに消毒用エタノールをスプレーしたら、カビを拭き取り、そのままキッチンペーパーは捨てます。使用済みのキッチンペーパーはビニール袋に入れ、掃除後は封をして、カビの胞子が外に出ないようにしましょう。消毒用エタノールやアルコール除菌スプレーは引火性がありますので、火を扱う場所では使用しないようにします。

まずは、カビがひどい場所のカビを拭き取り、その後、他の場所や収納しているアイテムの掃除を行いましょう。

黒カビが発生した黒カビが気になる場合は、キッチンハイターやワイドハイターのような塩素系漂白剤で黒カビが発生している場所のみを拭き取るという方法もあります。ただし、塩素系漂白剤は、付着した場所を変色させたり変質させる可能性がありますので、テストを行なってから使用しましょう。

カビが特にひどい場合は、希釈した逆性石けん(塩化ベンザルコニウム液)をキッチンペーパーに染み込ませ、カビが発生している場所のみを拭き取るという方法もあります。ただし、逆性石けんも付着した場所を変色させたり変質させる可能性があります。あらかじめテストをしてから使用しましょう。

■対策をしていてもカビが発生してしまった場合の対処法【3】窓際

カビ予防対策の換気

窓際にカビが発生している場合は、カーテンを取り外して洗濯をしましょう。

まずは窓掃除用の洗剤で拭き掃除を行います。その後、キッチンペーパーに消毒用エタノールを浸み込ませるか、アルコール除菌スプレーをスプレーして拭き掃除をしましょう。

カビがひどい場合は、変色や変質がないかどうかテストをしてから希釈した逆性石けんで拭きましょう。

黒カビが発生している場合は、テストをしてから塩素系漂白剤で拭きましょう。

■対策をしていてもカビが発生してしまった場合の対処法【4】日当たりや風通しの悪い場所、畳

日当たりの悪い場所や風通しの悪い場所、畳などにカビが発生してしまった場合も、他の場合と同様に、キッチンペーパーに消毒用エタノールを浸み込ませるか、アルコール除菌スプレーをスプレーして拭き掃除をしましょう。

カビがひどい場合は、変色や変質がないかどうかテストをしてから、薄めた逆性石けんで拭き掃除をします。

黒カビが発生している場合は、変色や変質がないかどうかテストをしてから塩素系漂白剤で拭き掃除をします。

■対策をしていてもカビが発生してしまった場合の対処法【5】布製品や寝具、家電

エアコンのカビ予防対策

布製品や寝具、カーテン、家電などにカビが発生してしまった場合は、取扱説明書にしたがってカビの除去を行いましょう。

まずは消毒用エタノールやアルコール除菌スプレーをキッチンペーパーに浸み込ませて拭き掃除を行うのがおすすめです。また、洗えないものは、拭き取りのいらない洗剤で拭き掃除をしてもいいですね。

洗濯できるものは、色柄物でも比較的色落ちにくい酸素系漂白剤を使用して洗濯しましょう。ただし、酸素系漂白剤も、場合によっては色落ちすることがありますので、目立たない場所に付けて変色がないことを確認してから使用したいですね。

色柄物や変質する可能性のあるものには使えませんが、塩素系漂白剤を使用するのも一つの方法です。ただし、必ず変色や変質がないかテストしてから拭き掃除や洗濯に使用しましょう。

自分で掃除や洗濯ができないものは、専門業者に依頼する必要があります。

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