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2022.06.25

靴・スニーカーの洗剤おすすめ12選。選び方のポイントをご紹介

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靴・スニーカーの洗剤の種類

色々なタイプの洗剤

靴のお手入れは専用の洗剤じゃなくてもできますが、専用の洗剤を使うとさまざまなメリットがあります。簡単に靴の素材を傷めずに汚れを落とせるので、靴を長持ちさせられます。
では、どんな洗剤を選べばいいのでしょうか。洗剤の種類からみていきましょう。

靴・スニーカーの洗剤の種類①水洗いタイプ

一番頻繁に使われているのが水洗いタイプです。スニーカー全体を水で濡らし、ブラシを使って泡立て、汚れをこすり落としていきます。液体タイプや、ペースト状のもの、柔軟剤配合のものなどバリエーションも沢山あり、汚れ具合や仕上がりに合わせて選べます。

洗浄力も高くキャンバス地やナイロン素材のスニーカーの汚れをすっきりと落としたいときにおすすめです。水洗いするので自然乾燥で乾くまでの時間も考慮しましょう。

靴・スニーカーの洗剤の種類②つけ置きタイプ

つけ置きタイプの洗剤は、こする手間がなく軽い力で汚れを落とせるのが魅力です。洗剤を混ぜた水に30分程つけ置きするだけでOK。ブラシでは届かないところまで洗剤が浸透するため、簡単に汚れを落としてくれます。
リキッドタイプや粉末タイプなど市販で売られていますが、いずれも洗浄力は強く、白いスポーツシューズや上履きなどにも適しています。

つけ置きタイプの洗剤は、水洗いできるスニーカーに限って使用できます。また長時間のつけおきはスニーカーの素材を傷める場合があるので、指定の時間を守って使用しましょう。

靴・スニーカーの洗剤の種類➂拭き取りタイプ

拭き取りタイプの洗剤は、スニーカーに洗剤をつけてブラシやタオルでこすり、汚れが落ちたら固く絞った布でふきとります。水を使わずに手軽に使えることと、水洗いしないので乾かす手間がいらないことがメリットです。

レザーやスウェードなど水洗いできないスニーカーには拭き取りタイプがおすすめ。靴全体のくすみや、気になる汚れをふき取りたい時は、持ち運び可能なシートタイプも便利ですよ。

靴・スニーカーの洗剤の選び方のポイント


靴の素材に応じて、洗剤は使い分ける必要があります。近年の人気の洗剤は、靴の種類や素材に特化した洗剤が多く見られます。白いスニーカー専用の洗剤や、レザーやスウェード専用の洗剤など様々なラインナップで充実しています。靴の素材に応じて洗剤を選ぶことがポイントです。
それぞれの素材とそれに合うタイプを表にしたので参考にしてください。

靴・スニーカーの洗剤の選び方のポイント①キャンバス生地

キャンバス生地は耐水性に優れているため、水洗いタイプやつけ置きタイプの洗剤がおすすめです。
キャンバス生地のスニーカーは、丈夫で気軽に履けるうえに、水洗いもできるのでとてもメンテナンスしやすいです。

靴・スニーカーの洗剤の選び方のポイント②合成繊維(ナイロンやポリエステル)

スポーツシューズには、アッパー部分にナイロンやポリエステルといった合成繊維が使用されていることが多いです。
基本的には水洗いタイプで問題ないですが、ソール部分にウレタンフォームが使われているスニーカーの場合は、長時間のつけ置きはしないように注意しましょう。
ソール部分にウレタン素材が使用されている場合は、水分と化学反応を起こす可能性があるためです。

靴・スニーカーの洗剤の選び方のポイント➂スウェード

人気のスニーカーモデルでもよく使用されているスウェード素材は、水洗いは避けましょう。毛並みに逆らってブラシを使い、ホコリを落とします。ホコリが落ちたら拭き取りタイプの洗剤を使用し、水で濡らして絞った布などでふきとりましょう。どうしても水洗いしたい場合は、水洗いによる劣化を防ぐために柔軟剤や保湿成分が配合されたスニーカー洗剤がおすすめです。

靴・スニーカーの洗剤の選び方のポイント④天然皮革、スムースレザー

レザー素材のお手入れは、クリームなどで汚れを落とすものが主流でしたが、革靴専用の洗剤もあります。洗うことで革が固くなるのを防いだり、色落ちを防いでくれるので、革靴の専用洗剤は、ぜひ常備して欲しいアイテムです。レザースニーカーを水洗いしたい場合は、保湿成分などが含まれているレザー対応洗剤を使用しましょう。

靴・スニーカーの洗剤の選び方のポイント⑤合皮(合成皮革)

基本的に水洗いは可能ですが、水分を含むことで素材が硬くなる場合があります。汚れが軽度のときはつけ置きはせず、水に触れる時間を短縮する、または水で濡らして絞った布で拭いたり、水なしで洗える洗剤を使用しましょう。

靴・スニーカーの洗剤の選び方のポイント⑥エナメル加工したもの

エナメルの靴のお手入れ方法は、水は使用せず、やわらかい布で全体を拭き取りましょう。頑固な汚れにはエナメル専用のクリームまたは、革靴全般に使えるツヤ出しクリームがおすすめです。

靴・スニーカーの洗剤の選び方のポイント⑦白いスポーツシューズや上履き

丈夫な素材でつくられている上履きや白い運動靴には、つけ置きタイプの洗剤がおすすめです。特に漂白成分配合の洗剤は、黄ばみやくすみをしっかり落とし白さを保ちたいときに最適。ただし漂白成分配合の洗剤は、色移りや色落ちの原因となる場合があるため、使用上の注意をよく確認してから使用しましょう。

靴・スニーカーのおすすめの洗剤をまとめてご紹介!

コロンブス 「リキッドシャンプー オールマテリアル」(水洗いタイプ)

columbus (コロンブス) の「リキッドシャンプー レザー&オールマテリアル」は、キャンバス生地やナイロン素材、天然皮革にも使えるので、様々な素材が組みあわされたスニーカーにも使えて便利です。
クリーニング後も皮革を硬くせず、色落ちしにくい皮革用柔軟剤が配合されており、清潔感のあるウォータリーサボンの香りが魅力となります。

ジェイソンマーク「プレミアムシュークリーナー」(水洗いタイプ)

セレクトショップやおしゃれなインテリアショップで見かけるJASON MARKK(ジェイソンマーク)。おしゃれなパッケージで目を引きます。優秀なのはルックスだけではなく、中身も実力派。スニーカー好きが愛用するお手入れアイテムとして、不動の人気です。

キャンバス地に限らず、ヌバックやスエード、レザーなどスニーカーの素材を選ばず、すっきりきれいにしてくれます。お気に入りのスエード素材のスニーカーは、専用の洗剤で素材を傷めず長く履きたいですよね。そんな特別なスニーカーにぜひ使って欲しい洗剤です。

M.モゥブレィ 「サドルソープ」(水洗いタイプ)

雨に濡れてしまって、革靴にしみができてしまった…。そんな時におすすめの洗剤が、M.MOWBRAY(エムモゥブレィ)の「サドルソープ」です。しみを落としてくれて、革靴をすっきりリフレッシュできます。しっかり乾燥させて、つやを出してくれる保湿クリームを塗れば、もとのつやも蘇ります。

M.MOWBRAYは、革靴のお手入れに便利なクリームが豊富。「サドルソープ」のキットには、ブラシやスポンジもついているので、最初はキットから購入するといいですよ。

アズマ工業 「TKニューミセラズック洗い」(水洗いタイプ)

天然油脂配合で肌への刺激が少なく手にやさしい洗剤です。研磨剤として、超微粒子のファインセラミックを採用しているので、生地を傷つけずに汚れをしっかりと落とすことができます。歯磨き粉のような半ねりタイプの洗剤なので、ブラシなどに使いたい量だけ絞り出せるのが嬉しいポイントです。

エステー 「 おひさまの洗たく くつクリーナー」(水洗いタイプ)

上履きや運動靴用の泡タイプのスプレー洗剤です。光漂白成分配合で、外に干すと日の光に反応して、頑固な汚れやシミが分解され、白くなっていくのが特徴です。スニーカーを清潔に保ち、気になる匂いも軽減してくれます。

片手で簡単に扱えるボトルデザインで、ブラシでは届かない靴の奥までしっかり洗浄。ブラシでこすりながら水洗いするので、水洗いできるキャンバス地やナイロンの靴におすすめです。

COLUMBUS (コロンブス) 「スニーカーケア スプレーフォームシャンプー」(拭き取りタイプ)

すすぎ不要の泡シャンプーの洗剤です。水で湿らせたスポンジやブラシに泡をつけて、その汚れを浮かしてから乾いた布で拭き取ります。天然皮革やキャンバス生地など様々な素材のスニーカーに適応し、お出かけ前のちょっとしたお手入れにも使える便利な1本です。また保湿成分も配合されているため、皮革の色落ちや硬化を防げるのが魅力です。

KICKS TOKYO (キックストーキョー)「スニーカーシャンプー」(拭き取りタイプ)

スポーツからファッションまで幅広い用途のスニーカーに使える拭き取りタイプの洗剤。きめ細やかな泡フォーム式で、汚れの気になる部分に泡をつけて、布やブラシでこすり洗いし、そのあと濡らしたきれいな布で拭き取ります。きめ細やかな泡はスニーカーを傷つけず、水ですすぐ手間もないので、手軽に使えます。消臭・殺菌効果があるのもポイントです。

M.モゥブレィ「スエード&ヌバックシャンプー」(拭き取りタイプ)

スエード・ヌバック専用のシャンプータイプの洗剤です。長期間履き続けて付着した頑固な汚れや雨のシミなどをきれいに落としてくれます。また起毛皮革靴の履きシワを伸ばし、型崩れを直す効果も。サラッとした液体で起毛のあるスニーカーもきれいに仕上がります。

フマキラー「シューズの気持ち つけピカ」 (つけ置きタイプ)

蛍光増白剤や漂白剤不使用で靴を傷つけにくい、つけ置きタイプの洗剤です。溶けやすいリキッドタイプで、1本で約30足分の靴を洗うことができます。除菌成分を配合しているので、染み込んだニオイも除去してくれます。さらに洗った後もプラスイオン抗菌剤が靴の繊維に入り込むので、ニオイを抑える効果も発揮。夏場の蒸れが気になる方にもおすすめです。

東邦「ウタマロリキッド」 (つけ置きタイプ)

おしゃれ着にも使えるつけ置きタイプの洗剤。高い洗浄力でありながら、手に優しいアミノ酸系洗浄成分を主成分とするウタマロリキッドは、化粧品や食べこぼし、黒ずみや泥汚れなどを落とすのに適しています。ウタマロの石けんシリーズは、この他に石けんや泡タイプもあるので好みに応じて選びましょう。

M.モゥブレィプレステージ「ステインクレンジングウォーター」(拭き取りタイプ)

スムースレザーにおすすめの拭き取りタイプの洗剤。オリーブオイルやホホバオイルなどの天然成分を配合しているのが特徴です。防カビ剤を配合しているため、インソールの汚れ落としにも最適。スムースレザーのスニーカーはもちろん、鞄やブーツなどの皮革製品にも使用できます。

ジェイソンマーク 「クイック ワイプス」(拭き取りタイプ)

クイックワイプスはスニーカー専用に開発された小型タイプのペーパークリーナー。特殊な二層織り構造で、片面はシンプルなペーパークリーナーとして、もう片面は特殊加工されたドットラバー面でしつこい汚れも効果的に落とす事が可能です。また1パックごとに密閉パックされているので、持ち運びやすいサイズ感で旅行や出張時にも便利です。

サフィール「オムニローション」(拭き取りタイプ)

使いやすい拭き取りタイプのスニーカー洗剤。スエードなどの起毛革、コットン生地やナイロン素材、高級スニーカーやムートンもOKの洗剤です。全体的な汚れやくすみをはじめ、雨によるシミも落とすことができると謳われているのが特徴。スエードやヌバックなどは油分や色が抜けやすいため、洗浄後に油分補給や補色を行うのがおすすめです。素材を傷めにくい天然豚毛製のミニブラシも付いています。

靴・スニーカーの洗い方をチェック!

スニーカーを洗う人の手
次はスニーカーの基本的な洗い方についてご紹介します。お気に入りのスニーカーを長く愛用できるように洗い方をマスターしましょう。

スニーカーの洗い方【1】基本の洗い方

スニーカーを洗うときは、まず使われている素材を確認します。布製のスニーカーなら気軽に手洗いできますが、レザー製などの場合は水洗いできないことがあるので、注意してください。ここでは、水洗いに対応したスニーカーの洗い方をご紹介します。

【用意するもの】
・中性洗剤
・ブラシ
・バケツ

スニーカーを洗うのに必要な基本の道具は、「ブラシ」「中性洗剤」「バケツ」の3つです。洗剤は基本的に、中性洗剤を使います。アルカリ性洗剤を使うと紫外線と反応して黄ばんでしまうこともあるので注意が必要です。ブラシは靴専用のものを用意するのが理想ですが、ブラシがない場合は、自宅にあるもので代用して問題ありません。バケツはスニーカーが入る大きさであれば大丈夫なので、洗面器などで代用できます。

①洗う前にスニーカーの汚れやほこりを取り除く

乾いた状態で汚れを取り除きます。スニーカーの紐とインソールを外して、表面の汚れは手ではたき取ります。繊維の奥に入り込んだ砂や汚れは、歯ブラシを使うのがおすすめです。

②スニーカーを水またはぬるま湯につける

ほこりや汚れを落としたら、用意したバケツに水またはぬるま湯を入れて、スニーカーと外した靴ひもと中敷きも一緒に15分程度つけましょう。水分を含ませることで汚れが浮くため、落としやすくなります。

③ブラシでスニーカーを洗う

15分程経ったら、中性洗剤を薄く溶かし、ブラシでスニーカーをこすり洗いをします。ブラシで強く擦り過ぎるとスニーカーの生地が傷んでしまうので、優しく擦りましょう。靴ひもと中敷きは揉み洗いします。

④ぬるま湯で洗剤を落とす

洗い終わったら、ぬるま湯でしっかりとすすぎます。洗剤のすすぎ残しがあると、変色やシミの原因になるので注意しましょう。すすぎ終わったら乾いたタオルで水分を拭き取ります。

⑤日陰で乾かす

風通しの良い日陰で、スニーカー・靴ひも・中敷きを干します。直射日光を当てると黄ばみの原因になることもあるので、避けましょう。スニーカーを干すときは、壁に立てかけたりハンガーをアレンジして吊るしたりすると乾きやすいですよ。

⑥仕上げの防水スプレー

きれいなままを保つために防水スプレーをしておくと、雨やホコリから守ってくれるので、汚れにくくなります。

スニーカーの洗い方【2】頑固な汚れの場合

スニーカーの泥汚れやなかなか落ちない汚れの場合は、漂白剤入りの洗濯用洗剤や重曹を使ってつけ置き洗いがおすすめです。

■漂白剤入り洗濯用洗剤を使う

水洗いしてもとれない頑固な汚れには、漂白剤入り洗濯用洗剤を使ってつけ置き洗いしてみましょう。つけおきする時間は、金属が付いたスニーカーは1時間以内、色や柄ものは8時間以内、白スニーカーは一晩ほどを目安にすると良いでしょう。また漂白剤入り洗濯用洗剤を使用する時は、洗濯表示等を見てから使用するように注意してください。

■重曹と洗濯用洗剤を混ぜて使う

お湯に重曹と洗濯用洗剤を混ぜて、つけ置き洗いするのもおすすめです。重曹はお湯1Lに対して大さじ3、洗剤はキャップ1杯分を混ぜます。重曹は消臭効果もあるので気になるニオイ対策にも最適です。

スニーカーの洗い方【3】綿・キャンバス地のスニーカーの場合


綿スニーカーの場合は、上記で説明したスニーカーの基本の洗い方と同じです。事前に泥汚れやホコリを落とし、靴ひもと中敷きを取り外します。15分ほど水またはぬるま湯につけ置きしたあとに、汚れた箇所を中心に、靴全体を優しくこすり洗いします。洗剤が残らないようにしっかりとすすいだ後、新聞紙などを利用してスニーカーの形を整え、風通しの良い場所で陰干しして完了です。

スニーカーの洗い方【4】綿・キャンバス地以外のスニーカーの洗い方

靴の正しい洗い方は素材によって違います。まずは、スニーカーやスリッポンなど、布でできた靴の洗い方の基本を詳しくご紹介します。

■1.固形の汚れを取り除く
始めに、靴に付いた土や埃などの固形の汚れを取り除きます。100均などで売られている靴洗い専用のブラシを使うと、汚れを落としやすいです。

■2.水で濡らす
ざっと汚れが取れたら、靴を濡らします。バケツや洗面器に水やぬるま湯を張り、洗剤を溶かしてから、靴を浸けましょう。そのまま、1~2時間程度置いてください。

■3.シミや汚れを落とす
靴にしっかりと水や洗剤が染み込んだら、目立つ汚れを落とします。ブラシを使い、シミや汚れが気になる部分を重点的に擦りましょう。

■4.しっかりとすすぐ
汚れが浮いたら、綺麗な水ですすぎます。洗剤が残るとシミになりやすいため、ヌメリが取れるまでしっかりと洗い流しましょう。

■布製の靴を洗う時のポイント
強い洗浄成分が入った洗剤を使うと、靴が色落ちすることがあります。初めて洗剤を使う時は、目立たない部分で色落ちのテストをしてください。

靴の洗い方【2】布製以外の靴の洗い方

パンプス
レザーやスエード素材が使われたスニーカーは、綿のスニーカーと比べるとデリケートです。綿のスニーカーを洗う時のようにゴシゴシ擦ったり、長時間つけおきしたりすると傷む恐れがあるので注意しましょう。綿以外のスニーカーの洗い方を解説します。

■レザー素材のスニーカー

レザーのスニーカーは、中性洗剤を水で10倍ほどに薄め、スポンジにつけて洗います。レザー部分は繊細なので、泡で優しく洗いましょう。洗剤を落とすときは、一度乾いたタオルで水や泡を拭き取り、そのあとさらに固く絞ったタオルで水拭きします。水洗いしたい場合は、水洗いによる劣化を防ぐために、柔軟剤や保湿成分が配合された洗剤がおすすめです。

■スエード素材のスニーカー

スエード素材のスニーカーは、まずブラッシングでホコリを取り払いましょう。濡れたタオルで靴全体を湿らせ、スポンジで洗剤を泡立てます。やさしく汚れを洗ったあとは、水で濡らしたスポンジで泡を拭き取ります。スエード素材は繊細なので、水につけるとシミになる恐れがあるので、タオルやスポンジを適度に湿らせながら洗いましょう。

スニーカーの洗い方【5】洗濯機で洗う方法


全てのスニーカーが洗濯機で洗えるわけではありませんが、キャンバス生地や合成繊維(ナイロンやポリエステル)、コットン、麻などの天然繊維は洗濯機で洗うことが可能です。反対に、レザー、合皮、スエード、ヌバックなどは洗濯機では洗えません。

では洗濯機を使ったスニーカーの洗い方を解説します。

【用意するもの】
・酸素系漂白剤または液体洗剤
・歯ブラシ(ブラシ)、洗濯ネット

①洗う前にスニーカーの汚れやほこりを取り除く

紐を外した後、歯ブラシやブラシを使ってスニーカーの表面の汚れを軽く払い落とします。

②汚れがひどい場合は事前に漂白する

オキシクリーンなど、酸素系漂白剤をお湯に溶かして、そこにスニーカーを30分程つけ置きします。軽い汚れの場合は②はスキップして➂にいきましょう。

➂いつも通りに洗濯する

スニーカーを洗濯ネットに入れて洗濯します。洗濯ネットは靴専用のネットや、クッションが中に入っている洗濯ネットを使うと洗濯時の衝撃を緩和してくれるのでおすすめです。スニーカーを洗濯槽に入れたら、洗剤をセットして「手洗いコース」で洗いましょう。

④自宅の洗濯機を使うのが不安な場合

■コインランドリーを利用する
自宅の洗濯機を使うのが不安な場合は、コインランドリーに設置されている靴専用の洗濯機を利用しましょう。コインランドリーの靴専用洗濯機には乾燥機能があるため、乾かす時間を短縮させたい人にもおすすめです。

■クリーニングに出す
また自宅で洗っても落ちない汚れがある場合は、クリーニングに出してプロにお任せする方法もあります。汚れもしっかり落ちてスニーカーへのダメージにも配慮してくれるので、安心して任せられます。

洗剤を使わないスニーカーの洗い方


洗剤を使わなくとも日々のメンテナンスや便利アイテムをおさえておくと、スニーカーを洗う頻度もぐっと少なくなります。ここではぜひ知っておいてほしい3通りのケア方法をお教えします。

毎日のブラッシングケアで長く綺麗に保つ

スニーカーを専用ブラシでブラッシングするのが日々のお手入れの基本です。キャンバス地は固めのブラシでもOKですが、レザーやスウェード生地は柔らかめのブラシを使ってあげましょう。
スニーカーの表面を軽くブラシで表面をこすったあとは、仕上げに布で拭き取ることで砂埃や汚れなどを除去することができます。毎日ケアすることで、より長く綺麗に保つことが出来るのでおすすめです。

家にある代用品を有効活用する

ソール部分についた軽い汚れは、消しゴムで落とすことが可能です。簡単にできるので時間がないときに便利です。なかなか汚れが落ちない場合は、歯ブラシと研磨剤入りの歯磨き粉でトライしてみましょう。

スニーカーの黄ばみには「お酢」が効く

スニーカーの黄ばみは、アルカリ性物質が乾く前に紫外線と反応することで現れます。スニーカーを洗うときに使用する石けんや洗剤などにはアルカリ性のものも多いので、洗剤のすすぎ残しや、スニーカーを直射日光に当てて乾かすことで黄ばみがでてきてしまうのです。

そんな時はお酢を利用した黄ばみを落とす方法があります。水で薄めたお酢に浸してアルカリ性を中和させると、黄ばみが落ちていきます。

【用意するもの】
・酢(水1リットルに対してお酢50cc)
・中性洗剤
・ブラシ
・バケツ

バケツにぬるま湯を入れ黄ばんだスニーカーを15分程つけておきます。そのあと中性洗剤とブラシを使って黄ばんだところを洗い、洗い終わったら水でよくすすいでおきます。バケツに再度水を入れ用意したお酢も投入。その中にスニーカーを2、3時間程つけ置きします。汚れが落ちていたら、しっかりとすすいで完了です。

靴・スニーカーを洗った後の干し方


靴を洗ったら、乾燥させましょう。乾燥が不十分だと雑菌が繁殖して大切な靴にカビが生えたり、嫌な臭いが発生したりするため、正しい方法でしっかりと乾かしてください。

■基本の干し方

通気性の良いカゴの上に洗った靴を置いて乾燥させます。途中で靴の向きを変えれば、全体をしっかりと乾かせます。

■斜めに立てかけて干す方法

カゴがない場合は、洗剤で洗った後の靴にシューキーパーを入れ、形を整えてから壁などに斜めに立てかけて乾燥させましょう。

斜めに立てかけて干す時のポイントは、つま先を上、かかとを下にすることです。反対に干すと型崩れが起こったり、完全に乾かなかったりするため注意してください。

靴やスニーカーを洗う時におすすめのブラシをまとめてご紹介!

靴やスニーカーを洗う時におすすめのブラシ【1】REGAL(リーガル) リーガルシューブラシ(豚毛100%)

リーガルシューブラシ

日本の老舗靴ブランドREGAL(リーガル)が販売する豚毛100%の靴専用ブラシ。革靴にクリームを馴染ませる時などに使います。手にフィットして握りやすいので、ストレスフリーでお手入れできるでしょう。

毛にコシがあり、抜け毛が少ないのもおすすめのポイントです。

靴やスニーカーを洗う時におすすめのブラシ【2】東急ハンズ×コロンブス 東急ハンズオリジナル クリーニングブラシ馬毛

東急ハンズオリジナル クリーニングブラシ馬毛

東急ハンズと靴のお手入れグッズを扱うコロンブスのコラボで作られた商品。細い馬毛が靴の細部まで入り込んだ汚れをしっかりと落とします。毛が柔らかいため、大切な靴に傷がつきにくいのも人気の理由です。

靴やスニーカーを洗う時におすすめのブラシ【3】R&D(アールアンドデー) プロ・ホースブラシ

R&D(アールアンドデー) プロ・ホースブラシ

靴用の洗剤やお手入れグッズを扱うブランドが展開する靴専用のブラシ。靴に付いた泥やほこりなどを払い落とす際に役立ちます。天然の馬毛が使われていて柔らかいため、毎日のお手入れで使っても傷がつく心配がないでしょう。

また、コードバンが使われた革靴にクリームを塗る際にも使えます。

靴やスニーカーを洗う時におすすめのブラシ【4】LEC(レック) 激落ちくん W素材の泡立ち シューズブラシ

LEC(レック) 激落ちくん W素材の泡立ち シューズブラシ

洗剤をしっかりと泡立てるふさふさの繊維と汚れを掻き出すトゲトゲブラシの効果でしっかりと汚れを落とす靴洗い用のブラシ。ヘッドがコンパクトなので、先が細くなった靴や子供用のスニーカーを洗う時にも活躍します。

持ち手の先端にはヘラが付いているため、靴底に付いた小石なども取り除けます。

靴やスニーカーを洗う時におすすめのブラシ【5】MARNA(マーナ) わんぱくシューズブラシ

わんぱくシューズブラシ

洗剤をしっかりと泡立てるブラシと汚れを落とすブラシのW植毛が魅力の靴専用ブラシ。頑固な汚れもきれいに落とします。柄の部分に指ストッパーが付いていて力を入れやすいため、泥汚れやシミの付いた靴をゴシゴシと洗いたい人にもおすすめです。

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